2022.04.09 2023.01.27
トイレタンクの掃除方法について紹介します。
トイレのタンクを掃除したことがない方は多いのではないでしょうか。実は、トイレのタンクは汚れがたまりやすく、放置すると菌が増殖してしまう場所なのです。
トイレタンクが汚いと便器が汚れる原因にもなるので、定期的に掃除することをおすすめします。
そこで今回は、トイレタンクの掃除方法を紹介します。タンクのフタを開けずにできる簡単な方法も紹介していますので、ぜひ試してみてください。
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記事の内容
トイレタンクの掃除が必要な理由とは
トイレが故障でもしない限り、トイレタンクの中を開けたことがない、見たことがない方は多いのではないでしょうか。
タンクの中はフタを開けなければ目につかない場所ですが、定期的に掃除をしなければならない理由があります。
トイレタンクにはカビが発生しやすい
トイレタンクの中は、カビが発生しやすい場所です。
タンクのなかには常に水が溜まっています。そのため、湿気が充満しており、カビや雑菌が繁殖しやすい環境になっています。
カビが生えた状態でトイレの水を流すことは、カビを含んだ水を流していることになるのです。
便器が黒ずみやすくなる
トイレの黒ずみもタンクの汚れが原因となります。
掃除をしても匂いが気になる、トイレがすぐに黒ずんでくるという場合は、タンク内の汚れが原因となっている可能性が高いです。
放置しておいてもきれいになることはないので、黒ずみが気になる方は掃除が必要です。
トイレタンクのフタを開けずに掃除する方法
簡単にトイレタンクをきれいにする方法として、タンクのフタを開けずに掃除する方法を紹介します。洗剤を入れるだけの簡単な方法ですので、タンクの汚れが気になる方は試してみてください。
重曹でつけ置き洗いをする
重曹を使用した、トイレタンクの掃除方法を紹介します。重曹はスーパーやホームセンター、ドラッグストアなどで簡単に手に入るので、すぐにでも試すことができます。
重曹でつけ置き洗いをする手順
- スプーン1杯程度の重曹をタンクの穴から中に入れる
- 3~6時間程度放置して水を流す
消臭効果がある重曹は、トイレの気になる臭いを予防する効果も期待できます。たんぱく質を分解する効果もあるので、黒ずみやカビ予防にも効果的です。
重曹をタンクに入れて流すだけでよいので簡単。外出前やお休み前の時間を利用すると効率的です。
オキシクリーンでつけ置き洗いをする
続いて、酸素系漂白剤のオキシクリーンを使用する掃除方法です。
オキシクリーンは衣類の漂白やお風呂掃除にも用いられています。家中の汚れを落としてくれるので、ひとつ持っていると便利なアイテムです。
オキシクリーンでつけ置き洗いをする手順
- スプーン1杯程度のオキシクリーンを40℃~50℃に温めた少量のお湯で溶かす
- トイレタンクの中に注ぎ込む
- 数時間放置して水を流す
粉末のオキシクリーンは40℃~60℃のお湯で溶かして使用します。60℃に近い方がより効果的ですが、熱すぎるお湯をタンクに流すことは良くないので、40℃~50℃程度のお湯を用意しましょう。
トイレタンクには水が溜まっている状態ですので、オキシクリーンを溶かしたお湯は濃い目に作っておきましょう。タンクにオキシクリーンを流し込んだ後は数時間放置し、トイレのレバーを回して水を流せば完了です。
タンク専用の洗剤で掃除をする
ホームセンターやドラッグストアでは、トイレタンク専用の洗剤も売られています。トイレ専用に作られた製品なので、安心してタンク掃除に使用できます。
タンク専用洗剤で掃除をする手順
- 付属の粉末をトイレタンクに入れる
- 指定の時間放置し、水を流す
粉を入れて流すだけの2ステップで、とても簡単です。
タンク専用の洗剤にはいくつかの種類があります。お店には粉末タイプが多く並んでいますが、タブレットタイプや置くだけタイプの洗浄剤もあるので、使いやすいものを選んでください。
タンクの手洗い場もきれいにしよう
トイレタンクの手洗い部分も汚れがたまりやすい場所です。水垢や黒ずみが気になる場合は、タンク掃除のついでにきれいにしておきましょう。
水垢などの汚れは、放置し続けると簡単に落とせなくなってしまいます。スポンジでこすっても落ちない場合は、サンドペーパーで削り落とす方法もあります。しかし、フタを傷つけてしまう可能性もあるため注意が必要です。
汚れが取れなくなるほどひどくなる前に、定期的に掃除をすることが大切です。
トイレタンクのフタを開けて掃除する方法
トイレタンクの汚れがひどい場合やフタを開けずに掃除をしてもカビ臭い場合は、フタを開けて徹底的にきれいにすることをおすすめします。
掃除を始める前に準備するものは次の通りです。
- ゴム手袋
- 掃除ブラシ
- 歯ブラシ
- 中性洗剤
- マイナスドライバー
- タオル
ブラシはサイズの異なるものを用意しておくと、細部まで掃除できるので便利です。
止水栓を閉める
トイレタンクのフタを開ける前に、止水栓を閉めて水を止めておきましょう。
止水栓はマイナスドライバーで時計回りに回すと、簡単に閉めることができます。止水栓を閉めておかないと水があふれてしまう可能性があるため、必ず最初に行ってください。
止水栓の閉め方はこちらでも紹介しています。
タンクのフタを外す
トイレタンクのフタを外します。管接続がないフタの場合、真上に持ち上げれば簡単にフタを開けることができます。フタは重いので、持ち上げるときは十分に注意してください。
万が一落としてしまうとケガをする可能性がありますし、破損してしまうと新しく購入しなければなりません。
フタに管接続があるタイプの場合は、接続しているナットを回して外します。
フタが重くて持ち上げられない場合や固くて開けられない場合は、無理して外すのはやめておきましょう。
タンク内を掃除する
トイレタンク内の汚れている部分、カビが生えている部分に中性洗剤をつけて、掃除ブラシできれいにしていきます。
タンク内にはいくつかのパーツがあり、入り組んだ部分が汚れやすくなっています。細かな部分の掃除には、歯ブラシなど小さなブラシを使用すると便利です。
強くこするとパーツが破損してしまう恐れもあるので、掃除は優しく丁寧に行いましょう。
中ブタなどの取り外せるパーツは取り外して、外の洗い場やお風呂の中で洗うとよりきれいになります。タンクのフタの裏も忘れないように掃除してください。
汚れがなくなったら、パーツを戻してフタを閉めます。
トイレの水を流して洗剤を流す
トイレタンクが元の状態になったら、止水栓を開けてタンクの中に水を給水します。
タンクに水が溜まったら、トイレの水を流して洗剤を流してください。洗剤の残りが気になる場合は、何度か水を流せばきれいになります。
水が正常に流れれば完了です。
掃除しても落ちない汚れはプロに相談しよう
頑固な汚れが落ちない場合は、無理に汚れを落とそうとせず、プロの業者に掃除を依頼することをおすすめします。タンクの中にはさまざまなパーツがあり、掃除中にパーツが外れてしまったり破損したりしてしまうと、かえって修理代が高くなってしまうことも考えられます。
また、タンクのフタは重いので、女性や高齢の方には難しいことも。トイレタンクの掃除が難しいと感じる方は、無理せず業者に相談しましょう。
トイレタンクの内部をきれいに保つ方法
トイレのタンクを頻繁に掃除するのは大変です。少しでも掃除が楽になるように、トイレタンクの中をきれいに保つ方法を紹介します。
少しの工夫で掃除の頻度を減らすことができるので、ぜひ参考にしてみてください。
洗浄剤を使用する
トイレタンクの中に投入したり、タンクの手洗い場に設置したりするだけで、自動的にタンクを洗浄できる洗浄剤があります。
置いておくだけでよいので手間がかからず、簡単にタンクの汚れを予防できるのでおすすめです。
洗浄剤はホームセンターやドラッグストアで購入できます。
漂白剤を使用する
トイレタンク専用の漂白剤を定期的に使用することで、簡単に汚れを予防できます。
漂白剤は黒ずみが気になる方におすすめです。定期的に使用すれば、黒ずみも気にならなくなるでしょう。
タンクの汚れは蓄積されると落としにくくなってしまうので、定期的に簡単なお手入れをして掃除にかかる手間を軽減させましょう。
トイレタンク掃除の料金相場
トイレタンク掃除の料金相場を紹介します。水道修理業者にトイレタンク掃除を依頼する際の参考にしてください。
基本料金 | 0円~5,000円程度 |
タンクの清掃 | 5,000円~8,000円 |
トイレ全体の清掃 | 8,000円~12,000円 |
出張料金 | 0円~ |
見積もり料金 | 0円~ |
タンク内部の掃除だけであれば、10,000円以内で依頼できる業者がほとんどです。掃除の料金に基本料金や出張料金、オプション料金が追加されるので、気になる方は見積もりを取ってみてください。
タンク内部を含むトイレ全体の清掃も依頼できますので、トイレの汚れが気になる方はそちらもおすすめです。
トイレタンク掃除で修理業者を選ぶ3つのポイント
トイレタンクの掃除は水道修理業者に相談するのがおすすめです。ここでは、水道修理業者を選ぶ3つのポイントを紹介します。
口コミ評価の高い修理業者を選ぶ
口コミ評価は大切なポイントです。業者を探す際は、必ず口コミをチェックして評価の高い業者に相談することをおすすめします。
最近はSNSや口コミサイト・業者の比較サイトが発展してきているので、簡単に口コミを探すことができます。
どんなに評価が高い業者でも、1つや2つ悪い口コミがあることもあります。業者から受ける印象は人によって異なるため、たとえ悪い口コミであっても「自分が重視するポイント」でなければ、自分にとっては良い業者である可能性もあります。
口コミは内容もしっかり読んで、評価されている点・評価が悪かった点を理解したうえで選ぶとよいでしょう。
トイレの修理に特化している業者を選ぶ
トイレタンクの掃除は水道修理業者など、水回りのトラブルに対応している業者に依頼できます。
その中でも、トイレ修理に特化している業者から選ぶのがおすすめです。
トイレ修理を専門に行う修理業者は、さまざまなメーカーや型式のトイレを修理・掃除してきた経験があります。パーツの取り付け・取り外しのスピードも早く、素早く確実にタンクをきれいにしてくれるでしょう。
相見積もりを取って比較する
業者を選ぶ際は、必ず相見積もりを取りましょう。
トイレタンクの掃除は故障による修理ではないため、業者をじっくりと選ぶ時間があります。全国には数多くの業者があり、値段やサービス内容はさまざまです。
その中からサービス・料金・技術に満足できる業者を選ぶためには、複数の業者で比較・検討する必要があります。
気になる業者を数社選んだらすべての業者で見積もりを取り、ご自身の要望とマッチする業者に依頼してください。
トイレタンクは定期的に掃除をしてキレイを保とう!
トイレタンクの掃除方法について紹介しました。
タンクはフタを開けずに掃除することもできますが、汚れがひどい場合はタンクのフタを開けて隅々まで掃除する必要があります。
それでもきれいにならない場合は、プロに掃除を依頼することをおすすめします。タンクの汚れはカビや黒ずみの原因にもなるため、定期的な掃除が大切です。
当サイト『セーフリー』でもトイレの修理業者を紹介していますので、修理業者をお探しの方はぜひ参考にしてください。
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トイレタンクの掃除方法についてよくある質問
-
トイレタンクのフタを開けずに掃除をする方法はありますか?
-
トイレタンクの中をきれいに保つ方法を教えてください
-
トイレタンク掃除を依頼する業者の選び方を教えてください
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