トイレの便器と床の隙間から水漏れしている原因と対処法を解説します。
便器のひび割れや排水管の接続不良などであれば、大きな被害につながるケースもあるので、原因を突き止めて適切に対処しましょう。
本記事では、自分でできる初期対応や応急処置の方法を解説するので、今すぐ便器と床の隙間からの水漏れを対処できます。
修理費用の相場や業者の選び方も紹介するので、信頼できる良心価格の業者に依頼して、迅速に水漏れを修理しましょう。
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記事の内容
トイレの水漏れを見つけたときの初期対応

トイレの水漏れを見つけたときは、次の手順に沿って対応しましょう。
- 止水栓を閉める
- 電源プラグを抜いて養生する
- 濡れた床を掃除する
加えて、賃貸物件の場合は管理会社や大家さんに連絡するほか、写真で状況を残しておくことが大切です。それぞれの内容にて、具体的な内容を解説するので、被害が拡大する前に対処しましょう。
止水栓を閉める
まずはこれ以上の水漏れ被害を防ぐために、止水栓を閉めましょう。止水栓を閉める際は、時計回りに回してください。
間違えると開いてしまうので、回る際は一気に回さずに慎重に回しましょう。水の勢いが変わるので、万が一間違えていた場合でも、被害を抑えられます。
また、止水栓にはさまざまな種類があり、回す際にマイナスドライバーが必要な場合もあるので、工具を用意しましょう。
電源プラグを抜いて養生する
止水栓を閉めたあと、トイレ室内で電源を入れているものがあれば、電源プラグを抜いて養生してください。
ただし、電源プラグを抜く際は、感電や漏電に注意が必要です。濡れた手で触れると電気が水を伝ってくる可能性が高いので、必ずゴム製の手袋をしてから抜いてください。
また、電源プラグを抜いたあとは、濡れないよう養生して置いておきましょう。テープがあれば、壁に浮かして貼り付けておくこともおすすめです。
濡れた床を掃除する
便器と床の間からの水漏れは、汚水であることがほとんどです。
漏れた水が茶色であれば、特に注意が必要です。汚水には黄色ブドウ球菌や大腸菌、ノロウイルスなど危険な菌やウイルスが含まれています。
掃除する際には、汚れてもよい服装で、ゴム手袋やマスクをするなど、感染症の防止に努めてください。
掃除に必要なものは以下の通りです。
- 薄めたキッチンハイター(水1Lにキャップ1杯)
- バケツ
- 雑巾3枚
- ゴム手袋
- ゴミ袋
水の入ったバケツに、キッチンハイターを足しておきます。
キッチンハイターを使って作業するときは、換気に気をつけてください。塩素系の臭いで気分が悪くなる可能性があります。
- 薄めたキッチンハイター水に浸した雑巾を絞って、便器周辺の床を拭く
- 使った雑巾はゴミ袋に入れる
- バケツのキッチンハイター水を捨てて、水に入れ替える
- 水に浸して固く絞った雑巾で、床の上をしっかり拭き取る
- 乾いた雑巾で乾拭き
キッチンハイターの薄め液を噴霧器に入れて使用しないでください。また、保管もできません。時間が経つと効果が薄れてしまうので、使うときに都度作りましょう。
賃貸物件では管理会社や大家に連絡する
賃貸物件の場合は、応急対応を済ませたあとに管理会社や大家さんに連絡しましょう。賃貸ではトイレの修理を管理会社や大家さんを通じておこなうことがあり、賃貸借契約書に記載されている場合があります。
水漏れの原因が経年劣化なのか、個人に責任があるのかにより修理費用の負担も異なるので、確認が必要です。また、個人で修理してもよいと取り決められていても、水漏れが起きたことは連絡しなければならないので、省略せずに連絡してください。
下の階がある場合には、漏水トラブルに発展するリスクもあります。
写真で状況を残しておく
水漏れが起きたときの状況を写真で残しておくことも大切です。仮に経年劣化で知らない間に水漏れが起きたときでも、自身の責任が問われてしまうので、写真で状況を残しておきましょう。
加えて、写真を残しておけば管理会社から水道修理の業者に依頼してもらえることもあります。写真を管理会社に提出し、症状から適切な修理業者を派遣してもらえるので、慌てずに応急処置をしてから写真を撮影してください。
便器と床の間からの水漏れと間違えやすいケース

便器と床の間から水漏れがあるわけではないのに、便器と床の境目が濡れている場合があります。
以下のようなことが原因です。
- 便器表面の結露
- こぼれた尿
これらのケースは、迅速な対応は不要ですが、少しずつ床材にダメージを与えてしまうので対策が必要です。
それぞれについて、さらに詳しく原因と対処法を解説するので、参考にしてください。
便器表面の結露
湿度が高いと、便器やタンクの周辺で結露が起こりやすくなります。
便器内やタンク内の水の温度と室温の差が大きいことが原因です。
湿気がこもらないために、以下のような対策をしてください。
- 窓を開ける
- 換気扇を回し続ける
- 結露を定期的に拭き取る
トイレに窓や換気扇がない場合は、不在にするときなどにドアを開け放しにしておきましょう。また、1日に数回便器周辺を乾いた布で拭き取って、結露を放置しないようにすると、トイレ室内の湿気を下げられます。
結露を放置するとカビの原因にもなるため、注意が必要です。
気になる方は、便器に断熱機能を備えた、結露しにくい耐水性トイレへの交換もおすすめします。
こぼれた尿
便器の周辺が濡れている原因が、こぼれた尿である場合もあります。
こぼれた尿は。放置すると次のようなトラブルにつながります。
- 尿石に変化し、取れにくくなる
- 床材にカビができる
- 悪臭
特に高齢者や小さな男の子がいらっしゃる家庭では、起きやすい傾向です。
できるだけ、腰掛けた状態で用を足して、便器周辺に尿がこぼれないようにしましょう。
トイレで便器と床の間から水漏れする原因

便器と床の間からの水漏れが見つかったら、次のようなことが原因としてあげられます。
- 便器のヒビ割れ
- 便器と排水管の接続部分の不具合
- 便器下の排水管の劣化
それぞれについて、なぜこのようなことが起こるのかを説明します。
便器のひび割れ
ほとんどの便器は陶器製なので、ヒビが入る場合があります。ひびが入る原因は、次のようなことが考えられます。
- 地震などによる衝撃
- 重いものを便器の上に落とした
- 勢いよく蓋を閉めた
- 便器の底部のボルトを強く締めすぎた
- 熱湯を流した
- 便器に乗って立ち上がった
便器は陶器なので丈夫そうに見えても、ひびが入ります。
また、トイレがつまったときに熱湯をかけてしまうとひび割れが起きますので、50度くらいのお湯を流すようにしましょう。
便器と排水管の接続部分の不具合
便器と排水管の接続がきちんとされていない場合に、水漏れが起きます。
- 便器を交換した
- 修理のために修理業者が便器の着脱をした
上記の場合は、業者の設置方法に問題があった可能性があります。すぐに作業した業者に連絡して、設置し直しの依頼が必要です。
便器を設置して10年以上経過していたら、トイレと床下の排水管の接続部分に設置されたフランジパテの劣化が考えられます。フランジパテは、ほぼ10年が耐用年数です。
フランジパテは、現在では樹脂製のものが主流なので耐用年数は長いのですが、10年以上前に設置されたものですとすでに耐用年数を過ぎています。
便器下の排水管の劣化
便器と接続している排水管の問題も、水漏れの原因です。水漏れの原因となる問題は、以下のことが考えられます。
- 排水管の劣化
- 排水管のつまり
基本的には、築年数の古い住宅で排水管が劣化して、水漏れが起きることがあります。排水管のサビやひび割れなどが原因です。劣化した排水管は、交換が必要です。
排水管の耐用年数は40年程度なので、よほど古い住宅でないと排水管の劣化は考えにくいでしょう。
しかし、あまり古くなくても、つまりが原因で水漏れが始まることがあります。マンションなら、高圧洗浄などで排水管のメンテナンスをしていますが、戸建ての場合はうっかり忘れがちです。
この機会に、水道修理業者に相談してもよいでしょう。
便器ひび割れの応急処置

便器のひび割れからわずかに水漏れしている程度なら、応急処置でひび割れをふさぐことは可能です。
ただし、あくまでも応急処置なので、便器の交換を検討してください。
大量に水が流れている場合は、すぐに便器の交換が必要です。
用意するもの
以下のものを用意してください。
- 給油ポンプ(ない場合は紙コップ)
- バケツ
- 雑巾
- ゴム手袋
- マイナスドライバー
- 防水パテ(湿った面にも使用することができる補修剤)
防水パテは、製品によって放置時間が異なります。トイレが使えなくなるので、できるだけ乾燥時間が短い防水パテを選びましょう。
パテの使い方

防水パテの種類によっては、独特の臭いが気になるものもあります。臭いに敏感な方は、マスクを利用した方がいいでしょう。
- マイナスドライバーで止水栓を閉める
- 便器内の水を給油ポンプ等を使って取り除く
- 便器の表面を乾いた雑巾で拭いて、乾かす
- 付属のヘラにパテをとり、ひび割れに塗り込む
- 既定の時間放置
- 便器にバケツなどで水を流して、水が漏れないか確認
ひび割れが大きく、水漏れが多い場合やパテをちゃんと濡れる自信がない方は、防水ダクトテープでも水漏れを一時的に止められます。ひび割れ部分を乾いた雑巾でよく乾かしたあと、ダクトテープをしっかり貼り付けましょう。
防水パテを使ったときより目立ってしまいますが、簡単な方法です。
フランジパテの交換方法

フランジパテの交換は、DIYに慣れている方ならできます。劣化したフランジパテを取り外す際に壊してしまわないように、注意しながら作業を進めましょう。
用意するもの
フランジパテは、サイズ75・100の塩ビ管どちらにも対応可能なタイプを購入しましょう。塩ビ接着剤は、エスロンという名前で販売されています。
- マイナスドライバー
- プラスドライバー
- 給油ポンプ(ない場合は紙コップ)
- ハンマー
- プライヤー
- 塩ビ接着剤
- 新しいフランジパテ
- 作業しやすいゴム手袋
塩ビ接着剤は危険物に指定されており、保管するときも注意が必要です。できるだけ小さな容量のものを購入してください。
また、直接触ると危険なので、必ずゴム手袋を用意しましょう。
フランジパテの交換手順

フランジパテの交換手順は以下の通りです。
- 水道の元栓を閉める
- タンク内の水を捨てて空にする
- 便器内の水を排水。 給油ポンプを使うか、なければ紙コップ等ですくい出す
- タンク左上にある給水管を取り外す
- 便器の下にあるフランジ固定ボルトの2ヶ所のナットを緩めて外す
- 便器下の奥ある固定ビス2本をプラスドライバーを使って外す
- フランジパテを交換できる程度に、便器とタンクを一緒に持ち上げてスペースを作る
- 古いフランジパテを外す
- 新しいフランジパテをフランジの溝に取り付ける
- 便器を取り付ける(ボルト穴に気をつけて設置)
- 床材固定ビスを設置
- タンクに給水管を接続
- 元栓を開けて、水漏れがないか確認
古いフランジパテを外すには、マイナスドライバーとハンマーを使います。マイナスドライバーをフランジパテと塩ビパイプの間に当てて、ハンマーで軽く叩きながら、ゆっくりと剥がしましょう。
フランジパテが浮いてきたら、プライヤーを使って挟んで外します。
特に注意したいのは、古いフランジパテを外す際に、塩ビパイプを傷つけないようにすることです。
賃貸の水漏れ修理の費用は誰が負担する?

賃貸の水漏れ修理の費用は、水漏れが起きた原因や状況により、負担する方が異なります。入居者が負担するケースと大家さんや管理会社が負担するケースをそれぞれ解説するので、確認してみてください。
入居者が費用を負担するケース
入居者が費用を負担するケースには、次のものが挙げられます。
- 便器に衝撃を与えてひび割れや破損した場合
- 配管のつまりが原因で水漏れが起きた場合
- 水漏れを自分で修理しようとして悪化させた場合
主に自身が水漏れの原因に起因している場合には、入居者が費用を負担するケースに該当するといえます。また、仮に水漏れの原因が自然発生したものや経年劣化である場合でも、自分で修理しようとして悪化させてしまうと自己負担になってしまうでしょう。
大家・管理会社が費用を負担するケース
大家さんや管理会社が費用を負担するケースには、次のものが挙げられます。
- 経年劣化によるパッキンや配管、便器の破損
- 施工不良や初期不良
- 自然災害による破損
自身が知らない間にいきなり水漏れする場合も含めて、経年劣化による水漏れは大家さんや管理会社の負担となります。また、施工不良や初期費用の場合も入居者の責任にはならないでしょう。
加えて、地震や大雨のような自然災害で発生した水漏れに関しても、連絡すれば管理会社や大家さんが対応してくれます。
トイレ水漏れ修理の費用相場

トイレの水漏れ修理にかかる費用の相場は、作業により異なりますが、6,000円~30,000円です。しかし、床の腐食や下地補修が加わる場合は、60,000円以上かかる場合もあるので、確認しましょう。
また、作業工賃以外にもかかる費用についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
水漏れ修理の作業代の相場
水漏れ周知の作業代の相場は、次のとおりです。
| 修理内容 | 作業代の相場(税込) |
|---|---|
| ナットの締め直しなど簡単な調整 | 6,000円〜15,000円 |
| パッキン・パテなどの軽微な部品交換 | 6,000円〜12,000円 |
| 接合部の補修(フランジパテなど) | 10,000円〜18,000円 |
| フランジの交換 | 15,000円〜30,000円 |
| 便器の再設置(設置不良のやり直し) | 20,000円〜35,000円 |
| 便器の交換作業(本体代は別) | 25,000円〜40,000円 |
| 床の腐食・下地補修(大工工事含む場合) | 30,000円〜60,000円以上 |
トイレに関する修理であれば、そこまで高額にはならないものの、便器本体の交換や床の工事となる場合には、60,000円以上の工事費がかかります。
ただし、工事費を安くしたい一心で業者選びを間違えると、あとから高額請求される場合もあるので、業者選びは慎重におこないましょう。
便器交換が必要な場合の本体代の目安
便器交換が必要な場合は、本体の購入代金も用意しなければなりません。モデルや発売時期、機能性により価格帯が異なります。便器のタイプごとに合わせて本体価格の目安や特徴を簡潔に紹介するので、参考にしてみましょう。
| タイプ | 本体価格の目安(税込) | 特徴 |
|---|---|---|
| 普及モデル (洗浄便座なし) |
30,000円〜50,000円 | タンク+便器の2ピース構造が一般的 |
| 普及モデル (温水洗浄便座付き) |
50,000円〜80,000円 | TOTO「ピュアレストQR」+洗浄便座など |
| 機能充実モデル (節水・除菌など) |
80,000円〜120,000円 | 脱臭・自動洗浄・リモコン式等を搭載 |
多機能で最新デザインの便器となると、400,000円を超えるものもあるので、予算や今後の使用シーンを考慮して検討してみてください。
ほかにも、トイレを選ぶ際はサイズやリモコンの位置、色などの要素も決めなければならないため、カタログや各メーカーのオンラインショップを見て選びましょう。
水道修理業者の諸経費目安
水道修理業者に依頼した場合は、作業料金に加えて諸経費も発生する場合があります。主に次のような費用挙げられるので、確認してみてください。
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 基本料金 | 2,000円~5,000円 |
| 見積り料金 | 0円 |
| 出張費 | 0円~4,000円 |
| 早朝・深夜などの割増料金 | 0円〜10,000円 |
| 予約のキャンセル料 | 見積り料金の0%〜100% (キャンセルの時期に応じて変動) |
基本料金だけでなく、業者ごとに出張費や割増料金を設定している場合があります。知らずに依頼すると、予算をオーバーしかねないので業者の料金ページを見たり、問い合わせたりして確認しましょう。
また、業者選びの際に対応エリアを確認しておくと、出張費がかからない業者を選びやすくなります。
料金をもっと詳しく知りたい方は、『水道修理のセーフリー』の簡易水回りトラブル診断をご利用ください。住宅の築年数やトイレ設置時期などを答えるだけで、さらに詳しい料金相場をお知らせします。
便器の着脱は、業者によって大きく異なります。
便器と床の間からの水漏れは、便器の着脱が必要になることがほとんどなので、以下の記事を参考にしてみてください。
水漏れ修理を依頼する際の業者の選び方

水漏れ修理の業者を探す際は、次のポイントを意識してみてください。
- 水道局指定工事店かどうか確認する
- 口コミや実績が豊富な業者を選ぶ
- 作業費や諸経費が明確に提示されている
- 即日対応や緊急出張の可否をチェックする
- アフター対応や補償内容も確認する
悪徳業者に引っかからないためにも、それぞれの内容を把握しましょう。ここで紹介する選び方なら、最適な業者に依頼できるので、ぜひ参考にしてみてください。
水道局指定工事店かどうか確認する
水道修理業者を選ぶ際は、水道局指定工事店かどうかを確認しましょう。水道局指定の工事店とは、文字通り水道局から指定を受けている工事店です。
適切に水道工事ができる業者であることが認められているので、トイレの水漏れ修理の依頼先として信頼できます。水道局指定工事店になるためには、水道に関する国家資格を持つ方が在籍していることをはじめ、さまざまな条件をクリアしなければなりません。
また、指定工事店でなければ給水設備や排水設備の工事をしてはならないことが法律で定められているので、便器と床の間から水漏れしている場合は、指定工事店に依頼しましょう。
口コミや実績が豊富な業者を選ぶ
口コミや実績が豊富な業者を選ぶことも重要です。水道局指定工事店とはいえ、接客態度や作業スピードなどは業者ごとに異なります。実際に依頼するまではわからない部分のため、過去に利用した方の口コミや実績を参考にしてみましょう。
ポイントは、口コミが良いものばかりで少ない業者より、悪い口コミも含まれるが総じて良い口コミが多く、口コミ総数が多い業者を選ぶことです。
口コミ数が少ないと実績が少ない業者の可能性があり、経験の作業員が派遣されてくるリスクがあります。反対に悪い口コミが多少あっても、実績が豊富で良い口コミが多い業者なら、安心して任せられる業者といえるでしょう。
作業費や諸経費が明確に提示されている
作業費や諸経費が明確に提示されている場合も、信頼できる業者といえます。作業費を掲載している業者は多いものの、諸経費を小さく記載して、見えにくい場所に記載している業者もいるので、注意しましょう。
ただし、トイレの水漏れ修理は、症状により金額に幅があるので、すべての症状別に細かく記載している業者は多くありません。あくまで目安となる料金を提示しており、詳細は見積もりを取る必要があります。
明確に提示されている業者を選ぶことは大切ですが、こだわりすぎるとすべての業者が怪しく見えてしまうので、見積もりを取ったうえで選定しましょう。
即日対応や緊急出張の可否をチェックする
候補となる業者を見つけたら、即日対応や緊急出張できるかどうかもチェックしましょう。たとえば、水漏れが起きたときにすぐに来てもらいたい場合に、緊急出張ができない業者だと数日間待たなければなりません。
実際に依頼を決めたときに即日対応ができないと発覚したら、再び業者選びからやり直さなければならないので、即日中に対応できるかどうかを確認しましょう。
また、今後のトイレ以外の水道トラブルが起きた際にも、すぐに来てくれる業者を確保しておけば安心です。
アフター対応や保証内容も確認する
業者選びの際は、アフター対応や保証内容も確認しましょう。修理したあとに再び水漏れが発生した際に、保証やアフター対応がなければ、再び修理を依頼しなければなりません。
当日中であれば、基本的にすべての業者が対応してくれますが、1週間や1か月ほど経つと対応してくれない業者も出てきます。そのため、依頼前にアフター対応はいつまで可能なのか、保証は付くのか確認が必要です。
たとえ無料でなくても、2年保証のような形で申し込めるのであれば、申し込むことをおすすめします。
便器と床の間からの水漏れを放置するリスク

便器と床の間からの水漏れを放置すると、以下のようなリスクがあるので、できるだけ迅速な対応が必要です。
- 床材の劣化
- 汚水による悪臭
- 湿度でカビが発生
- 階下への被害
それぞれについて、見ていきます。
床材の劣化
水漏れで濡れた状態が続くと、床材が劣化してはがれてしまいます。クッションフロアを貼り付けた素材だけなら、交換すれば済みますが、内部まで水漏れの影響があると大変です。
床下の木材などが腐敗して、シロアリが発生してしまうと住宅全体の問題になってしまいます。
汚水による悪臭
便器と床の間からの水漏れは、汚水であることが多いため、放置すると悪臭の原因になります。汚水ではなくても、濡れていると雑菌が増えやすくなり、臭い始めます。
芳香剤では対応できなくなるので、迅速に対応しましょう。
湿度でカビが発生
水漏れがあれば湿度が高まるため、カビが発生しやすくなります。床材や壁紙が黒くなるだけではなく、カビは健康被害の原因でもあるので、カビのできやすい環境は避けましょう。
階下への被害
マンションやアパートなど集合住宅に住んでいると、階下への影響もあります。損害賠償が必要になるので、早めに管理会社にも連絡して、対処が必要です。
便器と床の間からの水漏れは早期対処と費用の把握がカギ
便器と床の間からの水漏れが起きた際は、迅速に止水栓を閉めて、濡れた場所を拭いたり電源プラグを抜いたりする応急処置が必要です。早めに対処しないと床が腐食し、水漏れ修理費用以外の工事費がかかってしまいます。
応急処置を施したあとも早期解決に向けて、スピーディな対応が求められるので、修理費用を把握したうえですぐに依頼しなければなりません。
『水道修理のセーフリー』なら、業者の料金と口コミが一括で確認できるほか、修理内容や対応エリアで絞込検索できます。早急に業者を選びたい方におすすめなので、業者を選ぶ際はぜひ活用してみてください。
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あわせて読みたいみんなの相談
セーフリーの『みんなの相談』では、経験豊富な水道業者が、あなたの状況やお悩みに応じて無料でアドバイスを行っています。現在の内容に近い質問もピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
- 相談内容
トイレ便器下からの水漏れ
- トイレの水漏れ修理
- 相談日時 : 2024年5月10日 00:24
- ニックネーム : めめら
トイレの便器の下(手前の方)から、1日で500mlくらいの水漏れがあります。
原因はなんでしょうか。自分で修理は可能ですか?
また、修理を依頼するとしたら料金はどのくらいかかりますか?
戸建ての2階のトイレ、タンクありです。
トイレの左下当たりが重点的に濡れているようであれば濃厚です。
使用年数が短ければ数千円で住むかと思います。
長年使われているようだとウォシュレットの買い替えをご検討しては如何でしょうか。
便器そのものに原因がない場合も、便器と床の接続部に問題が発生していると水漏れが発生します。便器と床下の排水管はフランジという部品で接続されており、その間にはガスケットというパッキンがあります。このフランジや固定用のネジが劣化している場合、便器のグラつきやズレが発生し、もしもガスケットが劣化している場合は水漏れが発生する事もあります。
便器の破損が原因の水漏れは、補修用のパテやテープを使い一時的に止めることが可能な場合もあります。また、部品の劣化が原因の場合は家庭でも確認と交換が可能ですが、そのためには給水管やタンクを取り外して便器を移動させる必要があります。
修理等を行う場合には便器の脱着が必要になりますが、脱着の費用としておおよそ20,000円~45,000円くらいを設定している業者が多いかと存じます。
原因によって修理内容や費用も異なりますので、まずは点検お見積もりをおすすめいたします。
弊社でしたら無料でお見積もりをご提示させていただきますので、いつでもお気軽のご相談ください。

トイレで便器と床の間に水漏れがあったときのよくある質問
-
便器と床の間からの水漏れ原因はなんでしょうか?
-
賃貸マンションに住んでいます。水漏れがあったときは、どうしたらいいですか?
自分で勝手に修理を依頼しないで、まずは、管理会社や大家さんに連絡してください。また、修理に関することでどのような取り決めになっているか、契約書で確認することが大切です。
-
便器と床の間からの水漏れは、自分で修理できますか?
ひび割れが原因なら、防水パテを使って応急処置は可能です。しかし、できるだけ早くに業者に便器の交換を依頼しましょう。
また、便器と排水管の接続部分にあるフランジパテの交換も、DIYに慣れている方なら対処できます。
-
便器と床の間の水漏れ修理を業者に依頼すると、どのくらいの料金が必要ですか?
便器と床の間の水漏れの場合、便器の着脱がほとんどです。部品交換程度なら1万円程度ですが、便器の着脱は1万〜4万円と業者によって幅があります。
-
便器と床の間の水が茶色いのですが、放置しても大丈夫ですか?
いいえ、茶色い水が出ている場合は、排水管の劣化や汚水の逆流が疑われます。
放置すると床材の腐食、悪臭、カビ、階下への漏水被害などにつながるため、できるだけ早めに専門業者に相談してください。
-
便器の交換が必要な水漏れかどうか、見分ける方法はありますか?
便器にヒビがある、水漏れが何度も再発している、床が常に濡れているといった場合は、便器交換が必要なサインです。防水パテでの応急処置では根本解決にならないことがあるため、専門業者に相談しましょう。

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