本記事では、カビキラーの安全な使用方法、反対にカビキラーで対処できないつまりの対処法をご紹介します。キッチン排水溝のつまり解消に適した情報が満載なので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
キッチン排水溝つまりの解消にもカビキラーが使える!

カビキラーは、ジョンソン株式会社の塩素系カビ取り剤のブランドです。
上記の成分や種類について、詳しく見ていきましょう。
カビキラーに含まれる「つまりに有効な成分」
カビキラーが排水溝のつまりに対しても効果があるのは、以下の3つの成分が含まれているためです。
| 成分名 | 効果 |
|---|---|
| 水酸化ナトリウム | 強いアルカリ性のため、酸性であるたんぱく質・油汚れなどに効果がある。 |
| 次亜塩素酸塩 | 除菌効果があるため、カビ(ヌメリ)や悪臭に効果がある。 |
| 界面活性剤 | 上記で落とした汚れを、水で流しやすくする。 |
排水溝の軽度なつまりは、主に油汚れや石鹸カス、髪の毛などの有機物が蓄積して発生します。これらのつまりの原因に対して、カビキラーの主成分である水酸化ナトリウムがアプローチすることで、つまりを解消できます。
実はこれらの成分は、排水溝のつまりを解消する本来の洗剤「パイプクリーナー」にも含まれているため、カビキラーも排水溝つまりの解消に効果があるわけです。
カビキラーの種類
キッチンの排水溝のつまり解消に使用しやすいカビキラーの種類を、以下の表にまとめました。
| カビキラーの種類 | 排水溝のつまりへの適性 | 主な用途 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| カビキラー キッチン こすらずヌメリとり&除菌 | ★★★★★ | 排水口・ゴミ受け・三角コーナー | キッチン排水口専用
排水口やゴミ受けのヌメリをこすらず分解 |
| カビキラー 電動スプレー | ★★★☆☆ | 排水口まわり・ワントラップの掃除 | 広範囲に均一に噴射しやすい
広いシンクや複数のパーツを掃除する場合に便利 |
| カビキラー ラクラク連射ジェット | ★★★☆☆ | 排水口まわり・シンク周辺 | 長時間連続で噴射しやすいタイプ
排水溝周辺のカビ・ぬめり掃除には使えるが、排水管内部のつまり解消は難しい |
排水溝のぬめりやカビが原因の軽いつまりには、「カビキラー キッチン こすらずヌメリとり&除菌」が使いやすいでしょう。
ただし、汚れが排水管の奥で固まっている場合や、食べカス・異物によるつまりは、カビキラーシリーズだけでは十分に解消できないケースもあります。
>>「カビキラーで排水溝のつまりを解消する方法」はこちらから
カビキラーとキッチンハイターの違い

カビキラーと同じく塩素系洗浄剤の「キッチンハイター」もカビやヌメリに効果があります。カビキラーとキッチンハイターには、以下3つの点が異なります。
上記3つの違いについて、以下より解説します。
成分
カビキラーの主成分は水酸化ナトリウムをはじめとする3つの薬剤であり、キッチンハイターも同様です。
また、カビキラーには上記3つの薬剤に加えて安定化剤や香料も含まれています。一方で、キッチンハイターにはそれらの成分が含まれていません。
キッチンハイターは、食器や調理器具の漂白・除菌を前提としたアイテムです。食品に触れるものに香りが残らないように、漂白・除菌に必要な成分以外は省かれているという違いがあります。
効果
カビキラーとキッチンハイターはどちらも強力な洗浄効果を発揮しますが、最も発揮できる効果の内容が異なります。
カビキラーの場合、泡で出てくるため塩素がカビや汚れの表面に密着します。そのため、壁や排水溝の内側など、垂直方向でのアプローチも可能です。
一方でキッチンハイターは、塩素が含まれているためカビや汚れへのアプローチは可能ですが、液状のため垂れやすくカビの根まで浸透しにくい特徴があります。水で希釈し、そこに浸け置きできるものであれば除菌や漂白の効果を実感できます。
使い方
カビキラーは泡タイプのスプレーかつ、希釈なしに使えます。壁や天井に使っても垂れてくる心配がありません。キッチン排水溝でも、内側にしっかりと密着してつまりを引き起こす汚れを分解できます。
キッチンハイターは液体かつ水での希釈が必要なため、複数のものを浸け置きするという使い方が適しています。排水トラップやフタなどの部品をしっかりと除菌したいときには、キッチンハイターの方が効果的です。
カビキラーで排水溝のつまりを解消する方法
では、カビキラーでつまりを解消する方法を解説していきます。
基本的な掃除方法だけでなく、排水トラップや手が届きにくいところの掃除方法も参考にしてください。
作業前に準備するもの
まず、以下の道具を揃えて、作業に備えましょう。
- カビキラー
- ゴム手袋
- マスク
- スポンジまたは古歯ブラシ
- キッチンペーパー
- ゴミ袋
基本的な排水溝の掃除方法
基本的な排水溝の掃除方法は、以下の流れを参考にしてください。
- 排水溝のフタ・ゴミ受け・排水トラップを取り外す
- ゴミや髪の毛を取り除く
- カビキラーを汚れ全体にスプレーする
- 商品の表示時間どおり放置する
- ブラシで軽くこすり洗いする
- 水で十分に洗い流して元に戻す
取り外せない排水トラップの掃除方法
排水溝入口の排水トラップが取り外せないときは、以下の手順を試してください。
- 排水口のゴミを取り除く
- 排水トラップの内側にカビキラーを十分スプレーする
- 指定時間放置する
- 届く範囲だけブラシで軽くこする
- 水でしっかり洗い流す
手が届かない場所の掃除方法
手が届きにくい場所でも、カビキラーが役立ちます。
- 排水口周辺のゴミを取り除く
- 排水口の奥へカビキラーを十分スプレーする
- 指定時間放置する
- ぬるま湯または水でしっかり洗い流す
- 水の流れを確認する
カビキラーをキッチンで使う際の注意点

カビキラーの使用時における主な注意点は、3つです。
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
使用時は十分な換気と保護用品の着用が必須
塩素系洗浄剤であるカビキラーは、皮膚に付着すると肌荒れする場合があります。また、目に入る・においを吸い込むといったことでも健康被害が及ぶおそれがあるため、必ず以下の保護用品を着用しましょう。
- ゴム手袋
- マスク
- 保護メガネ
あわせて、室内に塩素のにおいが充満しないようにしっかりと換気する必要があります。
食器に付着しないようにする
本来カビ取り剤であるカビキラーには、強い塩素の臭いを和らげるために香料が含まれているケースがあります。
キッチンで使用する際、食器や調理器具に付着すると臭いが残って、食べ物の風味に影響が出る場合があるので、食器やカトラリーなどに付着させないようにしてください。
臭いだけでなく、人体に悪影響も及ぼすので、キッチンでカビキラーを使う時は、周囲に置いてある食器や調理器具を遠ざけておきましょう。
重度のつまりには効果がない
カビキラーで解消できるつまりは、あくまで油汚れによる軽度なつまりです。長年にわたり蓄積された汚れのかたまりによるつまり、固形物によるつまりなどは解消できません。
重度のつまりがある場合は、カビキラーではなく他のアイテムを使った解消方法を試すか、専門業者に相談してください。
カビキラーで解消しない排水溝つまりの対処法
カビキラーで解消しないつまりは、以下の方法を試してみましょう。
それぞれの解消法について、以下より解説します。
パイプクリーナーを使って解消

排水溝のつまり解消に特化したパイプクリーナー(例:パイプユニッシュなど)を使用します。カビキラーに比べて水酸化ナトリウム(アルカリ成分)の濃度が高く、油汚れやタンパク質などの有機物をより強力に分解できます。
【手順】
- 排水溝にパイプクリーナーを適量流す
- 所定の時間(15分〜30分)程度放置する
- 水で十分に洗い流す
ブラシ等で擦る必要はないので簡単です。
また、パイプクリーナーの代表的な製品「パイプユニッシュ」の公式によると、使用する量の目安は以下のようになっています。
使用料の目安
| 1目盛り(パッケージ側面の目盛) | つまりの予防
ニオイの消臭 |
| 2〜3目盛り(パッケージ側面の目盛) | ヌメリの除去 |
| 4〜5目盛り(パッケージ側面の目盛) | つまりの解消 |
つまりを解消したい場合は、パイプユニッシュを4〜5目盛り排水溝に流して、15分〜30分程度放置します。
なお、放置時間が短すぎると効果が出ず、長すぎると溶けた汚れがパイプの途中で再凝固し、かえってつまりを悪化させるおそれがあるため、放置時間は厳守しましょう。
ラバーカップを使って解消

トイレのつまり解消でお馴染みのラバーカップ(スッポン)は、キッチンや洗面所の排水溝にも使用できます。カップを押し引きすることで水圧に変化を加えるので、カビキラーでは効果が出ない固形物の除去などに役立ちます。
【手順】
- ラバーカップと排水溝を密着させて真空状態を作る
- カップ部分が隠れるくらいまでシンクに水を溜める
- ラバーカップの押し引きを、つまりが取れるまで繰り返す
シンクに水を溜めて作業を行うため、水の飛び跳ねには注意しましょう。
ワイヤーブラシを使って解消

ワイヤーブラシとは、長いワイヤーの先端にブラシが付いている排水溝用の掃除道具です。
ワイヤーブラシは、つまりの原因を削ったり掻き出したりできるので、カビキラーでは対処できない頑固な汚れに直接アプローチできます。
【手順】
- ワイヤーブラシの先端を排水溝の中に入れる
- 水を少し流しながら、先端を上下・回転などさせて動かし、つまりを取り除く
固形物を落としたのが明らかな場合は、ワイヤーブラシで奥まで押し込まないように注意しましょう。
以下の記事では、上記以外のつまり解消方法も詳しく解説しています。
カビキラーなどで排水溝つまりが取れないなら業者依頼がおすすめ
カビキラーや上記で紹介した排水溝つまりの解消法を行っても、つまりが取れない場合や既にシンクに水が溜まってどうにもならないときは水道修理の業者に依頼しましょう。
以下の点を意識して絞り込み検索すると、納得できる業者を見つけられるはずです。
- 水道局指定工事店か確認する
- 料金表があるか確認する
- 見積もりが明確か確認する
- 相見積もりを取る
- 口コミを確認する
業者に依頼すると、強力な薬品や、高圧洗浄、トーラーと呼ばれる業務用のワイヤーブラシでつまりを解消してくれます。
業者に依頼したときの費用相場
排水溝のつまりを業者に依頼したときの費用相場は、依頼する内容・業者によって異なります。実際の施工事例を見てみると、30,000円〜40,000円程度になる場合が多いです。
以下は、水道修理業者「ミズのホットライン」による作業ごとの料金表(目安)です。
| 作業内容 | 費用 |
|---|---|
| 薬品投入・軽作業 | 4,400円〜 |
| 器具投入 | 7,700円〜 |
| ファイバースコープ調査 | 16,500円〜 |
| 電動トレーラー(3m以内) | 24,750円〜 |
| 高圧洗浄(3m以内) | 27,500円〜 |
| 調査費 | 8,800円〜 |
つまりの度合いごとの詳しい費用相場や、費用を安くするポイントなどは以下の記事で解説しています。
排水溝のつまりを予防するコツ

最後に、排水溝のつまりを予防するコツを4点ご紹介します。
- 油(脂)は拭き取る
- 食べカスは流さず捨てる
- 固形物は流さず捨てる
- 定期的に掃除する
排水溝のつまりは、一度発生すると掃除や修理に手間や費用がかかるため、日頃の使い方を見直して予防していきましょう。
油や食べカス、固形物を流さない習慣を心がけるだけでも、汚れが排水管内に蓄積しにくくなります。また、定期的に排水溝を掃除すれば、ぬめりや汚れを早い段階で取り除けます。
毎日のちょっとした心がけが、排水設備を長く快適に使うポイントです。
キッチン排水溝のつまり予防策は、以下の記事でも詳しく解説しています。
排水溝つまりの業者選びに迷ったら水道修理のセーフリー
油汚れが蓄積して軽度の排水溝つまりが発生している場合は、カビキラーでも解消できるケースがあります。しかし、有効成分の濃度が低いため、解消できない場合は業者への依頼がおすすめです。
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