水回りが凍結したらやってはいけないことを分かりやすく解説します。凍結しやすい場所別にまとめているので、ぜひ参考にしてください。
また、水回りが凍結したときの、自分でできる対処法もご紹介します。凍結した水回りを早く使えるようにしたいときは、お試しください。
さらに、凍結したらやってはいけないことをやってしまったときの対処法までお伝えします。万が一に備え、目を通しておきましょう。
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記事の内容
水回りの凍結でやってはいけないこと4選
水回りが凍結した際にやってはいけないことは、下記の通りです。
- 熱湯をかける
- ぬるま湯をかけた後に完全に拭き取らない
- ドライヤーの温風を至近距離で直接当てる
- 気温が5℃以上にならない日に放置する
上記は、場所を問わず水回りが凍結した際に共通したやってはいけないことなので、しっかり覚えておいてください。
以下にそれぞれ分かりやすく解説します。
熱湯をかける
水回りが凍結した際、熱湯をかけるのは絶対にやめてください。熱湯をかけると、配管の破損・破裂を引き起こす可能性が非常に高いためです。
配管が破損・破裂すると、水漏れに繋がり、以下のような費用がかかります。
- 高額な水道代
- 高額な修理費
「早く溶かしたくても、熱湯をかけるのはNG」と覚えておきましょう。
ぬるま湯をかけた後に完全に拭き取らない
後述する「水回りが凍結したらやること」の中で、ぬるま湯をかける方法をご紹介しています。
しかし、ぬるま湯をかけた後に水気をしっかり拭き取らないと、その水が冷えて再び凍結する可能性が高いため、注意してください。
ぬるま湯をかける前に、水気を拭き取るためのタオルや雑巾を用意しておきましょう。
ドライヤーの温風を至近距離で直接当てる
凍結箇所にドライヤーの温風を至近距離で直接当てるのも、凍結時にやってはいけないことの1つです。熱湯をかけるのと同じく、配管の破損・破裂に繋がる可能性が高いためです。
凍結時の対処法として、ドライヤー自体を使ってはいけないわけではないため、使用する際は後述する「ドライヤーやカイロで温める方法」を参考にしてください。
気温が5℃以上にならない日に放置する
「水回りが凍結したらやること」の1つに、「自然に溶けるのを待つ」があります。しかし、気温が5℃以上にならない日は、放置しても溶ける可能性はほぼありません。
気温が5℃以上にならない日に放置してしまい、凍結が長引くと、配管が破損・破裂する可能性が上がるため注意してください。
気温が5℃以上にならない日は、他の対処法で凍結を解消するのを推奨します。
場所別の凍結したらやってはいけないこと
水回りは場所によって、独自の凍結したらやってはいけないことがあるのでご紹介します。本記事では、以下の水回りにスポットを当てているので参考にしてください。
- 蛇口
- 給湯器
- トイレ
特に給湯器は独自の凍結したらやってはいけないことが多いので、要注意です。
蛇口
キッチンや洗面所、外水道などの蛇口が凍結して回らない際に、無理に回してはいけません。中のパッキンが破損する可能性が高いためです。パッキンが破損すると、水漏れに繋がるので注意しましょう。
以下の記事では、蛇口の凍結を防止する方法をイラスト付きで分かりやすく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。
給湯器
給湯器が凍結したらやってはいけないことは、以下の4つです。
- 本体や電源コード・電源プラグにお湯をかける
- リモコンの電源をONのままにする
- 給湯器のガス栓を開けたままにする
- 給水元栓を無理に開ける
それぞれについて、以下に分かりやすく解説します。
給湯器本体や電源コード・電源プラグにお湯をかける
給湯器が凍結した際に、本体や電源コード・電源プラグにお湯をかけて溶かそうとするのはやめましょう。給湯器は電子機器のため、故障や感電に繋がる恐れがあります。
ただし、給湯器の「配管」であれば、お湯をかけて凍結を解消するのはOKです。その際、絶対に熱湯は使用しないでください。
リモコンの電源をONのままにする
給湯器が凍ってしまったときにリモコンの電源をONにしたままだと、解凍後にガスが急に燃焼して危険です。そのため、給湯器の凍結に気づいた時点でリモコンの電源をOFFにしましょう。
ただし、電源コードは差したままにしてください。
給湯器のガス栓を開けたままにする
給湯器のガス栓を開けたままだと、凍結が解消した際に急にガスが燃焼する危険性があります。
リモコンの電源をOFFにするのとあわせて、ガス栓も閉めてください。ガス栓は給湯器本体の下に付いている場合がほとんどです。
ガス栓のつまみを持って、時計回りに回すと閉まります。
給水元栓を無理に開ける
給湯器が凍結した場合、凍ったのが配管なのか、配管以外なのかを確認するために、給水元栓を開ける場合があります。
しかし、給湯元栓が凍結して回らないケースもしばしばあります。凍結した給湯元栓を無理に回して開けようとすると、破損に繋がるのでやめましょう。
下記の記事では、給湯器が凍結したときの対処法を、イラスト付きで解説しているので参考にしてください。
トイレ
トイレが凍結したらやってはいけないことには、以下の2つがあります。
- いきなりレバーを回して水を流す
- 止水栓を開けたまま解凍作業をする
それぞれ、下記に分かりやすく解説するので参考にしてください。
いきなりレバーを回して水を流す
寒さが厳しいと、トイレの排水管が凍結してしまう場合があります。トイレの排水管が凍結すると、水が流れません。そのため、レバーを回して水を流すと、溢れる可能性があるので注意してください。
トイレの排水管の凍結が疑われる場合は、バケツなどで40℃~50℃程度のぬるま湯をゆっくり注ぎ、流れるのを確認してからレバーを回しましょう。
止水栓を開けたまま解凍作業をする
トイレが凍結した際、止水栓を開けたまま解凍作業を行うのはやめましょう。作業中に以下が起こる可能性があるためです。
- レバーに触れてしまい水が流れる
- ウォシュレットのノズルから水が噴出する
止水栓には以下の3種類があり、それぞれ時計回りに回すと閉まります。ドライバー型と内ネジ型は、くぼみにマイナスドライバーを差し込み回しましょう。
前述したように、トイレの排水管が凍結している際に水を流すと、溢れる恐れがあります。
また、ウォシュレットが凍結していない、もしくは凍結が解消された際、いきなりノズルから水が噴出する可能性もあるため、作業前に必ず止水栓を閉めておきましょう。
トイレの止水栓が回らないときは、以下の記事で対処法を分かりやすく解説しているので、参考にしてください。
水回りが凍結したらやること
水回りが凍結したら、以下の対処法を試しましょう。
- 自然に溶けるのを待つ
- 40℃~50℃のぬるま湯をかける
- ドライヤーやカイロで温める
それぞれのやり方について、以下にイラストを用いながら解説するので参考にしてください。
自然に溶けるのを待つ
水回りが凍結した際の最も安全な対処法は、「自然に溶けるのを待つ」です。日中の気温が5℃以上になる日であれば、14時過ぎには解凍されるケースが多くあります。
ただし、凍結した水回りを放置するのがNGなケースもあるので、以下の記事もあわせてチェックしておきましょう。
40℃~50℃のぬるま湯をかける
自然に溶けるのを待っていられない場合は、以下の手順で40℃~50℃のぬるま湯をかけて溶かしましょう。
- 凍結箇所にタオルを巻く
- タオルの上からぬるま湯をかける
配管の破損・破裂に繋がるので、絶対に熱湯は使用しないでください。また、ぬるま湯をかけた後は、水気を完全に拭き取りましょう。
以下の記事では、蛇口が凍結したときの対処法を、イラストを使いながら分かりやすく解説しているので参考にしてください。
トイレの排水管の凍結時はお湯を注ぐ
トイレの排水管が凍結した際は、40℃~50℃のぬるま湯を便器に少しずつ流して解凍しましょう。一度に大量に注ぐと、解凍が間に合わず溢れる恐れがあります。
また、トイレに熱湯を注ぐのはNGです。配管だけでなく、陶器の便器も割れる危険性があります。
ドライヤーやカイロで温める
ぬるま湯を用意できない場合は、ドライヤーまたはカイロで温めて、凍結した水回りを溶かしましょう。
ただし、ドライヤーの温風は、凍結箇所に直接当ててはいけません。タオルなどを巻いた上から温風を当ててください。
カイロであれば、凍結箇所に直接当てて問題ありません。テープなどで固定してその場を離れてもOKです。
以下の記事では、水道管が凍結したときの他の対処法もイラスト付きで解説しているので、ぜひあわせてチェックしてください。
水回りの凍結を防止する方法
せっかく解凍した水回りが再び凍らないよう、寒い時期は以下の凍結防止方法を行いましょう。
- 水を少し出しっぱなしにする
- 水道管を保温する
- 凍結防止用の機能やグッズを使う
- 水抜きをする
それぞれ、下記にイラストを交えて分かりやすく解説します。
水を5~8mmの太さで出しっぱなしにする
水は流れていると凍結しにくい性質を持つため、蛇口から5~8mmの太さで出しっぱなしにするだけでも、凍結の防止に繋がります。
特に凍結しやすいのが、気温の下がる深夜~早朝にかけてのため、水を出しっぱなしにしてから就寝するのがおすすめです。
以下の記事では、凍結を防止するためにはどのくらい水を出しっぱなしにすればよいかを、さらに詳しく解説しているので参考にしてください。
水道管にタオルなどを巻いて保温する
水道管にタオルを巻いて保温するのも、凍結防止に効果があります。大きめのタオルを巻いて、ビニールテープで固定しましょう。
外にある水道管の場合は、雨に濡れないよう、ビニール袋を被せるのも忘れないでください。
ホームセンターなどでは、水道用の保温材も売られています。以下の記事で、水道管への正しい保温材の巻き方を、ステップ・バイ・ステップで分かりやすく解説しているので、参考にしてください。
凍結防止用の機能やグッズを使う
ほとんどの給湯器には、凍結防止ヒーターなどの凍結防止用の機能が備わっています。そのため、凍結防止機能を正しく使用していれば、凍結する可能性は低いでしょう。
以下の記事で、給湯器の凍結防止機能の使い方を含めた、凍結防止対策をイラストを用いながら分かりやすく解説しているので、参考にしてください。
トイレは、タンクや便器に常に水が溜まっているため、不凍液を入れて凍結を防止するのがおすすめです。
不凍液は、ホームセンターやネット通販で購入できます。相場は送料込みで1Lで1,500円程度、5Lで4,000円程度なので、寒冷地の方はまとめ買いしておくとお得ですね。
以下の記事では、トイレが凍結した場合の対処法について解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
水抜きをする
配管内に水がなければ、凍結する心配はありません。そのため、凍結防止に最も効果的なのは「水抜き」です。
しかし、水抜きは少し手間があります。そのため、日常的に行うのではなく、長期間家を空ける場合などに行うのがおすすめです。
以下の記事では、水回りの水抜きのやり方を、イラストを用いながら分かりやすく解説しているので参考にしてください。
また、下記の記事では、道具なしでもできる水道管の凍結防止方法を、イラスト付きで紹介しているのでぜひご覧ください。
凍結が解消できないときの対処法
本記事で紹介した対処法を試しても凍結が解消できないときは、業者に相談しましょう。業者に頼めば、専用機器などで安全かつ短時間で凍結を解消してくれます。
そのため、早急に水回りを使いたいときは、最初から業者に頼むと良いでしょう。
また、万が一凍結で水漏れが発生している場合、水漏れの特定や修理もまとめて対応してもらえます。自分で対処した場合、水漏れに気づけないケースも多いため、業者に頼む大きなメリットといえます。
以下で「口コミでも評判の水回りの凍結解消におすすめの業者」を紹介しているので、業者探しにご活用ください。
自分で業者を探す自信がない方は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。最短5分で業者を紹介いたします。
凍結したら急いで駆けつけてくれる業者5選
水回りが凍結した際に頼りになる、急いで駆けつけてくれる業者を5社ご紹介します。各業者の利用者の実際の口コミも掲載しているので、ぜひ参考にしてください。
クラシアン
クラシアンは、水回りの凍結修理を24時間・365日対応してくれます。全国各地に拠点があるため、ほとんどの場所で最短30分で駆けつけて対応してくれるのが強みです。
2023年の1年間だけでも約72万件の依頼件数を誇るクラシアンは、豊富な経験から適切な対処をしてくれるので安心して凍結修理を任せられます。
(クラシアンのセーフリーの口コミより)
水道修理特急便
水道修理特急便も、相談から最短15分で駆けつけてくれます。
24時間・365日対応してくれ、以下が無料なので、凍結時にいつでも気軽に相談できる点もおすすめの理由です。
- 出張費
- 見積り代
- 夜間・早朝の割増料金
対応エリアが関東の一都4県と関西圏なので、都市圏在住の方に特におすすめです。
クリーンライフ
クリーンライフは、24時間・年中無休で水回りの凍結に対応してくれます。凍結しやすい夜間や早朝でも対応してもらえるのは心強いですね。
また、クリーンライフは全国300以上の市区町村で水道局指定工事店に指定されています。そのため、万が一凍結で水道管が破裂して水漏れしている場合でも、安心して修理を任せられます。
水道救急センター
水道救急センターは、24時間・年中無休で水回りの凍結を相談でき、最短30分で駆けつけて対応してくれます。出張費も見積りも無料で、作業前に以下の総額を提示してくれるので安心できます。
- 基本料金
- 作業料金
- 材料費用
- 消費税
対応エリアは関東を中心に21都府県です。水道局指定工事店にも登録されているので、凍結が原因の水漏れの修理も、あわせて対応してくれます。
救急水道サービス
救急水道サービスは、相談から最短15分で到着してくれるので、水回りの凍結を急いで解消したい場合におすすめです。
受付対応は365日24時間、出張費も見積り代も無料のため、水回りに少しでも違和感があれば、気軽に相談してみましょう。
救急水道サービスの対応エリアは主に、関東と東海圏です。
水回りの凍結でやってはいけないことをしてしまったら
水回りが凍結したときに、やってはいけないことをしてしまった場合、配管の破損・破裂や機器の故障が発生する可能性が非常に高いです。そのため、すぐに業者に相談しましょう。
どこへ頼めばいいか分からないときは、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。最短5分・無料で、すぐに駆けつけて凍結の解消や凍結による水漏れを修理してくれる業者をご紹介いたします。
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凍結でやってはいけないことに関するよくある質問
-
蛇口が凍結したときにやってはいけないことは何ですか?
蛇口が凍結したらやってはいけないことは、「無理に開けようとする」です。
蛇口が凍結して回らないときに無理に開けようとすると、中のパッキンが破損して水漏れに繋がる恐れがあるので、やめましょう。
-
給湯器が凍結したときにやってはいけないことは何ですか?
給湯器が凍結したときは、配管以外にお湯をかけて溶かそうとしてはいけません。本体や電源コード・電源プラグにお湯がかかると、故障や感電の危険性があります。
-
トイレが凍結したときにやってはいけないことは何ですか?
トイレが凍結したときは、止水栓を開けたまま解凍作業をしてはいけません。作業中に水が溢れたり、ウォシュレットのノズルから水が噴出する恐れがあるためです。
-
水回りの凍結を防止する方法には何がありますか?
水回りの凍結を防止する方法には、以下があります。
- 蛇口から水を少量出しっぱなしにする
- 水道管に保温材を巻く
- 水抜きをする
水抜きは少し手間がありますが、凍結防止の最も効果的な方法です。
-
水回りの凍結を解消できないときはどうすればいいですか?
水回りの凍結が自分で解消できないときは、業者に相談しましょう。
業者を選ぶときは、口コミを必ずチェックしてください。口コミでの評価が低い業者は、不当な高額請求などをしてくる悪徳業者の可能性があるためです。
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