本記事は以下の悩みを抱える方におすすめです。
- キッチンの排水トラップがよく詰まる
- キッチンの排水トラップがそもそもよくわからない
- キッチンの排水トラップの掃除方法がわからない
キッチンの排水溝にはトラップと呼ばれるフタがあり、ワントラップ・排水管トラップ(Sトラップ・Pトラップ)の2種類に大別できます。構造上の問題から、それぞれの掃除方法が異なるので、まずは自宅の排水溝がどちらかを把握しなければなりません。
本記事では、キッチン排水溝のトラップ掃除方法を種類別に解説するとともに、排水トラップを汚さないための対策なども紹介しています。
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記事の内容
キッチン排水溝トラップの掃除方法は種類によって異なる
キッチンの排水溝や排水管にはトラップと呼ばれるフタがあります。トラップには下水から上がってくる悪臭・害虫・害獣を食い止める役割があり、キッチンを快適に使用するために欠かせません。
トラップ自体が汚れてしまうと、排水溝から悪臭がする、水の流れが悪いといったトラブルに発展するため、定期的な掃除が必要です。しかしトラップといってもキッチンのトラップには種類があり、それぞれで掃除方法が異なります。そこで次の章では、排水トラップの種類を解説します。
排水トラップの種類
排水トラップの種類は大きく2つあり、以下のように分かれています。
- ワントラップ
- 排水管トラップ(Sトラップ・Pトラップ)
ワントラップ
ワントラップはワン(椀)の形状をしており、排水溝に被せる形で設置するトラップです。以下で紹介する排水管トラップとは異なり、トラップとして部品があります。シンクから見える位置にあり、簡単に取り出せるためお手入れは簡単です。
排水管トラップ(Sトラップ・Pトラップ)
排水管トラップはシンク下にある排水管に水が溜まることでできるトラップです。Sトラップ・Pトラップなどとも言います。その名の通りS字やP字に湾曲しており、湾曲した部分に水が溜まることで、水のフタ(トラップ)となる仕組みです。
排水管トラップは、湾曲している部分にキッチン特有の油脂汚れが溜まりやすく、ワントラップよりも詰まりやすいのが特徴です。また、シンクの上からでは排水管内の汚れを確認できず、手も届かないため掃除にも工夫が要ります。
ワントラップの掃除方法
まずは簡単に取り出せるワントラップの掃除方法から解説します。ワントラップは構造上、排水溝のフタとゴミ受けの下に配置されているので、最初にそれらを取り出す必要があります。ワントラップ同様に汚れているので、それらも一緒に掃除するといいでしょう。
ワントラップの掃除方法は主に以下の2つです。
- ブラシやスポンジで汚れを落とす
- 塩素系漂白剤で漬け置きする
ブラシやスポンジで汚れを落とす
物理的な部品であるワントラップは、取り出してブラシやスポンジで汚れを落とすだけで簡単に綺麗になります。ワントラップに付着する汚れのほとんどはヌメリなので、水洗いでも十分に落ちますが、より綺麗にしたいのであれば食器用の中性洗剤を使うのもおすすめです。
なお、ワントラップには雑菌が多く付着しているため、掃除に使うブラシやスポンジは食器用洗剤のとは別のものを使用しましょう。
掃除の手順
- 排水溝のフタをゴミ受けを外して、ワントラップを取り出す。
- ブラシやスポンジを使って、取り外したそれぞれのパーツを掃除する。
- 元に戻す。
塩素系漂白剤で漬け置きする
ワントラップが黒ずんでいる場合は、黒カビが発生している可能性が高いです。もとの色に戻したいのであれば、塩素系漂白剤を使って漬け置きしてみましょう。塩素系漂白剤とはキッチンハイターやカビキラーなどの洗剤です。塩素系漂白剤には黒カビに有効な成分が含まれており、漂白と一緒に除菌もできます。
塩素系漂白剤には、液体タイプとスプレータイプの2種類があり、それぞれで掃除方法が異なるので順番に解説します。なお、塩素系漂白剤は皮膚に触れたり臭気を吸い込んだりすると、人体に有害です。使用の際は、マスク・ゴーグル(メガネ)・ゴム手袋を必ず着用し、十分に換気した状態で行いましょう。
掃除の手順
【液体タイプの塩素系漂白剤を使う場合】
- 排水溝のフタをゴミ受けを外して、ワントラップを取り出す。
- バケツ等を用意し、5リットルの水に対してキャップ2杯分の塩素系漂白剤を投入して希釈する。
- バケツの中にワントラップやゴミ受けを入れる。
- 5分間放置する。
- それぞれのパーツを水でよく洗い、元に戻す。
【スプレータイプの塩素系漂白剤を使う場合】
- 排水溝のフタをゴミ受けを外して、ワントラップを取り出す。
- ワントラップやゴミ受けにスプレーを直接吹きかける。
- 5分間放置する。
- それぞれのパーツを水でよく洗い、元に戻す。
塩素系漂白剤は、酸性タイプのものと混ぜると塩素ガスと呼ばれる有毒ガスが発生します。人体に悪影響を及ぼすガスなので、塩素系漂白剤は必ず単体での使用を厳守しましょう。
排水管トラップ(Sトラップ・Pトラップ)の掃除方法
ここからは排水管トラップであるSトラップやPトラップの掃除方法について解説します。
- お湯をシンクに溜めて一気に流す
- パイプクリーナーを使う
- トラップを分解する
お湯をシンクに溜めて一気に流す
お湯をシンクに溜めて一気に流す方法で、排水管トラップに堆積した汚れを掃除できる場合があります。排水管トラップないの汚れのほとんどは油脂が固まったものである場合が多いです。お湯で冷えた油脂を溶かしつつ、水圧の加わった水流の勢いで流れていきます。
手順
- 排水溝をタオルやビニール袋で塞ぐ。
- シンクに40〜50℃くらいのお湯を8割程度溜める。
- 排水溝を塞いでいたタオルやビニール袋を取り出してお湯を流す。
シンクにお湯を溜めるには排水溝を塞ぐ必要があります。何で塞いでも問題ありませんが、お湯と一緒に排水溝へ流れていってしまう小さいものは避けましょう。
また、用いるお湯は40〜50℃を厳守しましょう。50℃を超える熱湯を用いると、排水管トラップを傷める原因になり、破損による水漏れトラブルを引き起こす可能性があります。
以下の記事では、タオルとお湯を用いたキッチン排水溝のつまり解消方法について詳細に解説しているので、併せてご覧ください。
パイプクリーナーを使う
パイプクリーナーとは排水管専用の洗浄剤です。排水管に堆積した油脂や食材カスに有効な成分が含まれており、排水管に直接流し入れて放置しているだけで掃除が完了します。
パイプクリーナーには液体タイプと粉末タイプがあり、それぞれ掃除の手順が少し異なるので、順番に解説します。また、パイプクリーナーも塩素系の洗剤なので、使用の際には部屋を十分に換気し、マスク・ゴーグル(メガネ)・ゴム手袋が必要です。特に粉末タイプは劇薬なので、必ず着用しましょう。
液体タイプを使った場合の手順
まずは液体タイプを使った手順を解説します。
- ゴム手袋・マスク・ゴーグル(メガネ)を着用する。
- 排水溝のフタとゴミ受けを外す。
- 排水溝に液体パイプクリーナーを直接流し入れる。
- 所定の時間放置する。
- 十分な量の水を流す。
液体タイプは粘度のある液体が排水トラップに堆積した汚れに密着することで、分解してくれます。排水溝のフタやゴミ受けの上から流し入れてしまうと、排水トラップまで届かない可能性があるので、必ず外してから流し入れましょう。
また、製品に記載されている時間は必ず守りましょう。記載の時間より短いと効果が半減し、長いと排水トラップの中で固まって逆に詰まりの原因になってしまいます。
以下の記事で、パイプクリーナーの代表的な製品であるパイプユニッシュを使った掃除方法について詳細に解説しているので、あわせてご覧ください。
粉末タイプを使った場合の手順
続いて粉末タイプを使った手順を解説します。なお、粉末タイプは業者も使用する強力な薬剤です。触れたり吸い込んだりすると、人体に有害なので、必ず窓を開けて十分に換気し、マスク・ゴーグル(メガネ)・ゴム手袋を着用してください。
- 窓を開けて、マスク・ゴーグル(メガネ)・ゴム手袋を装着する。
- 排水溝のフタとゴミ受けを外す。
- 約1リットルの水を用意し、約250gの粉末パイプクリーナーを入れて、かき混ぜ溶かす。
- 3で作った液体を排水溝に注ぎ入れて10分間放置する。
- 時間が経ったら、十分な量の水を流す。
粉末タイプのパイプクリーナーには、上記の手順のほかにも、粉末を直接排水溝の周りに振りかけて、その上から水を流して排水トラップに流し入れる方法があります。どちらでも問題ないですが、粉末を直接流し入れる方法だと、排水トラップの中で溶けきらなかったときつまりの原因になるので、心配ならあらかじめ水に溶かしておくのがおすすめです。
トラップを分解する
排水トラップを分解して直接掃除する方法もあります。シンク下にある排水トラップは取り外せる構造なので、中の汚れを確認しながら掃除が可能です。確実に汚れが落とせる点はメリットですが、少し手間がかかる、汚れを直接目で見なければならない点はデメリットでしょう。
手順
準備するもの
・バケツ
・割り箸などの細長い棒状のもの
・キッチンペーパー
・ゴム手袋
・ビニール袋
- シンク下の排水トラップの周りにあるものを全てどかす。
- 排水トラップから水がこぼれてもいいように、排水トラップの真下にバケツを置く。
- 排水トラップの連結部分(ナット)を緩めて、排水トラップを取り外す。
- 割り箸にキッチンペーパーを巻き付けて、排水パイプ内の汚れをかき出す。取り除いた汚れはビニール袋に移し替える。
- 汚れが取れて綺麗になったら、ナットを締めて排水トラップを元に戻す。
排水トラップ内の掃除をお風呂場で行うと、今度はその汚れがお風呂場の排水溝を詰まらせる原因になってしまいます。汚れは必ず、ゴミとして処分しましょう。もし、排水トラップの中を綺麗に洗いたいなら、外の水道を使用するのがおすすめです。
また、割り箸を使って汚れを取るのが難しいならワイヤーブラシを使うのもおすすめです。以下の記事では、ワイヤーブラシを使った掃除方法をはじめ、排水溝が詰まったときの掃除方法を詳細に解説しているので、ぜひ参考にしてください。
排水溝トラップが汚れる原因
排水溝トラップが汚れてしまう原因は以下の3つです。掃除の頻度を減らしたり、一回の掃除の負担を減らすためには、原因を知らないと対策できないので把握しておきましょう。
- 油脂汚れ
- 食材カス
- 石鹸・洗剤
油脂汚れ
排水トラップが汚れてしまう原因の多くは、油脂汚れです。料理の際に出た油や、食べ終えた食器に残る脂などが排水トラップにとどまり、冷えて固まることで汚れが堆積していきます。
水だけでは落ちにくいうえ、食材カスなどを混ざって大きくなるので、ひどい場合には完全に水が流れるのを止めてしまうケースもあります。排水トラップを汚さないためには、まず油脂汚れの対策をしなければいけません。
食材カス
一見流れていきそうな小さい食材カスも、油脂汚れとくっつくと排水トラップが汚れる原因になります。特にお米など、ゴミ受けの網目をすり抜けて流れていってしまうほど小さい食材に流れていかないための対策が必要です。
石鹸・洗剤
石鹸や洗剤のぬめりも排水トラップを汚してしまう原因になります。特に石鹸カスと呼ばれる、石鹸が固まった小さなカスが排水トラップを詰まらせる原因になるケースはよくあるので、対策が必要です。
排水溝トラップを汚さないための対策
排水溝トラップを汚さないための対策は、原因ごとに異なります。
- 油脂汚れは洗い流す前に拭き取る
- 食材カスは排水溝ネットで堰き止める
- 定期的に掃除する
油脂汚れは洗い流す前に拭き取る
排水トラップが汚れる一番の原因である油脂汚れは、必ず拭き取ってから洗い流すようにしましょう。お皿についている油脂が少量でも、蓄積していくと塊になってしまいます。なお、調理器具や食器に付着している油脂汚れの拭き取りには、キッチンペーパーを使うのがおすすめです。
キッチンペーパーが勿体無いと感じるかもしれませんが、油脂が原因で排水トラップを詰まらせ、自分で解決できずに業者を呼ばないといけない事態になるより、よほど経済的です。
また、油脂の量が多いときは、飲み終えた飲み物の紙パックや、使い終わった缶詰などを取っておいて、その中に溜めておくといいでしょう。溜まったら、油凝固剤を使って固めてゴミとして処分できます。
食材カスは排水溝ネットで堰き止める
小さな食材カスは排水溝用の水切りネットを使って、堰き止めましょう。排水溝のゴミ受けに被せる用の水切りネットを使えば、ゴミ受けの網をすり抜けてしまう小さな食材カスも、ネットに引っかかるので、流れていきません。排水溝ネットは100円ショップ等でも30枚以上入った低価格で手に入るもので十分です。
定期的に掃除する
定期的な掃除も行いましょう。毎日キッチンを使っていれば、どうしても汚れは溜まっていってしまうので、排水トラップを外して掃除するといった手のかかる掃除をしなければいけない状態になる前に、軽くでもいいので定期的な掃除を行うのが排水トラップを綺麗に保つコツです。
お湯を用いた掃除方法やパイプクリーナーを使った掃除方法は、手間もかからず効果的な掃除方法なので、2週間に一回程度行うといいでしょう。
トラップ掃除に不安がある方には、設備メンテナンスの専門家への相談をおすすめします。
排水溝トラップの汚れを放置するとどうなる?
排水溝トラップの掃除は面倒ですが、汚れを放置したままにしておくと以下のようなトラブルの原因となります。
- 水の流れを悪くする・詰まる原因になる
- キッチン全体が臭くなる原因になる
水の流れを悪くする・詰まる原因になる
排水トラップに汚れが堆積すると、水の流れが悪くなったり、最悪の場合完全に流れなくなったりします。水が流れない状態では本記事で紹介した方法では掃除できないので、ワイヤーブラシやラバーカップを使いましょう。
以下の記事で、排水溝が詰まったときの対策について紹介しているので参考にしてください。
キッチン全体が臭くなる原因になる
排水トラップに汚れが溜まったままだと、キッチン全体が臭くなります。汚れの原因となる油脂や食材カスが溜まったものが腐敗するので、その臭いが排水溝から上がってきてしまうのです。部屋が臭いとQOLも下がってしまうので、定期的な掃除で臭わせないようにしましょう。
掃除してもトラップの詰まり・臭いが消えない場合は業者依頼がおすすめ
どれだけ掃除しても排水トラップの詰まりや臭いが消えない場合は、業者依頼がおすすめです。排水トラップを掃除したはずなのに詰まりや臭いが発生する場合は、排水トラップの下にある下水に繋がる配管に原因があります。
自分では掃除できる範囲ではないので、速やかに業者に依頼しましょう。当サイト『水道修理のセーフリー』では、、排水溝の詰まりや臭いを解決してくれる業者を、地域別などの要件から一覧表示できるので、ぜひご活用ください。
キッチン排水溝トラップ掃除の業者選びに迷ったら水道修理のセーフリーがおすすめ
キッチンの排水トラップの汚れを放置していると、詰まりや悪臭の原因になるため、定期的な掃除が必要です。しかし掃除しても解決しない場合は、原因が排水トラップの汚れではない可能性が高いため、業者に依頼しましょう。
当サイト『水道修理のセーフリー』では、キッチンの排水溝トラブルを解決してくれる1,000を超える業者を、地域ごとや価格・口コミ・おすすめ順などのさまざまな項目で一括比較できます。
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キッチン排水溝のトラップに関してよくある質問
-
キッチンの排水トラップの掃除の仕方は?
キッチンの排水トラップの掃除の仕方は以下の通りです。
【ワントラップの場合】
・ブラシやスポンジで汚れを落とす
・塩素系漂白剤で漬け置きする
【排水管トラップの場合】
・お湯をシンクに溜めて一気に流す
・パイプクリーナーを使う
・トラップを分解する
キッチンの排水トラップの掃除方法についてはこちらでも詳しく解説しています。
-
排水トラップは毎日掃除したほうがいいですか?
キッチンの排水トラップは、ワントラップであれば水洗いだけでもいいので毎日掃除した方が綺麗に保てます。
排水管トラップの場合は、毎日掃除するのは難しいので、パイプクリーナー等を使用して2週間に1回程度できるといいでしょう。
-
排水トラップの掃除は必要ですか?
キッチンの排水トラップの掃除をせずに、汚れを放置していると、詰まりや悪臭の原因になります。
詳しくはこちらでも解説しているので、ぜひご覧ください。
-
キッチンの排水トラップが汚れる原因は?
-
キッチンの排水トラップを汚さないためには?
キッチンの排水トラップを汚さないためには以下の対策が有効です。
・油脂汚れは洗い流す前に拭き取る
・食材カスは排水溝ネットで堰き止める
・定期的に掃除する
詳しくはこちらで解説しているのでご覧ください。
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