2025.04.27
この記事では、ガス給湯器の種類についてまとめています。家庭のあらゆる場面で活躍する給湯器の中でも、広く普及しているのがガス給湯機です。
種類や仕組み、電気給湯器との違いを理解しておき、家庭に合うガス給湯器を選びましょう。
記事を読むことで、自宅に求めるガス給湯機の種類や、おすすめの選び方が分かります。
これからガス給湯器の導入を考えている方、ガス給湯器について詳しく知りたい方は参考にしてください。
記事の内容
ガス給湯器の主な種類

ガス給湯器には、主に以下のような種類が存在します。
- 給湯専用
- ふろ給湯器
- 暖房付ふろ給湯器
- 暖房専用
- 瞬間湯沸かし器
- 風呂釜
このようにたくさんの種類があるため、機能や特徴の違いを把握しておきましょう。それぞれの詳細を紹介します。
給湯専用
1台でシャワーやキッチンなどに給湯できる製品です。給湯のみが可能で他の機能は実施できません。
そのため、浴槽のお湯張りや追い焚き等はすべて手動で行う必要があります。
ふろ給湯器
給湯にくわえて、お風呂の追い焚きが可能な製品です。自動の浴槽お湯張りや追い焚きができるため、お風呂を快適に利用したい場合におすすめです。
暖房付ふろ給湯器
ふり給湯器の機能にくわえて、暖房機能を備えている製品です。ポンプでお湯を循環させる仕組みを利用して、床暖房や浴室乾燥機としても応用できます。
従来の給湯器にくわえて、暖房を利用したい冬の時期などに活躍します。
暖房専用
戸建て住宅で給湯器を複数台設置している場合などは、暖房専用の給湯器を備えるケースもあります。
暖房機能が備わっていない給湯器をカバーするために、後付けで暖房専用を設置する家庭も多いです。
瞬間湯沸かし器
使用時に必要な分だけ、瞬間的にお湯を沸かせる製品です。
従来のガス給湯器よりもコンパクトで設置しやすく、使う直前にお湯を沸かすため湯切れの心配がないのが特徴です。
台所や流し(シンク)周りに設置して使用することが中心となる給湯器です。
ガスの瞬間湯沸かし器は、主に以下2つの種類に分けられます。
- 元止め式
- 先止め式
元止め式は、お湯の出口が一ヶ所のみで、湯沸かし器本体からシャワーノズルが伸びており、本体側でお湯を操作するタイプです。
一方の先止め式は、シャワーノズルがなく、給湯配管の接続が必要となりますが、蛇口でお湯を操作することができます。
また、先止め式は複数の蛇口に給湯配管を接続することで、それぞれの蛇口でお湯を使うことも可能です。
シャワーノズルがない分、設置場所の自由度が高い点では先止め式が優れていますが、元止め式の方が操作は手軽なため、状況にも応じて最適なタイプを選びましょう。
風呂釜
風呂釜は、浴槽に水を貯めた状態でガスを使ってお湯を沸かすガス給湯器の一種です。
キッチンや洗面所への給湯機能は備えておらず、お風呂に特化した給湯器になります。
風呂釜は、主に以下2つの種類に分けられます。
- バランス釜
- 壁貫通式給湯器
バランス釜は浴槽の真横に設置して、浴槽内の水を循環して加熱する密閉式のタイプです。
燃焼に使ったガスは屋外に排気される仕組みのため、室内の空気に影響を与えず安全性が高いです。
一方の壁貫通式給湯器は、バランス釜の給排気部に設置する小型の給湯器で、バランス釜ほど場所を取らないため広い浴槽に採用できるメリットがあります。
近年は、バランス釜が故障したら壁貫通式給湯器にリフォームする家庭が多いです。
ガス給湯器の仕組み

ガス給湯器には、大きく分けて2つの仕組みがあります。
- オート
- フルオート
それぞれの仕組みは、お風呂に関わる機能に関して自動・全自動の違いがあります。
オートタイプ
オートタイプでは、以下のような機能が利用できます。
- お湯張り
- 保温
- 追い焚き(足し湯)
オートタイプの場合、浴槽に残り湯がある状態でふろ自動のボタンを押した時、増える湯量にバラつきがある点には注意が必要です。
フルオートタイプ
フルオートタイプは、オートタイプにくわえて以下のような機能が備わっています。
- 自動追い焚き
- 配管自動洗浄
オートタイプとの大きな違いは、センサーの感知によって追い焚きや保温を自動で行ってくれる点にあります。
また、自動洗浄機能が付いているのもメンテナンスの面で便利です。
電気給湯器との違い
ガス給湯器と並んでメジャーなのが、電気給湯器です。ガス給湯器との主な性質の違いを、以下の表にまとめました。
|
性質 |
ガス給湯器 |
電気給湯器 |
|
お湯を作るスピード |
速い |
遅い |
|
お湯の蓄え |
不可能 |
可能 |
|
コスト |
高い |
安い |
|
耐用年数の目安 |
10年 |
15年 |
このように、お湯を作る速さやコスト面、耐久面などでさまざまな違いがあります。
費用や利便性、災害時の利用などを想定して慎重に選択しましょう。
電気給湯器の仕組みやメリット・デメリットはこちらの記事でも紹介しています。
ガス給湯器導入のメリット・デメリット

ガス給湯器を導入するメリット・デメリットをそれぞれ紹介します。
メリット
ガス給湯器導入のメリットには、主に以下のものが挙げられます。
- 設置コストが安い
- コンパクトで設置しやすい
- お湯が必要な時にすぐ利用できる
設置のしやすさや費用の安さ、ガスの利用ですぐにお湯が使える利便性などが大きなメリットです。
デメリット
メリットが多い反面、以下のようなデメリットがある点も把握しておきましょう。
- 電気給湯器などに比べて寿命が短い
- トラブル時にガス漏れのリスクがある
- 災害時にお湯が使えない場合がある
寿命が比較的短い点、トラブル・災害時の運用に難がある点はデメリットと考える方も多いです。
これらのデメリットを受けたくない場合には、電気給湯器などの導入を検討しましょう。
給湯器の種類を見分ける方法

修理・交換を進めるにあたって、自宅の給湯器がどの種類なのか、ガス給湯器・それ以外かを見分ける方法を紹介します。
見分ける方法は決して難しくはないため、空いた時間を見つけて確認しておき、控えておくことをおすすめします。
また、給湯器本体を確認する場合は、一軒家と集合住宅で設置場所が異なる点は把握しておきましょう。
一軒家の場合は屋外の地面据置か壁掛け、屋外設置が不可な場合は屋内に付いています。
集合住宅の場合は、玄関ドアの横スペース位設置されているケースが多いです。
給湯器本体のラベルを確認する
給湯器の本体には、製品の型番や品番、使われるガスが記載されたラベルが貼られています。
これによってガス給湯器かそれ以外か、また型番・品番を検索することで製品が有する機能を調べられます。
いずれも製品にとって大切な情報が記載されており、メーカーや業者に修理を依頼する時にも確認は欠かせません。
多くの製品は本体の表面にラベルが貼られているため、自宅給湯器のラベルを一度確認してみましょう。
ガス栓の有無を確認する
ガス給湯器かどうかは、ガス栓の有無を確認することでも判別可能です。
給湯器の周辺にガス栓またはガス管が接続されていれば、その給湯器はガス給湯器です。
ガス栓は給湯器下に配管カバーが設置されており、その中にガス栓があるケースも多いため探してみましょう。
設備説明書を確認する
給湯器の設備説明書にも、給湯器の種類や規格が細かく記載されています。
保証書等と一緒に保管している場合、給湯器の種類を確認するために一度見てみましょう。
ガス給湯器のおすすめの選び方

ガス給湯器は種類や仕組みがさまざまなため、初めて導入する方はどれを選ぶべきか判断が難しいです。
その場合は、以下の点を考えて最適な給湯器を探してみましょう。
家族人数に適した号数
給湯器選びでとくに大切なのが、家族の人数に適した号数の選択です。
号数とは、水温+25℃のお湯が出る量のことを指します。
たとえば16号の給湯器の場合、1分間に16Lのお湯が出る性能です。
家庭用の給湯器では16号・20号・24号が一般的ですが、それぞれに適した家族の人数は以下の通りです。
|
号数 |
家族人数 |
利用イメージ |
|
16号 |
1人 |
複数箇所の給湯をしない |
|
20号 |
2人~3人 |
シャワー・洗面所など複数箇所の給湯が可能 |
|
24号 |
4人~5人 |
シャワー・キッチン・洗面所などの複数箇所でパワフルに給湯可能 |
号数が低い給湯器は、複数箇所で給湯すると水圧が弱くなる、安定してお湯が出ないなど不便な点もあります。号数が高ければお湯を快適に利用できますが、一度に大量のお湯を使ってガス代が高くなるリスクもあるため、家族人数やライフスタイルに適した号数の選択は重要です。
利用したい機能
利用したい給湯器の機能に応じて選ぶのも、長く使い続ける上では重要です。ガス給湯器の場合はオート・フルオートでそれぞれ機能が異なるため、どちらを選ぶのが最適かを考えましょう。
自動のお湯張りや追い焚き機能のみで十分な方はオート、足し湯や配管の自動洗浄機能など、快適にお風呂に入りたい方はフルオートの選択をおすすめします。
家族がいる場合は自分以外の意見も参考にしつつ、どんな機能が付いた給湯器がよいかを慎重に探してください。
ランニングコスト
給湯器の導入で気になる点が、かかる費用です。製品購入・設置工事にともなう初期費用も重要ですが、長く使い続けるにあたって気になる点がランニングコストです。
たとえば、利用するガスの種類によって年間のランニングコストは以下のように変わります。
|
ガスの種類 |
年間のランニングコスト |
|
都市ガス |
約70,000円~80,000円 |
|
LPガス |
約100,000円~110,000円 |
利用頻度に応じて費用も前後しますが、都市ガスを使う給湯器の方が安くなる点は覚えておきましょう。
また、エコジョーズ等の給湯器に交換するとランニングコストはさらに抑えられます。
費用面で負担が少なく、運用しやすいものを基準に選ぶことも重要です。
ガス給湯器の修理や交換は業者に依頼しよう!
給湯器は家庭に欠かせない製品です。
導入後はトラブルに遭わないよう、慎重かつ適切な利用が求められます。
もし修理や交換が必要になった場合には、メーカーはもちろん、水まわりのトラブル対応が豊富な水道修理業者に依頼することで対処してもらえます。
『水道修理のセーフリー』では、給湯器の修理や交換ができる業者を多数掲載しているため、業者選びの参考にしてください。

ガス給湯器に関するよくある質問
-
ガス給湯器の設置場所はどこが最適ですか?
ガス給湯器を設置する際、戸建て住宅であれば設置場所を選択できるケースがあります。その場合は「通気性」「防水性」の2つが優れている場所を選びましょう。
たとえ屋外への設置でも、風通しがよく雨風の影響が出にくい場所でなければ、故障のリスクも高まります。ベストな設置場所が分からなければ、業者にも相談の上で最適な場所を提案してもらいましょう。
-
ガス給湯器の寿命は何年が目安ですか?
ガス給湯器の寿命は、およそ10年が目安になります。通気性や防水性の悪い場所に晒されていたり、使い方が適切でない場合は目安よりも早く寿命を迎えるリスクもある点は覚えておきましょう。
寿命を迎えた給湯器も利用はできますが、電源が入らない、お湯が出ないなどのトラブルに遭いやすくなります。寿命を延ばすためには、お湯を出しっぱなしにしない、凍結防止策を実施するなどの対策も必要です。
-
ガス給湯器はオート・フルオートどちらがよいですか?
ガス給湯器の仕組みはオート・フルオートがありますが、どちらを採用すべきかは求める運用方法にも応じて検討しましょう。設定した水位まで湯量を自動調節したい方はフルオートが向いていますが、オートに比べると導入費用や月の光熱費が高くなるケースもあります。
残り湯を追い焚きする機会が多い、家族の人数が多い場合などはフルオート、なるべく費用を抑えたい方にはオートがおすすめです。
-
ガス給湯器のもっとも簡単な見分け方は何ですか?
ガス給湯器をもっとも簡単に見分ける方法は、本体のラベル確認です。メーカーや型番が記載されていますが、そこに使用ガスの記載があればガス給湯器であると判別できます。
シールは本体正面に貼られている製品が多いため、自宅の給湯器を一度確認してみましょう。また、ガス給湯器はガス栓の有無を調べるのも手軽な方法です。
ガス給湯器は、給湯器の周辺にガス栓またはガス管が接続されています。
-
ガス給湯器を選ぶ際の注意点はありますか?
ガス給湯器を選ぶ際は、利用する機能や家族の人数に応じて適した号数を選びましょう。たとえば、人数が1〜2人の場合は16号、4人以上の場合は24号の給湯器を選ぶのが一般的です。
人数に対して低い号数の給湯器を導入すると、お風呂やキッチン利用時の使える湯量を不便に感じるかもしれません。また、ランニングコストも製品ごとに異なるため、予算を少しでも抑えたければ要チェックです。

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