最近普及が進んできたディスポーザーですが、実際にどのような仕組みで動いているかご存じでしょうか?
- ディスポーザーはどこでも設置できる?
- ディスポーザーに流してはいけないものはある?
- ディスポーザーがつまるのはどういう時?
上記のような疑問に向けて、ディスポーザーの仕組みやメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ディスポーザーの仕組みを理解すると、つまりなどの不具合にも対応しやすくなるでしょう。
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記事の内容
そもそもディスポーザーって?

ディスポーザとは、シンク下に設置される生ゴミ粉砕機を指します。キッチンシンクの排水溝のすぐ下に設置されているため、生ゴミがシンクに溜まらず衛生的な処理設備です。
ディスポーザーは、1927年にアメリカで開発された生ゴミ処理機が始まり。アメリカには意外に古くからあるディスポーザーですが、日本では普及が遅めでした。下水道整備に時間を要したためですが、現在は、新築マンションを中心に設置数も増えてきています。
環境保護や高齢者世帯の利便性などの観点からも注目されはじめ、ディスポーザーの導入に助成金・補助金を出す自治体なども増えてきました。
ディスポーザーの仕組みとは

まず、ディスポーザーの仕組みからお伝えしていきましょう。基本的な仕組みと、排水システムの仕組みをそれぞれご紹介します。
基本的な仕組み
ディスポーザーは、スイッチを入れると中のスイングハンマーが回転し、遠心力で投入した生ごみが粉砕されるという仕組みです。
ミキサーのように中で刃が回転して生ゴミを細かく切っているわけではなく、処理室内の生ゴミを高速回転させた遠心力で壁面に飛ばし、壁面固定刃とスイングハンマーで粉砕しています。刃が回らないので、手が巻き込まれるなどの事故を極力防げるわけです。
排水システムの仕組み
気になる排水システムもチェックしていきましょう。原則、ディスポーザーの排水は、次のように処理されます。
- 規定の処理設備に流す
- 生ゴミの固形分を汚泥として物理的に分離させる
- ろ過バクテリア(微生物)によって分解処理
- 公共下水道へ流すか、さらに浄化槽で処理してから流す
マンションなど、敷地内に処理設備があるときは、きちんと処理をしてから下水に流すため、下水道の機能に悪い影響は出にくいでしょう。
しかし、排水処理設備のない環境に無断でディスポーザーを設置する行為は、多くの自治体で禁止しています。
各自治体によってディスポーザーの取り決めは異なりますが、東京23区では、導入の際に届け出が必要、かつ日本下水道協会が認定した製品のみが設置可能です。
ディスポーザーの使い方

では、ディスポーザーの具体的な使い方をチェックしていきましょう。以下2種類のディスポーザーが主流です。
| 連続投入式ディスポーザー | 専用スイッチを押すと生ゴミを次々に粉砕する仕組み |
| バッチ式ディスポーザー | 止水栓の蓋がスイッチとなり一括投入してから処理する仕組み |
どちらも、使い方はほぼ同じ。一般的な手順を解説します。
- 生ゴミを処理室に投入する
- 人差し指の太さ程度の水量を流す
- スイッチをセットして粉砕をスタートさせる
- 終了後スイッチを切り、水道を止める
連続投入式ディスポーザーとバッチ式ディスポーザーの違いは、スイッチが本体にあるか蓋にあるかという点です。
蓋がスイッチとなるバッチ式ディスポーザーは、上記のように水を出す前に生ゴミを投入すると効率が良いでしょう。連続投入式ディスポーザーは、水とともに生ゴミを次々に投入するのも可能です。
ディスポーザーに流せるもの・流せないもの

ディスポーザーに流せるもの、流せないものを把握しておくと、故障の予防にも効果的。それぞれの例を以下に挙げました。
| 流せるもの | 残飯、茶葉、小さな骨、魚の骨、鶏の骨、アサリやシジミなどの貝殻、卵の殻、梅干しの種など |
| 流せないもの | 硬い繊維質のもの(枝豆のさや、トウモロコシ、タケノコの皮、切り花の枝など)、カニの殻、サラダ油などの大量の油脂類、大きな貝殻(サザエやカキなど)、大きな骨など |
| 流すべきでないもの | 天ぷら油や牛脂などの油脂類、カトラリーなどの異物、熱湯、塩素系洗剤、パイプ洗浄剤など |
それぞれ、礼を挙げて解説していきます。
ディスポーザーに流せる(粉砕できる)もの
野菜・果実類、肉・魚類などの柔らかい食材は、まったく問題ありません。小さな骨やシジミ等の小さな貝殻、卵の殻、梅干の種等も、基本的に支障がないディスポーザーが多く見受けられます。
大きな野菜や果物は小さく切ってから投入しましょう。繊維質の枝豆の皮や、粉砕しにくいイカ・タコ、粘り気のあるご飯なども、少量ずつ他の調理くずと混ぜて投入します。
流せるものでも、一度に大量投入すると故障につながりかねません。機種によっては殻や骨などは処理できない場合もあるので、必ず機種ごとに確認してください。
ディスポーザーに流せない(粉砕できない)もの
トウモロコシの皮・筍の皮などの繊維質の食材カス、サザエやカキなどの大きな貝殻、牛骨・カニの殻などの硬い調理クズは、つまり・故障の原因になるので投入しないようにしましょう。
鳥や魚の生皮も破砕しづらいため、NGなケースが多いと言えます。
ディスポーザーに流すべきではないもの
流せるもの・流せないもののくくり以外に、ディスポーザーに流すべきではないものもあります。
天ぷら油や牛脂などの油脂類は流さないでください。ディスポーザー本体だけでなく、排水溝にも油汚れが蓄積し、大きなつまりの原因になります。
スプーン・フォークや割りばし・つまようじ、ビニール袋・ラップ・アルミホイルやキッチンペーパーなども、誤って流してしまいがちなアイテム。ディスポーザー内の損傷などのトラブルを招きます。
熱湯は、樹脂製の配管を傷めるので避けましょう。塩素系洗剤やパイプ洗浄剤も、処理槽のはたらきに悪影響を与える可能性があるので、食器洗い用の洗剤は中性を選ぶと無難です。
ディスポーザーのメリット

ディスポーザーのメリットを4点、お伝えしていきます。
- 悪臭の原因を防げる
- ゴミ出しの負担が軽減される
- 環境に優しい
それぞれ解説していきますね。
悪臭の原因を防げる
ディスポーザーを使うにあたって一番嬉しいメリットは、キッチンの悪臭を防げる点ではないでしょうか。特に、夏場は生ゴミの臭いが気になるケースが多く、魚やイカの内臓や骨などの臭いが強いゴミが出る調理をためらう方も少なくないでしょう。
ディスポーザーで即時に生ゴミを処分すれば、悪臭が大幅に軽減されます。
シンクの中に生ゴミが残らないため、コバエなどの害虫発生も減るでしょう。
ゴミ出しの負担が軽減される
家庭から出る一般ゴミの中で、一番大きな割合を占めるのが生ゴミだと言われています。水分量も多い生ゴミは、重くて出すのが面倒だと思われている方も多いはず。
ディスポーザーで生ゴミを攪拌し処分すれば、ゴミの量が大幅に減るため、ゴミ出しの負担が軽くなります。また、有料の指定ゴミ袋を購入する手間も代金も節約できますね。
環境に優しい
生ゴミは、燃えるゴミとして焼却場で処理されます。しかし、生ゴミは水分量が多いため、処分するときに大量の熱を発生させる必要があり、二酸化炭素の排出量が増えるのです。
ディスポーザーで細かく粉砕してから下水へと流す手順であれば、余計な動力や二酸化炭素の発生を抑えられるわけです。ディスポーザーが環境に優しいと言われるのは、そのためです。
ディスポーザーのデメリット

一方で、ディスポーザーのデメリットも存在します。
- 電気代・水道代がかかる
- 定期的にメンテナンスが必要
- 動作音が大きい場合がある
- 家の構造によっては設置できない
それぞれ、確認していきましょう。
電気代・水道代がかかる
ディスポーザーを日々利用すると、電気代と水道代が高くなるのは否めません。製品によっても変動するので、生ゴミを粉砕するときの水量や粉砕時の消費電力がどれだけ高騰するか、費用対効果を事前に確認することをおすすめします。
定期的にメンテナンスが必要
快適にディスポーザーを使い続けるためには、排水処理設備の定期的なメンテナンスが必須です。マンションなどにもともと設置されている場合は、そのコストがマンションの管理費や共益費に反映されます。
ディスポーザーが設置されている新築マンションは、最近人気がありますが、住宅設備の性能面だけでなく、それによるランニングコストもチェックしておくべきです。
動作音が大きい場合がある
製品にもよりますが、作動させたときに振動やミキサーのような音がする場合が多く見受けられます。早朝や深夜は使うのを避けたほうが無難でしょう。
ディスポーザーもだんだんと静音・防振化が進んでいるので、音や振動が気にならないタイプを選択するのも、1つの解決案になりますね。
家の構造によっては設置できない
ディスポーザーは自治体への届出が必要な排水設備です。一戸建て用のディスポーザーも開発されていますが、自治体によっては設置が許可されない地域もあるのが現状です。
「ディスポーザ排水処理システム」が完備され、新築時に自治体への届出が提出されているマンションのみ工事を実施する、と明記している業者もあるので、事前に確認してください。
ディスポーザーがつまるのはどういう時?

ディスポーザーがつまる時は、どういう事態が考えられるのでしょうか?
- 固いものが挟まっている
- 排水管がつまっている
- 本体が故障している
不具合が起きてから焦らないように、事前にチェックしておきましょう。
固いものが挟まっている
つまりの原因として多いのが、ディスポーザーで粉砕できない異物を流してしまうこと。ディスポーザーでつまりの原因になりやすい異物は、次のようなものです。
- ティースプーンやフォークなどのカトラリー
- 計量スプーン
- 調味料のプルタブ
- 輪ゴム
- 箸・割り箸
- 食材に付属されているパック状の調味料 など
特に、ティースプーンはディスポーザーの内部の金属部品に似ているため、内部に落ちても気付きにくいケースが多いでしょう。
なお、タマネギやバナナ、長ネギの皮などは粉砕できずに蓄積される場合が多く、同じくつまりの原因になります。機種によって粉砕できないものが異なるので、設置されているディスポーザーの説明書を確認してください。
排水管がつまっている
排水管がつまっている可能性も考えられます。ディスポーザーが設置されている排水管で発生しがちなつまりの原因は、以下の通りです。
- 油が固まっている
- 水を流す量が少ない
直接油を流し込んでいないつもりでも、油の付いたフライパンやお皿を洗って流れた少量の油が固まって蓄積するケースも少なくありません。排水管だけでなくディスポーザーにも良くないので、キッチンペーパーで拭き取るなどの手間が必要です。
また、手動で給水するタイプのディスポーザーにありがちなのは、流す水量が少ないケース。水不足は排水管が詰まってしまう原因になるので、必要量の水をしっかり流しましょう。
排水管の掃除は、以下の記事でも詳しく解説しています。ディスポーザーとともに、排水管もきちんとメンテナンスしましょう。
本体が故障している
ディスポーザー本体に不具合が出ているケースもありえます。家電製品である以上、経年劣化や故障は避けられません。
利用の仕方やお手入れで前後するものの、ディスポーザーの寿命は約7~8年が一般的です。
ディスポーザーを稼働したあとに、まだ粉砕されない生ゴミが残るようになったら、寿命、もしくは故障を疑ってください。
ディスポーザーの機能が衰えてちゃんと粉砕しきれないと、下水に流すべきではない大きさのまま排水管を通り、つまりの原因になるのです。
もし原因がわからないつまりが多発するなら、故障や劣化の疑いを早めに専門業者に相談すべきです。違和感を感じつつ使用すると大きなトラブルにつながります。
ディスポーザーの交換などを検討する場合には、以下記事も参考にしてください。
ディスポーザーの悩みは仕組みに詳しい業者に相談しよう
ディスポーザーの仕組みや使い方、メリット・デメリットなどをお伝えしました。
ディスポーザーは日々の暮らしの負担を軽減するだけでなく、環境保護にも一役買う家電。一方で、仕組みを理解しないで利用すると、トラブルにつながる恐れもあります。
ディスポーザーの設置に関する不安点や不具合などがあれば、早めに専門業者に相談してください。
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ディスポーザーの仕組みについてよくある質問
-
ディスポーザーはどのように生ゴミを処理するのですか?
ディスポーザーは、生ゴミを細かく粉砕し、下水に流すための装置です。内部には高速で回転するスイングハンマーがあり、遠心力を使用して微小な粒子に砕きます。
そこまで細かくされた生ゴミは下水に流せるため、別途捨てる手間なくそのまま処理できる仕組みです。
-
ディスポーザーの月々の光熱費はいくらですか?
ディスポーザーで生ゴミを処理するには電気と水を使うため、電気代と水道代がかかります。 例えば、1日3回程度の使用で、水道代と電気代合わせて毎月数百円から千円程度でおさまるケースが多いでしょう。
-
ディスポーザーが地球に優しいと言われるのはなぜですか?
水分量の多い生ゴミを、一般の燃えるゴミとして処理すると、熱処理などの多くの動力を要します。つまり、その分二酸化炭素が多く排出されるわけです。
ディスポーザーによって生ゴミの量が軽減すれば、熱処理の負担も二酸化炭素の排出も軽減できる点が、地球環境保護につながると言われています。
-
ディスポーザーのメンテナンス方法は?
ディスポーザーのメンテナンスには、定期的な内部清掃や臭気対策が挙げられます。
・氷を入れて稼働させて汚れを研磨する
・酢とベーキングソーダを使用して洗浄する
・クエン酸を入れて稼働させ、消臭する など
異物が詰まった場合や動作が不安定な場合は、専門業者に点検してもらいましょう。
-
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