2025.09.04
床下の水漏れ時の対処法についてご紹介します。
住宅の床下で起きることがある水漏れトラブルですが、放置していると建材が傷み、住環境や健康に深刻な影響を与える恐れがあります。
この記事を読めば、床下の水漏れに気付いた時点でできる応急処置を把握できるため、いざという時も慌てずに対応できます。
修理の費用目安や保険適用についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
記事の内容
床下の水漏れが起きた時の対処法

床下の水漏れが起きた時の対処法についてご紹介します。
もし住宅の床下に水が溜まってしまうと、カビや建材の腐食が急速に進んでしまいます。
一般的におすすめされる対処法は、専門業者に対応してもらうことですが、依頼するまでの間は応急処置を施して被害の拡大を防ぎましょう。
以下では、実際に自分で行える手順を解説していきます。
止水栓・元栓を閉める
床下の水漏れに気付いた時に最初に行うべきは、なによりもまず水の供給を止めることです。自宅の止水栓や水道の元栓を閉めることで、それ以上の漏水を防ぐことが可能です。
マンションの場合は共用部に元栓があるケースも多いため、事前に場所を把握しておくと安心。もし場所が分からない場合は、管理人や管理会社に連絡してください。
水が流れ続けている状態を放置すると、床下に大量の水が溜まって後の修理費用も膨らみます。発見時は、まず落ち着いて栓を閉めましょう。
漏水箇所を特定する
ひとまず水の供給を止めたら、次は水がどこから漏れているのか確認してください。
排水管や給水管の接続部分、または床下の継ぎ目などが一般的に多い原因ですが、一概には言えないため、すべての箇所をチェックしましょう。
もし見える範囲で原因の箇所を確認できれば、業者に連絡する際の説明もスムーズです。
ただ、無理に床を剥がす必要はなく、他のトラブルを起こさないためにも見える範囲での観察に留めてください。
詳細な調査は専門業者に任せることが安全です。
水漏れ専用テープで漏水箇所を補修する
観察後にもし軽度の水漏れであるようなら、水道管補修用のテープを巻くことで一時的に水の流れを抑えることが可能です。
ただこれはあくまで応急処置で恒久的な解決方法ではありません。
事態を酷くしないための処置ですので、テープで補修した後はできるだけ早く専門家に修理を依頼してください。
特に古い配管の場合は、テープの効果は一時的な対応だと考えておきましょう。
床を乾燥させる
補修テープなどで水を止めることができたら、濡れてしまった床下の乾燥作業を行ってください。
そのままにしておくとカビがすぐに発生しますので、湿度を残さないことが重要です。
目視できる範囲に溜まっている水なら、雑巾やタオルで水分を吸い取り、残った水は可能な限り排出しましょう。ある程度の水がなくなったら、以下の乾燥方法を試してみましょう。
- 送風機や除湿機で徹底的に乾かす
- 床下点検口(換気口)を開けて換気を促す
送風機や除湿機を活用して湿気を飛ばすのが効果的です。扇風機を使うだけでも乾燥効果は高まります。除湿機を併用することで湿度を下げ、カビの繁殖を抑制できます。
自然乾燥に頼るよりも、換気と送風を組み合わせる方が特に効果的です。
特に木材を使った住宅では、湿気の滞留を避けることが長期的な耐久性を守る鍵になりますので、こまめに換気して乾燥を促してください。
必要箇所に連絡する
最低限の応急処置を行ったら、関係先への連絡を忘れないようにしましょう。
賃貸物件か持ち家かによって対応先は異なりますが、早めの報告が二次トラブル回避につながります。
一般的に連絡が必要な関係先は以下の通りです。
- 管理会社・大家(マンションや共同住宅の場合)
- 水道修理業者
- 火災保険などの窓口
修理費用の負担問題もありますので、管理会社や大家には早めに連絡するべきです。
自分で対処する必要がある場合は、応急処置を終えたら速やかに専門業者を呼びましょう。
火災保険や住宅総合保険に加入している場合は、保険会社にも連絡しておくとその後の処理がスムーズです。
床下が水漏れする主な原因

床下が水漏れする主な原因についてご紹介します。
床下の水漏れが起きる原因について事前に把握しておくと、対処方法はもちろん、再発防止や定期的な点検に役立ちます。
ここからは、床下の水漏れの代表的な要因を解説していきましょう。
排水管の劣化や破損
一番多い原因としては、排水管の経年劣化や破損が挙げられます。
長年使用している排水管はどうしても劣化が進むものですから、何かの拍子にひび割れや破損が起きやすくなります。
また排水管の素材によっても耐用年数が異なると言われており、特に金属管はサビの影響で寿命が短くなることもありますので要注意です。
床下配管の接続不良や老朽化
床下の水漏れトラブルの要因としては、配管の接続部の緩みやシール材の劣化も原因となります。
特に築年数が長い建物では、配管自体の交換が必要になるケースも少なくありません。
定期的に取り換えるものでもありませんので、どうしても老朽化してから症状に気付くケースが多いです。
給水管からの漏れ
排水管の他に、給水管が水漏れトラブルの原因になることも少なくありません。
給水管は常に大きな水圧がかかるため、もし小さな破損でも、短時間で大量の水が漏れ出てしまいます。
特に給湯器やキッチン、トイレ付近などの使用頻度の高い箇所にある給水管でのトラブルが多いのも特徴のひとつです。
これは意外にも新築の住宅でも起こり得る事例ですので、古くないからといって油断するべきではありません。
雨水や結露による床下への浸水
また内部になる配管以外にも、外部からの水が床下に侵入するケースも見受けられます。
台風や大雨で雨水が流れ込んだり、外気温の影響で湿度が高くなり、結露が発生すると気づかぬうちに水が溜まることも。
天気や気温の状態によっては、定期的に床下の状態をチェックする必要があるかもしれません。
床下の水漏れを放置するリスク

床下の水漏れトラブルを放置するリスクについてご紹介します。
床下の水漏れをそのままにしておくと、以下のような被害につながります。
- カビが蔓延する
- 湿度によるダニ増加での健康被害
- シロアリの発生と増加
- 建材の腐食による耐久性低下
- 集合住宅の場合は階下漏水トラブルのリスク
床下の水漏れトラブルの放置は、カビの蔓延や建材の腐食などに繋がり大変危険です。
またマンションなどの共同住宅の場合は、水漏れトラブルが悪化して下の階に被害があると、賠償責任などに発展する可能性もあります。
管理会社から修理費用を請求されることもあるので、放置はしないよう注意しましょう。
床下の水漏れ修理の費用目安

床下の水漏れ修理の費用目安をご紹介します。
床下の水漏れ修理にかかる費用は、床下の状態や必要な工事内容、面積などによって大きく異なります。以下は一般的な修理費用の目安ですので、参考にしてください。
配管回りの修理費用
床下の水漏れトラブルが発生した場合、配管回りの修理費用の目安は以下の通りです。修理時の参考にしましょう。
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| 配管の補修 | 1万〜3万円程度 |
| 配管交換(部分) | 3万〜7万円程度 |
| 配管交換(全体) | 10万〜30万円程度 |
床・壁張替えなどの費用
床下の水漏れトラブルが発生した場合、床・壁張替えなどの修理費用の目安は以下の通りです。修理時の参考にしましょう。
| 修理内容 | 費用目安 |
|---|---|
| フローリング張替え | 8万〜15万円程度 |
| 壁紙張替え | 5万〜10万円程度 |
| 下地材交換 | 10万〜20万円程度 |
床下乾燥や防カビ処理の追加費用
水漏れ修理後の乾燥作業や防カビ施工には、約5万〜15万円程度が必要になることがあります。
面積が広かったり、被害が重度であればあるほど追加費用は高額になりますので、よく把握しておきましょう。
ただ施工する業者によって、修理後の乾燥・防カビ処理の費用は大きく差がありますので、まずは見積りを取って比較してから依頼することをおすすめします。
床下水漏れは火災保険で補償される?

床下の水漏れは、原因によっては火災保険の対象になる場合があります。
ただし、すべてのケースが自動的に補償されるわけではなく、保険の契約内容や原因、事故の発生状況によって判断が分かれます。
以下から、一般的な3つの区分に分けて解説していきましょう。
| 区分 | 判定 | 具体例 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 補償されるケース | 〇 | ・給排水管の破裂 ・配管の急な破損 ・突発的な事故 |
「水漏れ損害」対象になるケースあり |
| 条件指定での補償 | △ | ・台風や洪水による浸水 ・床下乾燥や防カビ費用 |
水災補償や付随補償の有無で異なる |
| 補償されない ケース |
× | ・経年劣化や老朽化 ・修理放置による悪化 ・故意や過失による破損 |
自然な消耗や過失は対象外 |
補償されるケース
一般的に、床下の水漏れトラブルが火災保険の「水濡れ損害」に該当する場合は、補償の対象となる可能性が高いとされています。
例えば、給排水管の急な破裂や予期せぬ配管損傷による床下浸水などは、突発的な事故として扱われることが多く、修理費用や床材の復旧費用が保障対象になることも。
経年劣化ではなく「突然のトラブル」であれば、保険の補助を受けることができる可能性があります。対象となるかどうかは、契約内容によって異なるため、詳細は必ず保険会社へ確認してください
保険金請求の際は、事故状況を詳しく記録しておくとスムーズに進むでしょう。
条件次第で補償されるケース
同じ床下の水漏れトラブルでも、状況によっては可否の判断が分かれるグレーゾーンがあります。代表的なのが、台風や豪雨による浸水被害。
自然災害を原因とした浸水ですが、これらは「水災補償」が付帯していれば対象となりますが、契約によっては補償外とされるケースも見られます。
また、床下乾燥や防カビ施工などの二次被害を防ぐための工事は「付随補償」の有無で扱いが異なります。条件付きの補償は契約内容を確認しなければ判断できないため、迷ったときは保険会社に必ず相談してください。
補償されないケース
一方で、明確に補償対象外となるケースも存在します。
典型的な例としては経年劣化や老朽化による配管トラブルで、長期間の使用による自然な消耗は「予見可能なリスク」とされるため、保険の対象になりません。
さらに、修理を放置して悪化させた場合や故意・重大な過失による破損も補償の対象外です。
日常点検を怠らず、異常を感じたら早めに対応することが、損害を最小限に抑えるための大切な備えになります。
床下水漏れを防ぐためにできる日常点検

床下の水漏れを防ぐためにできる日常点検についてご紹介します。
床下の水漏れトラブルを未然に防ぐには、日頃からのチェックが重要となります。普段のちょっとした意識と確認で早期に気づけることが多いトラブルですので、以下のチェックを習慣化してみましょう。
水道代を確認する
毎月の水道代よりなぜか微妙に高い、もしくは急に水道料金が上がった場合、見えない箇所で水が漏れている可能性があります。毎月の料金を把握しておくか、詳細に記録しておくと異変に気づきやすくなります。
あまりに金額に差がある場合は、水道会社に連絡してチェックしてもらうのもおすすめです。
床下のカビ臭や湿気を確認する
もし床下からカビ臭や湿気を感じたら、水漏れや結露が発生しているかもしれません。できる範囲で直接床下を確認して、どのような状態かをチェックしてみましょう。
また、カビの臭いや高多湿と感じなくても、定期的に床下の点検口を開けて換気をしたり、空気の流れの状態を確認すると安心です。
床下の水漏れは早期発見と早期対応がカギ!
床下の水漏れトラブル時にできる応急処置をご紹介しました。
床下の水漏れは気づくのが遅れるほど被害が大きくなりますが、定期的な点検と素早い対応で建物の寿命や健康被害を守ることが可能です。
もし異変を感じたら、迷わず応急処置を行って専門業者に相談しましょう。
『水道修理のセーフリー』なら、紹介されている業者の中から、自分の条件に合う会社を比較・検討できます。
一刻も早く修理に来て欲しい方は、ぜひ活用してみてください。
また希望に合わせて、最適な業者を紹介するコンシェルジュサービスも無料で利用できます。

床下の水漏れでよくある質問
-
床下で水漏れに気付いたとき、最初にすべきことは何ですか?
まずは止水栓や元栓を閉めて、水の供給を止めましょう。
これで被害の拡大を防げます。マンションの場合は共用部にある場合も多いため、事前に場所を確認しておくことが大切です。
-
床下の水漏れを放置すると、どんなリスクがありますか?
カビの繁殖や木材の腐食が進み、住環境や建物の耐久性が低下します。
集合住宅では階下漏水の原因となり、損害賠償につながる可能性もあります。早めの対応が重要です。
-
床下水漏れの修理費用はどのくらいかかりますか?
配管補修なら1〜3万円程度、部分交換で3〜7万円、全面交換なら10〜30万円が目安です。床や壁の張替えが必要になるとさらに費用が上がります。
被害が広がる前に早めの修理を行いましょう。
-
床下の水漏れは火災保険で補償されますか?
突発的な配管破裂などは補償対象になることがありますが、経年劣化や放置による悪化は対象外です。
自然災害による浸水は契約内容により可否が分かれます。
必ず加入している保険会社に確認してください。
-
床下水漏れを予防するために、日常でできることはありますか?
毎月の水道料金に異常がないか確認し、床下の湿気やカビ臭にも注意しましょう。
定期的に点検口を開けて換気することも効果的です。
小さな変化に早めに気づくことで、大きな被害を防げます。

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