給湯器をつけっぱなしにしていても、基本的には問題ありません。ただし、つけっぱなしにしてはいけない給湯器もあります。ほかにも、つけっぱなしにしているとガス代や電気代にも影響するため、手間がかかったとしても都度消すほうがおすすめです。
本記事では、給湯器をつけっぱなしにした際に生じる問題やガス代、電気代について解説します。また、給湯器の修理や交換についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
記事の内容
給湯器のつけっぱなしは基本的に問題なし

給湯器をつけっぱなしにしても問題ない理由は、次の2つです。
- 本体の寿命は短くならない
- 火災の危険性は低い
給湯器をつけっぱなしにすると危ぶまれるものは、基本的にありません。しかし、つけっぱなしだと危ない給湯器もあります。ここで解説する内容を確認し、自宅の給湯器がつけっぱなしでもよいのかどうかを確認してみてください。
本体の寿命は短くならない
給湯器をつけっぱなしにしても問題ない理由の一つとして、本体の寿命が短くなることはない点が挙げられます。給湯器の寿命とは、着火できなくなったり燃焼に時間がかかったりするものです。そのため、電源の寿命には直接的な影響が少なく、つけっぱなしでも問題ないといえます。
また、給湯器の寿命に影響する要素は、次の3つです。
- 通電時間
- 着火回数
- 燃焼時間
上記の中でも、燃焼時間と着火回数が寿命に大きく影響します。そのため、つけっぱなしで通電時間が継続しても、給湯器への負担は軽いといえるでしょう。
給湯器の寿命については、下記の記事を参考にしてみてください。一般的に10年が寿命といわれる中、メーカーによる違いや建物ごとに設置されている給湯器の違いについて解説しています。
火災の危険性は低い
給湯器をつけっぱなしにしても、火災の危険性は低いと考えられています。なぜなら、給湯器は電源が入ることで種火に着火するわけではなく、水が流れたときに着火して燃焼するためです。そのため、出張や旅行などで数日間家を空ける場合を除き、給湯器はつけっぱなしでも問題ないといえます。
給湯器の仕組みとしては、電源をつけっぱなしにしていても待機状態であり、作動しません。給湯器は、水が流れてから初めて作動するよう、設計されています。給湯器にも種類はありますが、共通して水が流れないと点火されないため、電源がつけっぱなしでも火災の原因にはなりません。
ただし、電源を入れるのみで作動する給湯器もあり、つけっぱなしだと危険なものもあります。
つけっぱなしだと危険な給湯器

つけっぱなしだと危険な給湯器は、次の2つです。
- 10年以上使用している給湯器
- バランス型風呂がま
給湯器の多くは寿命が10年であることや、バランス型風呂がまの場合は、電源をつけっぱなしにすると危険です。危険な理由や、自宅の給湯器が該当するのかどうか確認してみてください。
10年以上使用している給湯器
10年以上使用している給湯器の場合は、電源をつけっぱなしにすると危険な可能性があります。理由としては、各メーカーが給湯器の寿命を10年に設定しており、超過すると不具合やトラブルが発現するためです。ただし、使用する環境や方法により、10年以上使用できるケースもあります。
給湯器が良好かどうか判断するためには、次の内容を確認してみてください。
- お湯の出が悪くないか
- 温まるまで遅くないか
- 途中でお湯が冷たくならないか
上記を確認し、それぞれ不具合がみられる場合は、給湯器が寿命を迎えているといえます。給湯器が故障してからでは遅いため、早めに交換または修理を依頼しましょう。
バランス型風呂がま
バランス型風呂がまも、つけっぱなしにしてはいけない給湯器に含まれます。バランス型風呂がまは、種火により点火させるタイプであり、電源をつけっぱなしにすると種火もついたままになるためです。そのため、バランス型風呂がまは一般的な給湯器とは異なり、火災の危険性があります。
1990年以降の一般的な家庭に設置されたケースは少ないものの、1965年以降に公団住宅向けの給湯器として普及した背景があるため、注意が必要です。築年数が長い住宅の場合は、つけっぱなしにする前に確認してみてください。
給湯器のつけっぱなしにかかるガス代や電気代

- ガス代はかからない
- 電気代はかかる
電源を入れているため電気代はかかりますが、燃焼していないためガス代はかかりません。しかし、給湯器をつけっぱなしにすると思わぬ費用がかかる場合もあるので、ここで解説します。
ガス代はかからない

- 水だと思い誤ってお湯を出す
- 少量の使用時でもお湯を出す
意図せずお湯を出してしまう場合や、少し水を使おうとした際にお湯を出してしまう場合は、ガス代が発生します。また、給湯器は一瞬でも着火および燃焼しはじめることから、負担もかかるでしょう。電源をつけっぱなしでもガス代はかかりませんが、お湯を使用すればするほどガス代はかかります。
電気代はかかる

- つけっぱなしよりも都度消すほうがお得
- コンセントは抜かないほうがよい
それぞれの内容を確認し、給湯器をつけっぱなしにするのかしないのか判断してみてください。
つけっぱなしよりも都度消すほうがお得
給湯器は、つけっぱなしよりも都度消すほうがお得です。月間数十円のみですが、10年続けば数千円になります。また、給湯器をつけっぱなしにすると間違えてお湯を出してしまい、余計なガス代がかかることにもつながるため、おすすめできません。
しかし、都度消す際でも注意が必要です。例えば、給湯器の電源を入れ忘れた状態でお湯が出るまで待つと、余計な水を流してしまい、水道代の増額につながります。そのため、電気代の節約には都度消すほうがよいものの、電源の入れ忘れには注意しなければならないといえるでしょう。
また、節約したい方には省エネ設計のエコキュートがおすすめです。下記の記事では、節約に特化した給湯器のエコキュートについて確認してみましょう。
コンセントは抜かないほうがよい
電気代を節約するために、コンセントを抜く方法が挙げられます。しかし、給湯器の場合はコンセントを抜かないほうがおすすめです。とくに、次の機能を搭載した給湯器の場合は、コンセントを差したままにしましょう。
- 凍結防止機能
- 凍結予防運転機能
上記の機能が搭載されている給湯器のコンセントを抜くと、冬場に気温が下がり給湯器の配管内で水が凍結する可能性があります。また、作動中にコンセントを抜くと、トラブルや不具合の原因になりかねません。
仮に給湯器の水が凍結した際は、基本的に自然解凍を待つことがおすすめです。しかし、急を要する際は適切な解凍方法で対処しなければなりません。下記の記事にて給湯器が凍結した際の対処法を解説しているので、あわせて読んでみてください。
給湯器をつけっぱなしにするメリット・デメリット

- つけっぱなしのメリット
- つけっぱなしのデメリット
メリットとデメリットを把握すれば、給湯器をつけっぱなしにしたほうがよいのかどうかを判断できます。
つけっぱなしのメリット
給湯器をつけっぱなしにするメリットは、次のとおりです。
- つけたり消したりする手間がかからない
- 給湯器をつけ忘れない
つけっぱなしにすれば、毎回使用する際につけたり消したりする手間がかからないため、スムーズにお湯を使用可能です。とくに冬場は水が冷たいため、手間をかけずにお湯を使える点はメリットといえます。また、給湯器のつけ忘れを防ぐことも可能です。
給湯器をつけ忘れてお湯が出るまで待つと、つけ忘れに気が付くまで水を流したままになり、水道代がかさみます。朝の洗顔や疲れているときの洗い物など、忘れてしまう場面は多いことからもメリットといえるでしょう。
以上のことから、給湯器をつけっぱなしにするメリットは手間がかからないほか、つけ忘れによる水の消費を防げることといえます。
つけっぱなしのデメリット
給湯器のつけっぱなしによるデメリットには、次のものがあります。
- 電気代がかかる
- 意図せずお湯を使用する
月間数十円ではあるものの、つけっぱなしにすると電気代がかかります。また、意図せずお湯を使用してしまい、ガス代の増額にもつながるでしょう。お湯と水のレバーが分かれていれば間違えにくいものの、シングルレバーの場合は向きを間違えるケースが多くあります。
また、給湯器の寿命に影響はないとされているものの、使用しているのとしていないのでは積み重なることで多少の差が生じるでしょう。10年以上の使用も視野に入れる場合は、つけっぱなしにしないほうがおすすめです。
給湯器が古い場合は修理・交換がおすすめ

- 使用年数が10年以上の場合:修理・交換
- バランス型風呂がまの場合:交換
- 給湯器の修理・交換にかかる費用と時間
給湯器を修理すべきか交換すべきか悩んでいる方や、給湯器を新しくしてつけっぱなしにしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
使用年数が10年以上の場合:修理・交換
使用年数が10年以上の場合は、修理と交換どちらでも選択可能です。
給湯器をつけっぱなしにする場合、水が流れなければ作動しないため、安全であると解説しました。しかし、給湯器が古いと水漏れを起こし、給湯器の誤作動につながる可能性もあります。
そのため、給湯器の使用年数が10年以上経過している場合は、業者に依頼して修理や交換の必要有無を確認してみてください。下記の記事では給湯器を修理または交換する際の判断基準やお得に修理を依頼する方法を解説しているので、ぜひ読んでみてください。
バランス型風呂がまの場合:交換
バランス型風呂がまの場合は、新しい給湯器への交換がおすすめです。バラン型風呂がまはつけっぱなしにできませんが、電気を使用せずに給湯設備が稼働するため、停電時にお湯が使えるメリットがあります。しかし、空焚きや点火不良のトラブルにもつながりやすいことから、交換がおすすめです。
また、新しい給湯器への交換は、ガスを安全に使用できることにもつながります。操作もわかりやすくなり、給湯器のつけっぱなしも可能になるため、バランス型風呂がまを使用中の方は、給湯器の交換を検討してみてください。
下記の記事では、ガスタイプの給湯器をはじめ、さまざまな種類の給湯器を紹介しています。新しい給湯器を選ぶ際の資料として、参考にしてみてください。
給湯器の修理・交換にかかる費用と時間
最後に、給湯器の修理と交換にかかる費用と時間について解説します。修理・交換にかかる費用と時間は業者ごとに異なるため、次の相場を参考にしてみてください。
| 費用 | 時間 | |
|---|---|---|
| 給湯器の修理 | 1~6万円 | 2~3時間 |
| 給湯器の交換 | 3~6万円(別途本体代金16万円~) | 3~5時間 |
基本的に、給湯器の修理のほうが早くて安く済みます。しかし、部品を取り寄せなければならない場合は、相場よりも費用がかかる可能性があるため、見積もりを出してもらいましょう。また、交換の場合は給湯器のタイプにより費用や時間が、大きく異なります。
給湯器は非常に高額ですが、下記の記事で紹介している安く購入する方法として、水道修理業者への依頼が挙げられます。メーカー希望小売価格の60~80%OFFで販売する場合が多いため、水道修理業者に相談してみてください。
給湯器のつけっぱなし可否は使用年数で判断
給湯器は、使用年数が10年以上経っていない場合やバランス型風呂がまでない限り、つけっぱなしでも問題ありません。ただし、つけっぱなしにするよりも都度消したほうが、電気代は節約できます。
また、古い給湯器をそのまま使用している方は、修理や交換を検討しましょう。『水道修理のセーフリー』なら、ユーザーの口コミを参考に、給湯器の交換に最適な業者を見つけられます。

給湯器のつけっぱなしに関するよくある質問
-
給湯器をつけっぱなしにするといくらかかりますか?
一般的な給湯器をつけっぱなしにすると、月間数十円程度といわれています。しかし、電気代が増額した背景や算出する時間によっては、月間160円程度かかるでしょう。電気代の計算式は、次のとおりです。
7W÷1,000×24時間×30日×1kWhの電気代
つけっぱなしのコストを確認する -
冬場に給湯器をつけっぱなしにするとどうなりますか?
給湯器のつけっぱなしに関して、季節の影響はないため問題ありません。ただし、冬場に給湯器のコンセントを抜くと、給湯器の凍結につながるため、注意が必要です。
コンセントを抜かないほうがよい理由を見る -
給湯器を消さないとどうなりますか?
給湯器を消さない場合は、お湯を出すたびに給湯器が着火してガス代がかさむ可能性があります。また、使用年数が10年以上の場合やバランス型風呂がまの場合は、火災の危険性があるため、必ず消しましょう。
つけっぱなしにすると危ない給湯器を確認する -
給湯器を長期間使用するとどうなりますか?
給湯器を10年以上使用すると、配管やパッキンなどの経年劣化によるトラブルや故障につながります。使用年数が10年を超えている場合は、水道修理業者に相談してみてください。
『水道修理のセーフリー』に相談する -
給湯器はこまめに消したほうがよいですか?
給湯器は、こまめに消したほうがお得になります。電力消費を抑えられるため、こまめに消して使用しましょう。ただし、つけっぱなしにするメリットもあるため、自分の状況に応じて判断してみてください。
つけっぱなしのメリットとデメリットを確認する

地域からおすすめ業者を探す
| 北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島 |
| 首都圏 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 |
| 北陸・甲信越 | 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野 |
| 東海 | 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡 |
| 近畿 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
| 中国・四国 | 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
8問の設問に答えるだけ!
簡易水回りトラブル診断
30秒で、診断結果+料金相場がわかる!
シミュレーション結果
コンシェルジュに相談する
お見積りのご依頼ありがとうございます!
お急ぎの方はお電話でご相談ください。

































































