トイレのつまりを直すなら極力お金を使わずに修理したいですよね!
そんな、出来る限り節約したい私たち庶民の味方が100均です。100均なら全国どこにでもありますし、なんと言ってもその安さが嬉しい!
そこでこの記事では、100均にあるグッズでトイレつまりの解消に使えるものをご紹介します!
100均グッズのメリットやデメリットも合わせてご紹介するので、グッズ選びの参考にしてみてくださいね。
記事の内容
100均で購入できるトイレつまりの解消グッズ
トイレのつまりを解消するラバーカップ(スッポン)は100均でも購入できるんです。
もう少し値段が高いイメージがあるかも知れませんが100円で買えちゃうんですね。
ラバーカップを100均で売っているお店は『ダイソー』と『セリア』と『キャンドゥ』です。
それぞれのラバーカップの特徴を詳しく解説するので、ラバーカップを購入するお店を選ぶときの参考にしてみてください。
100均『ダイソー』で売られているラバーカップの特徴
ダイソーのラバーカップは比較的ですが、黒のカップ部分が大きく柄が長いのが特徴です。柄が長いのでトイレから飛び散る水が手にかかりにくくなるというメリットがありますね。
また、ゴム部分が柔らかいので弱い力でも使いやすいですが、破損しやすく力を伝えにくいというデメリットがあります。
ただし、ダイソーで売られているラバーカップは『和式用』の形をしているので、洋式トイレには少し使いづらくなります。
100均『セリア』で売られているラバーカップの特徴
セリアのラバーカップはダイソーの製品に比べると黒のカップ部分が小さく柄が短いのが特徴です。
ラバーカップの柄が短いので、ラバーカップを使うときに水ハネが気になるというデメリットを感じるかも知れません。
しかし、セリアにはカップ部分が出っ張っている『洋式トイレ用』のラバーカップも置いてあるので洋式トイレをお使いであればセリアのラバーカップがおすすめです。
100均『キャンドゥ』で売られているラバーカップの特徴
キャンドゥにはカラフルなラバーカップが売られています。
トイレのつまり解消にカラフルなデザイン性は関係ありませんが、トイレにラバーカップを置いておくときにカラフルな方が良い方はキャンドゥのラバーカップがピッタリだと思います。
ただし、キャンドゥのラバーカップも、カップ部分が平坦な『和式用』なので洋式トイレには使いにくいかも知れません。
トイレのつまり解消に100均のラバーカップを使用するメリット
100均のラバーカップ最大のメリットはあなたも分かっている通り『安さ』です。
では、安さのどんなところがメリットなのかと言うと簡単に使い捨てできるという点ですね。
ラバーカップを使用するとトイレの汚水で汚れてしまいます。一般的なラバーカップは使用した後に熱湯などで汚れを洗い流してしっかりと乾燥させなければいけません。
しかし、100均のラバーカップは安いので使用した後に「もったいない…」と感じることなく捨てることができます。
それにラバーカップは度々使うものではありませんし、お家に置いておくと邪魔になって置き場所に困ってしまうんですね。
100均のラバーカップを使い捨てすれば、汚れを洗い流す必要もなく保管場所にも困らないという点でメリットを感じられるはずです。
トイレのつまり解消に100均のラバーカップを使用するデメリット
100均のラバーカップを使用するデメリットは壊れやすさです。
最近は100均の製品のクオリティもかなり高くなってきましたが、ホームセンターに売られているラバーカップと比較すると耐久性は低くなります。
特にカップ部分と柄の接合部が壊れやすいので、ラバーカップを使うときに力を入れすぎるとカップだけがトイレに取り残されかねません。
簡単なトイレつまりには100均のラバーカップで対応できるかも知れませんが、トイレつまりの状況が酷い場合は100均のラバーカップで対応できないこともあります。
また、100均のラバーカップには洋式トイレに対応しているラインナップが少ないのもマイナスな点と言えるでしょう。
100均ではなくホームセンターのラバーカップでトイレつまりを解消するのはどう?
ホームセンターに行くと500円〜1,000円ほどでラバーカップが売られています。
100均に比べて値段が高くなるのは仕方ないですが、値段の分だけ耐久性が高く種類も豊富です。
ホームセンターでは次の図のように和式用・洋式用・節水型トイレ用のラバーカップがあるので、お家のトイレの種類に合わせてラバーカップを選ぶことができます。
もし最近になってトイレの水が流れにくくなっていたり、つまりが頻繁に発生しているようであれば100均ではなく繰り返し使えるホームセンターのラバーカップをおすすめしますよ!
ラバーカップを使用してトイレのつまりを解消する手順
100均のラバーカップとホームセンターのラバーカップも使い方は同じです。
ラバーカップでトイレのつまりを解消する方法は次の手順で行います。
- 便器の水量を調整する
- ラバーカップを便器の水溜り部分に密着させる
- ラバーカップを押す・引く
①便器の水量を調整する
まずは便器内に溜まっている水の量を調整します。
水が溢れ出そうな場合は給水ポンプや容器を使って水を汲み出してください。
逆に水が少ない場合は水を注ぎ足す必要があります。目安としてはラバーカップのカップ部分が水に浸るまで水を継ぎ足しましょう。
②スッポンを便器の水溜り部分に密着させる
水を丁度いい量に調整したら、ラバーカップを排水口に密着させます。
この時、排水口に対して平行にカップを押さえつけると密着しやすくなりますよ!
③スッポンを押す・引く
ラバーカップを密着させたら、ラバーカップをグッと押し込んでカップをへこませます。
ラバーカップを押す時はゆっくり押し込むようにしてください。
次にラバーカップを引く時は勢いよく引きます。この時は、水が飛び散らずスッポンが便器から外れない程度の力加減で引きます。
このとき、100均のラバーカップを使用する場合は力加減に特に気をつけましょう。力を入れすぎるとラバーカップが破損する恐れがあります。
この作業を繰り返し、ゴポゴポッという音がしてつまりが解消されたら作業完了です。
他の解決方法は、トイレ詰まりの応急処置方法をまとめた次の記事もご参考ください。
100均・ホームセンターのラバーカップでトイレつまりを解消できない場合は?
ラバーカップは万能なトイレつまりの解消グッズではありません。
それは100均でもホームセンターのラバーカップでも同じことが言えます。特にトイレットペーパーが大量につまっている場合や排水管の奥でつまりが起こっている場合はラバーカップでは太刀打ちできないことが多いでしょう。
もしラバーカップを使用してもトイレのつまりが解消されない場合は『専門業者』に依頼しましょう。
専門業者であればトイレのつまりを素早く・的確に状況を判断してつまりを直すことができます。
簡単なつまりであれば到着から5分ほどで直ることも少なくありません。
修理費はつまりの状況によりますが、便器を取り外す必要がない簡単なケースだと8,000円ほどで修理することができます。
もちろん業者や状況によって費用は前後しますが、事態が悪化しない早めのうちに業者に依頼した方が結果的に修理費用を安く抑えることができます。
ラバーカップでは対処できないつまりの原因だったり、ラバーカップを使ってもつまりを解消できないのであれば業者を呼んで素早くつまりを解消させましょう!
100均にあるトイレつまりグッズに関する質問
- 100均とホームセンターのラバーカップの違いを教えてください。
ホームセンターに売られているものに比べて耐久性が低いので壊れやすくなっています。
100均のラバーカップの特徴
- ラバーカップを使う前、便器内の水位を調整する方法を教えてください。
1.ゴム手袋やビニール手袋を装着してください。
2.ポンプなどを用いてバケツへと移します。
3.最後にキチンペーパーや雑巾を使って残った水を吸い取ります。
- 100均のラバーカップを使用するメリットはなんですか?
100均のラバーカップであれば、自分で修理ができなかった場合も出費を抑える事ができ、使い捨てもできる点がメリットになります。
100均のラバーカップを使用するメリット
- ラバーカップでトイレつまりを解消できない場合はどうしたらいいですか?
ラバーカップでトイレつまりを解消できない場合はトイレ修理業者への相談をお勧めします。当センターでは、「今すぐ」安心して依頼できる専門の修理業者をご紹介しています。
ラバーカップでトイレつまりを解消できない場合の対処法