新生活が始まる春は、引っ越しや転勤、一人暮らしなど、ワクワクする季節であると同時に、水回りのトラブルに注意しなければならない季節でもあります。
引っ越し先でいきなり水回りトラブルに見舞われると、せっかくの新生活も台無しです。そのため、本記事では新生活が始まる前にチェックしておきたい場所を解説します。
確認方法をはじめ、水回りトラブルを見つけたときの対処法も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の内容
新生活で水回りトラブルが起こりやすい理由

新生活で水回りトラブルが起こりやすい理由は、次のとおりです。
- 冬季の凍結や結露がトラブルを招く
- 長期間水回りを使用していない
なぜ新生活で水回りトラブルが起こりやすいのかを把握すると、新生活が始まる前にチェックしなければならない理由も明確になるので、確認してみましょう。
冬季の凍結や結露がトラブルを招く

新生活が始まる春のタイミングは、冬季の凍結や結露の影響を受けやすい季節です。そのため、水漏れやサビなどのトラブルを招きやすい点が挙げられます。
仮に水道管の中に結露が生じていた場合、入居まで使用されていない水道管の中にサビが生じることもあり、入居時の水回りトラブルにつながるでしょう。
また、結露はカビの原因にもなります。春は風が強い日も多くなり、花粉や黄砂が気になることから窓を開けない日も多くなりがちです。換気が不十分だと湿度が高くなり、結露しやすい環境となります。
荷ほどきや慣れていない生活環境から掃除の頻度も少なくなりやすいため、新生活は水回りトラブルが起こりやすいタイミングといえるでしょう。
長期間水回りを使用していない

長期間水回りを使用していないと汚れやサビが溜まりやすいため、新生活を始めたタイミングと重なりがちです。長期間水回りを使用していない賃貸物件によくある事例では、キッチンや手洗いの水を流したときに嫌なニオイがする現象が挙げられます。

本来、排水管内には「封水」と呼ばれるニオイを防ぐための水溜まりがありますが、長期間使用していないことから封水が蒸発してしまい、排水管内のニオイが上がってきてしまう現象です。
長期間水回りを使用していない物件では、トラブルが起きているかどうかの確認もされていない場合が多くあるため、新生活を始める前にチェックしましょう。
新生活が始まる前にチェックしておきたい場所

新生活が始まる前にチェックしておきたい場所は、次のとおりです。
- 蛇口
- 排水口・排水管
- 止水栓
- トイレ
- お風呂
- キッチン
- 洗濯機
それぞれの場所ごとに確認方法や手順を解説するので、参考にしてチェックしてみてください。
蛇口

- 赤い水は出てこないか
- 出水・出湯に問題はないか
- 異音はないか
赤い水が出てくる場合は、水道管の中にサビが混じっているため、透明になるまで水を出し続けましょう。長らく使用していない水道から水を出し続けることを「通水」と呼び、水道管内に滞留した古い水を出し切る作業です。
水を出したときに異音がする場合は、パッキンの劣化が考えられるので、自分で交換するか管理会社に連絡して対応してもらいましょう。

また、出水に問題があり、水が出てこない場合は元栓が閉まっている可能性があります。

賃貸の多くは、共用廊下の玄関扉の隣に扉が設置されており、中に元栓があるので、反時計回りに回して元栓を開いてください。
排水口・排水管

- 水の流れはスムーズか
- 嫌なニオイがしないか
- 逆流してこないか
- 異音はないか
水がスムーズに流れていかない場合や逆流してくる場合、ゴボゴボと異音が聞こえる場合などは、排水管内のつまりが原因の可能性があります。
パイプユニッシュのようなもので解決に期待できますが、引っ越したばかりで使用する前のトラブルであれば、管理会社や大家さんに伝えることで改善してもらえるでしょう。
また、下記の記事では、排水管トラブルの事例を紹介するとともに、原因から対処法まで解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
止水栓

止水栓でチェックしておきたいポイントは、次のとおりです。
- 止水栓がどこにあるか
- 止水栓を回す際に道具が必要か
- 反時計回りに回して開くか
- 時計回りに回して閉まるか
止水栓自体のトラブルは少ないものの、水回りのトラブルが起きた際は、すみやかに水を止めなければならない状況が多いため、止水栓の位置を把握しておきましょう。
止水栓は基本的に、反時計回りに回すと開き、時計回りに回すと閉まります。開け方と閉め方も重要ですが、そもそも使用頻度が少ないものであるため、サビや汚れで固着していないかを確認してください。
止水栓の場所がわかりにくいときや止水栓を詳しく知りたい方は、下記の記事を参考に探してみましょう。
トイレ

- 水は流れるか
- 温水洗浄便座(ウォシュレット)に問題はないか
- レバーは正常か
- 嫌なニオイがしないか
- 異音はないか
まずは、水が流れるかどうか確かめましょう。また、流す際にレバーに問題がないかも確認してください。レバーが緩んでいたり、回してから元に戻らなかったりするケースも考えられます。
温水洗浄便座が付いているタイプであれば、ウォシュレットの動作や、便座を温める機能が問題なく使用できるかどうかも確認しましょう。
さらに、トイレから異音がする場合は、水漏れやつまりの可能性があります。下記の記事にて、トイレから聞こえる異音の種類を紹介しているので、あわせて読んでみてください。
お風呂

- 壁や床に破損はないか
- お風呂の機能は問題ないか
- 水漏れはないか
お風呂をチェックする際は、壁や床などに破損がないかを確認してください。たとえば、隅のパッキンがひび割れていたり剥がれていたりすると、隙間から水が入り込んで漏水につながります。
ほかにも、お風呂に付いている追い焚きをはじめとする機能が正常に動くかどうかも確認しましょう。給湯器のリモコンを操作し、すべての機能を一度使用してみてください。
稀にシャワーを使用したあとにポタポタと水が出続けてしまう場合もあるため、水漏れがないかどうかもチェックすると安心です。
キッチン

キッチンでは、次の4点をチェックしましょう。
- シンクの水が排水されるか
- 水漏れはないか
- 排水管につながるホースは抜けやすくないか
- シンク下で嫌なニオイがしないか
キッチンでは、水を流したときにスムーズに排水されるかを確認しましょう。また、蛇口の根元から水漏れする場合や、水を止めたあとにポタポタと水が垂れないかも確認が必要です。
加えて、シンク下に水漏れがないかを確認しつつ、下水のニオイがしないかも確認してみてください。排水管にホースが付いている場合は、少しだけ下に引っ張ってみて、抜けやすくないかもチェックすると、ホースの劣化状況を確認できます。
洗濯機

洗濯機のチェックポイントは、以下のとおりです。
- ホースはきちんと接続されているか
- 接続部分にぐらつきはないか
- 問題なく給水されるか
- 水漏れせずに排水されるか
洗濯機をチェックする際は、給水するためのホースを重点的に調べましょう。ホースがきちんと接続されており、接続部分にぐらつきがなければ、問題ないといえるでしょう。

また、洗濯機を動作させた際に問題なく給水されるか、排水されるかの確認も必要です。水回りのトラブルを回避するためにも、新生活をはじめる際はそれぞれの場所でチェックをおこないましょう。
引っ越し先で注意したい水回りトラブル

引っ越し先で注意したい水回りのトラブルは、次のとおりです。
- 排水口が臭い
- 排水管が詰まっている
- 部品が劣化している
- 水が出ない
- 水圧が弱い
水回りのトラブルを発見した際は、水道修理業者への依頼がおすすめです。排水管のつまりや部品の劣化など、さまざまなトラブルを解消できるプロに相談し、適切に対処しましょう。
排水口が臭い

排水口が臭い原因は、封水の蒸発です。封水は、下水のニオイが上がってこないよう排水管内に溜まる水を指します。長期間水回りを使用していない場合に起こりやすいため、注意が必要です。
しばらく人が住んでいなかった住居に引っ越した際は、水回りの確認とともに、少し長めに水を流しましょう。封水用の水溜まりを水で満たせば、自然とニオイはなくなります。
水道を使い続けても排水口が臭いときは、別の原因がある可能性もあるため、パイプユニッシュやハイターなどを使用して排水口や排水管内を掃除しましょう。
下記の記事では、排水口を掃除してもニオイが改善されない場合の対処法を解説しているので、あわせて確認してみてください。
排水管が詰まっている

引っ越し先の水回りがしばらく使用されていなかった場合は、排水管がつまっている可能性があります。長期間水が流れていないと汚れやサビが付着しやすいため、注意が必要です。
水回りをチェックする際は、必ず水を流して各水道の排水がきちんとできるのかを確認しましょう。また、排水管のつまりが発覚した場合は、パイプユニッシュに加えてワイヤーブラシを用いたサビや汚れの除去がおすすめです。
しかし、引っ越し早々に発覚した場合は、管理会社や大家さんに連絡すれば、業者を呼んで解消してもらえる可能性が高いので、連絡してみてください。
部品が劣化している

引っ越し先では、部品の劣化にも注意しましょう。部品の劣化に気づかず、生活しはじめてからトラブルが発生すると、自分の責任となり、修理や部品の交換費用を負担しなければならなくなる可能性があります。
そのため、水回りをチェックする際は出水や排水のみではなく、部品もチェックが必要です。とくに劣化しやすく水道全般に使用されている代表的な部品として、パッキンが挙げられます。
パッキンは、水道の水漏れを防ぐことが目的であり、劣化すると水漏れが発生する原因となるため、確認しましょう。また、トイレにタンクが設置されている場合は、タンク内の各部品も確認してみてください。
水が出ない

引っ越し先で水が出ないトラブルに遭遇すると、つい慌ててしまいがちですが、まずは止水栓や元栓が開いているのかを確認しましょう。
止水栓は、各水道の配管に設置されており、反時計回りに回すと開くので、水が出ないときに確認してみてください。

元栓は賃貸の場合だと外の玄関扉の横に扉があり、中に設置されていることが多くあります。アパートの場合は、外にまとめて設置されているケースもあるため、注意が必要です。
元栓も止水栓と同じく反時計回りに回すと開くので、確認しましょう。戸建ては外にあるメーターボックスの中にあることが多いので、同様に確認してみてください。
元栓が見つからないときは、下記の記事を参考にしてみましょう。水道の元栓の場所を画像や図でわかりやすく解説しています。
水圧が弱い

引っ越し先の水圧が弱いのは、立地や配管の問題でもともと弱い場合があるものの、自分で対処できる場合があります。
たとえば、シャワーの水圧が弱い場合には、フィルターの目詰まりや止水栓の開きが足りない点が原因として考えられるため、掃除や止水栓を開くことで解決可能です。また、シャワーヘッドを交換すると改善できる場合もあります。
しかし、もともとの水圧が弱いと自分では解決できないので、管理会社や大家さんに確認しましょう。ほかにも、集合住宅なら給水装置の不備も考えられます。水圧が弱い原因はさまざまなため、専門的な水道修理業者への相談もおすすめです。
賃貸物件で水回りトラブルを見つけたときの対処法

賃貸物件で水回りトラブルを見つけたときに、まずやるべき対処法は、管理会社や大家さんへの連絡です。引っ越したばかりであれば基本的に対応してくれるため、無償でトラブルを解消できる場合が多くあります。
また、連絡する際はトラブル箇所の写真や動画を撮影しておくと、管理会社や大家さんも状況を把握しやすく、今後の対処がスムーズになるので、参考にしてみてください。
ただし、自分で対処できる簡単なトラブルであれば、自分で対処したほうがすみやかに改善できる場合もあるので、トラブルにあわせて適宜対処しましょう。
新生活で水回りトラブルに悩んでいるときは

新生活で水回りトラブルに悩んでいるときは、水道修理業者への相談がおすすめです。プロの経験や視点からアドバイスがもらえることもあります。
水道修理業者を探す際は、『水道修理のセーフリー』のセーフリーに相談を利用してみましょう。トラブル内容を伝えるだけで、無料で最適な水道修理業者を見つけてくれます。
面倒な業者選びを省けるため、ぜひ活用してみてください。




















































