2019.10.15
トイレつまりを予防するためには、トイレの正しい使用を心がけることが大切です。
たとえば、本来トイレに流すものではないものを流したり、トイレの流すレバーを大・小で分けていなかったりすると、トイレつまりが発生しやすくなります。
本記事にてトイレつまりを予防する7つの対策を解説するので、試してみてください。今回は、無料で実践できる対策を紹介します。今すぐ実践できる対策となるため、ぜひ参考にしてみましょう。
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トイレつまりを予防する7つの対策
トイレつまりを予防する7つの対策は、次のとおりです。
- 無理な節水をしない
- トイレの大・小を正しく使い分ける
- 一度に大量のトイレットペーパー・排泄物を流さない
- ウォシュレットを使う
- トイレに本来流すもの以外流さない
- トイレに必要ないものを持ち込まない
- トイレを掃除する
簡単に実践できるものから紹介するので、上から順に試してみましょう。もちろん、気になる対策があれば、途中から読み進めてみてください。
予防法1:無理な節水をしない
無理に節水しないことで、トイレつまりを予防できます。
トイレの節水は家計にも優しく、実践している家庭も多くあるでしょう。しかし、無理に節水するとトイレを流すときの水が少なくなるため、トイレがつまりやすくなります。
たとえば、トイレの節水方法であるタンクにペットボトルを入れる方法ですが、おすすめはできません。タンク内の水が少なくなることから、流れる水の量が減ってしまい、流す力が弱くなります。また、ペットボトルを入れるとタンク内の部品の故障にもつながるため、やめましょう。
節水のために、トイレの水を流さないのもNGです。トイレを使ったら、毎回流しましょう。
水の勢いや量が足りないと、本来流せるはずのものが流れなくなるので、排水管内でつまりやすくなります。
予防法2:トイレの大・小を正しく使い分ける
トイレを流すレバーにある大と小を正しく使い分けることも、トイレつまりの予防につながります。
「大」は大便を流すときに使用し、「小」は小便を流すときに使用しましょう。また、小便を流す際に「大」を使用しても問題はありません。
トイレつまりを引き起こす原因となるのは、大便を「小」で流したときです。「小」はトイレの節水にもなる機能であり、流す水量が少ないほか、勢いも「大」ほどではありません。そのため、大便やトイレットペーパーが流しきれずに、トイレつまりを引き起こしやすくなります。
節水のために「小」を使いがちな場合は、正しく使用する習慣を身につけ、大便には「大」、小便には「小」の使い分けを意識しましょう。
予防法3:一度に大量のトイレットペーパー・排泄物を流さない
一度に大量のトイレットペーパーや排泄物を流さないよう注意すれば、トイレつまりを予防できます。お腹の調子が悪いと便やトイレットペーパーが多くなりがちですが、一度にすべて流そうとするとトイレつまりが起こりやすいため、注意しましょう。
トイレットペーパーの使用量が増えるようであれば、複数回に分けて流すことがおすすめです。一度に流せるトイレットペーパーの目安は、以下を参考にしてみてください。
- 「小」の場合:2m以下
- 「大」の場合:5m以下
いずれにしても、一度に流しきるのではなく複数回に分けて流してみてください。下記の記事では、トイレットペーパーで起こるトイレつまりの直し方を解説しているので、あわせて読んでみましょう。
また、大便が原因のトイレつまりの対処法については、下記の記事にて紹介しています。
ダブル・海外製のトイレットペーパーは詰まりやすい
トイレつまりは、使用しているトイレットペーパーの種類により起こる場合もあります。次のトイレットペーパーを使用している方は、注意しましょう。
- ダブル巻き
- 海外製
トイレットペーパーは、シングルよりもダブルのほうが分厚くなるのでつまりやすいほか、コストコや通販などで購入できる海外製のトイレットペーパーもつまりやすいです。トイレつまりのリスクを軽減させることに注力するなら、シングルのトイレットペーパーを使用しましょう。
下記の記事では、コストコのトイレットペーパーがつまったときの対処法、つまりを予防する使い方を解説しているので、あわせて確認してみてください。
予防法4:ウォシュレットを使う
ウォシュレットを使用すれば、トイレつまりを予防できます。なぜなら、ウォシュレットを使うことでトイレットペーパーの使用量を減らせるためです。
節電や節水のためにウォシュレットを使用したくないと考える方もいますが、使用するトイレットペーパーの量が減れば、自然と節約につながります。そのため、節約にこだわりたい方にも、ウォシュレットの使用はおすすめです。
ウォシュレットが古くなって使用できない場合には、交換も視野に入れてみてください。下記の記事にて、ウォシュレットを自分で交換する手順を解説しているので、参考にしてみましょう。
予防法5:トイレに本来流すもの以外流さない
基本的なことですが、トイレットペーパーと排泄物以外は、トイレに流さないことでもトイレつまりを予防可能です。ティッシュペーパーや嘔吐物など、トイレに流してはいけないものを流すと、トイレつまりの原因になります。
とくに、オムツや生理用品を誤って流してしまうと水を吸収して膨張するので、非常に危険です。また、嘔吐物は油分を含んでいることが多く、すぐにつまらなくても油分が固まって、後日トイレつまりを引き起こす可能性があります。
トイレに本来流すもの以外のものを流してしまった際は、下記の記事で解説している固形物によるトイレつまりの解消法を参考に、対処しましょう。
予防法6:トイレに必要ないものを持ち込まない
トイレに必要ないものを持ち込まないことで、トイレに異物を落とすリスクを軽減できるため、トイレつまりの予防になります。落としやすいものは、次のとおりです。
- スマホ
- ライター
- メガネ
- マスク
- 文房具
必要でないものはなるべくトイレに持ち込まず、落とすリスクを軽減しましょう。また、持ち込まなければならないものについては、ポケットに入れずにバッグに入れておくか、トイレに設置されている棚に置いてください。
とくに、ポケットに物を入れておくと、ズボンを履いたときに落下する可能性があるので、なるべく出しておきましょう。
トイレで子どもが遊ばないことも大切
トイレつまりの原因の中には、子どもがおもちゃをトイレに落として流してしまうケースもあります。小学校低学年くらいまでは、遊び目的でトイレに入る場合もあるので、トイレで遊ばせないよう、ルールを設けましょう。
また、トイレに物を落とすリスクのみではなく、幼児がトイレを覗き込んで抜けなくなる事故を防ぐためにも、トイレで遊ばせないことが大切です。
仮にトイレにおもちゃを落としてしまった場合は、水を流さずに取り出してください。子どもが落とした事実を隠さないよう、あらかじめ伝えておくことも手段の一つです。
予防法7:トイレを掃除する
トイレを定期的に掃除すると、トイレつまりを予防できます。トイレの汚れをしばらく放置すると、頑固な汚れがこびりついてしまい、排水管内でつまりを引き起こすことがあるため、定期的な掃除が必要です。
便器内を掃除する際は、次の手順を参考にしてみましょう。
- 便器内全体をブラシやスポンジで水洗いする
- 酸性洗剤または塩素系漂白剤を便器内に回しかける
- ブラシやスポンジでこすり洗いする
- 水で洗剤を完全に流す
酸性洗剤と塩素系漂白剤は効果的ですが、混ぜると有害なガスが発生するので、どちらか一方のみを使用しましょう。
加えて、下記の記事でもトイレつまりを掃除で予防する方法を解説しているので、あわせて読んでみてください。
トイレつまりの3つの前兆
トイレがつまるときは、次のような前兆が挙げられます。
- 便器に溜まる水の水位が高い
- 水を流したときに変な音がする
- 流れる水の量が少ない
いずれか1つでも感じられる場合は、軽度なトイレつまりが起こっている可能性もあるので、すぐに対処しましょう。
前兆1:便器に溜まる水の水位が高い
便器内の水位が高い場合は、トイレの排水管がつまりはじめている前兆です。
異物を落として流してしまった際、後日発生する場合があります。また、排水管内に汚れが溜まっているケースも考えられるので、それぞれ対処しなければなりません。
トイレが完全につまって水が流れなくなる前に、洗剤を流して排水管内の汚れの除去を試みてください。仮に改善できない場合には、業者に相談しましょう。
下記の記事では、トイレつまりを洗剤で直す方法について解説しています。洗剤の種類別に使い方を紹介しているので、トイレつまりを洗剤で対処する際の参考にしてみてください。
前兆2:水を流したときに変な音がする
トイレの水を流したときにゴボゴボやボコボコと音が鳴る場合も、排水管がつまっている前兆です。もしくは、排水管が破損している可能性もあるため、業者に相談しましょう。
仮にトイレがつまる原因に思い当たる節があれば、ラバーカップを使用してトイレつまりを解消してみてください。
下記の記事ではトイレの流れが悪く、ゴボゴボと音がする際の直し方を解説しているので、参考にしてみましょう。
前兆3:流れる水の量が少ない
トイレを流した際に、流れる水の量が少ないときは、給水管やタンクのトラブルが考えられます。そのため、水量が減ることでトイレがつまりやすくなることから、トイレつまりの前兆といえるでしょう。
止水栓がしっかり開いているのかを確認するほか、タンク内の部品に破損や故障がないかを確認してみてください。タンク内のトラブルは、原因別に対処する部品が異なるため、適切な対処方法を把握しなければなりません。
早期解決には業者への依頼がおすすめですが、自力で対処できるケースもあります。下記の記事にて、トイレの水量が少ないときの対処法を解説しているので、あわせて読んでみてください。
トイレつまりを予防しても発生したときの対処法
トイレつまりを予防しても発生したときは、次の対処法を用いて解決しましょう。
- ラバーカップ(スッポン)を利用する
- 真空式パイプクリーナーを利用する
それぞれの使い方や購入できる場所を紹介するので、確認してみてください。
ラバーカップ(スッポン)を利用する
ラバーカップは、トイレつまりを解消する際の代表的な道具です。主にホームセンターやドラッグストアなどで購入でき、300~1,000円の価格相場で販売されています。
ただし、異物を落としたときにラバーカップを使用すると、奥へ押し込んでしまう恐れがあるため、使用しないでください。
【ラバーカップの使い方】
- 便器内の水量を調整する
- カップを排水口に押し当てる
- カップを勢いよく引く
- 2と3を繰り返す
- 水が流れるか確認する
ラバーカップを使用してもトイレつまりが解消できないときは、業者に相談してみてください。
ラバーカップの使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。イラスト付きで分かりやすく解説しているため、使用の際にぜひご覧ください。
真空式パイプクリーナーを利用する
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと同じ効果に期待でき、より強力な圧をかけられるアイテムです。主にホームセンターや通販で購入でき、相場1,000~4,000円で販売されています。
【真空式パイプクリーナーの使い方】
- 便器内の水量を調整する
- カップを排水口に押し当てる
- ハンドルを引いて押す
- 2と3を繰り返す
- 水が流れるか確認する
ハンドルがついていることから、ラバーカップよりも力をかけやすく強い圧をかけられるので、筋力に自信がない方におすすめです。
下記の記事では、真空式パイプクリーナーを用いたトイレつまりの解消方法に加えて、真空式パイプクリーナーの選び方も紹介しているので、あわせて読んでみてください。
トイレつまりの修理料金の相場
ラバーカップや真空式パイプクリーナーでトイレつまりが解消できないときは、専門の業者に依頼して修理してもらいましょう。トイレつまりの修理料金の相場は、下記のとおりです。
業者により、無料になる出張料金があるほか、それぞれの修理内容も料金に幅があります。依頼する業者や、修理内容により金額が異なるので、一度見積もりを出してもらいましょう。
ただし、急を要する場合はすぐにトイレつまりを解消しなければならないため、料金を比較できる『水道修理のセーフリー』での業者選びがおすすめです。
下記の記事では、トイレつまりの修理料金について、つまりの度合いに合わせてより詳しく解説しているので、あわせて確認してみてください。
トイレつまりの修理業者の選び方
トイレつまりの修理業者の選び方は、次のとおりです。
- 業者の対応エリア内か
- 24時間・即日対応可能か
- 資格や補償はあるか
業者を選ぶ際は、業者が24時間すぐに対応できるかどうかを確認し、出張費がかからないエリア内の業者がおすすめです。また、業者が有する資格や万が一のトラブルに備えた補償の有無も確認しましょう。
資格を有する業者なら安心して任せられるほか、修理の流れも適切かつスムーズです。優良な業者を判断するためにも、下記の記事で解説するトイレつまりの修理の流れを把握しておきましょう。
トイレつまりを予防しても頻発するときは
トイレつまりを予防しているにもかかわらず頻発する場合は、排水管内やトイレ自体になんらかのトラブルが生じている可能性が高いため、業者に相談しましょう。
プロの業者なら、あらゆるトイレつまりに関する知識から、原因を特定できるでしょう。
優良な業者を見つけるためには、料金や口コミを比較できる『水道修理のセーフリー』がおすすめです。対応エリアや支払い方法もひと目で確認できるので、ぜひ利用してみてください。
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トイレつまりの予防対策に関する質問
-
流れるものなら流して良いと思っていましたが故障の原因になりますか?
トイレに流してよいのは、基本的にはトイレットペーパーと排泄物だけです。しかし、大量に流してしまうと排水管で詰まってしまいます。一気に大量には流さず、数回に分けて流すと、トイレつまりを予防できます。
一度に流せるトイレットペーパーの目安を確認する -
トイレを流すときに気をつけることはなんですか?
一度に大量を流さないで、複数回に分けて流すことです。トイレットペーパーの大量使用、固い排泄物などがトイレつまりの原因になることはよくあります。気をつけてトイレを使用してください。
複数回に分けて流す理由を見る -
節水に心がけてなるべく「小」で流したり、タンクにペットボトルを入れていますが問題ないですか?
節水を心がけることは素晴らしいですが、逆にトイレつまりを起こして費用が多くかかってしまう可能性もあります。特に大便の時に「小」で流すことは水の勢いが少ない状態で大便を流すことになるので、トイレつまりの原因になります。無理な節水はしない方が、結果的に経済的である可能性があります。
トイレの大と小を使い分ける理由を確認する -
日々のトイレ掃除でトイレつまりを予防できる方法はありますか?
トイレつまりの原因のひとつは、トイレ掃除を怠ることです。定期的なトイレ掃除を心がけましょう。掃除をサボると、汚れや尿石が溜まってつまりの原因になりやすいです。排水管まで気にしていただき綺麗な状態をキープすると、トイレトラブルに悩まされることもなくなるでしょう。
トイレ掃除でつまりを予防する方法を見る -
トイレにうんこがつまったときの対処法は?
トイレにうんこがつまったときは、ラバーカップや真空式パイプクリーナーを利用して解消しましょう。なかなか改善できないときは、時間を置いて便を柔らかくしてから再度試してみてください。
トイレつまりを予防してもつまったときの対処法を確認する
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