キッチンのシンク下から突然現れた嫌な臭いに悩んでいませんか?原因が分からないと、どのように対処すればよいのか迷うでしょう。
実は「急に」臭い始めたケースは、揚げ物をした、しばらく家を空けたなど、直前の行動に原因が隠れていることがほとんどです。
直前の行動から原因を特定するチェックリストや、5分でできる応急処置、根本的な対処法から予防法まで幅広く紹介します。
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記事の内容
急に臭い始めたら「直前の行動」をチェック!原因診断リスト
シンク下の臭いが急に発生した場合、その数日以内の直前の行動に原因が潜んでいるケースがほとんどです。
以下のチェックリストから、心当たりのある項目を探してみてください。
| 直前の行動・出来事 | 考えられる原因 |
|---|---|
| 揚げ物をした 油の多い調理器具を洗った |
油汚れが付着して、冷えて固まっている |
| 帰省・旅行などで数日〜数週間家を空けた | 封水が切れて、下水臭が上がっている |
| 生ゴミや食材のカスをまとめて流した | 排水管内でゴミが腐敗している |
| シンク下の掃除や模様替えで、収納物を出し入れした | 防臭キャップがズレた・外れた |
| 引越し・リフォームの直後 | 施工不良で、配管接続部に隙間ができている |
| 梅雨などで湿気の高い日が続いた | シンク下でカビ・雑菌が繁殖している |
まずは直近で油を使う料理を行ったのか、長期不在でキッチンを使っていなかったかなど、思い当たるポイントから原因を順に探ってみましょう。
すぐに実践!急な臭い発生時の応急処置3つ
原因の目星がついたら、道具なしでも5分程度で手軽にできる応急処置を実践してください。
急に発生した臭いであれば、この方法で解消できるケースも少なくありません。
①50℃前後のお湯をゆっくり流す
揚げ物をしたり、油の付いた器具を洗った直後に臭い始めた場合は、排水管内で油が冷えて固まった可能性が高いです。
そのため、以下の手順でお湯をゆっくりと流してこびりついた油を除去しましょう。
- 50℃前後に調節したお湯を用意する
- 排水口に向けて、2〜3分かけてゆっくり流す
- 一度止めて、5分ほど置いてからもう一度流す
一気に流すよりも、時間をかけて流した方が油も溶け出しやすくなります。
排水管に広く使われる塩化ビニル管は熱に弱いので、熱湯をかけると変形・破損するおそれがあります。
必ず50℃前後に設定したぬるま湯で実践してください。
②シンクに水をためて一気に流す
長期間家を空けた後に臭う場合は、封水切れが原因です。
目安として1〜2週間ほど使用しないと、封水が蒸発して下水の臭いが上がってくることがあります。
- シンクの排水口に栓をして、水を5〜10cmほど溜める
- 栓を抜いて一気に流す
- 1~2の手順を数回繰り返す
上記の手順で封水が回復すれば、臭いは数分〜数時間で収まります。
③シンク下を空にして換気・乾燥させる
カビの臭いが気になるなら、以下の手順で湿気を逃がすのが最優先です。
- シンク下の収納物をすべて取り出す
- 扉を全開にして、30分〜1時間ほど換気する
- 扇風機やサーキュレーターで風を送るとさらに効果的
- 内部が濡れている場合は、乾いた布で拭き取ってから乾燥させる
このとき、内部が濡れていないか・水滴が付いていないかを必ず確認してください。
濡れている場合は排水ホースの破損や接続部のゆるみが疑われるので、交換・修理を検討してください。
キッチンのシンク下が急に臭い!考えられる6つの原因
キッチンのシンク下の嫌な臭いは、何が原因で発生しているのでしょうか?考えられる主な原因は以下の6つです。
それぞれの原因とメカニズムを詳しく解説していきます。原因を特定できれば、適切な対処法を選択できます。
配管の隙間
排水管とシンクの接続部分に隙間があると、そこから悪臭が発生し始めます。特に築年数が古い住宅は、経年劣化によってパッキンが傷んだり、接続部分が緩んだりして隙間が生じやすくなります。
また、比較的新しい住宅の場合でも、地震の影響で配管がずれてしまうケースがあるため注意が必要です。
排水管内の汚れ
排水管は、日々の調理で生じる油汚れや食材カスなどが流れ込む場所。日常的な汚れが排水管内に蓄積すると、時間の経過とともに腐敗し、悪臭の原因となります。
特に、油汚れはヌメリとなってとどまりやすく、さらに雑菌が繁殖して臭いを悪化させます。排水管の形状によっては、汚れが溜まりやすい箇所に悪臭の原因が潜んでいる場合も少なくないのです。
カビや雑菌の増殖
キッチンのシンク下は湿気が溜まりやすく、カビや雑菌が繁殖しやすい環境です。水漏れがあったり、濡れたものを放置したりすると、カビや雑菌の温床となります。
カビや雑菌は独特の臭いを発するため、キッチンに立つたびに不快な思いをするでしょう。また、カビはアレルギーの原因にもなるので、健康面への影響も考慮し、早めの対処が重要です。
封水の不足

排水トラップと呼ばれる部分は、常に水が溜まっている状態である必要があります。排水トラップに常に溜まっている水は「封水」と呼ばれ、下水からの悪臭や害虫の侵入を防ぎ、キッチンを衛生的に保つ役割を持っています。
長期間使用しなかったり、排水管の構造に問題があったりすると、封水が不足して悪臭が上がってくるのです。
排水ホースの破損
排水ホースに亀裂や穴が開くと、そこから汚水が漏れ出し、悪臭の原因となります。
排水ホースは、キッチンシンク下の奥に設置されていることが多いため、仮に破損していても気付くのに時間がかかるのが注意点です。
シンク下から異臭がする場合は、排水ホースに破損がないか、念入りに確認しましょう。
排水ホースは、経年劣化によってホースが脆くなり、破損しやすくなります。排水ホースの交換目安である3年以上使用している場合は、定期的に点検して、交換も視野に入れましょう。
排水マスの汚れや異常
シンク周りで異常がない場合は、屋外の排水マスに原因がある可能性があります。
屋外に設置されている排水マスに異常があると、水の流れが滞り、悪臭やつまりが発生します。掃除だけで解消せずに、故障や劣化が見られる場合は、修理・交換が必要です。
自力での解決はかなり難しいので、排水マスに何か異常があると考えられるときは、迷わずプロの水道修理業者に相談してください。
ここで、実績豊富で評判の良い業者を、3社ご紹介します。
上記の業者は、『水道修理のセーフリー』にも掲載されている、排水マスの修理など水道修理全般に対処してくれる業者です。
口コミや料金などを比較検討しながら選べるので、ぜひチェックしてみてください。
キッチンシンク下の臭いを撃退!効果的な対処法5選

キッチンのシンク下から漂う嫌な臭いは、自分で簡単に解決できるケースも多くあります。具体的な対処法は、以下の通りです。
臭いの原因別に効果的な対処法を試して、スッキリさせましょう。
配管の隙間を埋める
配管とシンクの接続部分に隙間がある場合は、その隙間を埋める作業が必要です。隙間を埋めるには、以下のアイテムを使うのがおすすめです。
それぞれの使い方について、詳しく解説します。
防臭キャップを使った方法

排水溝からの悪臭を防ぐには、防臭キャップを使うのが手軽で効果的です。
防臭キャップとは、サイズの異なる配管同士(排水管と排水ホースの接続部分)を接続する際に使用するアイテムです。以下の手順で取り付けることで、悪臭や害虫の侵入を防ぎます。
- 配管の周りに雑巾などを敷く
- 排水ホースを排水管から外す
- 防臭キャップを排水ホースの先に取り付ける
- 排水ホースを排水管に接続する
- 水を流して水漏れがないか確認する
防臭キャップを購入する際は、排水管のサイズに合わせて選びましょう。
パテを使った方法
配管とシンクの接続部分に隙間がある場合は、パテを使って隙間を埋める方法が有効です。
パテは水漏れや悪臭を防ぐための充填剤で、ホームセンターなどで手軽に購入して以下のように実践できます。
- 隙間部分に古いパテが残っている場合は、ヘラなどを使ってきれいに取り除く
- パテを適量取り、手で練って柔らかくする
- 隙間部分にパテをしっかりと詰め込む
- 隙間がないようにヘラで平らにならす
- パテが完全に乾燥するまで待つ
パテを購入する際は、防水性や防臭性に優れたものを選ぶのが重要です。
排水溝や排水管を掃除する
排水溝や排水管は、日々の使用で汚れやつまりが生じやすく、悪臭の原因となる場合があります。以下のような手段で定期的な掃除を行って、嫌な臭いを防ぎましょう。
パイプユニッシュを使った方法

排水溝や排水管の汚れやつまりには、パイプクリーナーが効果的です。中でも「パイプユニッシュ」は強力な発泡力で汚れを分解し、ヌメリや悪臭を取り除けます。
使い方は、排水溝にパイプユニッシュを適量注ぎ、しばらく放置した後、水で洗い流すだけです。1週間に1回の頻度で使用すれば、汚れが排水溝内にこびり付くのを防げるので、清潔な状態を保てます。
ただし、パイプユニッシュは強力な薬剤のため、使用上の注意をよく読んでから使用しましょう。
パイプユニッシュの正しい使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。
ワイヤーブラシを使った方法

排水溝のゴミ受けや排水トラップに付着した汚れには、ワイヤーブラシを使って物理的にこすり落とす方法が有効です。
ワイヤーブラシは、排水溝の形状に合わせてさまざまな種類がありますので、適切なものを選びましょう。
ブラシに中性洗剤をつけてこすり洗いし、水で洗い流します。また、頑固な汚れには重曹ペーストを塗布してからこすり洗いすると効果的です。
ワイヤーブラシを使った解決方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
シンク下を掃除する
キッチンのシンク下は、湿気が溜まりやすい場所です。食材や調理器具などを収納していると、汚れや臭いが発生するので、定期的に掃除して清潔な状態を保ちましょう。
まずは、キッチンのシンク下の収納物を取り出し、不要なものは処分してください。次に、収納するものを用途別に分類し、整理整頓します。収納ボックスやラックなどを活用すると、空間を有効活用でき、掃除もしやすくなります。
- シンク下の扉をしばらく開け放って換気する
- 扇風機や除湿機を使って乾燥させる
- 重曹を小皿に入れてシンク下に置く
- 活性炭をシンク下に置く
これらの方法を組み合わせれば、より効果的にカビ臭を取り除けるでしょう。
排水ホースを交換する
排水ホースに亀裂や破損がある場合は、新しいホースに交換する必要があります。排水ホースの交換自体は比較的簡単にできるため、以下の手順でDIYに挑戦してみるのもよいでしょう。
- 水道元栓を閉める
- 古い排水ホースを取り外す
- 新しい排水ホースを取り付ける
- 水道元栓を開けて水漏れがないか確認する
もし、交換できる自信がない場合は、専門業者に依頼するのがおすすめです。
業者への依頼を検討している場合は、おすすめ業者を紹介している以下の記事も参考にしてください。
キッチンシンク下の臭いが消えないときはプロに相談!

自分でできる対策を試しても、キッチンシンク下の臭いが消えない場合は、プロに相談するのがおすすめです。特に、以下のようなケースでは、専門家でないと解決が難しい場合があります。
専門知識と技術をもつプロであれば、迅速かつ的確に対応してくれます。
床下の配管にトラブルが発生している
シンク下の臭いの原因が、床下の配管のトラブルである場合は、自分での解決は困難です。具体的には、配管の破損やつまりなどが挙げられます。
専門的な知識や技術が必要となるため、無理に自分で対処しようとせず、速やかに水道修理業者に相談しましょう。
放置すると悪臭だけでなく、水漏れや害虫の発生など、さらに深刻な問題に発展する恐れもあります。
排水管内の汚れがひどすぎる
排水管内の汚れがひどすぎる場合も、市販のパイプクリーナーや家庭用の道具では対処しきれません。
この場合、高圧洗浄などの専門的な洗浄技術が必要となるため、プロに依頼するのがおすすめです。
業者による排水管清掃は、臭いの解消だけでなく、排水管の寿命を延ばす効果も期待できるので、長い目で見ても得策と言えます。
【保存版】シンク下の臭いを予防する毎日の習慣
キッチンのシンク下の嫌な臭いは、毎日のちょっとした心がけで予防できます。今日から実践できる効果的な習慣を、以下の4つ挙げました。
これらの習慣を取り入れて、快適なキッチンを保ちましょう。
シンク下に物を入れすぎない
シンク下に物を詰め込みすぎると、湿気がこもりやすくなり、カビや雑菌の繁殖を招きます。
そこで、必要なものだけを収納し、スペースに余裕を持たせるようにしましょう。物を少なくすれば、必然的に空気の通り道ができ、湿気がこもりにくくなります。
また、収納する際は、通気性の良いカゴやボックスを使用するのがおすすめです。収納物自体の湿気も防げるので、カビや雑菌の繁殖を抑えられます。
シンク下は定期的に換気する
収納量だけでなく、換気にも気を配りましょう。定期的に扉を開けて換気し、湿気を逃がすのがポイントです。
とくに湿気が多くなる、調理後や洗い物後は、換気の習慣を付けると、カビや雑菌の繁殖を予防し、嫌な臭いの発生を抑えられます。
シンク下に除湿剤や重曹を置く
除湿剤や重曹は、湿気を吸着する効果があります。シンク下に置くと、カビや雑菌の繁殖を抑え、臭いの発生を予防できます。
除湿剤は、吸湿量を超えると効果がなくなってしまうため、定期的に交換しましょう。重曹も、湿気を吸着すると固まってしまうため、月に一度程度、新しいものに入れ替えるのがおすすめです。
排水溝に食品カスや油を流さない
排水溝に食品カスや油を流すと、排水管内で腐敗し、悪臭の原因となります。極力余分なものを排水溝に流さないように、排水溝にゴミ受けネットを設置し、食品カスをキャッチするようにしましょう。
油汚れは、新聞紙やキッチンペーパーなどで拭き取ってから、食器用洗剤で洗い流すのもおすすめです。
シンク下の臭いが取れないときは『水道修理のセーフリー』に相談を
急に発生するシンク下の臭いは、日々の習慣や掃除で対処できるケースがほとんど。
しかし、パイプユニッシュを試しても臭いが消えない、原因が特定できない、自分で修理するのが難しいという場合もあるでしょう。そのようなときは、水回りトラブルの専門家である水道修理業者に相談するのがおすすめです。
『水道修理のセーフリー』では、全国各地の優良な水道修理業者を紹介しています。お悩みのニーズに合わせて絞り込み検索できるので、気軽に活用してみてください。
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シンク下からの臭いに関するよくある質問
-
シンク下から臭いが発生する原因は何ですか?
シンク下から臭いが発生する原因は、以下のものが考えられます。
・配管の隙間
・排水管内の汚れ
・カビや雑菌の増殖
・封水の不足
・排水ホースの破損
これらの原因は、単独で発生する場合もあれば、複数の原因が複合的に作用している場合もあります。
臭いの原因を特定するためには、シンク下を詳しく点検し、それぞれの原因に当てはまる箇所がないか確認しましょう。 -
シンク下の臭いを撃退する方法はありますか?
シンク下の臭いを撃退する方法は、原因によって異なります。
例えば、 配管の隙間が原因の場合は、防臭キャップの取り付けやパテでの補修が必要です。また、排水溝や排水管の汚れが原因の場合は、パイプユニッシュやワイヤーブラシなどを使い、汚れを落とす必要があります。
-
自分なりに対処しても改善しない場合はどうしたらよいですか?
自分なりに対処しようとしても改善しない場合や、原因が特定できない場合は、専門業者に相談するのがおすすめです。
専門業者であれば、原因を正確に特定し、適切な修理や清掃を行ってくれます。特に、悪臭に加えて水漏れや害虫の発生などの問題も抱えている場合は、早急に専門業者に依頼しましょう。
-
専門業者を選ぶときのポイントは何ですか?
シンク下の臭い問題で専門業者を選ぶ際は、以下のポイントを参考にしましょう
・実績と経験が豊富
・複数の専門分野に対応できる
・料金体系が明瞭
・迅速に対応してくれる
・アフターサービスが充実している
・口コミや評判が良い
これらのポイントを総合的に考慮し、信頼できる専門業者を選びましょう。
-
シンク下の臭いを予防する方法はありますか?
シンク下の臭いを予防するには、以下の方法が効果的です。
・シンク下に物を入れすぎない
・シンク下は定期的に換気する
・シンク下に除湿剤や重曹を置く
・排水溝に食品カスや油を流さない
これらの予防策を心がければ、シンク下の臭いを未然に防ぎ、清潔で快適なキッチンを保てるようになります。

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