2023.11.04
トイレのリフォームをどこに頼むか検討する際の、7つのポイントを解説します。
トイレのリフォームは水道修理業者やリフォーム会社、工務店などに依頼でき、リフォームの内容で依頼先を選ぶことが大切です。
ポイントを知っておくことで、業者選びで失敗する確率が格段に下がります。
また、トイレのリフォームにかかる費用の相場や、補助金や助成金でリフォーム費用を抑える方法についても紹介しますので、トイレのリフォーム業者をお探しの方は参考にしてください。
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記事の内容
トイレリフォームはどこに頼む?内容で選ぼう
トイレのリフォームと一言で言っても、業者によって得意とするリフォーム内容が異なります。
そのため、どこに頼むか検討するときは、あなたが希望するリフォーム内容とマッチする業者を選ぶことが重要です。
業者が不得手としているリフォームを頼むと費用が割高になったり、思っていたのと違うリフォーム結果になってしまう可能性があります。
どの業者に依頼するか判断が難しいときは、リフォームの内容で業者を選ぶとよいでしょう。
トイレのリフォームを行っている4種類の業者と、それぞれが得意としているリフォーム内容を紹介するので、チェックしていきましょう。
トイレ本体の交換・修理を含めたリフォームなら「水道修理業者」
トイレ本体をウォシュレットに交換したり、トイレ内に洗面台を新しく設置するといった水回りの工事を伴うリフォームは、水道修理業者に頼むのがおすすめです。
水道修理業者へトイレのリフォームを頼むメリットには、以下のようなものが挙げられます。
- 給水装置工事のプロなので、水回り工事後のトラブルが少ない
- 下請け業者を介さないため、費用が安い
水道修理業者にはデザインの専門性はありませんが、水回りの専門性は高いといえます。
他のリフォーム業者に水回りのリフォームを頼んでも、水道修理業者へ外注されるケースが多く、直接頼んだ方が費用を抑えられます。
トイレ空間を大規模にリフォームするなら「リフォーム会社」
トイレ空間を完全に新しくするような大規模リフォームやデザイン性にこだわりたい場合は、大手リフォーム会社に頼むのが適しています。
大手リフォーム会社へ頼むメリットは、以下の通りです。
- デザインを含め、トイレ空間を生まれ変わらせてくれる
- 水道修理業者などの施工業者も手配してくれるので、個別に探す必要がない
大手リフォーム会社では図面が引ける建築士や、空間をデザインするデザイナーもいます。内装もリフォームできるので、トイレ空間を生まれ変わらせてくれるでしょう。
ただし、リフォーム会社は全国に展開している会社が少ないため、地方では選べる会社が少ない可能性があります。
床や壁紙の変更などの小規模リフォームなら「町の工務店」
町の工務店は「トイレの床や壁紙の張り替え」や「トイレ内への介護用の手すりや新しい棚の設置」といった小規模なリフォームを得意としています。
町の工務店へトイレのリフォームを頼むと、以下のようなメリットがあります。
- 職人と直接打ち合わせができるので、完成後のイメージとのズレが少ない
- 職人が1人~2人で対応できる作業が多く、リフォーム会社と比べて費用が安い
- 打ち合わせ~完成までの期間が短い
どのようにリフォームするか悩んでいる場合でも、予算や理想に応じた提案をしてくれるでしょう。
ただし、工務店は業者によって工事の質に差があるため、しっかり見極める必要があります。
お住まいの地域にトイレリフォームを頼める地元の工務店があれば、検討してみてください。
トイレの実物を見て検討したいなら「ホームセンター・家電量販店」
ホームセンターや家電量販店でも、トイレのリフォームを請け負っています。
ホームセンター・家電量販店の店舗で実物の商品を見ながらリフォームの打ち合わせができるため、リフォーム後のイメージが湧きやすい点が最大のメリットです。
ただし、水道修理業者などと比較すると、料金が割高な傾向はあります。
ポイントバックのキャンペーン期間中や決算セール中に頼むと、お得にリフォームできることもあります。
トイレのリフォームをどこに頼むか検討するときのポイント7つ
例えば、水回りのリフォームだからといって「水道修理業者であればどこに頼んでも同じでしょ」と考えるのは危険です。
どのような業者でも、中にはいわゆる悪徳業者と呼ばれる人たちが存在します。
悪徳業者に引っかからないように、トイレのリフォームを頼むときは、下記の7つのポイントを押さえて業者を選びましょう。
許認可や資格の有無
トイレのリフォームの頼み先を探すときは、業者が公的な許認可や資格を保有しているか確認しましょう。
500万円を超えるリフォーム工事には「建設業許可」が必要となります。
しかし、トイレのリフォームで500万円を超える工事は稀です。そのため、トイレのリフォームは建設ではなく「水回りの工事」と捉えるべきでしょう。
水回りの工事では「水道局指定工事店」に指定されている業者に頼むのが最適です。
「水道局指定工事店」の詳細については、下記の記事が参考になります。
自社で施工しているか
業者が工事を自社のスタッフで施工しているかどうかも、重要なポイントです。
下請け業者に外注している業者の場合、業者と打ち合わせした内容が伝言ゲームのように下請け業者へ伝えられます。そのため、トイレのリフォームの完成形が打ち合わせしたイメージと異なってしまうケースも。
業者との打ち合わせや見積りの段階で「施工は自社でされますか?下請け業者がされますか?」と聞いてみることをオススメします。
施工実績の豊富さ
トイレのリフォームをどこに頼むか検討するときには、業者のホームページに載っている施工実績を確認し、できるだけ施工実績の多い業者に頼みましょう。
トイレリフォームの施工実績の豊富さは、イコール経験の豊富さに直結します。
また、悪い評判があれば施工実績は増えないはずなので、実際にリフォームを頼んだ利用者からの評判も良いことが伺えます。
高評価の口コミ
トイレのリフォームを頼む前に、インターネットでその業者の口コミを調べてみましょう。
「業者名+口コミ」や「業者名+評判」といったキーワードで検索すると、さまざまなサイトでその業者の口コミが掲載されています。
当然、良い口コミもあれば悪い口コミもあるため、良い口コミが多い業者に頼むと良いでしょう。
たとえ現在打ち合わせや見積りを進めている業者であっても、出てくる口コミが悪い口コミばかりであれば、別の業者に頼むことを検討した方が良いですね。
『水道修理のセーフリー』では、トイレのリフォームが可能な水道修理業者の口コミを、多数掲載しています。ぜひ確認してみてください。
ホームページ上の価格表示
トイレのリフォームを頼む業者を選ぶときは、事前に業者のホームページの工事価格も確認しましょう。
もちろん、リフォーム内容や現場のシチュエーションによって、価格が増減します。しかし、見積りに書かれている価格と、ホームページに載っている価格に大きな開きがある場合は、注意が必要です。
「なぜホームページに載っている価格とこんなに違うのですか?」と聞いてみてください。業者から納得のいく回答が得られない場合は、その業者へリフォームを頼むのは避けましょう。
見積りの内訳
トイレのリフォームを頼む業者を選ぶときは、見積りの内訳もとても重要なポイントです。
内訳の記載がなく、「工事費一式」のような見積りを出してくる業者は、あまりオススメできません。
どんぶり勘定で「これぐらいもらおう」と高い見積りになっている可能性もあれば、逆に安すぎる場合は工事で出た廃材などの適切な処分費が含まれていないことも考えられます。
見積りに処分費を含んでいない場合、その業者は不法投棄を行う恐れがあります。
見積もりの内訳をしっかり説明してくれる業者がおすすめです。
アフターサービス・保証の有無や内容
トイレのリフォームをどこに頼むか検討するときのポイントとして、アフターサービスや保証の有無・内容も非常に重要です。
リフォーム工事完了後に施工漏れや施工ミスが発覚した場合、どのような保証をしてくれるかを契約前に必ず確認しましょう。
メーカーの保証期間や保証内容についても確認しておくと安心です。
保証がない業者へ頼んでしまった場合、施工ミスで水漏れなどが発生しても、その修理費をあなたが負担することになりかねません。
トイレのリフォームにかかる費用の相場
ただし、費用はリフォーム内容や現場のシチュエーションによって増減します。
便座だけ交換するのか、機能部もあわせて交換するのかによっても金額は変わるため、あくまでも参考程度に捉えてください。
費用の詳細については、必ず見積もりを取りましょう。金額が高いと感じたときは、他社にも見積もりを出してもらい、比較・検討してください。
トイレ空間全体の費用
トイレの交換・床、壁、天井の張り替え・洗面台、介護用の手すりの設置など、トイレ空間全体を一新するようなリフォームの費用相場は20万円~50万円です。
価格の幅は、各種グレードによる変動を表しています。
トイレ本体の価格
トイレの本体の価格はトイレの種類によって大きく異なるため、下記の表をご覧ください。
一体型トイレ | 50,000円~150,000円 |
タンクレストイレ | 100,000円~300,000円 |
システムトイレ | 200,000円~400,000円 |
ウォシュレット | 15,000円~80,000円 |
価格の幅は、トイレのグレードによる変動を表しています。
トイレの交換工事の費用
自分で購入したトイレ本体の交換工事を業者に頼んだ場合の費用相場は、以下になります。
本体の購入と工事をセットで業者に頼んだ場合は、多少ディスカウントしてくれるかもしれません。
便器・タンク交換 | 20,000円~30,000円 |
ウォシュレット交換 | 15,000円~20,000円 |
ウォシュレットの取り付け費用については、下記の記事も参考になります。
床の張り替えの費用
トイレの床を張り替えるだけのリフォームを頼んだ場合の費用相場は、1万円~6万円ほどになります。
価格は、床の広さや壁紙のグレードにより変動します。
床材の種類 | 1畳当たりの費用相場 |
クッションフロアの張り替え | 20,000円~40,000円 |
フローリングの張り替え | 30,000円~60,000円 |
フロアタイルの張り替え | 30,000円~50,000円 |
タイルの張り替え | 40,000円~120,000円 |
ハピアフロアの張り替え | 70,000円~120,000円 |
トイレで一般的に使用されるクッションフロアへの張り替えであれば、2万円~4万円が相場です。
壁紙の張り替えの費用
トイレの壁紙を張り替えるだけのリフォームを頼んだ場合の費用相場は、2.5万円~4.5万円ほどです。
壁の広さや壁紙のグレードによって、価格は変動します。一般的なトイレの壁紙であれば、1㎡あたり1,000円~が相場です。
消臭効果のある壁紙や汚れに強い壁紙など、機能性を重視して選ぶと、1.5~2倍程度の価格になります。
リフォーム業者選びは、実績と評判を確認し複数の見積もりを比較検討。
補助金・助成金を活用してお得にトイレをリフォーム
トイレのリフォームの目的によっては、国や自治体による補助金・助成金が支給される場合があります。
分かりやすいのは介護のために必要となるリフォームが対象となる「介護保険住宅改修費補助」です。以下などが当てはまります。
- バリアフリーのための手すりの設置
- 段差の解消
- 和式便器から洋式便器への交換
介護保険住宅改修費補助の制度を利用するには、市区町村への事前申請が必要です。
他にも省エネや耐震目的のリフォームが対象となったり、同じ目的でも自治体によって補助金・助成金の有無が異なります。
詳しくは、行政や業者に相談してみましょう。
トイレのリフォームをどこに頼むか迷ったら
トイレのリフォームをどこに頼むか迷った際は、目的に応じて依頼先を検討しましょう。
特に「ウォシュレットに変えたい」のように、トイレの交換を伴うリフォームをしたい場合は、水道修理業者が適しています。
業者選びに失敗しそうで不安というときは『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへ相談するのもオススメです。
年中無休で相談でき、LINEでの相談も可能なので、電話やメールが苦手な方でも安心して利用できます。
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イースマイル
トイレのリフォームをどこに頼むか迷った際によくある質問
-
トイレのリフォームはどこに頼むべきなのでしょうか?
トイレのリフォームを行っている主な業種は4つあり、それぞれ得意とするリフォーム工事は異なります。
そのため、どこに頼むかは、希望のリフォーム内容によって選びましょう。下記を参考にしてください。
- トイレ本体の交換・修理を含めたリフォームなら「水道修理業者」
- トイレ空間を大規模にリフォームするなら「リフォーム会社」
- 床や壁紙の変更などの小規模リフォームなら「町の工務店」
- トイレの実物を見て検討したいなら「ホームセンター・家電量販店」
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トイレのリフォームをどこに頼むか検討するときのポイントは何ですか?
トイレのリフォームを頼むときは、下記の7つのポイントを押さえて業者を選びましょう。
- 許認可や資格の有無
- 自社で施工しているか
- 施工実績の豊富さ
- 高評価の口コミ
- ホームページ上の価格表示
- 見積りの内訳
- アフターサービス・保証の有無・内容
-
水道局指定工事店とは何ですか?
水道局指定工事店とは、自治体の水道局・水道事業者から指定されている水道修理業者のことです。
水道局指定工事店になるには、以下の条件を満たす必要があります。
- 厚生労働省が指定する、給水工事に必要な工具類を保有している
- 必要書類を提出する
- 手数料を納付する
- 給水装置工事主任技術者が在籍している
- 欠格事項に該当しない
水道局指定工事店か否かは、その業者が信用できるかどうかの一つの判断材料になります。
-
トイレのリフォーム費用の相場はいくらくらいですか?
トイレのリフォーム費用の相場は、以下の通りです。
トイレ空間全体 200,000円~500,000円 トイレ本体の価格 50,000円~400,000円 トイレの交換工事 15,000円~30,000円 床の張り替え 10,000円~60,000円 壁紙の張り替え 25,000円~45,000円 -
トイレのリフォームの補助金や助成金は必ず支給されますか?
トイレのリフォームには国や自治体による補助金・助成金が支給されることがありますが、必ず支給されるわけではありません。
支給対象となるか否かは、リフォームの目的によっても異なりますし、同じ目的であっても自治体によって補助金・助成金の有無が異なります。
補助金・助成金の活用を検討されている方は、行政や業者に相談してみましょう。
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