すぐにどろどろにぬめりが生じるキッチンの排水溝。できれば直接触らずに掃除を済ませたいですよね。
昨今は、スプレーするだけでキレイな状態を保てるアイテムや掃除方法があります。
そこで、本記事では、キッチン排水溝に触らなくても汚れを落とせる、便利なスプレータイプのアイテムを使った掃除方法をご紹介します。
スプレーでも落ちない頑固な汚れに対する掃除方法もまとめているので、この記事を読めば、手軽にキッチンを清潔に保てますよ!
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記事の内容
スプレーで落ちるキッチン排水溝の汚れ

最初に、スプレーで落ちるキッチンの排水溝汚れを解説します。
| 汚れの種類 | スプレーの効果 | 詳細 |
|---|---|---|
| 軽いぬめり | ◎ | 塩素系・泡スプレーで比較的簡単に除去可能 |
| 表面の油汚れ | ◎ | アルカリ性スプレーが効果的 |
| 生ごみの残りカス | ○ | 事前に取り除いてから使用すると効果的 |
| 初期のカビ | ○ | 塩素系スプレーで除去可能(換気必須) |
| 軽度の石けんカス | ○ | こすり洗い併用で落としやすい |
排水溝の汚れは、初期段階であればスプレー洗剤で十分に対処できるケースが多く、汚れに直接触らずに掃除できるでしょう。日常的なスプレー清掃を習慣づければ、清潔さを保てるだけでなく、悪臭やつまりの予防にもつながります。
一方、頑固な水垢や黒カビには効果を発揮しないケースもあります。それぞれの落とし方や予防策は、以下の記事を参考にしてください。
キッチン排水溝を触らず掃除できるスプレータイプのアイテム4選
では、キッチンの排水溝を触らずに掃除できるおすすめ洗剤をご紹介しましょう。自作でできるスプレーもご紹介するので、それぞれ参考にしてください。
| アイテム | こんな汚れにおすすめ |
|---|---|
| キッチン泡ハイター | ヌメリ・黒カビ |
| カビキラーキッチン | |
| キッチンマジックリン泡ジェット | 軽度の汚れ |
| クエン酸スプレー(自作可) | 水垢 |
各アイテムを使った掃除方法や注意点と合わせて、解説していきます。
キッチン泡ハイター
すでにキッチンの排水溝に汚れが溜まっている状態なら、キッチン泡ハイターがおすすめです。「キッチン泡ハイター」は花王株式会社から販売されている塩素系漂白剤「ハイター」シリーズで、キッチンのまな板・排水溝(ゴミ受け)・三角コーナーの掃除・漂白に使えます。
塩素系漂白剤には次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれる、カビやぬめりに有効な成分が含まれているので、スプレーを吹きかけて放置しているだけでも排水溝の掃除が可能です。
掃除の手順

【用意するもの】
- ゴム手袋
- ゴーグル
- マスク
- キッチン泡ハイター
- キッチンペーパー(応用)
【作業手順】
- ゴム手袋・ゴーグル・マスクを着用して部屋を換気する。
- 排水溝のフタを外す。
- 排水溝内にあるゴミ受けに直接スプレーを吹きかける。
- 5分放置する。
- 流水で30秒以上洗い流す。
上記の手順のように、手を触れずに掃除が完了します。また、汚れが落ちにくいと感じた場合は、スプレーを染み込ませたキッチンペーパーをパックのように使うと、浸透力が高まってより効果的に汚れを落とせます。排水口のゴミ受けの汚れ具合に応じて試してみてください。
注意点
キッチン泡ハイターを使用する際の注意点としては以下の4つが挙げられます。
- 酸性タイプの洗剤と併用しない
- 触らないようにする
- 十分に換気する
- 十分に洗い流す
まず塩素系の洗剤は酸性タイプの洗剤と併用すると有害なガスが発生するため、単品での使用が必須です。また、単品での使用でも触ったりニオイを吸い込んだりすると人体に影響があるため、使用の際はゴム手袋・ゴーグル・マスクを着用して十分に換気しましょう。
また、洗剤が残ったままだとサビや変質が起こる可能性があるので、十分に水で洗い流す必要があります。
カビキラーキッチン
頑固な黒カビが発生した場合は、キッチン用カビ取り剤の「カビキラーキッチン」がおすすめです。泡状のカビ取り剤スプレーであり、吹きつけて少し放置するだけで黒カビを洗い流せます。
カビ取り剤ブランドにおけるロングセラーシリーズのひとつであるだけに、高い除菌効果を発揮します。
掃除の手順

【用意するもの】
- ゴム手袋
- ゴーグル
- マスク
- カビキラーキッチン
【作業手順】
- 排水溝のフタを外す。
- カビが気になる箇所にスプレーを吹きかける。
- 5分放置する。
- 水で30秒以上洗い流す。
汚れがひどいときは、数十分程度放置すると効果的です。そのあとは素材の変質を防ぐために、十分に洗い流しましょう。
なお、カビキラーは強力なカビ取り剤なので、使い方を誤ると健康被害につながります。体調がすぐれない方、心臓病や呼吸器疾患等がある方は使用を避けましょう。
キッチンマジックリン泡ジェット
汚れが溜まっているわけではないけど掃除しておきたい、予防的に何か対策をしたいといった毎日のケアには「キッチンマジックリン泡ジェット」がおすすめです。こちらも花王株式会社から販売されているキッチン用クリーナーで、排水口のほかにもシンクやコンロ周りなどに使えます。
ハイター系のようにカビやぬめりを触らずに落とすとまではいかないものの、除菌や消臭効果やバリアコート機能により汚れが落としやすくなるので、排水溝が汚れにくくなるといった効果が期待できます。
掃除の手順

【用意するもの】
- キッチンマジックリン泡ジェット
【作業手順】
- 排水溝のフタを外す。
- 排水溝内にあるゴミ受けに直接スプレーを吹きかける。
- 5分放置する。
- 水で十分に洗い流す。
キッチンマジックリン泡ジェットは、キッチンハイターのように塩素系漂白剤ではないので、塩素独特のにおいがせず気軽に使えるのも嬉しいポイントです。通常の食器用洗剤同様、口に入れない・目に入れない・よく洗い流すといった点に気をつけていれば問題ありません。
上記の方法を試しても解消できない汚れやつまりが発生していたら、100均で手軽に入手できるブラシも併用してみてはいかがでしょうか。100均の掃除用ブラシについては、以下の記事で詳しく解説しています。
クエン酸スプレー

実は、スプレーは自作することも可能です。特に、アルカリ性である水垢を除去するなら、クエン酸を使ったスプレーをおすすめします。
作り方はいたって簡単。粉末タイプのクエン酸を混ぜた水をスプレーボトルに入れて、水垢が気になる箇所に吹きつけるだけで除去できます。
掃除の手順

【用意するもの】
- 水200ml
- クエン酸(粉末)小さじ1
- スプレーボトル
- 歯ブラシ
【作業手順】
- 排水溝のフタを外す。
- 水垢が気になる箇所にスプレーを吹きかける。
- 歯ブラシでこする。
- 水で十分に洗い流す。
水垢が頑固な場合は、キッチンペーパーで覆ってからクエン酸スプレーを吹きつけて10分程度放置しましょう。その後、メラミンスポンジで磨き水で流します。
スプレー以外でも排水溝に触れずに掃除できるアイテム

スプレーは、主に薬剤やクエン酸の成分によって汚れを分解できるアイテムです。しかし、すべての汚れがスプレーで落とせるとは限りません。
スプレーでは十分に効果が得られなかった場合は、以下2通りのアイテムを使う方法も検討しましょう。
具体的な使い方について、以下より解説します。
重曹とクエン酸で汚れを浮かす

重曹とクエン酸でも、触らずにキッチン排水溝の掃除が可能です。キッチン排水溝が汚れる原因の多くは油脂汚れによるものですが、油脂汚れは酸性のため、アルカリ性である重曹が効果的。また、そこにクエン酸が混ざると化学反応による発泡が起きて、汚れを浮かせて落としやすくしてくれます。
掃除の手順
【用意するもの】
- 重曹
- クエン酸
- 40〜50℃くらいのお湯
【作業手順】
- 排水溝のフタを外す。
- 重曹を満遍なく振りかける。
- お湯に溶かしたクエン酸を、重曹の上にまんべんなくかける。
- 30分程度放置する。
- お湯を流して洗い流す。(溶かす目的)
- 水で十分に洗い流す。
注意点
注意点として、40〜50℃くらいのお湯を使うようにしましょう。お湯を使用すると、重曹がしっかり溶けてくれるので、排水溝内に残りません。ただし、50℃以上の熱湯を使用すると配管を傷める可能性があるため、お風呂のお湯程度の40〜50℃にしてください。
以下の記事で、重曹とクエン酸を用いた排水溝掃除について詳しく解説しています。
パイプクリーナーで汚れを溶かす

パイプクリーナーとは、配管のつまり解消や洗浄を目的に作られている洗浄剤です。水酸化ナトリウムと呼ばれる、タンパク質や油脂汚れに効果がある成分が含まれています。配管洗浄剤ではあるものの、排水溝から直接流し入れる使い方をするので、結果的に排水溝自体も触らずに掃除できます。
掃除の手順
【用意するもの】
- パイプクリーナー
【作業手順】
- 排水溝のフタを外す。
- パイプクリーナーを排水溝に直接流し入れる。
- 製品に記載されている時間放置する。
- 十分な水で洗い流す。
流し入れる量ですが、各製品ごとに異なります。容器の側面に目盛りがついているので、それぞれの規定に従いましょう。なお、規定より少ない量だと洗浄効果を発揮しないので、ケチらず使うのがおすすめです。
注意点
パイプクリーナーを使う際の注意点としては、以下の3点が挙げられます。
- 酸性タイプの洗剤と併用しない
- 各製品に記載されている時間は守る
- 熱湯を流さない
塩素系のパイプクリーナーは、酸性タイプと併用すると有害なガスが発生するので単体で使用してください。また、熱湯を使うと次亜塩素酸の分解が急速になり、有害なガスを発生させる可能性があるので、やめましょう。
さらに、各製品の放置時間の目安を守るのも重要です。時間が短すぎても効果がなかったり、長すぎても配管にとどまってつまりの原因になったりします。
以下の記事で、パイプクリーナーの代表的な商品であるパイプユニッシュを使った排水溝掃除について、詳しく解説しています。
キッチン排水溝を触らずにキレイに保つコツ

普通に使っているだけでも汚れてしまう、キッチンの排水溝をキレイに保つコツは以下の通りです。
上記2点のコツだけで触らずに清潔さを維持できれば、掃除も苦にならないでしょう。
油脂や食べカスは極力流さない
排水溝の汚れの原因となる油脂や食べカスは極力流さないように努めましょう。調理し終わった後の調理器具や、食べ終わった後の食器等についている油脂分や食べカスはキッチンペーパーなどで拭き取ってから、洗うのがベターです。
食べカスの対策としては、水切りネットを使うなども有効です。また、カップ麺の残り汁などをうっかり流してしまった場合などは、油脂分が溶けるようにお湯を流すなどの工夫をすると良いでしょう。
毎日掃除する
毎日掃除できると、排水溝汚れの一番の対策になります。今回紹介したスプレーやパイプクリーナーを使った掃除方法は、手を使わず手軽にできる掃除方法です。毎日が難しいようであれば、少なくとも週1回掃除できれば、頑固な掃除が必要になるまで汚れないでしょう。
また、粉末を排水溝に入れると発泡し、汚れを落とせるクリーナーも販売されています。その都度洗剤で洗う手間を省きつつ、しっかりと汚れの除去・予防効果を実感したい場合は、粉末タイプの排水溝クリーナーを使うのもおすすめです。
排水溝掃除を簡単に済ませたい方は、プロの清掃サービスの利用を考えてみましょう。
キッチン排水溝掃除をサボるとつまりの原因に!

キッチン排水溝は、放置しておくとつまりの原因になります。
油汚れや食べかす、洗剤カスが少しずつ配管内に蓄積し、そこに細かなゴミが絡みつくことで塊となり、水の通り道を狭めるのです。結果的に、水の流れが悪くなり、やがて完全なつまりへと発展します。
雑菌が繁殖すると悪臭の原因にもなるため、放置すればするほど目をそむけたくなる状態になるでしょう。触らずに掃除をすませるのは難しいうえ、逆流により排水管の水漏れが発生し、被害が深刻化するリスクにも注意すべきです。
キッチン排水溝の洗浄・つまり除去なら業者への依頼がおすすめ
自分では対処できないキッチン排水溝の重度の汚れやつまり除去なら、水道修理業者へ相談するのもひとつの手です。水道修理業者は、市販されていない薬剤や機材を使い、専門知識を活かして本格的に洗浄してくれます。
具体的には、以下のような作業の依頼が可能です。
- 薬剤による洗浄
- トーラー(ワイヤーブラシ)によるつまり除去
- 高圧洗浄機の使用
一度徹底的にキレイにしてもらえば、その後の維持も格段に楽になるでしょう。
複数の業者で料金や口コミを比較し、自分の希望に合った業者を探してみてください。
スプレーで落とせないキッチンの排水溝掃除は『水道修理のセーフリー』で業者に相談
キッチン排水溝を、スプレーで簡単に落とせる掃除方法などをご紹介しました。
キッチンを衛生的かつ快適に使い続けるためには、こまめな掃除が必要。手間に感じるキッチン排水溝掃除は、汚れに触らず簡単に使用できるスプレータイプがおすすめです。
それでも除去できない汚れにお困りの場合や、掃除不足によるつまりが発生した場合は、水道修理業者へ相談しましょう。
『水道修理のセーフリー』なら、信頼できる業者を料金・口コミで比較しながら簡単に探せますので、ぜひ活用してください。







































































