2024.07.29
給湯器の「水漏れ」や「お湯が出ない」などの不具合が出た際、修理と交換のどちらで対処すべきか悩む方は多いことでしょう。また、修理費用はどれくらいになるのかも事前に知っておきたいポイントです。
今回は壊れた給湯器に対して、修理か交換かを選ぶ際の判断基準に加え、修理に焦点を当てて費用相場・依頼先・マンションでの対応についても解説します。
この記事を監修した専門家

全国対応(一部地域を除く)で、100万件以上の修理対応実績がある水のトラブルサポートセンターにて、メンテナンススタッフとして活躍中。 暮らしの中で、誰かの役に立てる仕事に就きたいと考え、水道業界を志しました。 累計1,000件を超える修理対応を行っており、これからもお客様に喜んでいただけるようなサービスを目指し、日々技術を磨いています。
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この記事へのコメント
記事をご覧いただきありがとうございます。水のトラブルサポートセンターの吉村輝です。 給湯器の不調は突然起こることが多く、判断に迷う方も多いと思います。修理と交換、それぞれの判断材料をわかりやすくお伝えします。
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水道修理KANSUI

記事の内容
給湯器が壊れた際の修理・交換の判断基準

給湯器に不具合が生じた際、修理と交換のどちらで対応すべきかはケースによって変わります。
業者へ給湯器の不具合を相談する前に、以下の基準を参考として、修理と交換のどちらにするかを判断しましょう。
給湯器の修理が適しているケース
給湯器の故障に修理で対応した方が良いケースは、以下の通りです。
- メーカーの保証期間内
- 使用年数が10年未満
メーカーの保証期間内に給湯器が故障した場合、メーカーに問い合わせれば無償で修理を依頼できます。基本的に保証期間は給湯器の耐用年数に対して短く設定されているため、修理で不具合を解消すればその後も長く使い続けられます。
また、給湯器の一般的な耐用年数は10年程度です。保証期間の有効期限を過ぎていても、耐用年数にまだ余裕がある場合は修理で対応しても良いでしょう。
給湯器の交換が適しているケース
修理ではなく、給湯器そのものを交換すべきケースとしては以下の2つが挙げられます。
- 修理すると費用が高額になる場合
- 使用年数が10年以上
給湯器の修理費用は、故障の度合いや修理箇所によって大きく変わります。特に高額となりやすいものが配管の破損です。コスト面を踏まえて、修理よりも交換が合理的な場合は業者から交換を勧められることがあります。
また、10年近く・10年を超える期間にわたり使い続けた給湯器は、全体的に劣化が進んでおり、修理しても後から別の箇所で不具合が生じる可能性もあります。結果として費用総額が高くなる可能性を考えると、交換で対応した方がお得です。
費用や給湯器の選び方など、給湯器の交換で知っておきたい情報は以下の記事で解説していますので、参考にしてください。

セーフリーWEB担当
10年以上使っている場合はやっぱり交換を考えるべきですか?
はい、給湯器の寿命はおよそ10年が目安です。それ以上使用していると故障が繰り返されやすくなるため、修理よりも交換を選ぶケースが増えてきます。
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給湯器のセルフ修理はリスクが大きい理由3つ

給湯器の修理を業者に依頼すると工事費がかかるため、コストを抑えるためにセルフ修理を検討する方もいるでしょう。
結論から述べると、給湯器のセルフ修理は基本的に不可能です。給湯器のセルフ修理ができない理由としては、以下3つのリスクが挙げられます。
修理の失敗により状態が悪化する
電気・ガス・水を使う給湯器は複雑な構造をしており、内部を見ても故障の原因の特定すら困難なケースも珍しくありません。
DIYに慣れている人でも、原因を見誤る・適切な方法で修理できないといった理由から、状態を悪化させる可能性は十分にあります。
状態が悪化すれば本来よりも高額な費用をかけて修理せざるを得なくなり、コスト面でも損をします。そのため、故障を確認しだい速やかに業者へ相談しましょう。
メーカー保証の対象外となる
万が一セルフ修理で部品の破損や状態の悪化につながった場合、たとえ保証期間内でもメーカー保証を受けられなくなります。メーカー保証が適用されるのは、「通常の使用状況で発生した故障」であるケースがほとんどだからです。
セルフ修理による故障は自身の過失とみなされ、修理代・部品代のどちらも自己負担となります。
新たなトラブルを引き起こす恐れがある
資格や専門知識を持っていない人が無理に給湯器を修理すると、部品を破損させて、以下などのトラブルを引き起こす可能性があります。
- ガス漏れ
- 水漏れ
特にガス漏れは、最悪の場合ガス爆発が起こるリスクも生じるため非常に危険です。
さらに水漏れが生じると、それに伴い一酸化炭素も漏出する恐れがあります。一酸化炭素はガスと違い、無臭で漏出に気が付きにくいため、そのまま放置して一酸化炭素中毒となる自体になりかねません。
命に関わる重大な事故を防ぐためにも、給湯器のセルフ修理は避けるべきです。

セーフリーWEB担当
セルフ修理が危険って聞きましたが、どんなリスクがあるんでしょうか?
ガス機器は専門知識が必要なうえ、火災やガス漏れなどの事故につながる可能性があります。また、誤った対応で故障が悪化するおそれもあるため、自己修理は避けた方が安心です。
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給湯器の修理はどこに頼む?主な業者と特徴

給湯器の修理はさまざまな業者に依頼できますが、その中でも代表的な業者は以下の通りです。
- 給湯器メーカー
- ガス会社
- 水道修理業者(給湯器販売業者)
同じ給湯器の修理でも、業者によって費用や受けられるサービスの内容は異なります。
どのようにして給湯器修理の依頼先を選べば良いのか、各業者の特徴とあわせて詳しく解説します。
保証期間内なら「給湯器メーカー」
保証期間内に給湯器が故障した場合は、その給湯器のメーカーに問い合わせましょう。
故障の旨を伝え、なおかつ保証の適用条件を満たしていれば、無償で修理してくれます。保証期間内でなくとも、利用する給湯器のメーカーを変えたくない方にも適した業者です。
ただし、給湯器メーカーはあくまで給湯器の製造を主要な事業としている業者です。修理サービスにおける価格競争にはあまり注力していない傾向にあり、修理費用が高額となる場合もあります。
スピード重視で修理するなら「ガス会社」
日頃利用しているガス会社でも、給湯器の修理に対応しています。
検針票に連絡先が記載されているため分かりやすく、いつも利用しているガス会社ならではの安心感がある点はメリットです。一度連絡すれば修理に必要な対応を任せられるため、分かりやすさ・スピード重視で給湯器を直したい方に適しています。
しかし、給湯器メーカーと同じく修理費用の割引サービスなどはなく、費用総額が高くなりやすいというデメリットもあります。また、修理作業はガス会社の提携業者が手配されるため、自分で選べません。
お得に修理するなら「水道修理業者(給湯器販売業者)」
コストを抑えて給湯器を修理したい方には、水道修理業者がおすすめです。水道修理業者は水回りのつまりや水漏れだけでなく、給湯器の販売や修理事業も行っている場合があります。
料金設定がリーズナブルな傾向にある他、期間限定の割引キャンペーンなども積極的に実施しているため、他の業者よりも安く修理を済ませられます。
ただし、過度に安い料金を提示してくる水道修理業者の場合、後から追加料金が請求され、費用総額が高くなるというトラブルのリスクを伴うのも事実です。利用の際は口コミなども参考に、慎重に依頼先を選ぶ必要があります。
上記以外にも、給湯器の修理を依頼できる業者は複数あります。修理業者についてより詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
【修理箇所別】給湯器の修理における費用相場
給湯器の修理にかかる費用は、技術料・部品代・出張費などで構成されています。諸々の費用を含めると、10,000円~60,000円程かかるケースが一般的です。
出張費は業者ごとに固定されており、0円~3,000円程度が相場です。一方で技術料や部品代は、修理箇所・依頼先・給湯器に生じたトラブルの度合いなどによって変わります。
以下より修理箇所ごとの費用相場を解説しますので、参考にしてください。
燃焼系の修理費用の相場
給湯器の燃焼系とは、水を温めるために使うガス関連の部品です。バーナー・ガス比例弁・ガス電磁弁などが燃焼系に該当します。
燃焼系の修理にかかる費用相場は、以下の通りです。
| 技術料 | 5,000円~10,000円程度 |
| 部品代 | 5,000円~20,000円程度 |
異常な振動・異音・動作不良などが生じた場合は、燃焼系の不具合が疑われます。ガスを使う燃焼系は、故障を放置すると重大な事故につながりかねないため、早めの修理が重要です。
水制御系の修理費用の相場
水制御系は、水量センサーや水流ターボなど水量や出湯をコントロールするための部品です。
水制御系の場合、以下の修理費用がかかる場合が多いです。
| 技術料 | 5,000円~10,000円程度 |
| 部品代 | 3,000円~20,000円程度 |
水温や水量が安定しないといったトラブルは、水制御系の不具合が原因と考えられます。水制御系の不具合が悪化すると水やお湯が出なくなってしまうため、違和感を覚えた時点で修理を検討しましょう。
安全装置系の修理費用の相場
立ち消え安全装置や過熱防止装置など、給湯器の安全性に関わる部品のことを安全装置系といいます。
安全装置系における修理費用の相場は、以下の通りです。
| 技術料 | 5,000円~30,000円程度 |
| 部品代 | 3,000円~25,000円程度 |
給湯器の中でも特に重要な箇所である安全装置系は、技術料・部品代のどちらも他の箇所より修理費用が高い傾向にあります。しかし、故障を放置するとガス漏れや火災のリスクが高まるため、速やかな修理が必要です。
以下の記事では修理内容や症状、給湯器の種類などに分けて修理費用の相場を解説しています。費用相場についてより詳しく知りたい方は、こちらもご覧ください。
マンションにおける給湯器の修理対応

給湯器を修理するにあたって、マンションにお住まいの方は注意すべき点があります。マンションは、持ち家のようにそのまま業者へ連絡すれば良いというわけではありません。また、適切な連絡先は賃貸か分譲かで変わります。
以下より、賃貸マンション・分譲マンションそれぞれの修理対応について解説します。
賃貸マンションの給湯器修理は管理会社・大家さんに相談
賃貸マンションで給湯器に不具合が生じたら、管理会社か大家さんに相談しましょう。給湯器を含め、マンションにあらかじめ設置されている設備は、貸主が所有・管理しているものだからです。そのため、修理業者の手配や費用負担はすべて貸主がしてくれます。
ただし、貸主が費用を負担してくれるのは「経年劣化で故障した場合」のみです。
- 自分で修理を試みた結果、失敗して状態が悪化した
- 誤った使い方で故障した
こういった、自分の過失による故障は、自己負担での修理となる可能性があります。
分譲マンションの給湯器修理は事前に管理組合へ連絡
分譲マンションで給湯器を修理する場合、まずは管理組合への連絡が必要です。
マンションによっては、設置できる給湯器に条件が設けられているケースもあります。また、専有部分にあたる給湯器は、修理前に申請書の提出が求められる可能性にも注意が必要です。
適切な対応方法はマンションの規約しだいで変わるため、確認のために管理組合へ連絡しましょう。
管理組合への連絡後は、自分で修理業者を探し手配する必要があります。
マンションの給湯器を修理ではなく交換する場合は、以下の記事で解説している対応方法や給湯器の選び方を参考にしてください。
給湯器の修理・交換の依頼先を探すなら『水道修理のセーフリー』
給湯器の修理や交換を依頼できる業者はさまざまで、どこへ依頼するかによっても修理費用が変わる場合もあります。
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