ここでは雨水枡・汚水枡の蓋が割れたときの対処法について、応急処置から新しい蓋に交換する際の費用、蓋の開け方や選び方などを詳しく解説します。
蓋の購入場所や蓋が割れるのを防ぐ方法もご紹介しているので、雨水枡などに関する困り事を抱えている方は、ぜひご覧ください。
雨水枡や汚水枡はプラスチック製であることが多いため、その上を車が通過した際に割れる場合があります。対処法や予防法を知り、適切に対応しましょう。
記事の内容
雨水枡・汚水枡の蓋が割れたときの応急処置

雨水枡や汚水枡の蓋が何らかの原因で割れてしまったとき、まずは応急処置を行ないましょう。
以下の4点を意識して、応急処置に取り掛かってください。
- 破片を回収する
- 周囲の安全を確保する
- 割れた蓋の仮養生をする
- 汚水枡の場合は臭気や防水対策をする
それぞれの応急処置の仕方について説明します。
破片を回収する
雨水枡・汚水枡の蓋が割れて破片がある場合、つまりや怪我を予防するため速やかに回収しましょう。
破片をそのまま放置していると、その上を歩いた人が怪我をすることがあります。
また、小さな破片が枡の中に入り込み、それが原因でつまりを引き起こす恐れもあるので注意が必要です。
蓋が割れて破片があるのを確認したら、できる範囲で取り除いてください。
周囲の安全を確保する
雨水枡・汚水枡の蓋が割れて断面が危険であったり、少し穴が開いたようになっている場合、周囲の安全を確保するのも忘れないようにしましょう。
蓋の近くに「キケン」注意書きをする、蓋に近寄らないよう脚立などを蓋を覆うようにして設置するなどしてください。
うっかり踏んでしまい怪我や事故を招かないよう、蓋が割れていると気づいた時点で早めに対処しましょう。
割れた蓋の仮養生をする
蓋の破片回収や周囲の安全を確保すると同時に、割れた蓋の仮養生もしておきましょう。
鉄板やコンパネがあれば、割れた蓋の上に置いて人や車が乗らないようにしておくと良いです。
そのまま放置していると、さらに広範囲にわたって蓋が割れる可能性があるので、応急処置として仮養生もきちんとしておきましょう。
汚水枡の場合は臭気や防水対策をする
割れたのが汚水枡の場合、臭気や防水対策も行なってください。蓋の破損状態にもよりますが、大きく割れているとそこから下水の臭気が上がってきます。
また、雨が降ると枡の中に雨水が入りこみ、汚水の逆流や下水道管の破損、衛生面への悪影響などを招くリスクがあります。
汚水枡については、このような事態を避けるためシートをかぶせるなどして対策をとりましょう。
雨水枡・汚水枡の蓋が割れたまま放置するリスク

雨水枡・汚水枡の蓋が割れた状態をそのまま放置していると、以下のような新たなトラブルを招く恐れがあります。
- 人やペットが転落・怪我をする危険
- 悪臭や害虫・害獣の発生
- 雨水や泥が入り込み、排水機能が低下する
- 地盤が沈下して枡や配管がずれる
- 雨水が浸透して建物基礎や外構を痛める
- 割れ目から雑草や木の根が侵入し、配管を圧迫する
- 長期放置で修理費用が高額になる
蓋の買い替えだけでなく、配管や建物の基礎などにまで影響が及ぶことがあるので、放置するのは避けましょう。
安心して生活できなくなる場合もあるため、枡の蓋は早急に対処して直しておきたいです。
雨水枡・汚水枡の蓋が割れたときの方法別の費用

雨水枡・汚水枡の蓋が割れたとき、新しい蓋に交換する必要があります。
このとき、どの方法を選ぶかによって、修理にかかる費用が変わってくるので確認しておきましょう。
応急処置をした後そのままにするのではなく、最終的にはきちんと交換しておくべきです。
以下2通りの方法において、それぞれの費用を説明します。
- 専門業者に依頼する場合
- 自分で蓋を交換する場合
専門業者に依頼する場合
専門業者に依頼して雨水枡・汚水枡の蓋を新しいものに交換してもらう場合、1個あたり10,000円~30,000円程度が目安です。
蓋の破損状況や素材によって費用は変動し、蓋の設置のみで済む場合は比較的安く対応してもらえることが多いです。
また、蓋が割れる原因には外部からの衝撃以外にも、枡本体の破損や歪み、地盤沈下による勾配不良などが考えられます。
踏んだときに「カタカタ音がする」「蓋が浮いている・ガタつく」といった場合も、蓋だけでなく枡や受枠に問題が発生している可能性があります。
こうしたケースでは蓋の交換のみでは改善せず、枡や周辺の補修工事が必要になることもあります。
その場合、工事が大掛かりになり費用が高額になる可能性があるため注意しましょう。
業者へ依頼する際は、出張費や時間外料金などの諸経費が加算される場合もあるため、見積もり時に費用の内訳を確認しておくことが大切です。
自分で蓋を交換する場合
雨水枡・汚水枡の蓋は、業者に依頼するのではなく自分で交換できるケースもあります。
自分で蓋を交換する場合、費用は1,000円~10,000円程度で済みます。蓋の素材によって、料金に幅があるのが特徴です。
自身で作業するなら、割れた蓋を取り外して新しい蓋をはめ込むだけで良いので、業者依頼に比べ費用負担が少なく済むでしょう。
雨水枡・汚水枡の蓋の開け方

雨水枡・汚水枡は、自身で新しい蓋を購入した上で交換できます。
そこで、割れた蓋の開け方を確認し、無事に取り外せるようにしておきましょう。
雨水枡・汚水枡の蓋は、以下の手順で開けられます。
- マイナスドライバーで蓋の縁を少しずつ持ち上げる
- 固着している場合はハンマーで軽く叩いて緩める
- 持ち上がったら両手で水平に持ち上げて横にずらす
- 開けた蓋を安全な場所に置く
蓋部分にはフックなどの取っ手が付いており、その部分を持ち上げることで開けられる場合もあります。
蓋の状態をよく見て、慎重に開けてみてください。
雨水枡・汚水枡の蓋の測り方

雨水枡・汚水枡の蓋を自身で交換する場合、新しい蓋を購入しなければなりません。
枡にきちんとはまる蓋を選べるよう、蓋のサイズの測り方も確認しておきましょう。
次の2点に注目しながら、蓋のサイズを測ってみてください。
- 呼び径を確認する
- 実測で測る
呼び径を確認する
雨水枡・汚水枡の蓋を測るとき、呼び径の確認から行ないます。
以下の流れで、蓋の呼び径を測ってください。メジャーを用意して、順に計測します。
- 蓋の外径を測る ※円形なら円の直径
- 蓋の内径を測る ※枡の内側部分の幅
枡の蓋の呼び径は、15㎝・30㎝・40㎝などといった規格寸法で区分されます。
呼び径を調べた後、実測でより細かい部分まで測っていきます。
実測で測る
蓋の呼び径を確認した後、実測で測っていきます。計測すべき箇所ごとに、測り方を記載します。
| 計測する箇所 | 測り方 |
| 蓋の外径 | 蓋の一番外側の端から端までをメジャーで測る |
| 枡の内径(蓋がはまる穴のサイズ) | 枡の穴の内側の幅をメジャーで測る |
| 蓋の厚み | 複数箇所、蓋の厚みを測り、バラつきがないか調べる |
| 受枠部分 | 蓋を受ける枠の幅や深さをメジャーで計測する |
すべてメジャーを使って測っていきますが、正しい蓋を用意できるよう外径や内径、厚みなど細部まで正確に計測しておきましょう。
雨水枡・汚水枡の蓋の選び方

雨水枡・汚水枡の蓋のサイズを測ったら、新しい蓋を選んで購入します。
以下に挙げる3つの点から、雨水枡・汚水枡の蓋を選んでみてください。
- サイズで選ぶ
- 素材で選ぶ
- 種類・用途で選ぶ
サイズで選ぶ
呼び径や実測での計測方法をご紹介しましたが、既存の枡に合う蓋を選ぶうえでサイズ確認はとても重要です。
まず、蓋の表面に数字が記載されている場合があります。
「250」や「300」などの数字が表示されている場合は、その数字が呼び径(蓋のサイズ)を示しています。
この数字が読める場合は、同じ呼び径の蓋を選べばサイズを測らずに購入できることもあります。
ただし、蓋が割れて数字が見えないこともあるため、最初に表面を確認してみてください。
素材で選ぶ
蓋のサイズが確認できたら、次に素材を選んでいきます。
製品によって使用されている素材が様々なので、以下を参考にしてください。
| 素材 | 特徴 |
| プラスチック | ・軽量 ・腐食やサビに強い ・耐荷重は低め |
| 鋳鉄製 | ・耐荷重に優れている ・道路や駐車場などで使用されることが多い ・重量があるので取り扱いには注意が必要 |
| レジンコンクリート | ・コンクリート以上の耐荷重がある ・比較的軽めなので扱いやすい |
雨水枡・汚水枡がどこに設置されているかによって、使用される素材が異なります。
住宅の敷地内であれば、プラスチック製の蓋が使用されていることが多いです。
素材ごとの特徴を押さえ、交換する予定の蓋の設置場所も考えた上でぴったりなものを選びましょう。
種類・用途で選ぶ
サイズや素材の他、雨水枡・汚水枡の蓋は種類や用途で選ぶ方法もあります。
雨水枡と汚水枡とでは、次のように機能に違いがあります。
- 雨水枡:浸透式や非浸透式などの機能がある。蓋の穴の有無もある。
- 汚水枡:悪臭を遮断する機能がある。臭いが漏れないよう、蓋には穴がない。
この他、雨水・汚水兼用で使用できる蓋も登場しています。
用途、設置場所などを考慮し、どの蓋にするか決めてみましょう。
雨水枡・汚水枡の蓋の買える場所

雨水枡・汚水枡の蓋は、自身でも交換が可能です。このとき、サイズを計測した上で、新しい蓋を用意しておかなければなりません。雨水枡・汚水枡の蓋は、次のような場所で購入できます。
- ホームセンター
- ネット通販
- 建材店・水道資材店
ホームセンター
日用品や住宅設備関連など生活にまつわる様々なアイテムが揃うホームセンターで、雨水枡・汚水枡の蓋は手に入ります。
お近くのホームセンターでも、蓋を取り扱っているところは多いです。
たとえば、以下に挙げるホームセンターも蓋を販売しています。
- コメリ
- ナフコ
- カインズ
- DCM
- コーナン
雨水枡・汚水枡の蓋は、建築資材や配管、エクステリアコーナーなどに置いてあることが多いです。
ネット通販
雨水枡・汚水枡の蓋は、楽天市場やAmazonなどのネット通販でも手軽に購入できます。
サイズと素材、用途などを確認の上購入すると、後日自宅に届くので便利です。
ネット通販で蓋を購入する際は、サイズを間違わないように気を付けましょう。
用途も確認しておくと、きちんと使える蓋が手元に届きます。
建材店・水道資材店
建材店や水道資材店でも、雨水枡・汚水枡の蓋は購入できます。
住宅向けの配管資材や排水資材コーナーに置かれていることが多いです。
様々な素材・サイズの蓋があるため、自宅の雨水枡・汚水枡に合うものが見つかります。
建材店などに足を運んで蓋を選ぶ際も、事前のサイズ確認などはしっかり行なっておきましょう。
雨水枡・汚水枡の蓋が割れるのを防ぐ方法

雨水枡・汚水枡の蓋は、様々な要因で割れることがあります。原因を押さえ、蓋が割れるのを防いでいきましょう。
ここでは、蓋が割れる原因から防ぐ方法までを記載します。
割れた原因を把握しておく
雨水枡・汚水枡の蓋が割れるのを防ぐには、なぜ割れるのかという原因を把握しておくことが大事です。主に、以下のようなことが原因で、雨水枡・汚水枡の蓋は割れてしまいます。
- 経年劣化
- 外部からの衝撃
- 排水管のつまり
- 地盤沈下
- 凍結
経年劣化の他、車などの重いものが通過したり凍結などにより蓋が割れる場合があります。
自宅の雨水枡・汚水枡は、どのような原因で割れる可能性があるかを考えておくことも大切です。
定期的に点検する
雨水枡・汚水枡の蓋が割れるのを防ぐためには、定期的な点検も必要です。
こまめに蓋の様子を見ておくと、割れる前に新しいものに交換でき、事態が悪化するのを防げます。
蓋が割れるだけでなくその下の排水管などにも影響が及ぶ恐れがあるので、定期的に点検をして早めに蓋を交換するのが良いです。
敷板を敷く
雨水枡・汚水枡の蓋が割れないよう、蓋の上に敷板を敷いておく方法もあります。
強度のある板を載せておくことで、車などが通過した際、蓋に負担がかからずに済む方法です。
荷重が分散される形になるので、蓋に衝撃や圧力が加わるのを予防できます。
万が一蓋が割れたときの仮養生にも使えるので、敷板は準備しておくと活用できるでしょう。
雨水枡・汚水枡の蓋が割れたときは無理せず専門業者に相談を
雨水枡・汚水枡の蓋が割れたときの応急処置から、交換にかかる費用や自分で交換する流れ、蓋の選び方などを解説しました。
割れた蓋をそのまま放置していると、怪我や事故、臭いが上がってくるなど新たなトラブルの要因にもなります。
自分で交換することも可能ですが、蓋のサイズや交換方法などに不安を感じる場合は専門業者に相談する方法もあります。
「セーフリー」でも、水回りのトラブルに関して幅広く対応しているのでお気軽にご相談ください。
トラブル内容から業者を絞り込めて、料金・口コミをもとに比較検討ができます。

雨水枡や汚水枡の蓋が割れた時のよくある質問
-
雨水枡と汚水枡の蓋、間違えずに選ぶポイントは?
雨水枡は通水用の穴があるタイプが多く、汚水枡は臭気が漏れないよう密閉型が一般的です。
蓋に穴があるか・密閉性があるかをまず確認しましょう。刻印や品番が残っていれば、それを手がかりに選ぶと間違いにくいです。
-
割れていなくても蓋を交換したほうがいいのはどんなとき?
グラつき・歪み・変色・小さなヒビ・ガタつきが見られる場合は交換のタイミングです。
特に車が通る場所や荷重がかかる場所は早めの交換が安全で、結果的に修理費を抑えられます。
-
自分で蓋を買うとき、サイズ選びで失敗しないコツは?
呼び径だけで判断せず、外径・内径・厚み・受枠の深さまで測るのが確実です。
同じ呼び径でもメーカー差があるため、商品寸法と実測を照合しましょう。
不安な場合は販売店に写真と寸法を送ると適合品を案内してもらえることがあります。
-
蓋が何度も割れる場合の根本対策はある?
繰り返す場合は蓋ではなく環境に原因がある可能性があります。
車が通るなら鋳鉄やレジンコンクリート製が有効。地盤沈下や排水不良が疑われる場合は、受枠調整や排水管点検が必要なこともあります。
長期化する場合は現地調査がおすすめです。
-
蓋はどれくらいの耐久年数を目安に交換すべき?
素材や設置環境により異なりますが、一般的なプラスチック製の蓋は約5〜10年程度が交換目安です。
車が頻繁に通る場所や直射日光が当たる場所では劣化が早く進むため、ひび・たわみ・変色が見られた時点で早めの交換が安心です。
耐久性を重視する場合は、レジンコンクリート製や鋳鉄製を選ぶことで交換頻度を減らせます。

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