2025.04.29
この記事では、電気給湯器の種類についてご紹介します。
電気給湯器は、仕組みによって電気温水器やエコキュートに分けられます。
種類によって特徴やコストが異なるので、違いを押さえたうえで自分に合ったものを選ぶのがおすすめです。
この記事を見れば、機能やサイズによる電気給湯器の分類やガス給湯器との違いも分かります。
ぜひ参考にしてください。
記事の内容
電気給湯器の種類と仕組み

電気給湯器は、お湯を沸かす仕組みによって以下の2種類に分けられます。
- 電気温水器:電気ヒーターを使ってお湯を沸かす
- エコキュート:空気中の熱を熱交換器で水に伝えてお湯を沸かす
電気温水器は、さらに貯湯式と瞬間式に分けられます。
ここでは、種類別に電気温水器の仕組みを解説するので、ご確認ください。
貯湯式電気温水器
貯湯式電気給湯器は、本体のタンクに溜めた水を電気ヒーターで沸かす種類です。
電気ポットのように加熱状態を保てるので、いつでもすぐにお湯を利用できます。
貯水式電気温水器の特徴は次のとおりです。
- 使いたいときにすぐにお湯が出る
- 災害時はタンク内の水を使える
- 湯切れを起こす場合がある
一般家庭で使用される電気温水器は、貯湯式が中心です。
瞬間式電気温水器
瞬間式電気温水器は、水が本体内を通過するときに瞬時にお湯を沸かす種類です。
本体内部の水管に大容量の電気ヒーターが備えられています。
瞬間式電気温水器には、次のような特徴があります。
- 使用時しか電気代が掛からない
- 湯切れが起こらない
商業施設や飲食店など、湯切れを起こしてはいけない施設では、瞬間式電気温水器が選ばれる傾向にあります。
エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器)
エコキュート(自然冷媒ヒートポンプ給湯器)は、空気中の熱を使ってお湯を沸かす種類です。
大気中の熱を圧縮して高温化したあと、加熱用熱交換器でお湯を沸かす電気ヒートポンプ技術が採用されています。エコキュートの主な特徴は以下のとおりです。
- 消費電力が少なく光熱費を節約できる
- CO2を削減できる
- 湯切れの心配が少ない
- 災害時に貯水タンクの水を使える
エコキュートは、光熱費を抑えられる点で支持を集め、近年普及率が高まっています。
電気給湯器の機能別の分類

電気給湯器は、機能によってフルオートタイプ・オートタイプ・給湯専用タイプに分類されます。
ここでは、機能別に電気給湯器の種類をまとめました。
電気給湯器の設置や交換を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
フルオートタイプ
フルオートタイプの電気給湯器は、以下の機能を全自動で使えるのが特徴です。
- 湯はり
- 追い炊き
- 足し湯
- 保温
フルオートタイプのメリットは、スイッチを押すだけで快適に入浴を楽しめることです。
湯量や湯温を設定しておけば、お湯が減ったり冷めたりしたときに自動で足し湯や追い炊きもしてくれます。
ただし、機能性に優れているぶんほかの種類と比べて価格は高い傾向にあります。
オートタイプ
オートタイプの電気給湯器は、湯はりから停止までを自動で行います。
フルオートタイプとは異なり、追い炊きや足し湯、保温は自動化されていません。
機能が省かれているぶん、構造がシンプルで耐久性を期待できるのが魅力。
追い炊きや足し湯が自動的に行われないため、ランニングコストを抑えられるメリットもあります。
給湯専用タイプ
給湯専用タイプは、湯はりのみを利用できるシンプルな電気給湯器です。
電気代が掛かりやすい追い炊きや保温などの機能がないため、ランニングコストを抑えられます。
また、機能が省かれており、価格が安いのもメリットです。
電気給湯器のサイズ別の分類

電気給湯器は、サイズによって小型と大型に分けられることもあります。
それぞれ設置場所や用途が異なるので、以下で確認してみてください。
小型電気給湯器
小型電気給湯器は、給湯場所の近くに設置しやすいサイズ感のため、家庭のキッチンやオフィスの給湯室などで利用されています。
家庭用コンセントで使えるので、設置時に大がかりな工事が必要ありません。
基本的には屋内で使用しますが、キャンプでも使えるポータブルタイプもラインナップされています。
大型電気給湯器
大型電気給湯器は、給湯場所から離れた場所に置かれます。
屋外に設置しても故障しないように、耐久性が高い傾向にあります。
本体が大きいため、大量の給湯に対応しており、お風呂やシャワーなどの用途で使われるのが特徴です。
また、集合住宅や温泉施設など、大量のお湯が必要な場所でも使用されます。
電気給湯器の給湯方式別の分類

電気給湯器は、建物内でどのようにお湯を供給するかによって2種類に分けられます。
ここでは、施設内での給湯方式別に電気給湯器の種類をご紹介します。
局所給湯式
局所給湯式の電気給湯器は、給湯場所の近くでお湯を作ります。
たとえば、洗面台やシンクの下、蛇口近くの壁面などに設置されます。
給湯器から蛇口までの距離が短いので、熱が逃げにくく経済的に使えるのがメリット。
さらに、蛇口をひねったりリモコンのボタンを押したりするとすぐにお湯を利用できます。
セントラル給湯式
セントラル給湯式の電気給湯器は、自宅の屋外や施設の屋上、設備室など給湯場所から離れた場所でお湯を作るのが特徴で、配管を利用して建物全体に給湯します。
施設内で多くの人が同時にお湯を使えるため、集合住宅やオフィスビル、商業施設でも利用されています。
電気給湯器とは?

電気給湯器とは、電気を使ってお湯を沸かす機器の総称です。
ガスのように燃焼系の機器ではないため、安全性の高さで注目を集めています。
ここでは、電気給湯器のメリット・デメリットやガス給湯器との違いについてまとめました。
電気給湯器のメリット・デメリット
電気給湯器には、以下のようなメリットやデメリットがあります。
| メリット | 安全性が高い 動作音が静か 耐久性に期待できる ランニングコストが安い |
|---|---|
| デメリット | 本体代・設置費用が高め 湯切れの可能性がある |
電気給湯器のメリットは、つけっぱなしや消し忘れによる火事などの危険性が低いことです。
高齢の方でも安全に利用できるのが魅力と言えます。
また、電気給湯機は10~20年程度使えるほど耐久性に優れており、長期間使え買い替えや交換にかかる費用を抑えることが可能です。
一方デメリットは、ガス給湯器などに比べ、電気給湯機本体が高額なうえ、電気配線工事などで設置費用が掛かりやすいことです。
さらに、タンク式の電気給湯器の場合は、長時間の使用で湯切れの心配がでてきます。
設置や交換は、自宅の状況や環境に合わせてじっくりと検討しましょう。
ガス給湯器・石油給湯器との違い
電気給湯器とガス給湯器や石油給湯器は、お湯を沸かすエネルギー源に違いがあります。
基本的にガス給湯器はガスを燃やして金属のパイプを加熱し、そこに水を通してお湯を沸かします。
バーナーで加熱して給湯するシンプルな仕組みで、必要なときにすぐにお湯を使えるのがメリットです。
また、石油給湯器は、石油(灯油)を燃焼させてお湯を沸かすのが特徴。お湯を素早く温められるため、寒冷地での使用にも適しています。
電気給湯器とガス給湯器の見分け方
使用している給湯器が電気給湯器かガス給湯器かわからない場合は、以下のポイントを確認しましょう。
| 確認箇所 | 見分け方 |
|---|---|
| 本体のラベル | 「エコキュート」「都市ガス」「LPガス」などの表記を確認する |
| ガス栓 | ガス給湯器は、給湯器とガス栓が接続されている |
| リモコンやスイッチ | ガス給湯器は、「ガス種別」「燃焼」などの表示がある |
| 賃貸証明書や設備説明書 | 種類が記載されていることがある |
給湯器の種類を知ることは、光熱費の見通しを立てるためにも大切です。
賃貸住宅で種類がわからない場合は、管理会社や大家に問い合わせてみてください。
電気給湯器の選び方

電気給湯器は、一度設置すると10~20年程度使い続けるのが一般的。設置後に後悔しないためにも、自分に合ったものを選ぶ必要があります。
ここでは、電気給湯器の選び方を解説するので、導入や交換を検討している人は参考にしてみてください。
機能性
電気給湯器を購入する際は、機能性をチェックしましょう。
利便性を重視するなら、ボタンを押すだけで湯はりや保温、追い炊きなどができるフルオートタイプ、湯はりのみを自動で行いたいならオートタイプがおすすめです。
一方、必要最低限の機能で良い場合は、給湯専用の電気給湯器が適しています。保温や追い炊きなどの機能がないぶん光熱費を抑えられます。
家族の人数
家族の人数を考慮したうえで、電気給湯器のタンク容量を選ぶことも重要です。
使用人数と容量の目安は、以下を参考にしてください。
- 1~2人:200L程度
- 3~4人:370L程度
- 4~5人:460L程度
- 5~6人:550L程度
「家族が頻繁に帰省してくる」「子供が増える予定がある」という場合は、目安よりもタンク容量が大きい電気給湯器を選びましょう。
普段からお湯の使用量が多い家庭も、大きめを選ぶのがおすすめです。
設置場所
電気給湯器を選ぶときは、設置場所や搬入経路を考慮しましょう。
電気給湯器は、スタンダードな角型のほか、薄型もラインナップされています。
スペースに余裕があるなら、比較的省エネ性能に優れている角型がおすすめ。
一方、設置場所や搬入経路の広さに余裕がない場合は、薄型を検討してみてください。
初期費用
電気給湯器を設置する場合、本体価格に加えて工事費も必要です。
信頼できる業者で見積もりを取り、納得できるものを選びましょう。
電気給湯器の初期費用の目安は以下のとおりです。
| 種類 | 初期費用の目安 |
|---|---|
| 電気温水器 | 20~30万円 |
| エコキュート | 40~70万円 |
※料金は税込
初期費用は、電気給湯器のタンク容量や機能などによっても異なります。事前に相場を把握してから見積もりを取るのがおすすめです。
給湯器の交換に掛かる費用は、以下の記事で詳しくまとめているので、ぜひご一読ください。
ランニングコスト
電気給湯器を選ぶときは、ランニングコストも考えてみましょう。
基本的にランニングコストは、電気温水器よりもエコキュートのほうが安い傾向にあります。
| 種類 | 電気代の目安(年間) |
|---|---|
| 電気温水器 | 80,000~190,000円程度 |
| エコキュート | 20,000~50,000円程度 |
※料金は税込
電気代は、電力会社のプランによっても変わります。
光熱費を節約したい場合は、電気給湯器の設置にあわせてプランの見直しも検討してみてください。
使用する地域の気候
住んでいる地域の気候も、電気給湯器を選ぶときに確認すべきポイントの一つです。
たとえば、寒い地域では寒冷地仕様の製品を選ばなければ、冬に熱いお湯を使えない可能性があります。
また、海に近い場所で使うなら、塩による故障を防ぐために塩害地仕様の商品がおすすめです。
電気給湯器をお探しなら
電気給湯器の導入や買い替えを検討している人は、種類別の特徴を押さえたうえで自分に合ったものを探しましょう。
さまざまな種類の商品があるので、水道業者のプロに相談しながら選ぶのがおすすめです。
『水道修理のセーフリー』では、給湯器の設置や交換に対応した業者をご紹介しています。コンシェルジュでは、あなたにぴったりな業者を提案するので、ぜひご利用ください。

電気給湯器に関するよくある質問
-
電気給湯器はどんな種類がありますか?
貯水式電気温水器や瞬間式電気温水器、エコキュートがあります。種類ごとにお湯を沸かす仕組みが異なります。
-
電気給湯器と電気温水器の違いは何ですか?
-
電気給湯器とガス給湯器、どちらがいいですか?
どちらにもメリット・デメリットがあります。
安全性やランニングコストを重視する人には電気給湯器がおすすめ。一方、初期費用の安さを重視する場合は、10万円前後(税込)で導入できるガス給湯器を検討してみましょう。
-
電気温水器の価格は工事費込みでいくらくらいですか?
-
電気給湯器に掛かる電気代は何円程度ですか?
年間の電気代は、電気温水器で80,000~190,000円程度、エコキュートで20,000~50,000円程度です。電気温水器からエコキュートにすると1/3~1/4電気代を節約できる場合があります。※料金は税込

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