2024.02.29
便器にも寿命があるため、ある程度の年数が経過したら交換が必要です。
しかし、便器交換は「費用が高くなるのではないか」と不安になる方も多いことでしょう。
そこで今回は便器交換にかかる費用相場や便器の交換時期に加え、費用を安く抑えるポイントなども詳しく解説します。
お得に便器を交換するために必要な知識を凝縮していますので、ぜひ最後までご覧ください。
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記事の内容
便器交換の費用相場
便器交換にかかる費用は主に以下のような内訳となっており、依頼内容によって費用総額は変わります。
- 便器本体の費用
- 工事費用
ここでは、便器本体費用と工事費用の相場をご紹介します。
便器本体の費用の相場
近年は洋式便器を使用する住宅がほとんどですが、洋式便器を交換する場合はタイプ別の費用相場も知っておくのが望ましいです。
洋式便器の主なタイプとしては、組合せトイレ・一体型トイレ・タンクレストイレが挙げられます。それぞれの本体価格の相場は以下の通りです。
組合せトイレ | 3万円~7万円程度 |
一体型トイレ | 6万円~12万円程度 |
タンクレストイレ | 10万円~20万円程度 |
一般的に組合せトイレが最も安く、タンクレストイレが最も高い傾向にあります。ただし、同じタイプでも、機能やグレードによって価格に大きな差が出る場合もある点に注意が必要です。
便器交換の工事費用の相場
既存の便器を撤去し、新しい便器を取り付けるための工事費用も必要です。業者に工事を依頼する場合、具体的な費用は工事を依頼する範囲によって変わります。
便器交換工事における主なケースと、それぞれの工事費用の相場は以下の通りです。
洋式便器の交換工事のみ | 3万円~7万円程度 |
和式便器から洋式便器に替える工事 | 25万円~40万円程度 |
床の張り替えを含む工事 | 4.5万円~10万円程度 |
配管の移設を含む工事 | 5万円程度 |
コンセントの増設を含む工事 | 2万円~5万円程度 |
洋式便器だけの交換であれば、最安3万円程度の費用で済みます。和式便器から洋式便器への交換や床の張り替えなど、広範囲のリフォームとなれば費用が高額になりやすいです。
便器交換を検討すべき時期
より高性能なモデルに買い替えたいと感じたときに加え、便器の寿命が近づいてきたタイミングも便器交換を検討すべきです。
ここでは、便器の一般的な寿命や、寿命が近づいている状態を見極めるポイントをご紹介します。便器交換を検討する際の参考にしてみてください。
一般的な便器の寿命は10年
洋式便器の場合、一般的な寿命は10年程度です。ただし、メーカーや日頃の使い方によっては、20年まで使用できる場合もあれば、10年未満で寿命を迎える場合もあります。
なお、近年の洋式便器の多くは寿命が近づいたタイミングでランプが点灯します。一見便器に異常がないように思えても、ランプが点灯したら便器交換を検討すると良いでしょう。
便器の寿命が近づいているサイン
寿命を知らせるランプが点灯していなくても、以下の症状が現れた場合は便器の経年劣化が進んでいると考えられるため、点検のうえ便器交換を検討すべきです。
- 水が正常に流れない
- 便器本体に故障がある
- 汚れが取れなくなっている
それぞれの症状について、以下より詳しく解説します。
水が正常に流れない
便器を長年使用すると、水の流れに関する以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
- つまり
- 水漏れ
- 水が流れない・流れにくい
- 手洗い器の水が止まらなくなる
便器の水が正常に流れない状態を放置すると、大掛かりな工事で修繕を要する状況にまで悪化する恐れがあります。
日頃便器を使う中で水の流れに関して少しでも違和感を覚えたら、早めに業者への相談をおすすめします。
便器本体に故障がある
シャワートイレが作動しなかったり、本体にひび割れがあったりする場合も便器の交換が必要です。
特にひび割れが見られる場合は、速やかに便器交換を検討しましょう。ひび割れた便器を使い続けると、割れてケガをする恐れがあるからです。
なお、便器本体の故障に関しては、故障した箇所によって交換の対応方法が変わる場合があります。タンクまたは便器のみが故障していれば故障している方だけの交換で済みますが、古いモデルの便座が故障している場合は本体丸ごと交換となる可能性が高いです。
汚れが取れなくなっている
目立ったトラブルや故障がなくても、 「掃除で汚れが取れにくい」「汚れが目立ちやすくなってきた」と感じたら、便器交換を検討しても良いでしょう。
便器を長年使うと掃除では落としきれない汚れが蓄積され、少しずつ目立ってくるようになります。このままでは汚れが蓄積され続けて悪臭にもつながるため、衛生的な状態を維持するには便器の交換が必要です。
安い費用で便器交換するポイント
新しい便器のタイプ・機種や工事の範囲によっては、数十万円の費用を要する場合もあります。出費に関して不安を覚える方も多いのではないでしょうか。
以下2つのポイントを実践すれば、便器交換の費用を安く抑えられます。
- 便器本体は自分で購入する
- 補助金を使って便器を交換する
各ポイントの詳細について、以下より詳しく解説します。
便器本体は自分で購入する
最も安価な傾向にある便器は「組合せトイレ」であり、交換費用の総額を安く抑えるには最適です。さらに、ネット通販や販売店が独自に実施している割引キャンペーンの期間中なら、定価よりも安く購入できます。
便器の機能性よりもコストパフォーマンスの高さを重視するなら、事前に自分で購入するという手段がおすすめです。
ただし、住宅の構造や設置場所によって、適した便器のタイプは異なります。
知識がないまま自己判断で便器を購入すると、交換後に支障が出る恐れがあります。自分で最適なモデルを選ぶ自信がなければ、無理をせず業者に希望を伝えて助言を受けながら選びましょう。
補助金を使って便器交換をする
便器交換の工事の内容によっては、補助金制度や減税の対象となる場合があります。補助金の対象になる工事内容の例と、それぞれで利用できる補助金制度の種類は以下の通りです。
和式便器から洋式便器に交換する | ・介護保険の住宅改修補助金 ・自治体による補助金制度 ・リフォーム減税 |
節水型トイレに交換する | ・自治体による補助金制度 ・子育てエコホーム支援事業 ・長期優良住宅化リフォーム推進事業 ・リフォーム減税 |
トイレをバリアフリー化する | ・介護保険の住宅改修補助金 ・自治体による補助金制度 ・長期優良住宅化リフォーム推進事業 ・リフォーム減税 |
介護保険の住宅改修補助金は通年申請を受け付けていますが、上記の中には申請期間が限られている補助金制度もあります。交換のタイミングによって利用可能な補助金制度は変わるため、交換する時点での最新情報を確認しておきましょう。
便器交換の流れ
便器交換は、まずどの範囲まで工事を行うか決めたうえで、依頼先を選ぶところから始まります。
依頼から交換完了までの基本的な流れは、以下の通りです。
- 便器だけ交換するか、他の箇所もリフォームするかを決める
- 交換する便器のタイプや機能を明確にしておく
- 依頼する業者を探して問い合わせる
- 業者に来てもらい、希望を伝える
- 提示された見積もりの内容を確認する
- 契約のうえ、工事の日程を決める
- 工事開始
- 工事完了後に仕上がりを確認する
工事の内容としては、「既存の便器・内装の撤去」「給排水・電気設備の工事」「新しい内装工事・新品の便器の取り付け」などがあります。希望するリフォームの内容によって工程は変わるため、業者と打ち合わせをするときに確認しましょう。
便器交換を依頼できる業者
便器交換は自力で行うのではなく、業者への工事依頼が一般的です。便器の交換工事を依頼できる主な業者としては、以下の3つが挙げられます。
- 水道修理業者
- リフォーム業者
- ホームセンター・家電量販店
各業者に異なる特徴やメリット・デメリットがあるため、サービスや費用における自分の希望にマッチした業者を選ぶ必要があります。
ここでは、便器交換の依頼が可能な各業者の特徴をご紹介します。
水道修理業者
水道修理業者は水回りに発生する水漏れやつまりなどのトラブル解決を専門としていますが、リフォーム工事に対応している業者もあります。ただし、対応可能なのは便器交換のみで、内装全体のリフォームが可能な業者は少ないです。
依頼・見積もり・工事完了までの流れが迅速で、土日祝も営業している業者は多いため、「便器だけすぐに交換したい」と考える方に適しています。
ただし、「ホームページに掲載されている金額よりも高くなった」など、費用関係のトラブルのリスクを伴う業者が潜んでいるのも事実です。
水道修理業者を利用する場合は口コミをよく確認したり、『水道修理のセーフリー』のようにプロから優良な業者を紹介してもらえるサービスの利用をおすすめします。
リフォーム業者
リフォーム業者は便器単体の交換よりも、内装を含めた広範囲の工事を得意としています。「トイレのデザインを一新したい」「介護のためにバリアフリー化したい」と考える方にはリフォーム業者がおすすめです。
なお、リフォーム業者専属の職人は大工が多く、トイレの設備や内装工事に関しては下請けの職人が担うケースが多いです。
ホームセンター・家電量販店
ホームセンター・家電量販店でも、トイレを購入するだけでなく取付工事を依頼できるケースが増えています。スタッフから話を聞きながら商品の確認ができるため、じっくりと製品を選びたい方におすすめです。
なお、ホームセンターや家電量販店に専属の職人はいないため、提携事業者の職人が工事を行います。どんな職人に施工してもらえるのか当日まで不明な点は、ホームセンター・家電量販店のデメリットです。
便器交換・トイレ内リフォームをお考えの方へ
便器交換はさまざまな業者に依頼できますが、費用・技術力・サービス力のすべてに納得できる依頼先を自力で探すには多くの時間がかかります。
そこでおすすめな手段が、料金や口コミで簡単に比較検討できる『水道修理のセーフリー』の活用です。
お客様のご希望に合った業者をご紹介する、コンシェルジュサービスも無料でご利用いただけます。業者選びにお困りの方はぜひご相談ください。
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便器交換の費用についてよくある質問
-
便器交換の工事費込みの費用相場はいくらですか?
便器交換の費用は、便器の本体代と工事費を含めて6万円~40万円以上が相場です。特に、「ハイグレードなタンクレストイレに交換する場合」や「内装リフォームを含めて交換する場合」、「和式便器から洋式便器に交換する場合」は費用が高額となる傾向にあります。
-
便器の取り付けのみだと費用はいくらになりますか?
洋式便器を取り付けるだけであれば、工事に3万円~7万円程度かかるケースが一般的です。
なお、製品によっては本体代と工事費がセットとなっており、その場合は費用が割安に設定されています。希望のモデルを自分で購入のうえ別途取り付けのみ依頼する場合と、セットで依頼する場合のどちらがお得になるか、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
-
便器交換はどこの業者が安いですか?
一概にどの業者が安いとは断言できませんが、傾向としてはリフォーム業者・工務店よりも、水道修理業者やホームセンター・家電量販店の方が費用総額が安くなる傾向にあります。
特に水道修理業者は、独自の割引サービスを実施している場合も多いためお得です。
費用以外にも各業者には異なるメリット・デメリットがあるため、複数の視点から依頼先を決めると良いでしょう。
-
便器は10年で壊れるのは本当ですか?
一般的な便器の寿命は10年といわれており、10年以上経過した便器は使い続けるとトラブルが起こりやすくなります。また、10年経過していなくても、水の流れが悪かったり、本体が故障していたりする場合は交換が必要です。
便器を交換する時期について詳しく見る -
便器交換は自分でもできますか?
便器交換は単純な部品交換と違って難易度が高く、一般の方が簡単にできる作業ではありません。交換に失敗すると、水漏れしたり、便器の機能が正常に作動しなかったりといったトラブルが起こります。
また、古い便器を廃棄するための準備も必要となり、非常に手間がかかります。スムーズかつ確実に便器交換を済ませるなら、業者への依頼がおすすめです。
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