2025.07.06
補修テープで修理できる水漏れのケースや正しい種類の選び方、注意点など、初心者の方にも参考にしてもらえる内容にまとめました。
急な水漏れでも自分でできる対処法を知っておけば、被害の拡大を抑えられて、修理費用の節約にもつながります。
記事の後半では、プロに任せるべきケースや配管修理の費用相場にも触れていますので、ぜひ最後までご覧ください。
記事の内容
補修テープで対応できる水漏れ・対応できない水漏れ

最初に、補修テープで修理できる水漏れ、できない水漏れを把握しておきましょう。水漏れ状況による修理の可否を、以下の表にまとめました。
| テープの修理可否 | 排水管の水漏れ状況 |
|---|---|
| 修理できる | ・見えている範囲の排水管の軽いひび割れ ・シンク・洗面台下など手の届く位置の排水管の割れ |
| 修理できない | ・水圧がかかる部位の排水管 ・排水管のつなぎ目(小径の場合シールテープで対応可能) ・壁や床下に隠れた排水管 ・排水管の劣化、腐食による広範囲の破損 |
注意すべきなのは、補修テープで水漏れが修理できると言っても、あくまでも応急処置である点。一時的に水漏れを防ぐ処置なので、そのままにせず水道修理業者へ相談してください。
テープで補修すらできなかった排水管からの水漏れは、水の流れを止めるために止水栓、もしくは元栓を閉めましょう。
多くの住宅では、止水栓はキッチン・洗面所のシンク下、元栓は玄関付近のメーターボックス内などにあるはず。探してもわからない場合は水道局の検針票を確認すると、位置の目安が記載されています。
補修テープの種類・おすすめ商品・購入場所

次に、補修テープの種類やおすすめ商品をご紹介します。
補修テープを購入できる場所には、以下のような場所があります。
- ホームセンター
- ECサイト
- 100均ショップ など
100均ショップでも販売されていますが、水漏れの応急処置には心もとないケースも多い点を覚えておきましょう。
上記箇所で販売されている補修テープの種類を、表にまとめました。
| 種類 | 特徴・用途 | 価格 | おすすめ商品 |
|---|---|---|---|
| 防水補修テープ | 排水管のひび割れや小さな漏れを一時的にふさぐ | 1,000円~2,000円程・ | ・コニシ強力補修テープ ・LUNKESI マスキングテープ |
| 自己融着テープ | 配管の曲面や段差部分にも巻きやすい 粘着剤を使わずに自己融着する |
1,000円前後 | ・ニトムズ自己融着テープ M5010 |
| 水道用ラップテープ | 補修部分に強い圧力をかけて密着させる | 800円~1,500円ほど | ・Rectorseal レクター・ハイテープ ・カクダイ 水道用ラップテープ |
| シールテープ | 排水管のネジ接続部分の水漏れ防止用 | 100円~300円 | ・スリーボンドシールテープ ・ガフロンシールテープ |
では、テープごとの特徴を解説していきます。
防水補修テープ
防水補修テープは、水中でも使用できるほど優れた防水性と粘着力が特徴。屋外配管や屋内の水まわりでも使える丈夫さで、手軽に応急処置ができます。
DIY向けにホームセンターや通販で手に入りやすいのもポイントです。幅広タイプなら曲面にも密着しやすく初心者でも扱いやすいでしょう。
自己融着テープ
自己融着テープは、ゴムやシリコン素材でできていて、引っ張りながら巻き付けるとテープ同士がくっついて一体化する特殊構造。接着剤を使わないため、手や配管が汚れにくいにもかかわらず、水漏れ箇所にしっかり密着して止水できます。
水道用ラップテープ
水道用ラップテープは、その名の通り、水漏れ箇所を包み込むように何重にも巻き付けて止水するタイプです。補修部分に強い圧力をかけて密着させて水漏れを抑えるので、配管の直線部などには特に相性が良いでしょう。
防水補修テープや自己融着テープと比べると厚みがあり、耐圧性の高い商品もあるため、屋外でも使えますが、曲線部分には弱い側面があります。
シールテープ
シールテープは、排水管のネジ接続部分の水漏れ防止に使う薄い白色のテープです。正式には「フッ素樹脂テープ」と呼ばれ、ネジ山に巻いて微細な隙間を埋め、接続部からの水漏れを防ぎます。
シールテープは、すでにできたひび割れや穴が開いた管を塞ぐ補修テープではなく、配管工事やDIYでの給水接続部に必須のアイテムとして、水漏れを元から予防するテープ。
上記3つのような応急修理用補修テープとは用途が異なる点を、把握しておきましょう。
排水管の水漏れを補修テープで修理する手順

補修用のテープを巻く作業自体はシンプルで、特別な道具も不要ですが、それぞれの手順でのコツを踏まえつつ解説していきます。
- 水漏れ箇所をチェックして元栓を閉める
- テープを30cm程度切る
- 水漏れ部分にテープを引っ張りながら巻きつける
- 巻いたテープを押して圧着させる
- 水道元栓を開けて確認する
順をおって、見ていきましょう。
STEP1.水漏れ箇所をチェックして元栓を閉める
最初に、目視で排水管の接続部分やパイプの亀裂などを確認しましょう。
場所が確認できたら、補修テープを巻く前に必ず水道元栓を閉めて水を止めてください。水漏れしている上からではテープが密着せず、止水効果が十分に発揮できないので、水漏れや周囲の汚れをしっかり拭き取ります。
STEP2.テープを30cm程度切る
補修テープを巻く際は、最初に適切な長さにカットしておくと巻きやすいはず。排水管の太さにもよりますが、水漏れ部分を中心に前後5cm以上かぶせられると安心なので、目安としては30cmほど切ってみると良いでしょう。
自己融着テープの場合は、引っ張ると伸びるので、その分を考慮してください。
STEP3.水漏れ部分にテープを引っ張りながら巻きつける
水漏れ箇所より手前からテープを貼り始め、テープの端を重ねて貼り付けて密閉性を高めながら、ぐるりと巻き付けてください。しっかり強めに引っ張りながら、ピンと張った状態で巻くのがポイント。テープ同士が密着し、防水効果が高まります。
漏れ箇所を中心にして前後5~10cm程度まで、しっかり覆うようにしてください。
STEP4.巻いたテープを押して圧着させる
巻き終わったら、テープを手で押さえて圧着させます。隙間があると水が漏れ出す原因になるため、再度水を流す前にしっかりなじませましょう。
STEP5.水道元栓を開けて確認する
補修が終わったら、水道元栓を開けて水漏れが止まっているか確認します。急に水を流すと圧力が一気にかかるため、徐々に開けて、水がにじんでこないかチェックしてください。補修した箇所をティッシュで軽く押さえて確認すると、水漏れの有無がわかりやすいでしょう。
この時点で止水できていたとしても、補修テープはあくまで応急処置。水漏れが止まっているうちに、早めに業者へ本格的な修理を依頼してください。
排水管の水漏れをテープで修理する時の注意点

- 水分や汚れをしっかり拭き取る
- 適切なテープを使う
- 巻き方のコツを把握する
- 補修後は必ず業者に修理を依頼する
順番にチェックしていきましょう。
水分や汚れをしっかり拭き取る
補修テープをしっかり密着させるためには、排水管の表面の水分や汚れを丁寧に拭き取ってください。
水気や油分が残っていると粘着力が弱くなり、すぐに剥がれる原因になります。作業前に乾いた布や雑巾で水気を拭き取り、古い汚れやサビがあればできるだけ落としておきましょう。
中性洗剤を使ってもかまいませんが、洗剤成分が残ると逆に粘着力を妨げるので、しっかり拭き取って乾かしてください。
適切なテープを使う
排水管の水漏れ補修には、用途に合ったテープを選ぶことがとても重要です。パッケージに「水道管用」「排水管用」などと明記された防水補修テープや自己融着テープを選びましょう。
間違いやすい例として、便器やお風呂のひび割れ用などの用途に限定される「仮補修テープ」があります。また、先述したシールテープは、補修ではなく水漏れ防止として使用するタイプ。
誤って用途違いのテープを使うと、十分な止水効果が得られず、すぐに水漏れが再発しかねません。
巻き方のコツを把握する
補修テープは、ただ巻けば良いわけではなく、正しく巻く必要があります。以下3点のコツを意識してください。
- 均一に力をかける
- 強めに引っ張りながらピンと張る
- テープ同士を重ねるようにして密着させる
- 漏れ部分の前後5-10cmをカバーする
空気が入ると隙間から漏れる原因になるので、仕上げに手で押さえて圧着させるとより効果的です。
補修後は必ず業者に修理を依頼する
補修テープでの応急処置は、あくまで一時的なものです。
時間が経つとテープの劣化や剥がれにより、再び漏水する確率が高くなる点に十分注意してください。そのまま放置していると、被害が広がって床下の腐食やカビの原因になりかねません。
応急処置が済んだら、早めに水道修理業者に相談して、しっかり水漏れを改善しましょう。
排水管補修テープの耐久性と使用できる期間

排水管の水漏れを補修テープで直す方法は、長期的な耐久性は期待できません。時間が経つにつれて粘着力が低下し、温度差や振動で剥がれやすくなり、数週間から数か月程度が限界と言われています。
繰り返しになりますが、応急処置が終わったら速やかに専門業者に修理を依頼するのが重要です。補修テープに頼り続けるのではなく、根本的な修理で再発防止を図りましょう。
排水管の水漏れ修理の費用相場

| メニュー内容 | 工事例・作業内容 | 費用相場 |
|---|---|---|
| パッキン交換・ナット締め直し | 排水管接続部の部品交換、調整 | 8,000円~15,000円 |
| 排水管交換(1 m以内) | 劣化管の部分交換 | 20,000円~30,000円 |
| 排水管つまり解消 | 軽度のつまりの薬剤・手動ポンプでの洗浄 | 8,000円~15,000円 |
| 高圧洗浄・トーラー作業 | 専用機器での奥深いつまりを除去 | 25,000円~35,000円 |
| 出張・基本料金 | 見積もり・出張費など | 0円~5,000円 |
パッキン交換など軽微な作業は、1万円前後で依頼できます。早期対応なら費用も抑えられるので、早めに業者依頼するのが、一番の節約と言えますね。
排水管水漏れの応急処置後は水道修理業者へ!
排水管の水漏れを補修できるテープについて、使用方法や注意点をご紹介しました。
水漏れの補修テープは、応急処置の便利アイテムとして、手軽に補修できるのが魅力。ただし、水漏れの根本的な解決にはならないので、早めに水漏れ修理を依頼してください。
『水道修理のセーフリー』は、全国の水道修理業者を掲載しています。水漏れ修理のニーズに合わせて絞り込み検索でき、気になる業者をスムーズに比較検討できますよ!

排水管の水漏れをテープ修理する時によくある質問
-
排水管の水漏れはテープだけで完全に直せますか?
排水管の水漏れは、補修テープだけで完全に直せるわけではありません。
テープはあくまで応急処置であり、時間が経つと剥がれやすく再び漏れるリスクがあります。根本的に解決するには、専門業者に水漏れ修理を依頼してください。
-
テープ修理で逆に水漏れがひどくなる恐れはありますか?
誤った種類のテープを使用したり巻き方に支障があったりすると、水漏れが悪化する事態も起こりえます。
テープを巻いた後も水漏れが直らないケースや、施工に不安がある場合は、早めに専門業者に相談しましょう。
-
排水管から水漏れが止まらない場合はどうすればいいですか?
排水管から水漏れが止まらないなら、まず、水道の元栓を閉めて被害を最小限に抑えましょう。
補修テープで応急処置しても止まらない場合は、早めに水道修理の専門業者に修理を依頼してください。
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