2025.05.15
雨水枡の掃除方法は、中に溜まった泥やゴミを取り除くのみです。年に一度はメンテナンスとして掃除し、雨水枡が正常に機能するよう維持しましょう。
また、雨水枡と同様に、雨水浸透枡と呼ばれる場所も定期的な掃除がおすすめです。
本記事では、雨水枡の掃除方法を解説します。掃除する際に必要な知識として、雨水枡の構造やオーバーフローの原因なども紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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記事の内容
雨水枡を掃除する前に知っておくべきこと

雨水枡を掃除する際は、次の内容を事前に把握しておきましょう。
- 雨水枡と浸透枡の違い
- 雨水枡の役割や構造
- 雨水枡にゴミが溜まる原因
それぞれの内容を把握すれば、掃除がやりやすくなります。また、掃除しなければならない理由も把握できるので、掃除する前に確認してみてください。
雨水枡と浸透枡の違い

雨水枡と浸透枡の違いは、排水方法です。
| 雨水枡 | ろ過した水を水道管に直接流す |
|---|---|
| 浸透枡 | 地中に水を浸透させて流す |
どちらも雨水枡と呼ばれるものの、非浸透雨水枡を「雨水枡」、浸透雨水枡を「浸透枡」と呼び分けることもあるため、混同しないよう注意しましょう。
雨水枡と浸透枡の役割は同じく「雨水の排水」ですが、排水方法が異なることから、仕組みにも違いがあります。自宅に設置されている雨水枡がどちらに該当するのか判断するためには、雨水枡の周りや底に砕石があるかどうかを確認しましょう。
砕石がある場合は浸透枡、なければ雨水枡である場合が多く、一つの判断基準として把握しておいてください。
雨水枡の役割や構造
雨水枡の役割には、排泄物を流す汚水と分けることで、雨水を川や湖などに直接流して環境を保つ点が挙げられます。また、雨水を排水して住宅や道路が水浸しにならないよう、防ぐことも役割の一つです。
雨水枡の構造は、ゴミを川や湖などに流さず、枡内に沈殿するよう設計されており、円筒や箱型の枡が地中に埋められています。埋められた枡内に雨どいや排水管が接続され、流れる仕組みです。
浸透枡は枡に穴が空いており、水のみが枡外に排水されるよう設計され、砕石を通ることでさらに細かい不純物を取り除いたうえで、地中に浸透していきます。
雨水枡が本来の役割を果たせるよう、定期的に沈殿物を除去しましょう。
雨水枡にゴミが溜まる原因

雨水枡にゴミが溜まる原因は、雨どいに溜まったゴミが雨とともに流れ込むためです。
とくに屋根の軒先に設置されている雨どいは、受け皿のような半円筒のため、次のようなゴミなども受けてしまい、雨が降った際に雨どいを伝って雨水枡に流れ込みます。
- 土埃
- ビニール
- 紙くず
- 枯れ葉
また、雨水枡に穴が空いている場合には、虫やゴミが入り込むことも少なくありません。1日単位では微量であるものの、1年単位で考えると人為的に除去しなければならない量に達します。
基本的には土埃や落ち葉がゴミとして蓄積されますが、地域によりビニールや紙くずなどが多く蓄積される場合もあるので、定期的にゴミがあるかどうかを確認してみてください。
雨水枡を掃除する際のポイント

雨水枡を掃除する際は、次の内容を意識して作業してみましょう。
- 晴れの日に掃除する
- 砕石を掘り出さない
- 梅雨前に掃除する
掃除する日の天気や季節、掃除中の注意点となる内容を解説するので、掃除の前に確認しましょう。
晴れの日に掃除する
雨水枡を掃除する際は、雨の日ではなく晴れの日に掃除しましょう。晴れの日なら、雨水枡内に水が溜まってない場合が多く、枡内の沈殿物を取り除きやすくなります。
水が溜まっていると泥やゴミをきれいに取り除けないほか、排水管に入り込んでしまうとつまりの原因となるため、水がなくなっている状態のときに掃除しましょう。
また、水が溜まっている状態で掃除すると、雨水枡の底に砕石がある場合に、誤って取り除いてしまうこともあり、雨水枡の不具合につながります。そのため、雨水枡の掃除は晴れの日、かつ水が溜まっていない状態のときにおこないましょう。
砕石を掘り出さない

雨水枡を掃除する際は、砕石を掘り出さないよう注意しましょう。浸透枡には、必ず砕石が底面や枡外に設置されているため、誤って掘り出さないよう注意が必要です。
非浸透雨水枡でも、底面に砕石が敷かれている場合があるため、ゴミと間違えて掘り出してしまう可能性があります。スコップを用いて泥やゴミを除去する際は、砕石に注意して作業してみてください。
仮に砕石を掘り出してしまった場合は、元に戻せば問題ないほか、新しい砕石への交換も検討しましょう。砕石の隙間にもゴミや泥がつまっているため、きれいに掃除したい方は砕石の交換がおすすめです。
梅雨前に掃除する
雨水枡を掃除するタイミングは、梅雨前の時季がおすすめです。梅雨になると雨の日が続くことから、雨水枡から溢れる可能性が高くなります。梅雨の前に掃除しておけば、雨が続いても溢れにくくなり、雨水桝が正常に機能できるでしょう。
また、冬と春の季節が過ぎた時期に掃除するため、落ち葉や花びらなども一度の掃除で除去できます。年1回の掃除で済む場合が多く、手間や負担を最小限に抑えられるので、雨水枡は梅雨前に掃除しましょう。
ただし、降水量が多いときや風が強い日が続いたときは、雨水枡内を一度確認し、ゴミの蓄積量をチェックしてください。
雨水枡の掃除方法

雨水枡と浸透枡の掃除方法は、ゴミを取り除くのみで基本的に変わらないものの、異なる点もあるためそれぞれ分けて解説します。
とくに、浸透枡の場合は透水シートの位置や砕石、基礎砂などの建材により掃除できる範囲が異なるため、詳細まで確認が必要です。
非浸透雨水枡の掃除方法

非浸透雨水枡のおすすめの掃除方法は、次のとおりです。
- 植木鉢、スコップ、ゴム手袋を用意する
- 雨水枡のふたを開ける
- 沈殿物をスコップで取り出して植木鉢に入れる
- 砕石または底面が見えるまで取り出す
- ふたを閉める
泥を取り出した際、バケツに入れることが多く挙げられますが、植木鉢のほうが底面から泥に含まれた水を排水できるため、処分しやすくなります。
また、除去する沈殿物は砕石や底面が見える程度に留めましょう。すべて除去しようとすると、砕石を取り出してしまったり、底面を傷つけてしまったりする恐れがあります。
取り出した泥やゴミは、地域ごとに定められている廃棄方法に従って捨ててください。
浸透雨水枡の掃除方法

浸透枡のおすすめの掃除方法は、次のとおりです。
- 植木鉢、スコップ、ゴム手袋を用意する
- 浸透枡のふたを開ける
- 沈殿物をスコップで取り出して植木鉢に入れる
- 砕石または透水シートが見えるまで取り出す
- 新しい砕石を入れる
- ふたを閉める
浸透枡の場合は、透水シートの位置に注意が必要です。
浸透枡のすぐ下に透水シートが敷かれている場合は、砕石が見えないため、破らないよう慎重に作業してください。砕石の下に透水シートが敷かれている場合なら、表面の砕石まで取り出し、新しいものを入れておきましょう。
基本的な手順は雨水枡と変わりませんが、浸透枡の場合は、底面に近づくにつれて慎重な作業が求められます。
雨水枡がオーバーフローする原因と対処法

雨水枡がオーバーフロー(溢れる)原因は、次のとおりです。
- 泥やゴミの蓄積
- オーバーフロー管の不具合
- 雨水枡の処理能力を超える降水量
泥やゴミの蓄積以外の原因についても解説し、それぞれの対処法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
泥やゴミの蓄積
泥やゴミが排水管の位置まで蓄積すると、排水できなくなることから、雨水枡がオーバーフローを起こします。
浸透枡では、水を浸透しないゴミにより地中への浸透が妨げられることで、オーバーフローしやすくなるため、定期的な掃除が必要です。
泥やゴミの蓄積が原因でオーバーフローを起こした場合には、沈殿物を除去しましょう。泥やゴミを除去する際は、本記事で解説した雨水枡の掃除方法を参考にしてみてください。
また、泥やゴミ以外に虫が多く発生する場合には、ふたを閉める際に蚊よけ防止ネットのようなものを挟んでおきましょう。
オーバーフロー管の不具合
オーバーフロー管に次のような不具合が生じている場合も、雨水枡のオーバーフローにつながります。
- 排水口のつまり
- 配管の破損
オーバーフロー管とは、雨水枡内の水が一定量に達したときに排水するためのもので、オーバーフローを防ぐために設置されている配管です。浸透枡に設置されている場合が多く、排水速度が追いつかない降水量のときに役立ちます。
オーバーフロー管のつまりや破損を目視確認できない場合は、水道修理業者に依頼する必要があるので、水道局指定の工事店に相談しましょう。
水道局指定工事店については、下記の記事で非指定工事店との違いを解説しているので、あわせて読んでみてください。
雨水枡の処理能力を超える降水量
雨水枡の処理能力を降水量が上回る際も、オーバーフローの原因です。雨水枡の不具合やメンテナンスの有無にかかわわらず、溢れてしまいます。
対処法は、雨水枡を大きなものに変えるのみとなり、ほかの方法では改善できません。大雨ではないにもかかわらずオーバーフローを繰り返す場合には、水道修理業者に相談してみましょう。
また、大雨のときは雨水枡以外にもさまざまな場所で溢れたり、逆流したりします。下記の記事では、大雨でトイレが流れないときの対処法を解説しているので、あわせて確認してみましょう。
雨水枡の掃除とあわせて汚水枡も掃除しよう
雨水枡を掃除する際は、汚水枡もあわせて掃除しましょう。汚水枡は、トイレやお風呂などの水回り設備から出た排水を集めている枡を指します。
汚水枡にもゴミや油などが溜まりやすく、定期的な掃除が必要です。雨水枡や汚水枡を掃除しないとオーバーフローの原因になるほか、水道管のつまりにもつながります。
水道管がつまると解消する手間や費用がかかるため、雨水枡とともに汚水枡を掃除して、水道管のトラブルを未然に防ぎましょう。
汚水桝の掃除方法を確認する
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雨水枡の掃除に関するよくある質問
-
雨水枡はどうやって掃除すればよいですか?
雨水枡の掃除は、晴れの日にスコップを用いて、沈殿物を取り除く方法がおすすめです。砕石を取り除かないよう注意するほか、枡を傷つけないよう慎重に作業しましょう。
雨水枡の掃除方法を見る -
雨水枡を掃除しないとどうなりますか?
雨水枡を掃除しないと、ゴミや泥が蓄積され続けてしまい、雨の日に溢れてしまいます。また、排水口付近まで泥やゴミが蓄積すると、排水管に異物が流れてしまい、つまりの原因となるため、定期的な掃除が必要です。
雨水枡にゴミが溜まる原因を確認する -
雨水枡の手入れ方法は?
雨水枡の手入れは、ふたを開けて中を確認し、沈殿物の量に応じて取り出しましょう。また、手入れする際は晴れの日におこなうほか、梅雨前の時季におこなってください。
雨水枡を掃除する際のポイントを見る -
雨水枡を掃除する際に注意点はありますか?
雨水枡を掃除する際は、砕石を掘り出さないよう注意が必要です。また、浸透枡の場合には透水シートが枡の直下に設置されている場合があるため、破らないよう丁寧に掃除しましょう。
浸透枡の掃除方法を確認する -
雨水枡と汚水桝の違いはなんですか?
それぞれ排水する水の種類が異なります。雨水枡は雨水をはじめとする雨どいを伝って流れる水を排水し、汚水桝ではトイレや風呂、キッチンなどの生活排水を流す場所です。
汚水桝の仕組みや構造を詳しく見る

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