2019.11.22
トイレの下から水漏れしたときの対処法を解説します。
水漏れを放置すると床材が腐食したり階下に漏水したりするトラブルにつながるため、迅速な対応が必要です。本記事で解説している水漏れ発見時の緊急対応から原因別の対処法を確認して、適切に対処しましょう。
適切な応急処置と原因の特定方法がわかれば、水漏れの被害を最小限に抑えて問題を解決できます。状況に応じた修理方法を実践するためにも、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を監修した専門家

中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
この記事へのコメント
この記事をご覧いただきありがとうございます。みんなの町の水道職人の佐々木善伸です。 トイレの下からの水漏れは、早めの対処がとても大切です。 この記事では、原因の見極め方や対処法について丁寧に解説しています。
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クラシアン

記事の内容
トイレの下から水漏れしたらすぐにすべきこと

トイレの下から水漏れしているときは、まず以下の手順に沿って対応してください。
- 電源プラグを抜く
- 止水栓を閉める
- 濡れた箇所を拭く
- 便器・タンク内の水を抜く
- 賃貸の場合はすぐに管理会社へ連絡する
電源プラグを抜く
温水洗浄便座や暖房便座機能があるトイレを使用しているのであれば、安全のために電源コードを抜いておきます。
抜いた電源コードは水に濡れない位置に置いておきましょう。
また、電源コードを袋にまとめておけば、水で濡れるのを防げます。
止水栓を閉める
止水栓を閉めてこれ以上水が流れないようにしてください。
トイレの止水栓は、マイナスドライバーで右に回して閉めます。
マイナスドライバーが無い場合は、ハサミ・スプーンやフォークのお尻・ホッチキスのお尻・硬貨・プルタブなどを代わりに使って止水栓を閉めましょう。
なお、止水栓には蛇口タイプのものもあります。この場合は、ひねるだけで閉められます。
止水栓を締めるときは”何回転”させたのかをしっかり覚えておきましょう。トイレの修理後に止水栓を開けるとき元に戻すために必要です。
濡れた箇所を拭く
止水栓を閉めたあとは、濡れた箇所を拭きましょう。
濡れたまま放置すると、床や壁に浸水してカビや腐敗臭が発生しやすくなります。
また、2階や3階など階下があるトイレで水漏れが発生した際は、濡れた箇所から階下にも被害が及ぶので、早急に拭き取ってください。
ただし、止水栓を閉める前に拭いても水漏れが続くため、必ず止水栓を閉めたあとに拭きましょう。
加えて、便器やタンクの下から水漏れが起きているときは、それぞれの水を抜いてから完全に拭き取ってください。
便器・タンク内の水を抜く
トイレの下から水漏れが起きた際は、便器やタンクの水も忘れずに抜きましょう。水漏れの原因がわからない以上、便器やタンクにある水も抜いておく必要があります。
とくに、止水栓を閉めても水漏れが続く場合は、便器またはタンク内の水が漏れている可能性があります。仮に便器の水が漏れている場合は、タンク内の水をすべて流す間に水漏れが起こるため、タオルを水漏れ箇所に詰めながら流してください。
便器内の水は、ひしゃくやバケツのようなものですくい出しましょう。
賃貸の場合はすぐに管理会社へ連絡する
賃貸のトイレで水漏れが起きたときは、管理会社への連絡が必要です。
自分で修理しようとして悪化させたり、独断で修理業者を呼んだりすると、修理費用を負担しなければならなくなります。管理会社に連絡すれば、故意に水漏れをさせた場合を除き、修理費用を負担してもらえるケースがあるので、すぐに連絡してください。
また、管理会社に連絡する際は、水漏れの状況がわかる写真や動画を撮影し、提出できる準備を整えておきましょう。費用負担の有無にかかわるため、水漏れ状況を残しておくと、後々のトラブルを防げます。

セーフリーWEB担当
水漏れに気づいたら、まず何をするのが正解ですか?
止水栓を閉めて水を止めるのが最優先です。そのうえで、床に漏れた水をタオルなどでふき取り、電気製品や家具が濡れないように対処してください。
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水漏れと間違えやすい現象

トイレ下が濡れていると、真っ先に水漏れが疑われます。
しかし、実際に確認すると水漏れではない場合があるので、詳細まで確認しましょう。
トイレ下の水漏れと間違えられやすい現象には、次のものがあります。
- 便器表面の結露による水滴
- 便器周辺に飛び散った尿
慌てて水漏れとして対処しようとすると、ほかの水回りトラブルにつながりかねません。誤認されやすい現象を把握して、水漏れかどうかを判断しましょう。
便器表面の結露による水滴
便器表面に結露が起きている際は、水漏れとして間違えやすいので注意しましょう。
陶器製の便器は、外気との温度差や湿度により結露する場合があります。とくに便座を温めて使用する冬は、便器と便座に温度差が生じるので、結露しやすい季節です。
結露した水滴が垂れると、トイレの下から水漏れしているときと同じような水たまりができます。トイレ下に水漏れが見られるようであれば、便器に結露がないかどうかを確認しましょう。
便器周辺に飛び散った尿
水漏れに間違えられやすい現象の一つとして、尿の飛び散りが挙げられます。男性がいる家庭では、立って用を足した際に飛び散る可能性が高く、注意が必要です。
また、座って用を足す場合でも便器と便座の隙間から尿が飛び散ることがあり、放置した尿が溜まると水漏れと間違える可能性があります。
尿跳ねの中には、視認しづらいほど細かいものもあるため、蓄積しないよう定期的に掃除しましょう。

セーフリーWEB担当
壊れてると思ったら実は違うみたいなケースもあるんですね?
はい、結露による水滴が床に落ちているだけのこともあります。しばらく使用後の様子を見て、再度濡れてくるか確認すると判断しやすいですよ。
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トイレ下から水漏れする原因と対処法

トイレ下から水が漏れる箇所ごとに、原因は異なります。また、原因別に合う対処法が必要です。
ここでは、次の箇所に分けて水漏れの原因と対処法を解説します。
- 止水栓まわり
- 温水洗浄便座
- タンクと給水管の接続部
- 便器と床の接地面
- 便器やタンクのひび割れ
- 床と壁の継ぎ目
原因別の対処法を知れば、水漏れしている箇所に合わせて適切に対処できます。
止水栓まわりからの水漏れ
止水栓まわりからの水漏れは、ナットの緩みやパッキンの劣化が原因である可能性が高いので、それぞれ確認しましょう。
ナットが緩んでいる場合は締め直せば止まりますが、パッキンの劣化が原因の場合には次の手順で交換が必要です。
- 止水栓を時計回りに回して閉める
- ナットを緩めて配管を外す
- パッキンを交換する
- 元に戻して止水栓を開ける
パッキンを交換したあとに、水漏れが改善されれば完了です。
パッキンを購入する際は、「呼び径」と呼ばれるサイズで判別してトイレの止水栓用のものを選ばなければなりません。判別できないときは、トイレのメーカーや型番、給水管の径から適切なものを選びましょう。
温水洗浄便座からの水漏れ
温水洗浄便座からの水漏れは、給水フィルターの目詰まりや水抜き栓の破損などが原因です。給水フィルターの目詰まりが原因の際は、フィルターを掃除して対処しましょう。
水抜き栓が原因の場合は、次の手順で対処してみてください。
- 止水栓を時計回りに回して閉める
- 水抜き栓のビスを外し、内部のパーツを引き抜く
- パッキンまたはピストンを交換する
- 水抜き栓の中にパーツを戻し、ビスを閉める
- 止水栓を開ける
温水洗浄便座からの水漏れは、原因が多岐にわたります。水抜き栓のみでも、内部パーツの劣化や栓自体の破損、電動式の場合には故障も考えられるでしょう。
原因ごとの対処が必要になるため、冷静に判別して対処してみてください。
タンクと給水管の接続部からの水漏れ
タンクと給水管の接続部からの水漏れは、パッキンの劣化が主な原因となるため、次の手順で対処しましょう。
- 時計回りに回して止水栓を閉める
- タンクのふたを開ける
- 給水部と接続されているボールタップを外す
- 給水管を外してパッキンを交換する
- 元に戻して止水栓を開ける
上記の対処法で解決できるものの、タンクのふたを開けたり閉めたりする必要があるほか、タンク内の部品も取り外す必要があることから、自分での対処はおすすめできません。
それぞれの部品が破損してしまうとさらに修理や交換の費用がかかるので、業者に依頼しましょう。
便器の付け根からの水漏れ
便器の付け根からの水漏れは、便器の設置不良や設置に用いられる部品の不具合が原因です。
便器を設置したばかりのトイレであれば設置不良の疑いがあるので、設置した業者に連絡してみましょう。
部品の不具合が原因の場合は、部品を交換すれば解決できます。しかし、部品交換の際は便器の取り外し作業が必要なため、自分で作業せず業者に依頼しましょう。
便器やタンクのひび割れによる水漏れ
便器やタンクのひび割れが原因で、トイレの下から水漏れする可能性があります。対処法は、ひび割れている部分の修繕です。しかし、陶器の修繕には専門の知識と技術、材料が必要になるため、自分での修理はおすすめできません。
止水テープと呼ばれる、防水仕様のテープを貼れば一時的に水漏れを直せますが、応急処置に留まるので業者に依頼して修理してもらいましょう。
また、修理ができない場合には、便器やタンクの交換が必要です。
床や壁の継ぎ目からの水漏れ
床と壁の継ぎ目から水漏れしている場合、トイレ本体ではなく、給水管や壁内部の配管から水が漏れている可能性があります。
とくに次のような原因が考えられます。
- 壁内の配管(給水管や排水管)に亀裂・腐食がある
- 結露した水が壁をつたって床に落ちている
- 給水管の接続部やジョイント部からじわじわ水が漏れている
継ぎ目からの水漏れは、原因が特定しにくいだけでなく、見えない場所で劣化が進行しているケースも多いため、放置すると床下や壁の内部で深刻なダメージにつながることもあります。
一時的に雑巾などで拭き取っても、水漏れが続くようであれば、すぐに専門業者に調査と修理を依頼してください。壁を壊さなければならないケースもあるため、早期対応が重要です。

セーフリーWEB担当
どこを見れば原因がわかりますか?
水がどのタイミングで漏れるかを観察し、タンク・給水管・便器下の接合部などの状態を確認してください。水漏れの位置と出方で原因を絞り込めます。
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自分でできるトイレ下の水漏れ修理

トイレ下からの水漏れが起きたときの対処法として、次の方法をそれぞれ解説します。
- 接続部のナットを締め直す方法
- 止水栓のパッキンを交換する手順
- 温水洗浄便座の水漏れ対処法
- 便器と床の固定部を確認する方法
それぞれの対処法を用いて、トイレ下からの水漏れを解決しましょう。
接続部のナットを締め直す方法
トイレはナットで床に固定されているので、接続部のナットを締め直すことで水漏れを直すことができます。
ナットを締め直す際は、プライヤーやスパナ、モンキーレンチのような工具を使用すると、作業がスムーズです。また、ナットを締め直すのみですが、次の手順でおこなうとより安全に作業を進められます。
- 止水栓を時計回りに回して閉める
- 便器・タンク内の水を抜く
- ナットを時計回りに回して閉める
止水栓が開いた状態や水が残った状態で作業すると、ナットを誤って緩めた際に水があふれる可能性があります。事前の準備として必ずおこなってから作業をはじめてください。
止水栓のパッキンを交換する手順
止水栓のパッキンに原因がある場合は、次の手順で交換しましょう。
- 時計回りに回して止水栓を閉める
- 接続部のナットを緩める
- 配管を外してパッキンを外す
- 新しいパッキンを取り付ける
- 元に戻して止水栓を開ける
パッキンが劣化しているかどうかを判断する際も一度取り外す必要があるので、外し方と取り付け方を把握しておきましょう。
また、パッキンが劣化しているかどうか判断に迷う際は、一度交換してみて水漏れが直るかどうかを確認してみてください。
温水洗浄便座の水漏れ対処法
温水洗浄便座の水漏れ箇所により、対処法が異なるのでそれぞれ確認しましょう。
| 故障箇所 | 症状・原因 | 対処法 |
|---|---|---|
| 給水ホースの劣化・破損 | ホースにひび割れ、ゆるみ、裂け目 床まで垂れることも |
ホースの交換(市販品可) 接続部のナット締め直し |
| 分岐金具のパッキン劣化 | タンクと便座の分岐部分から じわじわ漏れる。 |
パッキン交換 分岐金具全体の交換 |
| 温水タンク内の破損 | 本体内部での漏水 床に多量の水が出る場合も |
部品交換または本体交換 またはメーカー修理 |
| ノズル洗浄部の不具合 | ノズル収納部から常時水が出る | ノズル部の清掃・交換 またはメーカー修理 |
| 本体カバーの内部結露 | 内部の湿気が原因で水が垂れる | 軽微なら放置可 頻発する場合は点検・修理 |
どの部品が劣化しているのか、または破損や故障が起きているのかを把握すると、適切な対処法が判断できるので、参考にしてみてください。
便器と床の固定部を確認する方法
便器と床の設置部に異常があるかどうかは、次の内容を確認してみてください。
- 便器に力を加えても動かないか
- ナットが浮いていないか
便器の設置に関する異常が見られた場合でも、基本的にはナットを締め直す以外の対処法はありません。
たとえ便器を設置している部品にズレがあり、水漏れが起きていると発覚した場合でも、自分で便器を取り外して付け直す作業は困難です。
そのため、異常が確認できたときは自分で直そうとせず、専門の業者に依頼しましょう。

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少しの水漏れなら自分でも対応できますか?
ナットのゆるみやパッキン劣化が原因であれば、締め直しや交換で直ることがあります。ただし、作業に不安がある場合は無理せずご相談ください。
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トイレ下から水漏れしたときの修理費用相場

トイレ下からの水漏れ修理を依頼する料金は、10,000~15,000円が相場です。しかし、便器本体の交換が伴う場合は、便器本体の購入費がかかります。
ここでは、修理内容ごとの料金相場と費用が高くなるケースについて解説するので、修理を依頼する際の参考にしてみてください。
修理内容ごとの料金相場
修理内容ごとの料金相場は、次のとおりです。
| 作業内容 | 相場料金 |
|---|---|
| 便器とタンク間からの 水漏れ修理 |
10,000円〜 |
| トイレのタンク内の 部品交換(1つにつき) |
8,000円〜 |
| ウォシュレット交換 | 8,000円〜 |
| 便器の着脱 | 10,000円〜 |
| 止水栓の交換 | 13,000円〜 |
| 便器本体の交換 | 30,000円〜100,000円以上 |
基本的な水漏れ修理は10,000円程度が相場ですが、ウォシュレットの交換や止水栓の交換が伴う場合は、さらに10,000円程度の作業料金が加算されます。
また、作業料金以外にも、業者によりかかる費用があるので確認しましょう。
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 基本料金 | 2,000円~5,000円 |
| 見積り料金 | 0円 |
| 予約のキャンセル料 | 見積り料金の0%〜100% (キャンセルの時期に応じて変動) |
| 出張費 | 0円~4,000円 |
| 早朝・深夜などの割増料金 | 0円〜10,000円 |
作業料金以外の費用については、業者の選び方で抑えられます。業者を選ぶ際は、基本料金や出張費がどのくらいかかるのかを確認してみてください。
費用が高くなるケースと理由
トイレ下の水漏れ修理にかかる費用が高くなるケースは、次のとおりです。
- 便器やタンクの取り外しが必要なケース
- 便器本体の交換が必要なケース
- 止水栓や給水管全体の交換が必要なケース
修理そのものが高額になるわけではなく、作業内容が重労働になるものや部品の購入が必要な場合に高くなります。
とくに便器やタンクを交換しなければならないケースでは、購入費だけでも50,000円を超える場合が多いので、予算と相談して修理しましょう。
火災保険や家財保険が使えるケース
トイレの下から水漏れしたときにかかる費用の中には、保険が適用されるものもあります。
【保険が適用される代表的なケース】
- 階下漏水による第三者への被害
- 突発的な事故による水漏れ
- 建物部分に被害がある場合
- 家財に被害がある場合
適用される保険の種類はそれぞれ異なりますが、階下の住人に被害を与えてしまった場合には、賠償責任特約が対象になることがあります。また、建物や家財に被害がある場合には、火災保険の建物補償や家財保険にて、修理または購入費用を負担してもらえるでしょう。
反対に、経年劣化や自分に過失のある水漏れは保険が適用されないので、注意が必要です。ほかにも、ウォシュレットや便器などの設備にかかる修理費用も対象外となるケースが多いので、保険を適用させる際に確認してください。
トイレ下からの水漏れを放置するリスク

トイレ下からの水漏れを放置すると、次のようなリスクがあります。
- 床の腐食や変形が起きる
- カビや悪臭が発生して不衛生になる
- 漏電・感電する
- 下の階への漏水が起きる
- 水道代が高額になる
リスクを回避するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
床の腐食や変形が起きる
水漏れを放置すると、床が腐食したり変形したりするリスクがあります。床材の種類により起きる現象は異なるものの、どの床材でも悪い影響があるので、注意しましょう。
たとえば、木材であれば腐食につながり、塩ビシートであれば変形につながります。一見水が浸透しないと考えられる石材やタイルでも、目地に浸透するとひび割れや白化現象が起こりやすくなるでしょう。
水漏れが起きた際は、放置せず迅速に対処してください。
カビや悪臭が発生して不衛生になる
水漏れしたまま時間が経過すると、カビや悪臭が発生して衛生的にもよくありません。カビは湿気が多い場所を好むことから、常に水が床に浸透し続ける状態を放置すると、発生しやすくなります。
また、トイレ下から起こる水漏れの中には、便器内の水である可能性があるので、放置すると悪臭がトイレ室内に充満してしまうでしょう。
水漏れが続いていること自体も問題ですが、トイレが不衛生な状態になることを回避するためにも、水漏れは放置しないでください。
漏電・感電する
漏れ出している水がコードを伝っている場合は、漏電や感電のリスクが生じます。放置するとブレーカーが落ちたり、ショートしたりして、より高額な修理費用が必要になるでしょう。
また、感電のリスクは命にかかわることから、水漏れを発見した際はすぐに厚手のゴム手袋を着用して、コンセントをすべて抜いてください。慌てて素手で触ると、感電する恐れがあるので必ずゴム手袋を着用しましょう。
下の階への漏水が起きる
水漏れしているトイレが2階以上にある場合は、下の階への漏水リスクが発生します。階下への漏水は、水漏れ直後に起こるわけではありませんが、放置時間が長くなるほど生じる確率が高くなるため、早めの対処が必要です。
たとえば集合住宅で下の階への漏水が起きた場合は、下の階に住んでいる方から損害賠償を請求される可能性もあります。自責の水漏れである場合は、管理会社ではなく自分で支払わなければならなくなるので、注意しましょう。
水道代が高額になる
水漏れを放置するリスクの中には、水道代が高額になる点も挙げられます。とくに給水管から水漏れが起きると、水道を使い続けることになるので、注意が必要です。
地中の給水管から水漏れが起きている場合には、水道局に伝えると水道代を支払わずに済むケースもありますが、自宅のトイレから水漏れした分の水道代は、自分で支払わなければなりません。
しかし、水漏れの原因が地震や火災など、災害によるものであれば火災保険が利用できる可能性もあります。いずれにしても、水漏れを放置するとさまざまなリスクが生じるため、早めに対処しましょう。

セーフリーWEB担当
そのままにしていると、どんな影響が出てしまうんでしょうか?
床材の腐食やカビ、階下への水漏れ被害などにつながります。見えない場所で症状が進むこともあるため、早めの確認と対処が必要です。
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自分で直せないトイレ下の水漏れは専門業者に相談を
自分で対処できないトイレの水漏れは、専門の水道修理業者に相談しましょう。
たとえ便器の取り外しや交換が必要な場合でも、専門業者なら的確に修理や交換対応ができます。
また、専門業者を探す際は、『水道修理のセーフリー』がおすすめです。
業者ごとに口コミや料金で比較して選べるので、優れた技術と丁寧な接客の業者に依頼できます。
トイレ下の水漏れが発覚した際は、ぜひ活用してみてください。
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- 相談内容
トイレの下から水漏れ
- トイレの水漏れ修理
- 相談日時 : 2024年5月14日 12:30
- ニックネーム : にっしー
トイレの下の方から水が漏れてきます。原因がわかりません。どこに修理を頼んでいいかわからないし、適正な価格もわかりません。
神奈川県の南足柄市です。優良業者を教えて欲しいです。
お世話になります みずいろ水道サービスと申します
回答が遅くなり誠に申し訳御座いません、ご相談内容につきましてお答え申し上げます。
トイレの下のほうからの水漏れということですが、いただいている情報からですと原因はいくつか
考えられます。
例えば、トイレを使用していなくても常時水漏れしているのか
トイレを流した時のみ水が漏れるのか?
現在はウォシュレットをご利用になられていますでしょうか?
その場合ウォシュレット使用時に起こる水漏れになるかなど
幾つかの原因が考えられます、作業によっては部品を使用する場合もございますので
作業料金に関しましては、明確にはお答えしかねますが優良業者をお探しでありましたら
先ずはお住いの地域の水道局が認定をしている業者がありますのでそちらで検索いただくか
TVCMをしている大手会社ではなく、地元に営業所または事務所のある業者さんに連絡をとって
いただくのもよろしいかと思われます。
弊社、みずいろ水道サービスでもご対応可能ですのでお気軽にご連絡をください。
トイレの下の方から水漏れとのことですが、いくつか原因が考えられます。
①ウォシュレットからの水漏れがトイレ下面にそって水漏れ
②トイレと排水管を繋いでいるところからの水漏れ
③トイレタンクからの水漏れ
既に試行錯誤していただいているとお見受けしますので、できる対策としては原因を特定することが重要かと思います。
専門の業者に一度相談することをお勧めいたします。
軽度であれば、3,000円~10,000円
重度の場合、10,000円~が目安となります。
修理の依頼先について詳しくは水道局に問い合わせして指定工事店を問い合わせするか弊社に御相談いただいてもかまいませんので、気軽にご連絡いただけますと幸いです。

トイレの下から水漏れしているときに関する質問
-
トイレ下から水漏れしたとき、最初にやるべきことは何ですか?
まずは止水栓を閉めて水を止めることが最優先です。
続いて電源コードを抜き、床に漏れた水を拭き取ります。応急処置を早く行うことで被害を最小限に抑えられます。賃貸の場合はすぐに管理会社へ連絡しましょう。
-
トイレ下の水漏れと結露や尿の飛び散りはどう見分ければいいですか?
結露や尿の飛び散りは、一時的に床が濡れるだけで水漏れのように見えることがあります。
便器表面や便座の隙間に水滴がないかを確認してください。時間をおいて再度床が濡れてくる場合は、本当の水漏れの可能性が高いです。
-
自分で修理できる水漏れと業者に依頼すべき水漏れの違いは?
ナットの締め直しやパッキン交換程度であれば、自分で対応できる場合があります。
一方で便器の取り外しやタンクのひび割れ修理は専門知識が必要です。無理に作業すると悪化するため、不安がある場合は早めに業者へ依頼しましょう。
-
水漏れ修理の費用はどれくらいかかりますか?
一般的な修理費用は1〜1.5万円程度が相場です。ただし便器本体やタンクの交換が必要になると3〜10万円以上かかる場合があります。
作業内容や部品代で大きく変動するため、見積もり時に内訳を確認することが大切です。
-
火災保険や家財保険で水漏れ修理費用はカバーできますか?
階下への漏水や突発的な事故による水漏れであれば保険が適用されるケースがあります。
特に賠償責任特約があれば、第三者への被害を補償できます。ただし経年劣化や過失による水漏れは対象外になることが多いため、契約内容を事前に確認しておきましょう。

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