この記事では、家庭に欠かせない設備「汚水枡」について幅広くまとめています。生活排水の処理について、汚水枡はとても重要な役割を果たします。
記事を読むことで、汚水枡の仕組みや構造、よくあるトラブルや掃除方法などを把握可能です。
トラブルが起きたときの対処法や予防法もあわせて解説するので、汚水枡の掃除を検討中の方をはじめ、トラブル時の適切な対処を知りたい方は参考にしてください。
この記事を監修した専門家

創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
この記事へのコメント
記事をご覧いただいている皆様、はじめまして!クリーンライフの浜木です! 今回こちらの記事を監修させていただきました。 一軒家をお持ちの方は特に注意が必要な「汚水枡」についてイラストも含めて詳しく解説させていただきました。 季節柄や経年劣化によって起こるトラブルも変わってくるので原因に合わせたメンテナンスや修繕についても可能な限り盛り込んでいます。ぜひ生活の知恵として活用いただけると嬉しいです!
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汚水枡とは?

汚水枡は、お風呂やキッチンなどの水まわり設備を利用するにあたって欠かせない設備です。
ここでは、汚水枡の概要や見分け方、仕組みなどを詳しく紹介します。
汚水枡は排水枡のうちのひとつ

汚水枡は排水枡の1種です。画像のように、住宅から流れてくるものの種類や役割で、さまざまな排水枡があります。
一般的には、排水枡=汚水枡として扱われることも多い傾向です。
排水枡には、以下のような種類があります。
- 汚水枡
- 雨水枡
- 会所枡(かいしょます)
- 泥溜枡(どろだめます)
- 公共枡
汚水枡をトイレからの汚物用、会所枡をキッチンからの排水用と分けて呼ばれることもあります。
トイレから流れる排泄物の臭いを止め、キッチンから出る残飯や食用油といったものが下水道管に流れないようにしている汚水枡を「防臭枡」と呼ぶこともあります。悪臭の原因になるものが出ても、快適に暮らせるのは防臭枡とも呼ばれる汚水枡が設置されているおかげです。
汚水枡を通った排水は、全て公共枡に注がれていきます。住宅内にある汚水枡などの枡は個人管理ですが、公共枡や公道に配置された水道管は行政が管理します。
排水枡(汚水枡・雨水枡)の見分け方
排水枡には、生活排水が流れる「汚水枡」と、雨水を流す「雨水枡」があります。
見分けるときはフタの表示だけでなく、設置場所や内部の状態もあわせて確認するのがポイントです。
見た目が似ていることもありますが、それぞれに特徴があるため、複数の点を見て判断してください。
主な見分け方を以下の表にまとめました。
| 見分けるポイント | 汚水枡 | 雨水枡 |
|---|---|---|
| フタの表示 | 「汚水」「おすい」などと記載されている | 「雨水」などと記載されている |
| 主な設置場所 | キッチン・浴室・洗面所・トイレの屋外まわり | 雨どいの下、駐車場、庭、敷地の排水経路上 |
| 内部の状態 | ぬめり、油汚れ、生活排水由来の汚れが見られやすい | 泥、砂、落ち葉などがたまりやすい |
| 流れるもの | 台所・浴室・洗面所・トイレなどの生活排水 | 屋根や地面に降った雨水 |
| におい | 悪臭や下水臭がする | 汚水枡に比べて臭いは強くない |
| 主な形状 | 丸形・角形どちらもある | 丸型が多い |
| フタを叩いたときの音 | 内部のトラップや蓄積する汚れなどで、鈍い音が響きやすい | 汚水枡に比べて空洞のため、反響する軽い音が鳴りやすい |
このように、汚水枡と雨水枡は比べてみるとさまざまな違いがあります。
まずはフタの表示で見分けられないかを確認してみて、難しい場合は他の部分で比べてみるとよいでしょう。
汚水枡の仕組み

汚水や雨水に含まれているゴミや泥といった固形物をそのまま流してしまうと、排水管のつまりの原因になる可能性があります。固形物を流して排水管がつまると、逆流してしまうかもしれません。
キッチンや浴室の排水口から急に逆流が起きて水が溢れてきた場合、汚水枡のつまりが原因と考えられます。
住宅から排水された汚水は、一度汚水枡に入って、そこで水と固形物に分離されます。図のように食べ物の固形物は沈殿し、油分は表面に浮かぶことで水と分離されます。固形物や油分が除去された水は、排水されて左側の排水管を通って公共枡に流れていきます。
網状のゴミ取り用しゃくしを使って固形物を除去するようにすると、トラブルが起きにくくなります。
汚水枡に使われる素材と寿命
汚水枡にはいくつかの素材が使われており、素材ごとに耐久性や劣化のしやすさが異なります。
古い住宅ではコンクリート製が見られることが多く、現在は塩化ビニルなどの樹脂製が主流です。
素材によって特徴や寿命の目安が異なるため、点検や交換時期を考えるうえでも把握しておきましょう。
代表的な素材と特徴、寿命の目安を以下の表にまとめました。
| 素材 | 特徴 | 寿命の目安 |
|---|---|---|
| コンクリート | 強度がある一方、ひび割れやすく、経年劣化で隙間や漏れが生じやすい | 20~30年程度 |
| 塩化ビニル(樹脂) | 軽量で施工しやすく、現在の住宅にも広く使われている 腐食しにくく、比較的メンテナンスしやすい |
30~40年程度 |
| FRP | 軽くて耐食性に優れ、薬品や水にも比較的強い | 20~30年程度 |
| 鋳鉄・金属系部材 | 強度は高いが、サビや腐食に注意が必要 | 15~30年程度 |
実際の寿命は使用環境や地盤の状態、清掃頻度によっても変わります。
ひび割れや悪臭、水漏れなどが見られる場合は、寿命を待たずに補修や交換が必要になることもあるので注意してください。
汚水枡の交換について詳しく知りたい方はコチラの記事を参考ください。
汚水枡の場所
汚水枡は、生活排水が流れていく屋外配管の途中に設置されている設備です。
一般的には、キッチン・浴室・洗面所・トイレなど水まわりの外側に沿って配置されており、最終的には道路側の公共下水道へつながるようになっています。
一戸建てでは建物の周囲や駐車場の側、庭先や勝手口付近に設置されることが多いです。
水まわりごとに複数設置されている場合もあれば、排水経路の合流地点にまとめて設置されている場合もあります。
場所が分からないと掃除や点検がしにくいため、普段から敷地内のどこにあるのかを確認しておくことが大切です。
汚水枡とマンホールの違い
汚水枡もマンホールも、どちらも排水管や下水管の管理をスムーズにするために設置されています。
下水がつまったときなどに点検に利用されますが、そのとき手だけを入れて点検するシステムが汚水枡で、人が入って点検するシステムがマンホールです。
人が入って点検できる大きさに作られていることから、マンホール(人・穴)と名付けられました。ちなみに汚水枡など住宅内の枡は、ハンドホールと呼ばれることがあります。
入り口の大きさ以外にも、以下のように配管の埋没深度に違いがあります。
- 汚水枡:1m前後
- マンホール:10m以上のものもある
汚水枡には複数の種類があり、個人管理と行政管理の違いが複雑さの一因ですね。 よく起こるトラブルは固形物や油の詰まりによる逆流や臭気の発生です。 定期的な除去やメンテナンスが必要です。また、水漏れや腐食にも注意が必要で、早めの対応と定期的な点検がトラブル予防のために重要ですね。
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汚水枡でよくあるトラブル
汚水枡でよくあるトラブルは、主に以下の4つです。
- 排水管がつまって枡から溢れる
- 害虫が大量に発生する
- 悪臭がする
- 水漏れを起こす
いずれのトラブルも放置では解決しないので、発見次第すばやく対処してください。各トラブルについて以下で紹介します。
排水管がつまって枡から溢れる
排水管のつまりによって汚水や生活排水が流れきらず、枡から水が溢れてしまうトラブルです。
油汚れや食べかす、髪の毛やトイレットペーパーの流しすぎが原因になりやすく、放置すると排水不良にもつながります。流れが悪いと感じた段階で、早めに点検することが大切です。
害虫が大量に発生する
汚水枡の内部に汚れやぬめり、たまった汚水が残っていると、コバエやゴキブリなどの害虫が発生しやすくなります。
見た目の不快感だけでなく衛生面の悪化にもつながるため、定期的な清掃と点検で清潔な状態を保つことが重要です。
悪臭がする
汚水枡から悪臭が上がってくるのも、よくあるトラブルのひとつです。枡の中に汚れや汚水がたまっていたり、排水の流れが悪くなっていたりすると、下水のようなにおいが強くなることがあります。
臭いをそのままにすると生活環境の快適さを損なうため、枡の清掃やつまりの解消、破損の有無の確認などを早めに行うことが大切です。
水漏れを起こす
汚水枡本体や接続部分が劣化・破損すると、そこから汚水が漏れ出すことがあります。
ひび割れやずれが生じると、地面が常に湿った状態になったり、周辺に悪臭が広がる原因にもなります。
水漏れを放置すると被害が広がり、修理費用も高くなりやすいので、異常を発見したら早めに補修や交換を検討しましょう。
汚水枡のトラブルが一戸建てに多い理由
汚水枡のトラブルが一戸建てに多いのは、主に以下のような理由からです。
- 構造上の問題
- 自己管理が必要
それぞれの理由について以下で解説します。
構造上の問題
一戸建ては、敷地内に複数の汚水枡や排水管が設置されていることが多く、キッチン・浴室・洗面所・トイレなど各所の排水が屋外配管を通って流れる構造になっています。
その分配管の距離も長くなりがちで、汚れの蓄積やつまり、枡の劣化といったトラブルが起こりやすい傾向があります。
自己管理が必要
一戸建ての汚水枡は、マンションのように管理会社が定期的に点検することはなく、基本的には住人自身で管理しなければなりません。
そのため、清掃や点検の頻度が少ないと、つまりや悪臭・水漏れなどのリスクが高まるのです。
汚水枡がつまって溢れるときどうするの?
汚水枡がつまって水が溢れるときは、気づいた時点ですぐに応急処置と原因特定を進めてください。
溢れる水には雑菌・汚物が含まれているので、付近の浸水だけでなく悪臭・害虫の発生など、衛生環境も著しく悪化します。
ここでは、応急処置方法やつまりの原因、箇所特定方法などをまとめました。
溢れたときにまずするべきこと
汚水が溢れたときは、まず以下の応急処置を実施してください。
- 水道設備の使用を中止する
- 設備の流れを確認する
- 枡のフタを少し開けて圧力を逃がす
- 状況を写真などで記録しておく
トラブル時に構わず水道設備を使用すると、そのたびに汚水が溢れ続けて被害が拡大します。
水道設備の使用は中止して、可能であれば各設備の止水栓も閉めて汚水枡まで水が流れないようにしてください。
また、汚水枡はフタが閉まっていると内部の圧力が高まり、汚水の吹き出しや逆流リスクが高まっています。
フタを少しだけ開けることで、圧力を逃してそのリスクを軽減できるので実施しておきましょう。
後から業者に点検してもらう場合に備えて、当時の状況を写真で記録しておくことも重要です。
つまって溢れる主な原因
汚水枡がつまって溢れるのは、主に以下のような原因があります。
- 排水管のつまり
- 木の根の侵入
- 汚水枡・配管の劣化や破損
- 勾配不良など構造的な問題
長年使い続けた設備の場合、汚れの蓄積によるつまりや劣化・破損のケースが多いです。
また、自宅の庭に設置される汚水枡は、その周囲の地中で成長した木の根が侵入するおそれもあります。
汚水枡は常にフタが閉まっている状態なので、目視で常に確認できていないと発見も難しいのが現状です。
原因の特定後、いかに素早く対処できるかがカギとなります。
溢れているときのつまり箇所の特定方法
汚水枡から水が溢れているとき、つまり箇所を特定できれば、程度によっては自身で対処することも可能です。
作業に必要な道具を揃えたうえで、適切に除去を進めてください。
必要な道具
つまり箇所を特定するには、汚水枡のフタを開けなければなりません。そのために、以下の道具が必要です。
- 軍手
- 大きめのマイナスドライバー
- あれば専用のオープナー
オープナーがあれば開きやすいですが、大きめのマイナスドライバーでも可能です。
フタの切り込み部分を探して、マイナスドライバーを差し込み、テコの原理で少しずつ浮かせていきます。
作業時は必ず軍手をして、汚れ・ケガのリスクを軽減させてください。
特定する流れ
汚水枡の水が溢れる箇所を特定する流れは、以下の通りです。
- 建物に近い枡から、道路側の公共枡に向かって順にフタを開ける
- 水が溜まっていない枡、溢れている枡を確認する
汚水枡が複数設置されている住宅の場合は、上流から順にフタを開けていき、トラブル箇所を探していきます。
溢れている枡を見つけたら、そのまま原因特定、つまり除去作業に移ってください。
自分でできる範囲のつまり除去方法
水が溢れている汚水枡は、その原因のほとんどがつまりによるものです。程度によっては自身で除去ができるので、可能な限り早めに対処して被害拡大を抑えましょう。
以下で、必要な道具やつまり除去手順を紹介します。
必要な道具
自身でつまり除去する際は、以下の道具を用意してください。
- 雑巾
- 汚れてもいい服
- ゴム手袋・軍手
- マスク
- ビニール袋
- バケツ
- マイナスドライバー(汚水枡のフタを開けるため)
- スコップやひしゃくなどの汚れをすくう道具
- ホース
沈んだ汚れを除去したり、枡を洗い流すためにもさまざまな道具が必要です。汚水枡は非常に汚れているため、必ず汚れてもいい服で作業に臨みましょう。
つまり除去手順
汚水枡のつまり除去手順は、以下の通りです。
- 汚水枡のフタを開ける
- 枡内の固形物・汚れを取り除く
- 排水管の入り口に向かって水を流す
- 流れが改善するか確認する
- 問題なければフタを閉める
スムーズに上記の作業ができる程度であれば問題ないですが、自身で対処できないつまり・汚れがある場合は、早めに業者へ依頼することが大切です。
業者依頼の判断基準
自身での応急処置は困難だとして業者に修理を依頼する際は、以下を基準にしてください。
- 汚水がすでに溢れているとき
- 家全体の排水が流れないとき
- 木の根が侵入しているとき
- 枡や配管の破損・勾配不良が起きているとき
- 自分で対応しても改善しないとき
トラブルの程度によっては、どうしても自力解決できないケースはあります。その場合は業者に連絡のうえ、被害拡大前に対策してもらうことが重要です。
水道修理業者の料金相場
水道修理業者に汚水枡まわりの作業を依頼した際の料金相場は、以下表の通りです。
| 作業内容 | 内容 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 汚水枡の簡易清掃 | 枡内の汚れ・固形物の除去 | 2,000円〜5,000円/1ヶ所 |
| 高圧洗浄 | 排水管内部の汚れ・油脂を除去 | 8,000円〜35,000円 |
| トーラー作業 | ワイヤー機械で詰まりを除去 | 7,000円〜17,000円 |
| 木の根の除去 | 配管内に侵入した根の切断・除去 | 20,000円〜50,000円 |
| 汚水枡の交換 | 劣化・破損した枡を新しいものに交換 | 120,000円〜150,000円 |
このように、作業の難易度が高くなるほど費用も高額になりやすいです。劣化・破損により汚水枡の交換が必要な場合、本体費用も含めて10万円以上かかりやすいので注意しましょう。
汚水枡のつまりについては、以下の記事でもまとめているので参考にしてください。
汚水枡のトラブルを防ぐには?
汚水枡のトラブルを防ぐには、以下の点を意識してください。
- 汚水枡を定期的に掃除する
- 油や食べ残し・固形物を流さない
これらの点を日々意識することで、トラブルのリスクは軽減されます。それぞれについて以下で紹介します。
汚水枡を定期的に掃除する
汚水枡のつまりや悪臭、害虫発生を防ぐには、定期的な掃除が重要です。汚れを長く放置すると、ぬめりや沈殿物が蓄積して排水トラブルの原因になりやすいです。
ブラシを使って内部を磨く、沈殿物をスコップやひしゃくですくうなど、掃除自体は特別に難しいものでもありません。
必要な道具と基本的な手順を把握して、無理のない範囲でこまめに対応しましょう。
利用頻度にもよりますが、目安としては半年に1回メンテナンスすることをおすすめします。
用意するもの
- 雑巾
- 作業着
- ゴム手袋
- マスク
- スコップやゴミ取り用ひしゃく
- ざる(キッチンの三角コーナーなど)
- ビニール袋・新聞紙
- ホース(水道に設置)または高圧洗浄機
- 掃除用ブラシ
- マイナスドライバー
作業着ではなく、エプロンでもいいのではないかと思うかもしれません。しかし、汚水枡が原因でトラブルがあるときは、相当汚れていることが予想されます。作業着をお持ちでなければ、捨ててもいい服で作業してください。
悪臭がきついので、マスクも必須です。
また、マイナスドライバーは、汚水枡のフタが泥や汚れで開けにくいときに使用します。マイナスドライバーを汚水枡のフタの隙間に差し込んで持ち上げると開けやすくなります。
掃除の手順

汚水枡の基本的な掃除方法は、以下の通りです。
- 汚水枡のフタをマイナスドライバーを使って開ける
- 汚水枡に浮かんでいる汚物をゴミ取り用のひしゃくですくい取り、ビニール袋に入れる(ビニール袋に新聞紙を入れておくと、水分を吸い取るのでおすすめ)
- 下向きに湾曲したパイプ(エルボ)を取り外す
- 汚水枡の底に蓄積した汚物をすくい取り、ビニール袋に入れる
- ホースの水で汚水枡内を洗浄(排水管を洗浄していると、住宅内の排水口に逆噴射することがあるので様子を見ながら行う)
掃除用ブラシで排水枡の汚れをこすり取る - エルボを設置する
汚物は一旦ざる状のもの(キッチンの三角コーナーなど)に入れると、水分を除去できます。高圧洗浄機をお持ちなら、ホースよりも汚れが除去できるのでおすすめです。
エルボは引っ張れば簡単に外せますが、汚れが蓄積して外れなくなっている場合があります。もし外れないなら無理をせずに、そのまま清掃をしてください。
汚水枡(排水枡)の掃除については、以下の記事でも紹介しています。
油や食べ残し・固形物を流さない
汚水枡のつまりを防ぐには、油や食べ残し、固形物をできるだけ排水口に流さないことが大切です。
とくにキッチン排水は汚れがたまりやすいため、日頃から以下のような工夫を意識すると予防につながります。
- 調理後の油は、紙や布で拭き取ってから洗う
- 排水口ネットや三角コーナーを設置して食べかすを受け止める
- 食器についた残飯は洗う前にゴミ箱へ捨てる
- 大きな固形物は流さず、可燃ゴミとして処分する
こうした対策を日々心がけるだけでも、配管や汚水枡に汚れが蓄積しにくくなります。普段の使い方を少し見直すことが、トラブルの予防に役立ちます。
まとめ|汚水枡のトラブルは早めの対応を
汚水枡の仕組みからよくあるトラブル、掃除などのメンテナンス方法まで幅広くまとめました。
家での生活にあたって汚水枡は日々汚れが蓄積するので、水まわり設備の使い方を意識したり、定期的な掃除を行うことがとても重要です。
水が溢れるなどのトラブルが起きたときは、気づいた時点で早めに対処して被害拡大を防ぎましょう。
トラブル対応を業者に依頼したい場合は『水道修理のセーフリー』もご活用ください。
対応エリアや利用者の評判など、さまざまな条件で理想の業者を探し出せます。
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汚水枡に関するよくある質問
-
汚水枡の掃除は自分で行っても問題ありませんか?
軽度の汚れや沈殿物の除去であれば、自分で掃除できるケースもあります。
ただし、汚水枡の中は雑菌や悪臭が発生しやすいため、ゴム手袋・マスク・汚れてもよい服装で作業しましょう。
フタが開かない、汚水が大量に溜まっている、排水管の奥でつまっている場合は無理に作業しないことが大切です。
不安があるときは、早めに水道修理業者へ相談したほうが安全です。
-
汚水枡の掃除を業者に依頼する目安はありますか?
水の流れが悪い、悪臭が続く、枡の中に油汚れや汚泥が多く溜まっている場合は、業者依頼を検討する目安です。
とくに家全体の排水が流れにくいときは、汚水枡だけでなく排水管の奥でつまりが起きている可能性があります。
市販の道具で無理に対応すると、配管を傷つけたり汚水が逆流したりするおそれも否定できません。
症状が繰り返す場合は、高圧洗浄やカメラ調査などに対応できる業者へ相談しましょう。
-
汚水枡のフタを開けたときに水が溜まっているのは異常ですか?
汚水枡の種類や構造によっては、内部に一定量の水が溜まっていること自体は珍しくありません。
ただし、水位がいつもより高い、フタ付近まで水が上がっている、汚物が浮いている場合は注意が必要です。
下流側の排水管がつまっていると、水が流れずに枡内へ滞留することがあります。
判断が難しいときは、複数の枡を確認し、異常が続くようなら専門業者に点検してもらいましょう。
-
汚水枡の近くから下水のような臭いがする原因は何ですか?
汚水枡付近の下水臭は、枡内に溜まった汚れや油分、排水不良などが原因になっていることがあります。
また、フタの隙間やパッキンの劣化、配管の破損によって臭気が外へ漏れている可能性も考えられます。
掃除をしても臭いが改善しない場合は、汚れだけでなく設備自体の不具合を疑ったほうがよいでしょう。
放置すると害虫発生や近隣への臭気トラブルにつながるため、早めの点検がおすすめです。
-
汚水枡の交換が必要になるのはどのような場合ですか?
汚水枡にひび割れ、沈み込み、接続部のずれ、水漏れなどがある場合は、交換が必要になることがあります。
コンクリート製の古い枡では、経年劣化によって隙間ができ、木の根が侵入するケースも見られます。
一時的に補修できる場合もありますが、劣化が進んでいると同じトラブルを繰り返しやすくなります。
水漏れやつまりが頻発する場合は、清掃だけで済ませず、枡本体の交換も含めて業者に確認してもらいましょう。

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