ドラム式洗濯機の乾燥時の臭いは以下の4つが原因です。
- 糸くず
- 排水経路
- 乾燥ダクト
- 洗濯槽内部の汚れ
ただし臭いの種類によって原因は異なるため、まず臭いの特徴から原因を特定しましょう。本記事では原因別の対処法から予防策まで詳しく解説します。
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記事の内容
ドラム式洗濯機の乾燥時に漂う臭いの種類

ドラム式洗濯機の乾燥時に感じる臭いは、大きく6種類に分けられます。まずは「どんな臭いがするのか」を確認し、当てはまるものを見つけましょう。
| 臭いの種類 | 臭いの特徴 |
|---|---|
| 生乾き臭 | 湿った衣類や部屋干しのような臭い |
| 雑巾のような臭い | 使い古した濡れ雑巾のような不快な臭い |
| 下水臭 | 下水やドブを思わせる強い臭い |
| 焦げくさい臭い | 何かが焼けたような焦げ臭さ |
| カビくさい臭い | 湿気の多い場所やカビを思わせる臭い |
| 新品特有の臭い | ゴムや樹脂のような独特の臭い |
同じ「臭い」でも、生乾き臭と下水臭では確認すべき場所や対処法が異なります。臭いの特徴を見極めたうえで、種類に合った対処を進めましょう。
ドラム式洗濯機の乾燥が臭いときの対処法【種類別】
臭いの種類別による対処法は以下を確認してください。
生乾き臭
生乾き臭がする場合は、乾燥不足や衣類に残った雑菌が原因です。乾燥フィルターにホコリが詰まっていると温風がうまく循環せず、衣類が半乾きのまま仕上がりやすくなります。
- 乾燥フィルターを外す
- ホコリや糸くずを取り除く
- 汚れが強い場合は水洗いする
- 完全に乾かしてから戻す
- 乾燥後の衣類はすぐに取り出す
乾燥後に衣類を放置すると、洗濯槽内の湿気で臭いが戻ります。取り出した後に湿り気が残っている場合は、追加で乾燥、もしくは部屋干しで完全に乾かしましょう。
雑巾のような臭い
雑巾のような臭いがする場合は、衣類や洗濯槽で増えた雑菌への対処が必要です。濡れたタオルや汗を含んだ衣類を長時間放置すると、洗濯・乾燥後も臭いが残ってしまいます。
- 臭いが気になる衣類を洗濯機から出す
- 酸素系漂白剤で衣類をつけ置きする
- 衣類を通常どおり洗濯する
- ドラム式対応の洗濯槽クリーナーで槽洗浄する
- 乾燥後は衣類をすぐに取り出す
洗濯前の濡れた衣類は、洗濯機の中にため込まず風通しのよい場所で保管しましょう。臭いが繰り返す場合は、衣類だけでなく洗濯槽内部の汚れも確認してください。
下水臭
下水やドブのような臭いがする場合は、排水口や排水トラップを確認しましょう。洗濯槽を掃除しても、排水経路から臭いが上がっていれば改善しません。
- 洗濯機の電源を切る
- 排水口周辺の糸くずや汚れを取り除く
- 排水トラップに水がたまっているか確認する
- 水が少ない場合はゆっくり水を注ぐ
- 排水ホースの曲がりやつぶれを確認する
排水口にヘドロ状の汚れがたまっている場合は、ブラシなどで取り除きます。排水ホースを外す必要がある場合や洗濯機を動かせない場合は、無理に作業せず水道修理業者へ相談してください。
焦げくさい臭い
焦げくさい臭いがしたら、すぐにドラム式洗濯機の使用を中止してください。内部部品の異常や乾燥経路へのホコリの蓄積など、掃除だけでは解決できないトラブルもあります。
- 運転を停止する
- 洗濯機の電源を切る
- コンセントから電源プラグを抜く
- 本体から煙や異常な熱が出ていないか確認する
- メーカーや修理業者へ相談する
焦げ臭さが一度でも強く出た場合は、自己判断で運転を再開しないでください。分解や内部の確認も避け、専門家による点検を受けましょう。
カビくさい臭い
カビくさい臭いには、洗濯槽・ドアパッキン・洗剤投入ケースの掃除が効果的です。ドラム式洗濯機は湿気が残りやすく、見えにくい場所に黒カビや洗剤カスが蓄積します。
- 洗剤投入ケースを外して水洗いする
- ドアパッキンの水分やホコリを拭き取る
- 黒カビやヌメリがないか確認する
- ドラム式対応の洗濯槽クリーナーを入れる
- 槽洗浄コースを運転する
槽洗浄を繰り返しても臭いや黒いカスが残る場合は、通常のお手入れでは届かない場所に汚れが蓄積しています。クリーニング業者による分解洗浄を検討しましょう。
新品特有の臭い
新品のドラム式洗濯機からゴムや樹脂のような臭いがする場合は、換気しながら様子を見ましょう。ドアパッキンや内部部品の臭いが、乾燥時の熱によって強く感じられることがあります。
- 乾燥運転が終わったら衣類を取り出す
- 洗濯機のドアを開ける
- 洗濯機周辺を換気する
- 数週間ほど臭いの変化を確認する
使用していくうちに、新品特有の臭いは徐々に薄れていきます。ただし、焦げ臭さや異音、エラー表示を伴う場合は使用を中止し、購入店やメーカーへ相談してください。
ドラム式洗濯機の乾燥で臭う原因

ドラム式洗濯機の乾燥時に臭いが発生する主な原因は、以下4つです。
汚れ・カビの蓄積
洗濯槽や乾燥ダクトなどに蓄積した汚れ・カビは、乾燥時の臭いを引き起こします。
ドラム式洗濯機の内部には、衣類から出た皮脂や糸くず、髪の毛などが少しずつ残ります。さらに、湿気がこもるとカビや雑菌が繁殖し、乾燥時の温風とともに不快な臭いが広がります。
特に洗濯槽の裏側や乾燥ダクトは、自分では掃除しにくい場所です。長期間使用しているドラム式洗濯機ほど、見えない部分の汚れにも注意してください。
洗剤・柔軟剤の入れ過ぎ
洗剤や柔軟剤を規定量より多く入れると、洗濯槽や衣類に成分が残り、臭いの原因になります。
ドラム式洗濯機は少ない水で洗うため、洗剤を入れ過ぎると十分にすすぎ切れません。「汚れがひどいから」と量を増やしても洗浄力が上がるわけではなく、残った成分に汚れが付着すると雑菌が繁殖する原因にもなります。
洗剤や柔軟剤は、洗濯物の量や製品に記載された使用量を守りましょう。
排水ホース・排水口の汚れ
排水ホースや排水口にたまった汚れも、乾燥時の臭いにつながります。
排水経路には、洗剤カスや糸くず、皮脂汚れなどが流れ込みます。掃除せずに使い続けると内部にヌメリやヘドロが発生し、排水口から上がった臭いが洗濯槽内へ広がるのです。
洗濯槽を掃除しても下水のような臭いが消えない場合は、排水経路の汚れを疑いましょう。
乾燥フィルターが目詰まりしている
乾燥フィルターの目詰まりは、乾燥不足による生乾き臭を招きます。
フィルターにホコリや繊維くずがたまると空気の流れが悪くなり、衣類を十分に乾かせません。湿気が残った衣類では雑菌が増えやすく、乾燥運転をしたにもかかわらず臭いが残ります。
乾燥時間が以前より長くなった、衣類に湿り気が残るといった場合は、乾燥フィルターの目詰まりを確認してください。
ドラム式洗濯機で臭いを発生させない予防方法
ドラム式洗濯機の臭いは、日頃の使い方とこまめな掃除で予防できます。
洗濯するまで洗濯物を中に入れない
洗濯槽を洗濯カゴ代わりに使うのは避けましょう。汚れた衣類や濡れたタオルを長時間入れておくと、湿気や皮脂汚れをもとに雑菌が増え、臭いにつながります。
洗濯物は別のカゴで保管し、洗濯する直前にドラムへ入れてください。特に濡れたタオルは、乾かしてから保管すると臭いを抑えられます。
洗濯終了後はすぐに出す
洗濯・乾燥が終わった衣類は、できるだけ早く取り出しましょう。運転終了後のドラム内に放置すると、残った湿気によって雑菌が繁殖し、生乾き臭や雑巾のような臭いが発生します。
乾き切っていない衣類があれば、追加乾燥するか風通しのよい場所で干してください。
乾燥後はフタを開けておく
乾燥運転後は、ドアを開けてドラム内の湿気を逃がしましょう。乾燥機能を使った後でも、内部やドアパッキンには水分が残っています。
湿気がこもった状態が続くと、カビや雑菌が増える原因になります。ただし、小さな子どもやペットがいる家庭ではドアを開けたままにせず、槽乾燥などの機能を活用してください。
各フィルターを掃除する
乾燥フィルターや排水フィルターは、定期的に掃除しましょう。ホコリや糸くずを放置すると空気や排水の流れが悪くなり、乾燥不足や臭いを招きます。
乾燥フィルターは乾燥機能を使用した後、排水フィルターは取扱説明書に記載された頻度を目安にお手入れしてください。掃除後に水洗いした場合は、十分に乾かしてから戻します。
洗濯槽を掃除する
見えない部分のカビや洗剤カスを防ぐには、定期的に洗濯槽を掃除してください。普段の洗濯だけでは、槽の裏側に付着した汚れまで落とし切れません。
ドラム式対応の洗濯槽クリーナーを使用し、槽洗浄コースでお手入れしましょう。掃除の頻度や使用できるクリーナーは機種によって異なるため、取扱説明書を確認してください。
ドラム式洗濯機の臭いが改善しないときの対処法

洗濯槽やフィルター、排水口を掃除しても臭いが改善しない場合は、無理に自力で対処せず業者へ相談しましょう。
洗濯槽の裏側や乾燥ダクトなど、手の届かない場所に汚れやカビが蓄積していると、普段のお手入れだけでは落とし切れません。また、排水の流れが悪い場合は、洗濯機本体ではなく排水経路に問題があるケースもあります。
数ある業者の中でも特におすすめなのは、以下の3社です。
洗濯機の臭いは、原因によって相談すべき業者や必要な作業が異なります。料金や対応内容を比較し、ドラム式洗濯機や排水まわりのトラブルに対応できる業者を選んでみてください。
ドラム式洗濯機の臭いはプロに任せて解消・予防を!
ドラム式洗濯機の乾燥時の臭いは、フィルターや洗濯槽、排水経路の汚れが原因で発生するケースがほとんどです。まずは掃除やお手入れを試してみましょう。
それでも臭いが改善しない場合は、内部に蓄積した汚れや部品の不具合が原因となっているため、専門業者に相談してみてください。
『水道修理のセーフリー』では、洗濯機や排水設備のトラブルに対応する業者を多数掲載しています。口コミや料金、対応エリアを比較しながら、自分に合った業者を簡単に探せます。
下記より気になる業者をいくつか比較し、まずは無料見積もりから始めてみましょう。
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ドラム式洗濯機の臭いに関するよくある質問
-
乾燥フィルターを掃除しても臭いのはなぜですか?
洗濯槽の裏側や乾燥ダクト、排水経路に汚れが蓄積していると、乾燥フィルターを掃除しても臭いは残ります。臭いの種類を確認し、洗濯槽や排水口など別の場所も掃除しましょう。
-
ドラム式洗濯機の槽洗浄はどのくらいの頻度ですべきですか?
槽洗浄の頻度は機種や自動おそうじ機能の有無によって異なります。メーカーや機種ごとの差が大きいため、取扱説明書に記載された頻度に従ってください。
-
乾燥時だけ臭うのは故障ですか?
乾燥時だけ臭うからといって、必ずしも故障とは限りません。乾燥ダクトの汚れやフィルターの目詰まりなども考えられますが、焦げ臭さや異音を伴う場合は使用を中止してメーカーへ相談してください。
-
重曹やクエン酸で臭いは取れますか?
重曹やクエン酸は、ドラム式洗濯機の臭い対策として自己判断で使用するのは避けたほうがよいです。使用できる洗浄剤は機種ごとに異なるため、取扱説明書を確認し、メーカー指定・推奨の洗濯槽クリーナーを使用してください
-
メーカー修理はいくらくらいかかりますか?
修理費用はメーカーや機種、故障箇所によって大きく異なります。出張料や部品代が加わる場合もあるため、メーカーの修理料金目安を確認したうえで見積もりを依頼しましょう。

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