戸建ての給湯器の交換費用は6万円〜が相場！本体価格・工事費を紹介

戸建ての給湯器交換にかかる費用相場

戸建ての給湯器交換にかかる費用は、「給湯器本体の費用＋交換工事費」で構成されます。

下記に、給湯器本体の費用と、交換工事費それぞれについて、分かりやすく解説するので、参考にしてください。

給湯器の本体の費用相場

給湯器本体の費用は、以下の項目によって上下します。

• 号数の大小
• 備えている機能の有無
• エコジョーズか否か
• 設置タイプ

号数が大きいほど費用が高くなり、機能は「給湯のみ＜オートタイプ＜フルオートタイプ」の順で価格が上がります。

項目ごとの給湯器本体の費用相場が分かるよう、以下に表でまとめました。

号数別の給湯器の本体の費用相場

号数別の給湯器本体の費用相場を、従来型とエコジョーズそれぞれ表にまとめたので、参考にしてください。

【従来型の給湯器】

従来型の給湯器は、機能が豊富なフルオートタイプでも、10万円前後で購入できます。

最安は、給湯専用の16号で3万円台が相場で、とにかく初期費用を抑えたい方におすすめです。

【エコジョーズの給湯器】

エコジョーズの方が、従来型の給湯器よりも、本体が少し高くなっています。

しかし、従来型の給湯器よりも、ガス代のランニングコストが安くなるため、トータルコストを安くしたい方におすすめです。

戸建て向け設置タイプ別の本体の費用相場

戸建て向けの給湯器には、以下の設置タイプがあります。

• 屋外壁掛け型
• 屋外据置き型
• 屋外浴槽隣接型

各設置タイプの特徴については後述します。

設置タイプ別の給湯器本体の費用相場を、従来型とエコジョーズに分けて表にまとめたので、参考にしてください。

【従来型の給湯器】

どの機能を見ても、屋外壁掛けが最も安く、屋外据置き型と屋外浴槽隣接型の費用相場は、同じなのが分かりますね。

【エコジョーズの給湯器】

エコジョーズも、従来型と同様、屋外据置き型と屋外浴槽隣接型が同じ費用相場で、屋外壁掛け型が安くなっています。

同じ機能であれば、価格の安い屋外壁掛け型にしたいところです。しかし、現在の設置タイプが異なる場合、追加工事費がかかる可能性があるので、注意してください。

下記の記事では、給湯器本体の費用相場を、さらに詳しく解説しています。

戸建ての給湯器の交換工事の費用相場

戸建ての給湯器の交換工事の費用相場は、従来型とエコジョーズのいずれも、3〜5万円程度です。

一番安い給湯専用が3〜5万円のため、交換工事の費用とあわせると、相場は低くても6万円〜といえます。

給湯器の交換工事の費用には、以下のものが含まれます。各作業を個別に依頼した場合の相場も、あわせて紹介します。

現在の設置タイプとは別のものに交換する場合は、追加費用がかかる可能性があります。

さらに、工事費は業者によっても差があるので、相見積りを取って比較検討しましょう。

戸建ての給湯器の交換工事の費用相場については、下記の記事でより詳しく解説しているので、参考にしてください。

戸建ての給湯器の交換費用を安く抑えるなら水道修理業者

戸建ての給湯器の交換費用を安く抑えたいなら、「水道修理業者」へ依頼するのがおすすめです。

水道修理業者は、給湯器本体を、メーカー希望小売価格の約60%～80%OFFの価格で販売してくれます。

さらに、交換工事をあわせて依頼すると、工事費も割引してくれるケースが多く見られます。

念のためにお伝えしておくと、水道修理業者の他に、給湯器交換を依頼できる業者は下記です。

• 給湯器メーカー
• ガス会社
• 電力会社
• 家電量販店・ホームセンター
• 工務店・リフォーム会社
• 給湯器販売の専門会社

上記の業者の特徴や、給湯器の交換工事を頼む業者を選ぶときのポイントは、下記の記事で詳しく解説しているので、参考にしてください。

戸建てで給湯器の交換に使える補助金

2024年にスタートした「給湯器省エネ2024事業」では、戸建ての給湯器を省エネタイプのエコキュートやエネファームに交換する際に、条件を満たすと補助金が支給されます。

残念ながら、上記は、戸建てで省エネタイプのエコジョーズへ交換するのには、補助金が出ません。

しかし、自治体によっては、戸建てでも、給湯器をエコジョーズに交換するのに使える、補助金制度が設けられている場合があります。

支給条件や補助額も、自治体によってさまざまなため、気になる方は「市区町村名＋給湯器＋補助金」などで検索するか、市役所や地域の業者に尋ねてみるのをおすすめします。

なお、給湯器省エネ2024事業の支給条件などの詳細については、下記の記事で解説しているので、参考にしてください。

戸建てで交換する給湯器を選ぶときのポイント

戸建てで、交換する給湯器を選ぶときは、以下のポイントを順に検討していくと、スムーズです。

1. 設置タイプ
2. 号数
3. 機能
4. ランニングコスト

それぞれのポイントについて、下記に詳しく解説します。

戸建て向けの設置タイプの中からから選ぶ

給湯器は、戸建て向けと、マンションなどの集合住宅向けで、設置タイプが異なります。

戸建て向けの設置タイプは、以下の3種類です。

• 屋外壁掛け型
• 屋外据置き型
• 屋外浴槽隣接型

まずは、自宅に合った設置タイプの中から、交換する給湯器を選んでいくと良いでしょう。

希望した給湯器が、自宅に設置できないタイプだった場合、最初から検討し直さなくてはならないためです。

各設置タイプの詳細は、下記で解説します。

屋外壁掛け型

屋外壁掛け型は、戸建ての外壁に取り付けるタイプの給湯器です。。

壁に設置されているので、見ればすぐに分かりますが、他の特徴として、配管が給湯器本体の下から出ています。

屋外据置き型

屋外据置き型は、戸建ての外の地面に直接置くか、地面の上に敷いたブロックに乗せて設置します。

屋外浴槽隣接型との違いは、以下の2点です。

• 配管が給湯器本体の横から出ている
• 浴槽側の給湯用の穴が1つ

なお、設置する位置の制限は、特にありません。

屋外浴槽隣接型

屋外浴槽隣接型は、屋外据置き型とは違い、設置する位置が「浴槽に隣接した壁」と指定されています。

その他の違いは、下記になります。

• 配管が給湯器本体の裏から2本出ている
• 浴槽側の給湯用の穴が2つ

屋外浴槽隣接型から、屋外据置き型に変更する場合は、浴槽側の給湯用の穴を1つ塞ぐための工事が必要となります。

下記の記事で、戸建て向けの給湯器の設置タイプについて、さらに詳しく解説しています。

同居人数に応じた号数を選ぶ

給湯器の号数は、1分間に出るお湯の量を表しています。

16号であれば1分間に16L、20号であれば1分間に20Lのお湯が出ます。

号数が大きいほど、キッチンやお風呂など、複数の場所で同時にお湯を出しても、十分な湯量を保てます。同居人数に合わせて、適切な号数の給湯器を選びましょう。

目安は以下の通りです。

• 16号：単身世帯向け
• 20号：2～3人世帯向け
• 24号：4人以上の世帯向け

給湯器の号数については、下記の記事でさらに詳しく解説しているので、参考にしてください。

給湯器に付けたい機能を選ぶ

給湯器は、機能別に、主に以下の3種類に分類されます。

• 給湯専用
• オートタイプ
• フルオートタイプ

本体価格の費用相場は、給湯専用が最も安く、フルオートタイプが最も高くなっています。

そのため、絶対にほしい機能と、あったら嬉しい機能をピックアップし、予算と相談しながら選ぶと良いでしょう。

各種の詳細について、下記に詳しく解説するので、参考にしてください。

給湯専用

給湯専用は、手動でお湯を出す機能しかないため、お風呂にお湯をはるときも、手動で入れて、手動で止める必要があります。

給湯器としての機能は最低限ですが、本体費用が安い点がメリットです。

オートタイプ

オートタイプでは、お風呂において下記の機能が使えます。

• 自動お湯はり機能
• 自動保温機能
• 追い焚き機能

戸建てであれば、オートタイプがオーソドックスですね。

自動足し湯機能はありませんが、お湯が減ったら手動で足せるので、問題ないでしょう。

フルオートタイプ

フルオートタイプはオートタイプの機能に加え、自動足し湯機能や、追い焚き配管の自動洗浄機能が付いています。

「追い焚き配管の自動洗浄機能」とは、お風呂の栓を抜いた際に、追い焚き配管からきれいなお湯を自動で放出し、配管内の汚れや水アカ、入浴剤などを洗い流す機能です。

そのため、手間なく清潔なお風呂を保てるのがメリットです。

以下の記事で、給湯器の機能について、より詳しく解説しているので、ぜひあわせてご覧ください。

ランニングコストで選ぶ

ガス代のランニングコストを安く抑えたいなら、従来の給湯器ではなく、エコジョーズを選びましょう。

エコジョーズは、従来の給湯器では廃棄されていた熱を利用し、少ないガス消費量でお湯を沸かせる、省エネタイプの給湯器です。ガスの消費量が少ないため、日々のガス代が抑えられます。

本体価格は従来の給湯器よりも若干高いですが、ランニングコストを含めた総費用では、エコジョーズの方が安くなるので、おすすめです。

下記の記事で、エコジョーズのメリット・デメリットを、さらに詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

戸建ての給湯器の交換費用でお悩みなら

戸建て向けの給湯器には、設置タイプが3つあります。

現在の設置タイプと違うものを購入すると、交換時に余計な工事費がかかる場合があるので、注意してください。

どの設置タイプを選べば良いか分からない場合や、給湯器の交換費用を安く済ませたい方は、水道修理業者への相談がおすすめです。

業者選びでお困りの際は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。戸建て向けの給湯器交換に精通した業者を、年中無休・無料でご紹介します。

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