トイレが水浸しになったときの対処法と応急処置|5つの原因をチェックしよう!
2019.12.04
トイレが水浸しになった瞬間はかなり焦って「早く直さないと!」と業者を呼びたくなりますが、自力で直すことができれば修理代を浮かせることができます。
今回は業者を呼ぶ前に、あなた自身で水浸しのトイレを修理する方法をお伝えします!
具体的には、トイレが水浸しになったときの応急処置、原因別の対処法を詳しく説明してきます。
業者を呼ぶのは最終手段として残しておいて、まずはご自身で対処できそうなことを実践してみてくださいね!
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トイレが水浸しに!最初にやるべき応急処置とは?
まず最初に、これ以上水浸しにならないようにトイレの止水栓を閉めましょう。
トイレの止水栓は下の写真のように壁に付いているタイプ(赤丸の部分)や床に付いているタイプのものがあります。
トイレの止水栓はマイナスドライバーを右回しすることで閉めることができます。
マイナスドライバーがお家に無い場合は、ハサミ・スプーンやフォークのお尻・ホッチキスのお尻・硬貨・プルタブなどを代わりに使って止水栓を止めてください。
そして、止水栓を閉めるときは”何回転”させたのかをしっかり覚えておきましょう。トイレの修理後に止水栓を開けるとき元に戻すために必要となります。
TOTOのネオレスト系の便器はパネルの中に止水栓が隠れているので、次のTOTO公式サイトを参考にして止水栓を閉めてください。
次に新聞紙や使い古したタオルを使って水を吸水します。水浸しになった床を放っておくと床が腐敗する原因になったり床下まで浸水する恐れがあるのでいち早く水を拭いてくださいね。
もし、便器から水漏れしているようであれば便器内の水を一旦避難させましょう。バケツや容器などに水を入れて、トイレの修理が終わったら便器に流し込みます。
ここまでで応急処置は終了です。
止水栓を閉めるとこれ以上に水が溢れてくることは無いので一度心を落ち着かせてくださいね。
続いてトイレが水浸しになった原因を探っていきましょう。
トイレが水浸しになっている原因の箇所を探す
トイレが水浸しになってる原因ごとに対処法が異なるので、どこから水が漏れて水浸しなのかを探していきます。
そこで、まず水漏れを起こす箇所としてチェックして欲しいのは次の5箇所です。
- 便器の側面や背面
- トイレのタンク
- 便器と床の接合部分
- トイレに繋がる給水管
- 排水管の劣化
それぞれどのようにチェックするのか具体的に説明していきますね。
トイレが水浸しな原因①便器の側面や背面をチェック
便器のヒビ割れによって水が漏れている可能性が考えられます。
便器の下を覗いたり、少し抵抗があるかも知れませんがトイレの裏側を手で触ってヒビ割れ・濡れている感じがないか確認しましょう。
トイレが水浸しな原因②トイレのタンクをチェック
トイレのタンクの側面などをチェックする前に、タンクのフタを開けて水が十分に溜まっているか確認しましょう。タンクの中に十分に水が溜まっているようであれば水漏れの原因はタンクではありません。
しかし、タンクの中にある水が少ない場合はタンクから水漏れしている可能性が考えられます。
タンクの中を覗いて『ゴムフロート』という部品が劣化したり、外れていない確認してください。
また、便器と同じようにトイレタンクにもヒビ割れがないか確認しましょう。
トイレが水浸しな原因③便器と床の接合部分をチェック
床が水浸しになっているとわかりにくいですが、便器と床の接合部分から水が漏れている可能性もあります。
一度便器と床の接合部分をしっかり拭いて、それでも床がじわじわ濡れているようであれば便器と床の接合部分から水が漏れていると考えられます
トイレが水浸しな原因④トイレに繋がる給水管をチェック
壁や床からトイレに繋がっている給水管や止水栓から水が漏れているかも知れないので、給水管や止水栓が濡れていないかチェックしましょう。
トイレが水浸しな原因⑤排水管の劣化の可能性を考える
床より上の便器や給水管などに異常がない場合は、床下の排水管から水が漏れ出ている可能性があります。
排水管のヒビ割れなどは便器を取り外さないと確認できませんが、便器などに異常がないなら排水管の故障を疑いましょう。
しかし、便器の取り外しは素人には難しく、また賃貸物件の場合は下の階への水漏れを引き起こしてしまう恐れもあります。
排水管から水が漏れ出している可能性があるなら、一度『水回りの専門業者』に依頼をして調査してもらってください。
トイレが水浸しになっているときの原因別対処法!
トイレが水浸しになっている原因を突き止めることができたら、実際に修理していきましょう!
もし、原因がわからないままであれば業者に依頼してトイレを修理してもらってください。
それでは原因別の対処法を詳しく解説していきます!
トイレが水浸しなときの対処法①軽いヒビ割れは補修ボンドを利用する
トイレやタンクの軽いヒビ割れが原因のときは、トイレなどに使用できる『陶器用の補修ボンド』を利用します。
陶器用の補修ボンドはネットやホームセンターに行けば500円前後で売っているので購入して使ってみてください。
トイレが水浸しなときの対処法②重度のヒビ割れは交換・修理を依頼する
トイレやタンクのヒビ割れが酷い場合は、メーカーや業者に依頼して交換・修理してもらうしか対処法はありません。
重度のヒビ割れに陶器用の補修ボンドを利用してもヒビを覆い切れませんし、ヒビを覆えたとしても再び水漏れする恐れがあります。
応急処置程度に補修ボンドを利用するのはいいですが、必ずメーカーや業者に連絡してくださいね。
トイレが水浸しなときの対処法③給水管からの水漏れを直す
給水管から水漏れしている原因がナットの緩みであれば、レンチでしっかり締めるだけで修理完了です。
しかし、給水管の部品の劣化によって水漏れしているのであれば部品交換が必要となります。
ただし、ひと目見ただけでどの部品を交換するべきなのか判別するのは難しいので、一度『水回りの専門業者』に調査してもらった方が確実に水漏れを止めることができますよ!
さらに詳しく知りたい方は、トイレ詰まりの症状と対処方法をまとめた次の記事もご参考ください。
トイレの水浸しを修理するのに必要な相場料金はいくら?
トイレが水浸しになっている原因がすぐに直せるものであれば問題ありませんが、水浸しになるということは素人の手に負えないほど重度の故障を起こしている可能性もあります。
トイレは日常的に使うものですし、水浸しな状態を放置しておくわけにはいかないですよね。
そこで最終手段である『業者への修理の依頼』にかかる相場料金をまとめました!
では実際に、トイレが水浸しになっている状態を修理するのにいくら必要なのか、相場料金をまとめてみたので参考にしてみてください。
作業内容 | 相場料金 |
---|---|
便器とタンク間からの水漏れ修理 | 10,000円〜 |
トイレのタンク内の部品交換(1つにつき) | 8,000円〜 |
ウォシュレット交換 | 8,000円〜 |
便器の着脱 | 10,000円〜 |
止水栓の交換 | 13,000円〜 |
便器本体の交換 | 30,000円〜10万円以上 |
トイレを修理するときに便器の着脱や交換が必要になれば、かなり高額な修理費になることがあります。
そこで、水浸しなトイレの修理を少しでも安く抑える方法をまとめました!
トイレの修理を安く専門業者に依頼するコツとは?
トイレのつまり解消を専門業者に依頼するときは必ず複数の業者で見積もりを取ります。
見積もりだけなら無料という専門業者が多いので、どんどん無料見積もりをしてみてください。
そして複数の専門業者で見積もりを取ることには次のようなメリットがあります。
- 複数の専門業者から一番安く利用できる専門業者を選べる
- 実際の相場料金を知ることができる
- 他社の見積もり額を提示して値下げ交渉できる
- ぼったくり業者を見極めることができる
複数の専門業者から見積もりを取ることで、当然その中から一番安い業者を選ぶことができますよね。
また、他社の見積もり額を提示しながら「○○業者はこの値段なんですけど…」などと値下げ交渉することも可能です。
無理な値下げ交渉をしない限り、値下げ交渉に応じてくれることも少なくないので一度チャレンジしてみてください!
そして、安く利用できる専門業者を探すためだけでなく、ぼったくりの被害者にならないためにも複数の専門業者で見積もりを取ることが重要です。
いくつかの専門業者で見積もりを取って、適正価格で十分なサービスを提供してくれる専門業者を探してみてくださいね!
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トイレが水浸しになったときに関する質問
-
トイレが水浸しになった時の応急処置を教えてください。
トイレの水を無理に流そうとせずに、止水栓を見つけてマイナスドライバーを使って閉めましょう。
止水栓の閉め方について -
トイレが水浸しになる原因はなんですか?
水漏れの原因は様々な理由が考えられます。便器のヒビ割れ、タンク内の部品の劣化、排水管の劣化などがあります。原因が分からない場合は止水栓を閉めて、専門業者に連絡しましょう。
トイレが水浸しになっている原因 -
自分で直せる水漏れはどういった場合ですか?
トイレ、タンクの軽いヒビ割れが原因の時は陶器用の補修ボンドを利用すれば修理ができます。
軽いヒビ割れを直す方法 -
少しでも修理費用を抑えたい場合はどうしたらいいですか?
キャンペーンや割引を利用できる専門業者を探すか、複数の専門業者で見積もりを取ることで、修理料金を安く抑える可能性が高いです。当センターでは、「今すぐ」安心して依頼できる専門業者をご紹介しています。
修理費用を安く抑える方法
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