この記事ではトイレの故障を格安で修理する方法をご紹介します!
まずは、あなた自身でトイレを修理する方法をお伝えするので、その方法を読んでみて実践できそうであれば挑戦してみてください。ご自身でトイレを修理することができれば、最もお金の出費を抑えられますからね。
しかし、トイレの故障具合によっては修理を専門業者に依頼しなければいけません。
そこで注意して頂きたいのは『自称格安業者』です。あなたのお家に水道屋などのチラシや広告が投函されることってありませんか?
そのチラシには「地域で一番安い!」「格安で修理します!」などの謳い文句が印刷されていますが、100%信用できるものではありません。このような『自称格安業者』に引っかからないための手段もお伝えするので必ず目を通してくださいね!
トイレを格安修理!簡単に直せる3つの故障ケース
次に該当するトイレの故障はあなた自身で簡単に直せる可能性が高いので修理に挑戦してみましょう!
- トイレの軽度のつまり
- 便器やタンクの軽いヒビ割れ
- タンク内の部品交換
これらのトイレの故障であれば、業者に依頼することなく道具代・部品代だけでトイレを修理することができます。それでは順番に修理に方法を解説していきます。
①トイレの軽度のつまりを格安で修理する方法
トイレのつまりの原因がトイレットペーパーや排泄物などのトイレに流せるものであれば自分で直すことができます。
このとき、トイレのつまり解消に使用する道具は『ラバーカップ(スッポン)』と呼ばれる道具です。ラバーカップは柄の先に黒いゴムカップが付いている道具で学校などで見たことがある方も多いのではないでしょうか。
このラバーカップはホームセンターやネットで500円〜1,000円ほどで購入できるので、専門業者に依頼することを考えるとかなり格安でトイレを修理することができます。
実際にラバーカップでトイレのつまりを直すときは次の3ステップで行います。
- 便器の水量を調整する
- ラバーカップを便器の水溜り部分に密着させる
- ラバーカップを押す・引く
①便器の水量を調整する
まずは便器内に溜まっている水の量を調整します。
水が溢れ出そうな場合は給水ポンプや容器を使って水を汲み出してください。
逆に水が少ない場合は水を注ぎ足す必要があります。目安としてはラバーカップのカップ部分が水に浸るまで水を継ぎ足しましょう。
②スッポンを便器の水溜り部分に密着させる
水を丁度いい量に調整したら、ラバーカップを排水口に密着させます。
この時、排水口に対して平行にカップを押さえつけると密着しやすくなりますよ!
③スッポンを押す・引く
ラバーカップを密着させたら、ラバーカップをグッと押し込んでカップをへこませます。
ラバーカップを押す時はゆっくり押し込むようにしてください。
次にラバーカップを引く時は勢いよく引きます。この時は、水が飛び散らずラバーカップが便器から外れない程度の力加減で引きます。
この作業を繰り返し、ゴポゴポッという音がしてつまりが解消されたら作業完了です!
②便器やタンクの軽いヒビ割れを格安で修理する方法
便器やタンクのヒビ割れを発見した場合、そのヒビ割れが浅く酷い水漏れを起こしていなければ格安で修理することができます。
ヒビ割れの修理に使用するのはトイレや洗面台に使える『ホーロー用の補修ボンド』です。
補修ボンドの見た目は一般的な瞬間接着剤と変わりません。ホーロー用の瞬間接着剤と言えばイメージしやすいかと思います。
このホーロー用の補修ボンドは約400円で購入できるので、専門業者に依頼する場合の修理代と比較すれば超格安と言えますね。
色々なメーカーの補修ボンドが販売されていますが、『ヘラ付きの補修ボンド』を購入すると綺麗に修理できますよ!
③トイレタンク内の部品を自分で交換して格安修理!
トイレのタンクは上の図にあるような部品が組み合わさってできています。
特に、故障してトイレの使用に影響しやすい部品は、浮き玉・ボールタップ・ゴムフロートですね。
浮き玉もしくはボールタップが故障するとトイレの水が止まらなくなります。また、水の流れる量が少なくなりトイレのつまりに繋がる悪影響も出ます。
そして、ゴムフロートが摩耗しているとタンク内に水が溜まらなくなり、トイレを流すことができないという状況に陥ります。
もし、トイレの水が止まらない、逆にタンクから水が流れないという故障が発生したときはタンク内の故障を疑いましょう。
トイレタンクの部品はそれほど高くない!
トイレタンクの部品は1つあたり1,000円〜3,000円ほどで購入することができます。
値段はメーカーやモデルによって多少異なりますが、ネットで調べてみるとすぐに値段を確認できますよ!
それほど不器用でなければ交換作業もできると思うのでチャレンジしてみてください。
トイレつまりの修理を依頼するまでの手続きや費用については、次の記事をご参考ください。
トイレの修理を依頼するときは『自称格安業者』に要注意!
お家のポストに水道屋・水回りの専門業者などのチラシやマグネットが入っていることがありますが、それに記載されている『地域最安値』などの文言は当てになりません。
地域最安値や格安という証拠はなく、チラシを見た人の目を引くために記載されていることがほとんどです。契約を急かしたり、無料と謳いながら作業料金を請求する業者もあるので注意しなければいけません。
1秒を争うような緊急事態であれば、冷蔵庫に貼ってあるマグネットの水道屋さんにトイレの修理を依頼してもいいでしょう…
しかし、トイレの修理を依頼する業者を探す余裕がある場合は優良な業者を探した方が最終的に安上がりになります。
トイレ修理を任せるべき優良業者を探すときの3つのポイント
トイレの修理を安心して依頼できる優良業者を探すときは、次の3つのポイントを意識しながら業者を選んで見てください。
- 業者の口コミをチェックする
- キャンセルについての規約をチェックする
- 複数の業者で見積りを取って比較する
ポイント①業者の口コミをチェックする
「口コミはあまり信用できない」と思われるかも知れませんが見るに越したことはありません。
本物の口コミさえ見極めることができれば、口コミは最も信頼できる判断材料となります。次の3つのポイントを意識して本物の口コミを見極めてみてください。
- 写真付き・手書きの口コミが掲載されていること
- 口コミの評価が極端に高い・低くい業者には注意
- 同じような内容の口コミばかり掲載されている業者にも注意
写真付き、手書きの口コミはかなり信用できます。写真付きと手書きの口コミは簡単に量産できませんし、利用者のリアルな感想を見られるので重要な参考になります。
次に口コミの評価が極端に高い、もしくは極端に低い業者には注意してください。口コミが極端に高い場合はサクラの可能性が高く、評価が低い場合は悪徳業者の可能性がたかくなります。
そして、同じ内容の口コミばかり掲載されている場合もサクラの口コミである可能性が高いです。
これらの3つのポイントを意識して口コミをチェックすると業者選びに失敗しにくくなりますよ!
ポイント②キャンセルについての規約をチェックする
見積りした後にその見積り金額に納得できなかった場合キャンセルが必要となります。このキャンセルに関する規約が業者によって異なるんですね。
例えば、キャンセル料無料の業者もありますし、作業日前日・2日前までは見積もり額の一部の支払い義務が生じる業者もあります。
ここで勘違いしてはいけないことが『キャンセル料無料=優良業者』ではないということ。逆に言えば、キャンセル料が発生するからと言って悪徳業者だと断定してはいけません。
ここで重要なのは見積り・予約後のキャンセル規約についてホームページなどに明記されているかどうかです。
ホームページに記載されていない場合は、電話などで問い合わせて確認してみてください。
ポイント③複数の業者で見積りを取って比較する
トイレの修理を専門業者に依頼する前に時間的な余裕があるときは複数の業者で見積もりを取ります。
複数の専門業者で見積もりを取ると次のようなメリットが得られます。
- 複数の専門業者から一番安く利用できる専門業者を選べる
- 実際の相場料金を知ることができる
- 他社の見積もり額を提示して値下げ交渉できる
- ぼったくり業者を見極めることができる
複数の専門業者から見積もりを取ることで、当然その中から一番安い業者を選ぶことができますよね。
また、他社の見積もり額を提示しながら「○○業者はこの値段なんですけど…」などと値下げ交渉することも可能です。
無理な値下げ交渉をしない限り、値下げ交渉に応じてくれることも少なくないので一度チャレンジしてみてください!
そして、安く利用できる専門業者を探すためだけでなく、ぼったくりの被害者にならないためにも複数の専門業者で見積もりを取ることが重要です。
いくつかの専門業者で見積もりを取って、適正価格で十分なサービスを提供してくれる専門業者を探してみてくださいね!
自分で直す方法と安く業者に依頼する方法に関する質問
- 自分で直せるトイレのトラブルを教えてください。
トイレットペーパーや排泄物など水に溶けるものが原因の軽度なつまり、便器やタンクの浅いヒビ割れの場合は自分で直すことが可能です。
軽度なトイレつまりを直す方法
軽度なヒビ割れを直す方法
- ラバーカップを使うときのコツはありますか?
ラバーカップは真空状態を作らないと効果が発揮されないので、便器の水量の調整が必要です。ラバーカップを押し込んだら、引く時は勢いよく引くのもポイントです。
ラバーカップの正しい使い方
- ラバーカップ以外にトイレつまりが解消できる道具を教えてください。
ヘドロ、髪の毛、その他の異物、頑固な詰まりなどは真空式パイプクリーナーが対応できます。また、トイレットペーパー、水溶性の紙類、排泄物などによるつまりは食器用洗剤や重曹・お酢などで対応できます。
- 陶器用のヒビ割れ補修ボンドの使いコツを教えてください。
一片を接着するたびに、十分に乾燥させる必要があるので、作業中の破片は固定する必要があります。
- 少しでも修理費用を抑えたい場合はどうしたらいいですか?
キャンペーンや割引を利用できる専門業者を探すか、複数の専門業者で見積もりを取ることで、修理料金を安く抑える可能性が高いです。当センターでは、「今すぐ」安心して依頼できる専門業者をご紹介しています。