蛇口からポタポタと水漏れしていると、水道代は1か月で200円も高くなります。
たかがポタポタと軽く考えていると、月々の水道代が想像以上に膨らむケースも珍しくありません。
蛇口の水漏れによる水道代の目安や、すぐにできる応急処置、原因別の修理方法、さらに水道代の減免制度まで幅広くまとめました。
放置するほど出費がかさむため、早めの対処が欠かせません。水漏れの止め方や修理代の相場も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
蛇口のポタポタ水漏れで水道代はいくら上がる?
蛇口からポタポタと水漏れしている状態を放置すると、1ヶ月で約200円ほどの水道代がかかります。
例えば数秒程度に1適水が落ちる状態が24時間続くと、約30リットルの水を消費します。この状態で1ヶ月放置すれば、約900リットルの水を無駄遣いしてしまう計算です。
地域によって異なりますが、900リットルの水を消費した場合の水道代は150~200円程度高くなります。
さらに水漏れを放置して、「ポタポタ」ではなく「ツー」と水が細く漏れ続けるような状態となれば、水道代が上がる幅もさらに広がるため、注意が必要です。
東京都水道局は、蛇口から太さ2mm程度(約16㎥)の水が漏れ続けた場合、水道代は1ヶ月で約5,500円高くなると示しています。
『水道修理のセーフリー』には、今すぐに水漏れを止めてくれる業者が多数掲載されているので、水道代が不安な方はぜひ早めにご相談ください。
ポタポタ程度の水漏れでも水道代はかかる
ポタポタ程度の軽微な水漏れでも、水道メーターが感知していれば漏れた分は請求対象です。
「少量だから大丈夫」と放置すると、気づかないうちに水道代が積み重なっていきます。漏水量ごとの水道代の目安は、次のとおりです。
- 1分に2滴程度:1日約1L、月額約30〜90円の増加
- 2〜3秒に1滴程度:1日約30L、月額約150〜200円の増加
- 1秒に1滴程度:月額約200円、年額約2,400円の増加
地域の料金単価により同じ漏水量でも請求額に差が出るため、金額はあくまで目安として捉えてください。
ただし、漏水が長期間続くと年間1,200〜6,000円以上の余計な出費になる可能性もあります。月数百円の増加でも、放置せず早めの対処を心がけましょう。
水道メーターで今の漏水量を確認する
水道メーターの「パイロット」と呼ばれる部品を見れば、今まさに水漏れが起きているかどうかを判断できます。
パイロットは水がメーターを通過すると回転する仕組みなので、家中の水を止めた状態で動いていれば漏水の疑いを判別可能です。次の手順を参考に、確認してみてください。
- 家中の蛇口・トイレ・給湯器・洗濯機など、水を使うすべての設備を止める
- 屋外のメーターボックスのフタを開ける
- パイロットの動きを1〜5分ほど観察する
パイロットが少しでも回転していれば、宅内配管や蛇口のどこかで水漏れが発生している可能性があります。
目安として、パイロットが時計の秒針程度の速度で回る場合、1分間の漏水量は管径13mmで約90cc、20mmで約146ccです。
確認した際は、時刻・メーターの指示数・パイロットの動きを写真やメモで記録しておきましょう。
ただし、電気温水器や受水槽への自動給水が原因でパイロットが動くケースもあるため、該当する設備がある方は電源を切った状態で再度確認してください。
【応急処置】水道代の増加を今すぐ止める方法

蛇口のポタポタ水漏れによる水道代の増加は、止水栓を閉めることで今すぐ止められます。
止水栓とは、各水回り設備に設けられた個別の水量調整バルブです。
蛇口本体ではなく、給水管の途中に設置されているので、該当箇所の止水栓をマイナスドライバーや手で時計回りに回して閉めましょう。
止水栓を閉めれば水漏れしている蛇口への給水だけを遮断でき、ほかの蛇口やトイレは通常どおり使えます。
止水栓の場所がわからない場合や回しても水が止まらない場合は、水道メーター横の元栓を閉めてください。
ただし元栓を閉めると家全体の水が使えなくなるので、あくまで一時的な対応にとどめましょう。
応急処置で水漏れを止めたあとは、早めに修理をおこない、根本的な原因を解消してください。
蛇口のポタポタ水漏れで水道代が高くなったら減免制度の利用がおすすめ
万が一水漏れにより水道代が高くなってしまったら、減免制度の利用を検討しましょう。ここでは、水道代の減免制度について詳しく解説します。
水道代の減免制度とは
水道代における減免制度とは、水道管の水漏れにより水道代が増額してしまった人を対象に水道局が実施している措置です。申請すれば、水漏れや故意によるものではない水の使用に伴い発生した水道代を減免してもらえます。
減免制度の利用方法は自治体により変わりますが、基本的には管轄の水道局へ報告のうえ、水道局指定工事店に修理してもらいます。申請に必要な書類を業者から受け取り、その他書類とまとめて水道局に提出すれば減免制度が適用されます。
ただし、水道代の減免制度には適用条件が設けられているため注意が必要です。
水道代の減免制度の適用条件
基本的に、水道代の減免制度は以下3つの適用条件が設けられています。
- 水の消費が故意・過失によるものではない
- 壁の内部や地中など発見が難しい箇所の水漏れ
- 速やかに水漏れ箇所の修繕工事を完了させている
どの自治体においても、自分の管理不足による水漏れ、故意的な水の消費に伴う水道代の増額分は減免されません。また、修繕工事は管轄の水道局の指定工事店によるものと定められているケースも多いです。
自治体によって具体的な条件は変わるため、事前に確認しておきましょう。
蛇口のポタポタ水漏れは減免の対象外になることが多い
蛇口からポタポタと滴る水漏れは、多くの自治体で減免制度の対象外です。
減免制度が適用されるのは、壁の中や床下、地下配管など目視で発見が難しい場所の漏水に限定されています。
蛇口やトイレなど目に見える場所の水漏れは、使用者が気づいて対処できるものとみなされるためです。
合志市・千葉県・うるま市・鳥栖市・高崎市・横浜市など、蛇口の水漏れを減免対象外と明記している自治体は数多くあります。
さらに、漏水を認知しながら修繕を怠った場合も減免不可とするケースがあるので、放置は避けてください。
蛇口のポタポタ水漏れに減免制度は使えないと考え、早めの修理で水道代の増加を食い止めましょう。
蛇口からポタポタ水漏れがする原因
蛇口からポタポタと水漏れする主な原因としては、以下4つのケースが挙げられます。
以下より、各ケースが疑われる水漏れの状態について詳しく解説します。
パッキン類の劣化
蛇口のハンドル部分やレバーの付け根からの水漏れなら、内部にあるパッキン類の劣化が疑われます。
単水栓・2ハンドル混合水栓・シングルレバー混合水栓のいずれにもパッキンが使われており、劣化すると水漏れが発生します。蛇口に使われている主なパッキンの種類は、以下の通りです。
- 三角パッキン
- Uパッキン
- OVパッキン
パッキンは市販されているため、必要な工具と正しい手順さえ理解すれば自分で交換できます。交換する際は、以下の手順を参考にしてください。
- 蛇口の部品を外す
- 古いパッキンを取り除く
- 新しいパッキンを取り付ける
- 部品を元に戻す
パッキンの大きさ、付いている場所は蛇口の種類などによって異なります。外したパッキンを持って買いに行くか、不安なら最初から水道修理業者へ相談しましょう。
カートリッジの劣化
水栓本体と台の間から水漏れしている場合は、カートリッジの劣化を疑いましょう。カートリッジとは、吐水やお湯・水の切り替えを担っている部品で、交換の手順は以下の通りです。
- レバーハンドルを外す
- 外カバーを外す
- 古いカートリッジを外す
- 新しいカートリッジを付ける
- 外カバーとレバーハンドルを戻す
- 水漏れの有無を確認する
作業の際は、必ず事前に止水栓を閉めてください。
カートリッジが劣化していると、吐水の切り替えがうまくできず水漏れしてしまいます。一般的な寿命は5年程度とされているため、5年以上使い続けた蛇口で水漏れしている場合はカートリッジの交換を検討しましょう。
ケレップの劣化
吐水口から水漏れしているなら、ケレップが劣化している可能性があります。ケレップは蛇口のハンドルやレバーの下に配置されており、給水された水をせき止める役割を担う部品です。
金属とゴムでできており、長く使用を続けるにつれて劣化が進みます。結果、水をせき止められなくなり水漏れにつながります。その場合は、以下の手順でケレップの交換が必要です。
- 蛇口カバーや水栓上部を外す
- スピンドルを回して外す
- ピンセットで古いケレップを取り除く
- 新しいケレップを取り付ける
- スピンドルなどの部品を元に戻す
カートリッジの交換と同じように、止水栓を閉めてから対応してください。ケレップはサイズの小さい部品なので、紛失しないように慎重に対応しましょう。
ゴミの堆積
蛇口のタイプにかかわらず水漏れを引き起こす原因としては、ゴミの堆積も挙げられます。
各種部品の周りに水垢・カビ・サビなどの汚れが溜まり、隙間が生じてそこから水が漏れてしまいます。日頃から蛇口の外側を掃除していても、内側に汚れが溜まっているケースは珍しくありません。
一度蛇口の部品を外して汚れがないか確認し、必要に応じて掃除しましょう。水漏れの原因については、以下の記事でより詳しく解説しています。
蛇口のポタポタ水漏れの直し方
蛇口からポタポタと水漏れが発生した場合の直し方は、原則として「業者に依頼する」か「自分で直す」かの2通りです。
以下より、それぞれの直し方について知っておきたいメリット・デメリットなどを解説します。
自分で修理する
蛇口のポタポタ水漏れは、原因となる部品を特定できれば自分で修理できます。作業前には必ず止水栓または元栓を閉めてください。
止水栓を閉める際は、回した回数をメモしておくと復旧時にスムーズです。また、次のような工具を用意しておくと、作業しやすくなります。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー(精密ドライバー)
- モンキーレンチまたはプライヤー
交換する部品は、水漏れの箇所や蛇口の型式ごとに異なります。
吐水口からの漏れにはケレップやカートリッジ、ハンドル下のナット付近からの漏れにはパッキンの交換で対処しましょう。
部品交換後は、外した順番と逆の順序で組み戻し、止水栓を開けて漏れがないか確認してください。
パッキンを交換する手順
パッキン交換は、次の手順で進めましょう。
- 止水栓または元栓を時計回りに回して閉める
- ハンドル上部のカラーキャップ(赤・青の目印)を外す
- 固定ネジを緩めてハンドルを真上に引き抜く
- カバーナットをモンキーレンチで反時計回りに外す
- 劣化した三角パッキンやコマパッキンを取り出し、新品に入れ替える
- 逆の手順で組み直し、止水栓を開けて水漏れがないか確認する
作業前に分解する部品の並び順や向きを写真に撮っておくと、組み直す際に迷いません。
三角パッキンはカバーナットの下、スピンドル(軸)まわりに装着されており、凹凸のある面を上向きにしてセットしてください。
カバーナットを締めすぎるとハンドルが重くなるので、水が漏れない程度に調整しましょう。
交換用パッキンはホームセンターで入手でき、必ず元の部品と同じサイズのものを用意する必要があります。
カートリッジを交換する手順
シングルレバー混合水栓のポタポタ水漏れは、内部カートリッジの劣化が原因であるケースが多いです。
カートリッジはレバー操作で水量や温度を調整する部品なので、摩耗すると水が止まりきらなくなります。交換手順は次のとおりです。
- 止水栓または元栓を時計回りに回して閉め、レバーを操作して水が出ないことを確認する
- レバーハンドルのキャップを外し、固定ネジをドライバーまたは六角レンチで緩めてレバーを引き抜く
- 外カバー・内カバー・押さえナットなどを順番に取り外し、カートリッジを露出させる
- カートリッジ押さえをモンキーレンチで反時計回りに回して外す
- 古いカートリッジを取り出し、内部に残ったパッキンがあれば一緒に除去する
- 新しい純正品または同一メーカー・同一型番のカートリッジを、底面の凹凸や向きに合わせて装着する
- 逆の手順でナット・カバー・レバーを組み戻し、止水栓を開けて水漏れがないか確認する
押さえナットを外す際は、力を入れすぎると蛇口本体を傷める恐れがあるため、根元をタオルで保護しながら作業してください。
ケレップを交換する手順
ケレップの交換は、ハンドル式蛇口のポタポタ水漏れに有効な修理方法です。
作業前に止水栓または元栓を必ず閉め、ハンドルを開いて水が完全に止まったことを確認してから始めてください。
- ハンドル上部のキャップを外す
- 固定ネジを外してハンドルを引き抜く
- カバーナットをモンキーレンチで反時計回りに緩めて外す
- スピンドル(水栓上部)を引き抜く
- 内部のケレップをピンセットで取り出す
- 古いケレップと同じサイズ・形状の新品に交換する
- 逆の順番で部品を組み戻す
- 止水栓や元栓を開けて水漏れがないか確認する
カバーナットを外す際は、蛇口本体が一緒に回らないよう片手でしっかり支えましょう。また、部品を外すたびに写真を撮っておくと、組み戻しの際に順番を間違えずに済みます。
カバーナットの締めすぎはハンドルが重くなる原因になるので、水が漏れない程度に調整してください。
業者に修理を依頼する
水道設備に関する知識や修理技術を持つ、水道修理業者へ依頼するという手段です。
出張費・工賃・部品代などを含めた費用がかかる点はデメリットですが、自分で直すよりも確実かつスムーズに水漏れを解消できます。また、業者によっては水漏れの修理だけでなく、今後どのように蛇口を使えば水漏れが再発しないかというアドバイスも受けられます。
水道修理業者には、「水道局指定工事店」の業者と指定を受けていない業者があります。施工品質・価格ともに安心できるのは水道局指定工事店です。
水道局指定工事店なら、給水装置工事に関して適切な施工と手続きが可能であると水道局から認められているため、一定の信用性が担保されています。
蛇口のポタポタ水漏れの修理代
業者に修理を依頼した場合、多くの業者では作業料金(基本料金)と部品代がかかります。それぞれの費用の相場は、以下の通りです。
| 作業料金 | 8,000円〜10,000円程度 |
| 部品代 | 100円〜4,000円程度 |
また、業者によっては見積もり費用・出張費用・深夜早朝料金などが加算される場合もあります。総額にして、10,000円弱はかかることを前提に利用を検討しましょう。
なお、広告や見積もりでは過度に安い価格を提示しておきながら、作業終了後に高額な追加料金を請求するという業者が潜んでいることも事実です。口コミなども参考に、複数の業者を比較しながら信頼性を見極めましょう。
水漏れの修理代に関する具体的な費用相場や安くするコツなどは、以下の記事で解説しています。
賃貸の蛇口のポタポタ水漏れの修理代は誰が負担する?
賃貸住宅で蛇口からポタポタと水漏れした場合、自分で業者を手配するのはおすすめできません。入居者の故意・過失でない限り、基本的に水道設備のトラブルは貸主が修理代を負担してくれるからです。
蛇口からの水漏れを確認したら、すぐに貸主や管理会社へ連絡して対応してもらいましょう。業者の手配は貸主や管理会社がしてくれるため、あとは訪問日時の調整だけすれば費用を負担することなく水漏れを直せます。
ただし、以下のケースでは修理代が自己負担になる可能性があります。
- 自分の管理不足で水漏れが発生した
- 蛇口の水漏れを故意的に放置して階下まで浸水した
- 賃貸借契約書に修理代は自己負担となる旨が記載されている
賃貸住宅では水漏れの対応方法が一定ではないため、自己判断での対処は避けましょう。
水道代だけじゃない!蛇口のポタポタ水漏れがもたらす影響
蛇口のポタポタ水漏れを放置すると、水道代の増加だけでなく建物や健康にまで深刻な被害が及びます。
1秒に1滴のわずかな漏水でも、1日約22〜24L、1か月で約720〜2,000Lもの水が無駄になるため、早急な対処が必要です。
水漏れが継続した場合に起こりうるリスクとして、次のものが挙げられます。
- 床材・壁材・木材の腐食や劣化
- 家の基礎・柱・構造材への浸食
- 室内の湿度上昇によるカビの繁殖
- カビが原因となるアレルギー・咳・頭痛などの健康被害
- シロアリ被害や漏電事故の発生
- 蛇口内部の部品や金属の劣化による故障の悪化
水漏れした水が床下や壁内に浸透すると、建物の構造材が腐食し、大規模な修繕が必要になるケースもあります。
さらに湿度が高い環境はシロアリを引き寄せるため、建物全体の耐久性が低下しかねません。
蛇口内部の部品劣化も加速し、ポタポタだった漏水が勢いを増す悪循環に陥ることもあるので、症状が軽いうちに修理を済ませてください。
蛇口のポタポタ水漏れにお困りなら『水道修理のセーフリー』でプロに相談
蛇口のポタポタ水漏れは、1秒1滴の軽度なものでも月約200円、年間で約2,400円の水道代増加につながります。
放置すると症状が悪化しやすく、月数千円から1万円以上の負担になるケースも珍しくありません。
水道代の上昇だけでなく、カビの発生や建材の腐食といった二次被害を防ぐためにも、ポタポタの段階で早めに対処しましょう。
自分で修理できる場合はパッキンやカートリッジの交換で解決できることもありますが、原因の特定が難しいときや作業に不安があるときは、プロへの依頼が確実です。
『水道修理のセーフリー』では、お住まいの地域に対応した優良業者を簡単に探せます。
蛇口のポタポタ水漏れによる水道代の負担を最小限に抑えるために、ぜひ活用してください。
蛇口の水漏れ修理を依頼できる業者を探す
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- 相談内容
KVK製、型番KM5000ZT
- 水道の蛇口の水漏れ修理
- 相談日時 : 2024年2月26日 05:20
- ニックネーム : なお
キッチンの蛇口(KVK製、型番KM5000ZT)から、水を閉めてもポタポタと水漏れが止まりません。蛇口のハンドルをきつく閉めても状況は変わらず、水道代の心配があります。これは蛇口のパッキンの交換で解決する問題なのでしょうか、それとも配管に何か別の問題があるのでしょうか?

蛇口のポタポタ水漏れについてよくある質問
-
お湯側の蛇口から水漏れしている場合、ガス代にも影響しますか?
給湯器につながる混合水栓のお湯側で漏れていると、水を落とすたびに給湯器が反応し、水道代に加えてガス代や電気代まで上乗せされる可能性があります。
特に給湯温度を高く設定している家庭では、目に見える水量以上に光熱費への影響が出やすくなるでしょう。
お湯側からの漏れに気づいたら、給湯器のリモコンで運転を切ってから止水栓を閉め、早めに修理を手配してください。
-
検針票を見て、水漏れによる増加分を判断できますか?
前年同月や前回検針分と使用量(㎥)を比べ、生活パターンが変わっていないのに10〜20%以上増えていれば、漏水を疑う根拠になります。
多くの自治体では下水道使用料も上水の使用量に連動して計算されるため、実際の負担は水道代の増加分だけにとどまりません。
検針票は減免申請や業者への説明時に状況を伝える資料にもなるので、直近数か月分は手元に残しておきましょう。
-
パッキンを交換しても水漏れが止まらないときは、どうすればよいですか?
パッキンを替えても改善しない場合は、パッキンが当たる金属面(弁座)が摩耗している、あるいはスピンドルやカートリッジ側が傷んでいることが考えられます。
蛇口本体の耐用年数はおおむね10年前後とされており、年数を超えた製品では部品交換を繰り返すより本体交換のほうが結果的に安く済むケースも少なくありません。
同じ箇所の修理を短期間で繰り返しているなら、業者に部分修理と交換の見積もりを両方出してもらい、費用と寿命を比べて判断するのがおすすめです。
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賃貸物件でも自分でパッキンを交換してもよいのでしょうか?
賃貸の水道設備は貸主の所有物にあたるため、無断で分解や部品交換をおこなうと、後日不具合が出たときに入居者の過失と判断されるリスクがあります。
作業中に給水管を傷めて階下へ浸水させれば、修理代だけでなく損害賠償の負担まで及びかねません。
ポタポタ程度でも自己判断で工具を握らず、まずは管理会社や貸主へ連絡し、指示を仰いだうえで対応を決めてください。
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水漏れが階下や隣室にまで及んだ場合、費用は保険でまかなえますか?
他人の部屋や家財に損害を与えたケースでは、火災保険に付帯する個人賠償責任保険が適用される場合があります。
ただし補償の対象になるのは損害を受けた側の修復費用が中心で、原因となった蛇口そのものの修理代は自己負担となるのが一般的です。
漏水を認識しながら放置していた事実があると支払いを断られることもあるため、被害の写真を残したうえで、早い段階で保険会社と修理業者の双方に連絡を入れましょう。

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