洗濯機の排水トラップは、条件が整っていれば自分で交換可能です。ただし、設置状況によっては業者依頼が必要です。
この記事では、自分で交換できるケースとできないケースの違い、具体的な交換手順や費用の目安を解説します。
排水まわりは施工ミスによって水漏れや悪臭の原因になるため、正しい手順と注意点を理解しましょう。業者に依頼すべき判断基準や失敗しない選び方も紹介するので、状況に合った方法で安全に対応したい方はぜひ参考にしてください。
記事の内容
洗濯機の排水トラップの仕組み

洗濯機の排水トラップは、単に水を流すための部品ではありません。下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぐ重要な役割があり、洗濯機まわりを快適に保つために欠かせない設備です。
また、排水トラップにはいくつか種類があり、設置状況によって構造も異なります。交換時にサイズやタイプを間違えないためにも、まずは基本的な仕組みを理解しておきましょう。
排水トラップは「水のフタ」で臭いを防ぐ部品
排水トラップとは、洗濯機の排水ホースと下水につながる排水管の間に設置されている部品です。内部に一定量の水をためることで、下水から上がってくる臭いや空気を遮断しています。
この内部にたまった水は「封水」と呼ばれ、いわば水のフタのような役割です。封水が正常に保たれていることで、洗濯機まわりの悪臭や害虫の侵入を防げます。
逆に、トラップ内部が汚れていたり、部品が劣化して封水がうまく機能していなかったりすると、下水臭やゴキブリなどの発生原因になることもあります。
洗濯機の排水トラップには主に2種類ある
洗濯機の排水トラップは、大きく「床直結タイプ」と「洗濯機パン用タイプ」に分かれます。
床直結タイプは、床の排水口に直接設置されるタイプです。比較的シンプルな構造ですが、排水口の深さや配管位置によって、コンパクト型や通気弁付きなど複数の種類があります。
一方、洗濯機パン用タイプは、防水パンに組み込まれているタイプです。縦引き・横引きなど排水方向によって形状が異なり、ドラム式洗濯機向けの泡逆流防止機能付きモデルなどもあります。
見た目が似ていても互換性がないケースが多いため、交換時は現在設置されている型式やサイズ確認が重要です。
洗濯機の排水トラップの選び方
洗濯機の排水トラップは、見た目が似ていてもサイズや構造が異なるため、適当に選ぶと取り付けできないことがあります。交換するには、まず現在の設置状況を正確に確認しましょう。
特に排水口の深さや位置、洗濯機パンの有無によって適合する製品は変わります。ここでは、自分で交換する前に押さえておきたい排水トラップの選び方を解説します。
排水口のサイズと位置を確認する
現在の排水口サイズを把握しましょう。サイズが合わないとうまく固定できない、水漏れにつながる可能性があります。
確認したいのは、排水口パイプの内径・外径、排水口の深さ、壁までの距離です。排水口が壁際に近い場合は、ツバ部分が干渉するケースもあるため注意しましょう。
既存の排水トラップと同じ型番やサイズを選べば失敗しにくいため、可能であれば取り外した部品を確認しながら選ぶと安心です。
床直結タイプは配管の深さや形状を確認する
床直結タイプは、床の排水口に直接取り付けるタイプです。排水管の深さや使用されている配管の種類によって、適合する製品が変わります。
たとえば、浅い排水口にはコンパクトタイプ、臭い戻りが気になる場合は通気弁付きなど、機能面にも違いがあります。また、排水管にはVP管・VU管など種類があるため、対応表記の確認も欠かせません。
床直結タイプは種類が多いため、サイズ確認を怠ると取り付けできないケースが多い点に注意しましょう。
洗濯機パン用はメーカー適合を優先する
洗濯機パンに取り付けるタイプは、パン本体との適合性が重要です。メーカーごとに形状や固定方式が異なるため、基本的には純正品や適合確認済みの製品を選ぶのが安全です。
特に縦引き・横引きの違いを間違えると排水ホースが接続できない場合があります。現在使用中の型番や説明書を確認し、同等品や後継品を選ぶと失敗を防げるでしょう。
迷った場合は、ホームセンターやメーカー窓口で確認しながら選ぶと安心です。
洗濯機の排水トラップを自分で交換する方法

洗濯機の排水トラップを自分で交換する方法は、以下の通りです。
- 洗濯機を移動して排水ホースを外す
- 既存の排水トラップや金具を取り外す
- 排水口まわりの汚れや古いシーリング材を掃除する
- 必要に応じてシーリング材や接着剤を塗布する
- 新しい排水トラップ本体を設置する
- ネジや固定部品を締めてしっかり固定する
- 排水ホースを接続してバンドを締める
- 試運転で水漏れや臭いがないか確認する
交換時は、シーリング材の付けすぎやネジの締めすぎに注意してください。無理に力をかけると床材やパーツを傷める原因になります。
また、排水ホースが途中で大きく垂れ下がっていると、水が溜まりやすくなり排水不良や臭い戻りにつながる場合があります。ホースの向きや高さもあわせて確認しておくと安心です。
最後は必ず試運転し、接続部分から水漏れしていないか確認しましょう。交換直後だけでなく、数日間は床まわりをチェックしておくと安心です。
洗濯機の排水トラップを自分で交換するときの費用
洗濯機の排水トラップ交換を自分でする場合、費用は数千円程度で済むケースが多く、うまくいけば業者依頼より安く抑えられます。特に既存の排水トラップと同じタイプへ交換するだけなら、比較的シンプルな作業で完了することもあります。
費用の目安は以下の通りです。
- 排水トラップ本体:2,000〜10,000円程度
- シーリング材・接着剤:500〜2,000円程度
- 簡易工具類:数千円程度
- 専用工具が必要な場合:1〜3万円程度
- 業者依頼時の作業費:3,000〜15,000円程度
実際、簡単な構造であれば20〜30分程度で交換できるケースもあり、排水トラップ本体とシーリング材のみで数千円に収まることもあります。
洗濯機の排水トラップ交換を業者依頼すべき状況

洗濯機の排水トラップ交換はDIYできるケースもありますが、設置状況によっては無理に自分で作業しないほうが安全です。
以下のような場合は、専門業者への依頼を検討しましょう。
- 洗濯機を動かすスペースがほとんどない
- 排水トラップが固着して外れない
- 排水管や床まわりに劣化やサビがある
- 交換後に水漏れや悪臭が発生している
- ドラム式洗濯機など重量が重く移動が難しい
- 排水口のサイズや型番が分からない
- 防水パンや床下配管まで工事が必要になりそう
特に古い住宅では、排水管そのものが劣化しているケースもあります。無理に取り外そうとして排水管を破損すると、床下漏水や追加工事が必要に。
また、交換作業自体は完了していても、わずかな接続ミスで臭いや水漏れが発生するケースもあります。洗濯機まわりは普段見えにくいため、気づいた時には床材が傷んでいることもあるでしょう。
少しでも不安がある場合は、最初から水道修理業者へ相談したほうが結果的に安心です。
洗濯機の排水トラップ交換をDIYと業者で比較
洗濯機の排水トラップ交換は、自分で対応する方法と業者へ依頼する方法があります。「費用を抑えたい」のか、「確実性を重視したい」のかによって、適した方法は変わります。
| 比較項目 | DIY交換 | 業者依頼 |
| 費用の目安 | 3,000〜15,000円程度 | 8,000〜25,000円程度 |
| メリット | 費用を抑えやすい・自分のタイミングで作業できる | 水漏れリスクを抑えやすい・難しい作業も対応可能 |
| デメリット | 工具や知識が必要・施工ミスのリスクがある | DIYより費用が高くなりやすい |
| おすすめのケース | 同型交換・作業スペースに余裕がある場合 | 固着・水漏れ・ドラム式洗濯機など難易度が高い場合 |
洗濯機まわりは、交換直後よりも数日後に水漏れへ気づくケースもあります。少しでも不安がある場合や、古い設備で劣化が気になる場合は、無理せず専門業者へ相談するほうが安心です。
排水トラップ交換を依頼するときの業者選定ポイント

洗濯機の排水トラップ交換を業者へ依頼するなら、料金の安さだけで選ばないようにしましょう。排水まわりは施工ミスがあると水漏れや悪臭につながるため、技術力や対応範囲まで確認しておく必要があります。
ここでは、安心して任せられる業者を選ぶためにチェックしたいポイントを解説します。
水道局指定工事店に依頼する
排水トラップ交換を依頼するなら、水道局指定工事店を選ぶと安心です。自治体の基準を満たした業者であり、水まわり工事に必要な知識や施工体制が整っていると判断しやすいためです。
排水管まわりの劣化や接続不良がある場合は、部品交換では済まないケースもあります。万が一追加工事が必要になったときも、適切に対応できる業者を選んでおくと良いでしょう。
複数業者を徹底的に比較する
業者によって、基本料金や出張費、作業費の設定は大きく異なります。1社だけで決めてしまうと、相場より高い費用に気づけない可能性があります。
見積もりを比較するときは、総額だけでなく作業内容や追加料金の有無まで確認しましょう。現地調査や見積もり無料の業者を選べば、費用面の不安を抑えながら比較できます。
口コミや実績を必ず確認する
料金が安くても、対応が雑だったり説明が不十分だったりすると、後からトラブルに発展します。依頼前に、実際に利用した人の口コミや施工実績を確認しましょう。
洗濯機まわりの排水トラップ交換に対応した実績があるかを見ておくと、より安心して依頼できます。口コミでは、作業の丁寧さ、説明の分かりやすさ、追加料金の有無などをチェックしましょう。
洗濯機の排水トラップ交換は自分でするよりプロに依頼!
本記事では、洗濯機の排水トラップ交換を自分でする方法や注意点、業者依頼の判断基準について解説しました。
排水まわりは見た目以上に繊細で、施工ミスがあると水漏れや悪臭の原因になります。安全かつ確実に交換するには、無理せずプロへの依頼しましょう。
『水道修理のセーフリー』では、水道修理に対応した業者を多数掲載しており、口コミや料金を比較しながら自分に合った業者を探せます。現地調査・見積もり無料の業者も多く、土日祝や即日対応可能なケースもあるため、まずは気軽に比較から始めてみましょう。

洗濯機の排水トラップ交換に関するよくある質問
-
洗濯機の排水トラップは自分で交換できますか?
既存の排水トラップと同じサイズ・同じタイプであれば、自分で交換できます。ただし、洗濯機を動かせない場合や排水管が固着している場合は、無理せず業者へ依頼したほうが安心です。
-
排水トラップ交換にはどんな道具が必要ですか?
ドライバー・モンキーレンチ・シーリング材・雑巾などを使用します。製品によっては専用工具が必要になる場合もあるため、購入前に対応工具を確認しておきましょう。
-
排水トラップ交換にかかる費用はどのくらいですか?
DIYなら数千円〜1万円前後で済み、業者依頼では8,000〜25,000円程度が目安です。排水管の劣化や追加工事が必要になると、さらに費用がかかる場合があります。
-
排水トラップを交換するとニオイや詰まりは改善されますか?
排水トラップの劣化や破損が原因であれば、交換によって悪臭や排水不良が改善します。ただし、排水管内部の汚れやつまりが原因の場合は、高圧洗浄など別の対応が必要です。
-
排水トラップ交換で失敗しやすいポイントは何ですか?
サイズ違いの部品を購入してしまったり、接続部分の固定不足で水漏れが発生するケースが多いです。また、シーリング不足や排水ホースの設置ミスにより、後から悪臭や排水不良が起こることもあります。

地域からおすすめ業者を探す
| 北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島 |
| 首都圏 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 |
| 北陸・甲信越 | 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野 |
| 東海 | 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡 |
| 近畿 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
| 中国・四国 | 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
8問の設問に答えるだけ!
簡易水回りトラブル診断
30秒で、診断結果+料金相場がわかる!
シミュレーション結果
セーフリーに相談する
お見積りのご依頼ありがとうございます!
お急ぎの方はお電話でご相談ください。


























































