トイレタイプ別つまりの直し方

トイレつまりの直し方をトイレの形状・タイプ別で徹底解説!

トイレのつまりが発生した時、トイレの形状・タイプごとにそれぞれに合った対処方法を選ぶ必要があります。

例えば、対処法が大きく異るのは洋式トイレと和式トイレのトイレつまりを直す場合。トイレの構造が全く異なるので、各々に適した対処法を施さなければいけません。

そして洋式トイレと一言で表しても、次のように様々な形状・タイプの洋式トイレがあります。

  • 組み合わせトイレ
  • 一体型トイレ
  • タンクレストイレ
  • システムトイレ
  • ユニットバス

これらはすべて洋式トイレですが、形状・タイプが異なり対処方法も異なってきます。

また、トイレのつまりは”便器”だけで発生するトラブルではありません。

トイレの水が流れる汚水管でつまりが発生したり、お家の庭や敷地内にある排水桝でつまりが発生することもあります。

この記事では、洋式トイレ・和式トイレを分けて、トイレの形状・タイプごとのつまりの対処方法、さらには汚水管や排水桝で発生したつまりの対処方法も詳しく解説するので参考にしてみてください。

洋式トイレの形状・タイプ別つまりの直し方

形状・タイプ別|洋式トイレのつまりの直し方

洋式トイレは座る部分が存在するトイレのことを指します。はじめにもご説明したように洋式トイレには様々な形状・タイプのトイレが使用されています。

その洋式トイレの形状・タイプを大きく分類すると、組み合わせトイレ・一体型トイレ・タンクレストイレ・システムトイレ・ユニットバスに分けられます。

まずはこれらの洋式トイレに共通するトイレつまりの直し方からご紹介します。

各形状・タイプのトイレに共通のトイレつまりの直し方

洋式トイレがつまった場合、原因に合わせてトイレつまりを解消する方法を選びます。

そのトイレつまりの原因は大きく分けると次の3つに分類されます。

  1. 水に溶ける物
    トイレットペーパー、ティッシュペーパー、お掃除シート、排泄物、嘔吐物、猫砂など
  2. 水に溶けない物
    オムツ、紙パンツ、生理用品など
  3. 固形物
    スマホ、ペン、子供のおもちゃなど

水に溶けるトイレットペーパーなどは水に溶けやすくして排水管に流すことでトイレつまりを解消します。元々水に溶けてトイレに流しても問題ない物なので、多くの場合はラバーカップ(スッポン)などを利用します。

逆に水に溶けないオムツなどは排水管に流してはいけません。オムツなどは水に溶けることがないので、排水管の奥につまると便器を取り外して大掛かりな修理が必要となります。水に溶けない物がトイレにつまったときは、排水管に押し込むのではなく外に取り出すことでトイレのつまりを解消します。

スマホなどの固形物も排水管に流してはいけません。もし、排水管に流してしまうと取り出すことが困難になるだけではなく、排水管などを傷つけてしまう恐れもでてきます。万が一、スマホなどがトイレにつまった場合はご自身で修理するのはかなり困難になります。

このように、トイレにつまった物の特徴によって対処方法が異なりますが、さらに詳しい原因別の対処方法は次の記事を参考にしてみてください。

また、洋式トイレで発生したつまりの原因が不明なケースもあるはずです。トイレでつまりを起こしている原因がわからない場合は次の記事を参考にして”トイレつまりの症状”から対処方法を探してみてください。

それでは、各形状・タイプの洋式トイレごとの特徴・トイレつまりを直すときの注意点をお伝えしますので参考にしてみてください。

組み合わせトイレのつまりの直し方|洋式トイレ1

組み合わせトイレは最も一般に普及している洋式トイレです。

組み合わせトイレの特徴は便器・便座・タンク・(ウォシュレット)をそれぞれ組み合わせて作られている点。だから、いずれかの部品(便器など)が壊れたとしても、その部品を交換するだけでよいので修理が簡単で費用を安く抑えられます。

万が一、トイレつまりの原因が排水管の奥につまった場合に便器を取り外す必要があります。そのとき、組み合わせトイレであればタンク→便座→便器の順に取り外すことができるので、トイレ全体を一度に取り外す必要がなく作業が比較的ラクになります。

そのように作業を行いやすい組み合わせトイレのつまり対処方法の詳細は、次の記事を参考にしてみてください。

一体型トイレのつまりの直し方|洋式トイレ2

一体型トイレは便器・便座・タンク・(ウォシュレット)が個別にバラバラになっておらず一体になっている洋式トイレです。

一体型トイレはトイレの部品同士に一体感がありスッキリとしたデザインが特徴で、凹凸感が少なくお掃除しやすいというメリットがあります。

しかし、いずれかの部品が壊れてしまうとトイレ全体を修理・交換しなければいけません。例えば、ウォシュレットから水が出なくなり交換が必要となった際にはトイレ全体を交換する必要があります。

だから、トイレつまりを解消する際は、トイレの部品を壊さないように細心の注意を払いましょう。

また、排水管の奥でつまりが発生して便器を取り外さなければいけない場合は、組み合わせトイレのように部品をバラバラにしながら取り外せないので作業が少し重労働となります。

ただし、トイレットペーパーなどが原因の簡単なつまりであれば、組み合わせトイレと同じ対処法でつまりを解消できるので次の記事を参考にしながら作業してみてください。

タンクレストイレのつまりの直し方|洋式トイレ3

タンクレストイレは名称の通り、水を貯めておくためのタンクがないトイレです。

タンクレストイレはデザインがシンプルでトイレ空間を広く有効に利用できることがメリットです。その反面、止水栓や給水管が便器に格納されているタイプが多いので、止水栓などの調整が必要な場合は作業が少し複雑になります。

また、タンクレストイレは水を貯める必要がないので連続して水を流すことが可能。トイレつまりを発生させないための予防として複数回に分けてトイレの水を流しやすくなるので、トイレつまり対策を行いやすいタイプのトイレです。

タンクレストイレは便器・便座・ウォシュレットが一体になっている機種が多く、一体型トイレと同じように1つの部品が壊れてしまうとトイレ全体を交換しなければいけません。なので一体型トイレと同じく、トイレつまりを直す作業をする際は部品を傷つけないように細心の注意を払ってください。

また、排水管の奥でつまりが発生した場合の便器の取り外しが重労働になってしまいます。

タンクレストイレで発生したトイレつまりの対処方法や修理にかかる相場料金などは次の記事でご確認ください。

システムトイレのつまりの直し方|洋式トイレ4

システムトイレは手洗い場を別で設置したり、収納を完備したトイレのことを言います。

システムトイレの特徴はトイレを利用するときの利便性が高いこと。トイレ空間を特別な場所として気持ちよく利用できるようにこだわりを持っている方に特に人気があります。

システムトイレでは手洗い場を便器とは別々に設置できるので、手洗い場の横にハンドソープや芳香剤を置いて便利に利用できます。また、収納も完備しているのでトイレットペーパーや生理用品を目に見えない場所に収納でき、いつでも見た目がスッキリしているトイレを演出することが可能になります。

システムトイレでつまりが発生した際は、現状よりもつまりの状態が悪化しないように注意しなければいけません。

システムトイレは通常の洋式トイレよりも複雑に給水管が配線されています。また一部パーツだけの交換が難しいので、最悪の場合トイレ全体を交換しなければならないケースもあります。このような最悪の事態を避けるためにも、無理やり水を流すなどしてつまりを排水管の奥に移動させないように注意しましょう。

システムトイレのつまり対処方法などは次の記事を参考にしてみてください。

ユニットバスのつまりの直し方|洋式トイレ5

トイレとお風呂が同じ空間にあるユニットバスのつまりを直すときは、どこでつまりが発生しているのかを突き止めることが最初の作業になります。

ユニットバスで発生するつまりは次の3ケースに分類されます。

  • トイレだけつまる
  • お風呂だけがつまる
  • トイレとお風呂の両方がつまる

以上の3つのケースではつまりが発生している場所が異なります。それぞれどこでつまりが発生しているのか詳しく見ていきましょう。

ユニットバスのお風呂だけがつまっているケース

説明をしやすいようにお風呂だけがつまるケースから解説します。

ユニットバスのお風呂だけがつまっている場合、次の写真のような床にある排水溝、もしくは排水溝とお風呂の間の排水管でつまりを起こしています。

ユニットバスの排水溝

ユニットバスの排水口では髪の毛やシャンプーやボディーソープが固まってつまりを起こします。多くの場合は排水口の掃除をすることでつまりを解消することが可能です。

ユニットバスのトイレだけがつまっているケース

次にユニットバスのトイレだけがつまるケースについて見ていきましょう。

トイレがつまっている場合は、トイレの便器・排水管もしくは床の排水溝よりも奥の部分でつまりが発生しています。

トイレの便器・排水管でつまりが発生している場合は比較的簡単に修理が可能ですが、床の排水口よりも奥の部分でつまりが発生している場合は目視できず原因を把握しにくいので修理が難しくなります。

ユニットバスのトイレとお風呂の両方がつまっているケース

ユニットバスのトイレとお風呂の両方がつまっている場合は、床の排水溝よりも奥の部分でつまりが発生しています。

この排水溝よりも奥でつまっている場合は、髪の毛がつまりの原因となっている可能性が高くなります。特に髪の毛が長い方が家族にいる場合は、髪の毛が排水管に絡まりやすくなります。

以上ご説明したように、ユニットバスではつまりが発生する位置によってトイレ・お風呂・トイレ+お風呂のいずれかでつまりを起こします。

それぞれ3つのケースの詳しい対処法は次の記事にまとめているので参考にしてみてください。

和式トイレの形状・タイプ別つまりの直し方

形状・タイプ別|和式トイレつまりの直し方

和式トイレは洋式トイレとは違って座る場所がないトイレです。今では洋式トイレの普及がだいぶ広まっていますが、便座に直接座りたくないという方には好んで利用される種類のトイレでもあります。

和式トイレと洋式トイレで異なることの1つに使用する道具の違いがあります。

和式・洋式トイレ用のラバーカップには違いがある!

トイレつまりを直すときに最もよく利用されるラバーカップ(スッポン)ですが、実はトイレの種類によって次の画像のように3種類に分けられています。

ラバーカップの種類

和式トイレ用のラバーカップには、カップの底に出っ張りがありません。

洋式トイレ用のラバーカップには、排水口にフィットさせるために出っ張りが付けられています。

そして、節水型トイレ用のラバーカップにはツバが付いており、節水型トイレの複雑な形状に柔軟に対応できるように形作られています。

新たにラバーカップを購入する際は、以上の3種類の違いを考慮してトイレのタイプに合ったラバーカップを購入してください。

和式トイレのつまり対処方法

和式トイレがつまった場合も、つまりの原因に適した対処方法を施します。

  • 水に溶ける物
    トイレットペーパー、ティッシュペーパー、お掃除シート、排泄物、嘔吐物、猫砂など
  • 水に溶けない物
    オムツ、紙パンツ、生理用品など
  • 固形物
    スマホ、ペン、子供のおもちゃなど

トイレットペーパーなどの水に溶ける物がつまった場合は、基本的にラバーカップ(スッポン)を使ってつまりを除去します。しかし、オムツなどの水に溶けない物やスマホなどの固形物にはラバーカップが使えません。

それぞれのトイレつまりの原因に適した対処方法は次の記事を参考にしてみてください。

和式トイレのつまりを直すときの注意点

洋式トイレは工具を使用すれば便器を取り外すことが可能ですが、和式トイレは簡単に便器を取り外せません。

和式トイレは床に直接はめ込んで固定されているので、和式トイレを取り外すには便器を割って破壊する必要があります。

和式トイレを取り外したら最後、割れた便器をもとに戻すことはできません。

和式トイレを取り外さなければいけないケースは、排水管の奥でつまりが発生した場合です。和式トイレのつまりを直す時に注意するべきことは”つまりの原因をこれ以上奥でつまらせないこと”です。

トイレつまりの原因が排水管の奥に移動してしまうと和式トイレを壊して取り除くことを検討しなければいけません。

適切な対処方法を実践して、今以上にトイレつまりが悪化しないように心がけて作業してください。

汚水管のつまりの直し方

形状・タイプ別|汚水管のつまりの直し方

トイレのつまりは汚水管で発生するケースもあります。

汚水管とはトイレやキッチンから汚水のみを排出する排水管のこと。

この排水管で発生するつまりの厄介な点は、つまりを直接目視で確認できないこと、明確なつまりの原因がわかりにくいことです。

そこで、次のチェックポイントを参考にして排水管でつまりが発生しているかどうか確認してみてください。チェックポイントに1つでも当てはまれば排水管でのつまりが疑われます。

  • トイレの水の流れが悪い状態が長期間続いている
  • トイレやキッチンの排水口からボコボコと音がする
  • 一軒家で2階のトイレを流すと1階のトイレに逆流する
  • 複数の場所で同時につまりが発生している
  • 敷地内にある排水枡が水漏れして溢れている
  • 家全体の排水がスムーズに流れていない
  • キッチンの流しの水はけが悪い状態が長期間続いている
  • 浴槽の水を抜くと風呂場の排水口から水が逆流する
  • 水道を使っている場所とは別の場所でボコボコ音がする

特に排水管でのつまりが多いのは一戸建てです。

アパートやマンションなどの集合住宅では高圧洗浄などの定期的なメンテナンスが行われますが、一戸建ての場合は長期間メンテナンスが行われない場合が多いのでつまりが発生するリスクが高くなります。

また、排水管のつまりの調査や除去は個人では難しいので水道工事業者に依頼します。

水道工事業者に依頼することで便器を取り外したり、ファイバースコープという管の先にカメラが付いた道具でつまりの原因を調査してトラブルを解消します。

汚水管の調査や修理にかかる相場料金などは次の記事で詳しく確認してみてください。

排水桝のつまりの直し方

排水桝

排水管の管から流れる水がつまりやすい要所に設置されるのが排水桝です。

排水桝には土砂や雑草、家庭から出た汚物が蓄積することでつまりを発生させます。また、排水桝の近くに樹木がある場合は根っこが伸びてくることでつまりを引き起こすこともあります。

排水桝のフタは簡単に開けられてつまりをご自身で除去できるケースもあるので、どのようなケースであれば自分で除去できるのか、どのようなケースは水道工事業者に依頼するのかを見ていきましょう。

自分で直すことができる排水桝のつまり

次のケースに当てはまる場合は排水桝のつまりを自分で直すことができます。

  • 根っこが生えて排水桝がつまっているケース
  • 土砂やゴミが溜まり排水桝がつまっているケース

この2つのケースであればご自身でも簡単につまりを取り除くことができます。

もし、その際に排水桝の破損を見つけた場合は、再発防止のためにも業者に修理を依頼してください。

自分では直すことができない排水桝のつまり

次のケースに当てはまる場合は排水桝のつまりを自分で直すことができません。

  • 汚物やトイレットペーパーなどで排水桝がつまっているケース
  • 冷えて固まった油で排水桝がつまっているケース

排水桝のフタを開けて一面が汚物だらけ、さらに悪臭が酷い状況であればご自身での修理は避けてください。排水桝の中でどのような病原菌が繁殖しているのかわからず、汚物の処分にも困るはずなので水道工事業者に依頼することが賢明な判断です。

また、排水桝のフタを開けて一面が白く濁っていれば油が固まっている証拠です。ご自身で油を除去することは難しいので、この場合も水道工事業者への依頼を検討してください。

トイレつまりが直らない時は業者に修理を依頼!

トイレつまりが直らない時は水道工事業者に修理を依頼!

今回、トイレの形状・タイプ別、また汚水管・排水管のつまりを直す方法をお伝えしましたが、ご自身で修理できる範囲には限界があります。

トイレつまりの対処方法を施してもトイレつまりが直らない場合は【水道工事業者】へ修理の依頼を検討してください。

水道工事業者に依頼することで修理料金は発生しますが、プロに任せることで確実にトイレつまりの原因を突き止めて修理することが可能です。

また、水道工事業者への依頼を迷っている方は見積もりだけでも取ってみてください。見積もりだけなら無料という業者がほとんどなので、見積もり料金が割に合わない場合は無料でキャンセルすることが可能です。

しかし、見積もりの際にしつこく勧誘されたりボッタクリされるかも…という不安があるかも知れません。

そのような不安を抱えている場合は、トイレ修理業者選びのプラットフォームである【トイレつまり修理受付センター】で水道工事業者を探してみてください。

トイレつまり修理受付センターでは、当社の基準を満たしている優良な業者のみを取り扱っています。全国のトイレ修理・水道工事事業者の口コミやサービスをまとめ、希望の業者を選択できるように、または希望条件にマッチングした事業者をご紹介しているので安心してご利用いただけます。

今回お伝えした方法でトイレつまりを直すことができず、安心して依頼できる水道工事業者の探し方がわからない場合は【トイレつまり修理受付センター】のご利用も検討してみてください。

形状・タイプ別のトイレつまりに関する質問
洋式トイレと和式トイレを修理する際の大きな違いは何ですか?

1つはトイレつまりを解消するときに使用するラバーカップ(スッポン)の形が異なります。洋式トイレ用のラバーカップには出っ張りが付いており、和式トイレ用のラバーカップには出っ張りがありません。また、節水型トイレ用のラバーカップにはツバが付いています。
2つ目の違いは便器の取り外しに関してです。洋式トイレは工具を使用すれば便器を取り外すことができます。しかし、和式トイレは床に固定されているので、便器を割って取り外さなければいけません。
トイレのつまりを直すラバーカップの正しい選び方

トイレつまりが自然に直る可能性のある原因はありますか?

トイレットペーパーや排泄物など、本来トイレに流すべきものがつまった場合は放置することで自然に直る場合があります。放置する目安の時間は30分〜1時間程度。それ以上待ったとしても状況が改善される可能性は低くなっています。

トイレつまりの修理料金が知りたいです?

トイレつまりの原因とトイレの形状・タイプによって料金は変わってきます。水に溶ける物での軽度なつまりであれば8000円程度になりますが、便器を外しての作業ですと料金は高額になってきます。
3つに分類されるトイレつまりの原因

ユニットバスのつまりの直し方を教えてください

まず、どこでつまりが発生しているかを確認してください。トイレがつまっている・お風呂がつまっている・両方がつまっている、3つのケースで直し方は違います。お風呂のみの場合は排水口の掃除でつまりが解消される場合があります。
ユニットバスのつまりの直し方

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