2024.05.11
高効率給湯器「エコキュート」の仕組みや、メリット・デメリットを詳しく解説します。
仕組みを知ると、なぜエコキュートには多くのメリットがあるのかが、よく分かります。
また、本記事では、エコキュートの種類や、従来型の給湯器からエコキュートへ交換するのにかかる費用も、お伝えします。
さらに、エコキュートへの交換に使える補助金もご紹介します。補助金の条件を満たせば、交換費用を安く抑えられるので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
高効率給湯器「エコキュート」の仕組み

エコキュートは、以下の仕組みでお湯を沸かします。
- エコキュート本体に給水する
- ヒートポンプ内の空気側熱交換器の冷媒が、空気中の熱を取り込む
- 取り組んだ熱を、ヒートポンプ内の圧縮機で圧縮し、高温にする
- 高温になった熱が、ヒートポンプ内の水側熱交換器で水を温め、お湯にする
沸いたお湯は、約90℃の高温の状態で、エコキュートの貯湯タンクにためられます。
お湯を使用する際は、設定した温度になるよう、水を混ぜて温度を下げ、給湯されます。
エコキュートとガス給湯器の違い
エコキュートと、ガス給湯器の大きな違いは、以下の2つです。
- お湯を沸かす仕組み
- 貯湯式、または瞬間式
仕組みの違いですが、エコキュートでは、空気中の熱を圧縮し、高温にした熱で水を温めてお湯を作ります。
一方、ガス給湯器は、ガスで給湯器内のパイプを高温にし、中を通る水を温めて、お湯を沸かします。
また、エコキュートは、あらかじめ温めた水を、貯湯タンクにためておく「貯湯式」なのに対し、ガス給湯器は、お湯を使用するときに水を温める、「瞬間式」となっています。
この違いが、エコキュートの大きなメリットを生み出しているのですが、メリットについては、以下の高効率給湯器「エコキュート」のメリット・デメリットで詳しく解説します。
高効率給湯器「エコキュート」のメリット・デメリット

エコキュートのメリットとデメリットを、まとめました。
エコキュートへの交換を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
エコキュートのメリット
エコキュートには、以下の3つのメリットがあります。
- ランニングコストが安い
- 環境にやさしい
- 断水や停電時もお湯が使える
それぞれのメリットについて、下記に詳しく解説します。
ランニングコストが安い
エコキュートは、空気中の熱と電気でお湯を沸かすため、ガス代がかかりません。
また、電気代の安い夜間にお湯を沸かして、貯湯タンクにためておくため、電気代がガス給湯器より安くなります。
ガス代を完全にカットし、電気代もガス給湯器より安いため、お湯を沸かすのにかかるランニングコストが、年間で10万円以上安くなるケースも珍しくありません。
環境にやさしい
エコキュートは、お湯を沸かすのにガスを使わないため、CO2を排出しません。
そのため、日本が掲げる「2030年度の温室効果ガス排出量を、2013年度比で46%削減」の目標にも貢献する、環境にやさしい給湯器です。
国としても、上記の目標実現のために、エコキュートを含む、エコな給湯器の普及を推し進めています。
その一環として、2024年度には、ガス給湯器からエコキュートへの交換の際に活用できる、補助金が創設されました。
断水時や停電時もお湯が使える
エコキュートは、万が一断水や停電が起こっても、貯湯タンクにたまっているお湯が使えます。
瞬間式のガス給湯器では、断水時や停電時にお湯を沸かせないため、エコキュートだからこその大きなメリットです。
この点だけでも、エコキュートに交換する価値があるといえるでしょう。
エコキュートのデメリット
エコキュートのデメリットでよく挙げられるのは、以下の4点です。
- 初期費用が高い
- お湯切れを起こす可能性がある
- 広い設置スペースが必要になる
- 水圧が弱い
各デメリットの詳細について、下記に解説します。
初期費用が高い
エコキュートのデメリットとして、真っ先に挙がるのが、初期費用の高さです。
確かに、ガス給湯器と比較すると、設置にかかる初期費用は高くなります。
しかし、ランニングコストがかなり下がるため、給湯器の寿命といわれる10年間の、トータルコストのシミュレーションで比較するのが重要です。
お湯切れを起こす可能性がある
エコキュートは、瞬間式のガス給湯器とは違い、貯湯タンクにためられているお湯を使用します。
そのため、万が一貯湯タンク内のお湯がなくなるほど大量のお湯を使ってしまうと、再びお湯を使用できるまでには時間がかかります。
お湯切れの予防方法には、以下があります。
- 貯湯タンクの容量の大きいものを選ぶ
- お湯が足りなくなりそうなら沸き増しする
貯湯タンクの容量は、同居人数に応じて、お湯を余裕をもってためられる大きさを選びましょう。
また、友人や親族が急に泊まりに来たときなど、普段よりもお湯の使用量が増えて、お湯切れしないか心配なときは、一時的に沸き増ししておくと安心です。
広い設置スペースが必要になる
エコキュートは、ヒートポンプユニットと、貯湯タンクで構成されているため、設置には広いスペースが必要です。
しかし、エコキュート自体も進化しているため、従来のものよりもスペースを取らない、薄型やコンパクト型も登場しています。
そのため、以前は設置できないと断られたスペースでも、薄型もしくはコンパクト型なら設置できる可能性があるので、気になる方は、ぜひ業者に相談してみましょう。
水圧が弱い
エコキュートは、水道圧を減圧して給湯する仕様のため、水道直圧式のガス給湯器と比べると、水圧が弱くなります。特にシャワーを使う際に、水圧の違いを感じるでしょう。
しかし、最近は高圧タイプのエコキュートも登場しているため、シャワーに水圧を求める方は、そちらをおすすめします。
高効率給湯器「エコキュート」の種類

エコキュートを選ぶ際のポイントとなるのは、以下の3点です。
- サイズ
- 水圧
- 機能
それぞれ、複数の種類があるので、以下に詳しくご紹介します。
サイズは角型・薄型・コンパクト型の3種類
エコキュートの貯湯タンクの種類とサイズは、以下の通りです。
| 名称 | 横幅 | 奥行 | 高さ |
| 角型 | 600~700mm | 680~830mm | 1,800~2,180mm |
| 薄型 | 1,070~1,120mm | 430~438mm | 1,800~2,170mm |
| コンパクト型 | 430~440mm | 560~630mm | 1,800~2,180mm |
メーカーによっては、コンパクト型の面積は、自社製の角型の約半分のため、これまでエコキュートを置けないと諦めていたスペースでも、置ける可能性があります。
補足として、ヒートポンプユニットのサイズは「幅800~900mm、奥行き300~360mm、高さ650~720mm」となっています。
水圧は標準圧タイプ・高圧タイプの2種類
エコキュートには、水圧の強さが異なる「標準圧タイプ」と、「高圧タイプ」があります。
標準圧タイプでは190Kpaほどの水圧しかありませんが、高圧タイプでは290Kpa~360Kpaまで上がります。
そのため、ガス給湯器に近い水圧を希望する場合は、高圧タイプのエコキュートがおすすめです。
機能は給湯専用・オートタイプ・フルオートタイプの3種類
エコキュートの機能は、ガス給湯器と同じく、以下の3種類があります。
- 給湯専用
- オートタイプ
- フルオートタイプ
それぞれの違いは、お風呂の「自動お湯はり・追い焚き」と「自動足し湯」機能の有無です。
給湯専用
給湯専用は、シンプルにお湯を出せるだけなので、浴槽に蛇口からお湯をため、手動でお湯を止めなくてはなりません。
オートタイプ
オートタイプでは、「自動お湯はり・追い焚き」機能のみ付いています。
浴槽へのお湯はりは、設定した量のお湯がたまったら、自動で止まります。浴槽のお湯が減っても、自動で足し湯はされませんが、手動で足すのは可能です。
フルオートタイプ
フルオートタイプには、「自動足し湯」機能も付いており、浴槽のお湯が減ったら、設定した水位まで自動でお湯を足してくれます。
高効率給湯器「エコキュート」への交換にかかる費用相場

エコキュートへの交換にかかる費用は、「本体の値段」と「交換工事の作業費」で構成されます。
それぞれの相場を、以下で詳しく解説するので、参考にしてください。
エコキュート本体の値段相場
エコキュート本体の値段は、メーカー希望小売価格では、100万円以上するものがほとんどです。
しかし、水道修理業者に依頼すると、60~80%OFFの値段で購入できるため、かなりお得にエコキュートへ交換できます。
以下の表の、角型・薄型は、水道修理業者で販売されている、値段の相場表になります。
コンパクト型については、公式サイトに料金を掲載している水道修理業者が見当たらなかったため、給湯器を専門で扱っている業者を参考にしています。
| 機能 | 水圧 | 角型 | 薄型 | コンパクト型 |
| 給湯専用 | 標準 | 26~31万円 | - | 18~23万円 |
| 高圧 | 26~31万円 | - | - | |
| オートタイプ | 標準 | 28~32万円 | - | - |
| 高圧 | 28~32万円 | - | - | |
| フルオートタイプ | 標準 | 30~33万円 | 35~40万円 | 23~33万円 |
| 高圧 | 30~33万円 | 35~40万円 | - |
角型は、水圧の違いによる値段の差は、ほぼありませんでした。
薄型は、多くのメーカーがフルオートタイプのみ製造していますが、こちらも水圧の違いによる値段の差は、ほぼありません。
コンパクト型は、メーカーがオートタイプを製造しておらず、給湯専用とフルオートタイプの「標準圧タイプ」のみ製造しているようです。
交換工事の費用相場
交換工事の費用相場は、13~15万円ほどです。ガス給湯器の設置と比べると、工事費も高額ですね。
そのため、予算を検討するときは本体の値段だけでなく、工事費も加味しておかないと、大きく予算オーバーする恐れがあるので、注意してください。
給湯器をエコキュートに交換する際に活用できる補助金

2024年度に創設された、「給湯器省エネ2024事業」を活用すると、給湯器をエコキュートに交換する際に、補助金が出ます。
補助額は、1台につき最低でも8万円、さらに特定の条件を満たすと、最大13万円になります。
補助金は予算に達すると終了してしまうため、エコキュートへの交換を検討されている方は、早めに業者に相談するのをおすすめします。
高効率給湯器「エコキュート」への交換をお考えなら
給湯器をエコキュートへ交換する場合、設置スペースによって置けるタイプが異なります。そのため、まずは水道修理業者などに、現地調査を含めた見積りを依頼すると良いでしょう。
業者によって費用に差があるので、複数社での相見積りがおすすめです。
業者を探すのが面倒な方は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへお任せください。エコキュートなど給湯器の設置に対応している優良業者を、年中無休・無料でご紹介します。
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給湯器のエコキュートに関するよくある質問
-
エコキュートのメリットは何ですか?
エコキュートの主なメリットは、以下の3つです。
- ランニングコストが安い
- 環境にやさしい
- 断水時や停電時もお湯が使える
ランニングコストは、ガス給湯器と比べて、年間で10万円以上安くなるケースも珍しくありません。
-
エコキュートのデメリットは何ですか?
エコキュートのデメリットには、以下の4つが挙げられます。
- 初期費用が高い
- お湯切れを起こす可能性がある
- 広い設置スペースが必要になる
- 水圧が弱い
最近では狭いスペースでも設置できる、コンパクト型も登場しています。これまで設置を諦めていた方も、再度業者に相談されるのをおすすめします。
-
エコキュートの種類には何がありますか?
エコキュートの貯湯タンクのサイズは、「角型・薄型・コンパクト型」の3種類があります。
また、水圧は「標準圧タイプ」と「高圧タイプ」の2種類です。
そして、機能は「給湯専用・オートタイプ・フルオートタイプ」の3種類から選べます。
-
断水でもエコキュートが給湯できる理由は?
エコキュートは、あらかじめ沸かしておいたお湯を貯湯タンクにためる、貯湯式となっています。
そのため、お湯を使いたいときに断水であっても、すでに沸いているお湯を貯湯タンクから給湯できます。
-
エコキュートの高圧タイプとは何ですか?
水圧が190Kpaほどのエコキュートを「標準圧タイプ」と呼び、290Kpa~360Kpaのものを「高圧タイプ」といいます。

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