2022.03.28
トイレの水が流れっぱなしになったら、まずは「止水栓を時計回りに回して水を止める」ことが最優先です。
水が止まらない原因の多くは、トイレタンク内の部品の不具合や経年劣化、タンクレストイレの電子系統トラブルとされています。水を止めた後に原因を突き止め、適切な対処を行いましょう。
本記事では、タンク内の水位から原因を特定する簡単な確認手順から自分でできる直し方、業者に修理を頼んだ場合の費用相場まで解説します。
この記事を監修した専門家

中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
この記事へのコメント
記事をご覧いただいている皆様、はじめまして!みんなの町の水道職人の佐々木です! 今回こちらの記事を監修させていただきました。 トイレの水が流れっぱなしになった場合、まずは止水栓を閉じるという応急処置が必要です。 自分で解決できるケースは、浮き球の位置調整などですので、ボールタップの交換やタンク全体の交換などは専門家に依頼することをおすすめします。 どんな問題でも迅速に解決する当社にお気軽にご相談ください!
セーフリーイチオシ!信頼できる水道局指定工事店
クラシアン

記事の内容
トイレの水が流れっぱなしのときにまずすべきこと!

トイレの水が流れっぱなしになったとき、まずは水を止めるための応急処置が必要です。安全のため、以下の手順で対処しましょう。
- 止水栓を時計回りで閉める
- 電源プラグを抜く
- 賃貸の場合は契約書を確認する
最初にトイレの止水栓を閉めて水の供給を止め、状態の悪化を防ぎましょう。止水栓は、通常トイレの壁または床に設置されています。
トイレタンクにつながっている給水管のバルブを、時計回りにひねると止水栓を閉められます。このとき、バルブを回した回数を覚えておきましょう。修理が終わったとき、以前と同じ水量になるまで調整しやすくなります。

止水栓の代わりに、水道の元栓を閉める手もあります。戸建ての場合、元栓は道路に面した入り口付近や駐車場付近の地面など、屋外に設置されています。集合住宅なら、玄関脇のメーターボックス内に元栓があります。
水が止まったら電源プラグを抜き、感電を防ぎましょう。賃貸の場合には契約書を確認して、責任の所在や保険適用の可否をあらかじめチェックするのがおすすめです。

セーフリーWEB担当
トイレの水が流れっぱなしになった場合の応急処置について教えていただけますか?
まずは止水栓を閉めて水を止めることが大切です。 止水栓は通常、トイレタンクにつながる給水管のバルブ部分にあります。 その後、ウォシュレットなどの電源コードを抜いて感電や漏水を防ぎましょう。 問題特定のためにはトイレタンクの蓋を開けるのですが、手洗い管付きタイプと手洗い管なしの場合で蓋の外し方が異なるため注意が必要です。 流れ続ける原因を見つけ出すことが次のステップとなります。
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トイレの水が流れっぱなしの原因の調べ方
トイレの水が流れっぱなしになる原因は複数あり、原因によって適した修理方法が変わるため、以下の手順で進めます。
なお、修理を業者に依頼したい場合は、無理に自分で確認する必要はありません。
1.トイレタンクのフタを開ける
トイレタンクのフタをゆっくりと開けて、タンク内に溜まっている水の量を確認しましょう。なお、フタの開け方は手洗い管の有無で変わります。
各タイプのフタの開け方は、以下の通りです。
| タイプ | フタの開け方 |
|---|---|
| 手洗い管がついているトイレタンク | 1.少し持ち上げる 2.手洗い管の接続部またはゴムバンドを外す |
| 手洗い管がないトイレタンク | そのままフタを垂直に持ち上げる |
トイレのフタは陶器でできており衝撃に弱いため、落とすと割れる恐れがあります。フタの扱いには十分に注意しましょう。
2.タンクの水位と部品の不具合の有無を確認する

トイレタンクの内部はさまざまな部品で構成されており、そのひとつに「オーバーフロー管」という部品があります。オーバーフロー管とは、何らかの不具合で水が過剰に溜まった際、一定以上の量が排水されないように防ぐ管です。
オーバーフロー管には水位線が刻印されており、タンク内の水位が線を超えているかどうかで、おおむね原因を特定できます。それぞれの水位で考えられる、水が流れっぱなしになる原因は以下の通りです。
| タンク内の水位 | 原因 |
|---|---|
| 水位線よりも高い | ・ボールタップ ・パッキン ・浮き球 |
| 水位線よりも低い | ・フロートバルブ(ゴムフロート) ・鎖 ・オーバーフロー管 |
原因によって修理方法が異なるので、まずはしっかりと原因を突き止めましょう。

セーフリーWEB担当
トイレの水が流れっぱなしになった原因を特定する方法について詳しく教えていただけますか?
トイレの水が流れ続ける原因は、タンク内の給水・排水設備に不具合がある場合が多いです。 水位調整機能、ボールタップ、ゴムフロート、トイレレバー・玉鎖、ナット・パッキン、オーバーフロー管等の部品が問題を起こしている可能性があります。 これらの部品に問題があると、給水が止まらなくなり、トイレの水が流れ続けることになります。各部品をチェックし、原因を特定することが必要です。
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トイレの水が流れっぱなしのときの原因と対処法
トイレの水が止まらない原因は、主にタンク内部の部品の劣化や不具合によるものです。多くの場合は部品交換で解決できますが、中には専門業者による修理が必要なケースもあります。
まずは「自分で直せるもの」と「業者に依頼すべきもの」に分けて整理しました。
| 区分 | 原因 |
|---|---|
| 自分で対応可能 ※不安なら業者へ依頼 |
水位調節機能の不具合 ボールタップの不具合 浮き球の不具合 フロートバルブ(ゴムフロート)の不具合 パッキンの不具合 玉鎖が絡まっている レバーの不具合 |
| 業者依頼 | オーバーフロー管の不具合 |
水位調節機能の不具合

オーバーフロー管の水位線と実際の水位が合わない場合のトラブルとしては、水位調節機能の不具合が挙げられます。他の部品にトラブルがなければ、「水位調節リング」などを使って適正な水位になるまで調整すると解決できます。
【水位を調節する方法】
水位調節リングは、ボールタップに備わっているペットボトルのキャップのような形状の部品です。
一度引き上げてロックを外してから、水位が低い場合は右回り、水位が高ければ左回りに回すと適正な水位まで調節できます。調節したら、引き下げてロックをかけます。
水位調節リングがない場合は、後述する方法で浮き球についているアームを使いましょう。水位が低ければ下に、水位が高ければ上に、ペンチなどで曲げます。付け根から曲げると折れるため、中心からゆっくりと曲げてください。
ボールタップの不具合

ボールタップは、タンク内で給水管と浮き球につながっている部品です。タンク内の水位に応じて浮き球が浮かび、給水管からの給水量を自動的に調整しています。
経年劣化で以下のような不具合が生じることがあり、放置するとタンク内から水があふれる事態となります。
- 金具との接続部分にあるパッキンが劣化する
- 浮き球が動かなくなる
ボールタップ交換の手順は以下の通りです。止水栓を閉めて作業を始めましょう。
【ボールタップの交換手順】
- 止水栓を閉める
- タンク内の水を流して空にする
- 給水管とボールタップをつないでいるナットを外す
- タンク内の固定ナットを外し、古いボールタップを取り外す
- 新しいボールタップを同じ位置に取り付ける
- ナットでしっかり固定し、給水管を接続する
- 止水栓を開けて給水し、水漏れや水位を確認する
浮き球の不具合

【浮き球の交換手順】
- 止水栓を閉める
- トイレを流してタンク内の水を抜く
- 浮き球とボールタップをつなぐアーム部分のナットを緩める
- 古い浮き球を取り外す
- 新しい浮き球を取り付け、ナットでしっかり固定する
- 止水栓を開けて給水する
- タンク内に水を溜め、浮き球が正常に浮いて給水が止まるか確認する
フロートバルブ(ゴムフロート)の不具合

- 手洗い管から水が止まらない
- タンク内の水位が標準よりも低い
フロートバルブも、経年劣化によって排水弁として正常に機能できなくなります。
【フロートバルブの交換手順】
- 止水栓を閉める
- トイレを流してタンク内の水を抜く
- レバーのフックから玉鎖を外す
- 古いフロートバルブを取り外す
- 新しいフロートバルブを取り付ける
- 玉鎖をレバーのフックに接続し、長さを調整する
- 止水栓を開けて給水する
- タンク内の水が溜まったら、水が漏れずに止まるかを確認する
パッキンの不具合

タンク内の水位が水位線よりも高くなっている場合、ボールタップのパッキンも要確認です。ゴム製のパッキンは経年により劣化し、ボールタップ本来の機能が発揮されなくなるケースもあります。
【給水管接続部分のパッキン交換手順】
- 止水栓を閉める
- トイレを流してタンク内の水を抜く
- モンキーレンチで給水管とボールタップをつないでいるナットを緩める
- 接続部分の古いパッキンを取り外す
- 新しいパッキンを同じ位置に取り付ける
- ナットを締め直し、給水管をしっかり接続する
- 止水栓を開けて給水し、水漏れがないか確認する
玉鎖が絡まっている
タンク内の水位が水位線より低い場合、部品の破損ではなくレバーとつながっている鎖が絡まっていることもあります。
鎖が絡まってフロートバルブが持ち上がり、水が流れっぱなしになってしまうケースです。
【玉鎖の調整手順】
- 止水栓を閉める
- トイレを流してタンク内の水を抜く
- 絡まっている玉鎖をほどく
- レバーとフロートバルブに玉鎖を正しく掛け直す
- 鎖の長さを調整する(短すぎ・長すぎないか確認)
- 止水栓を開けて給水し、フロートバルブが正常に閉まるか確認する
レバーの不具合
トイレのレバーに不具合があると、フロートバルブが正常に作動せず、便器内で水が流れっぱなしになることがあります。
例えば以下のような症状が出ていたら、レバーの不具合を疑いましょう。
- レバーが緩んでいて、引いても手応えがない
- レバーを引いたあとに元の位置へ戻らない
- 玉鎖がレバーにしっかり掛かっていない
このような場合は、まずナットの緩みを締め直せば解決するケースもあります。しかし、ナットやレバー本体が破損している場合は交換が必要です。
【レバーの不具合を直す手順】
- 止水栓を閉める
- タンクのフタを外す
- レバーの固定ナットを確認し、緩んでいれば締め直す
- ナットや金具が破損している場合はレバーごと取り外す
- 新しいレバーを取り付け、ナットでしっかり固定する
- 玉鎖をレバーのフックに正しく掛け直す
- 止水栓を開けて給水し、レバーを操作して正常に戻るか確認する
オーバーフロー管の不具合
水位線が刻印されているオーバーフロー管も、経年劣化により破損する場合があります。水位線よりも水量が低いときは、オーバーフロー管にひび割れなどの異常がないか確認しましょう。
破損していると、その箇所から水が漏れて流れっぱなしになります。オーバーフロー管が破損していたら交換が必要ですが、交換作業は難易度が高いため、自力で行うべきではありません。業者に依頼し、確実に交換してもらいましょう。
依頼先に悩んだ際は、以下の3業者がおすすめです。
どの業者も実績があり、丁寧に故障箇所を確認した上で見積もりを提示してくれます。水まわりでお困りの際は、まず気軽に相談してみましょう。

セーフリーWEB担当
トイレタンクの仕組みについて詳しく教えていただけますか?
トイレハンドルを回すと繋がった鎖が持ち上がり、フロートバルブが開放され、便器内に給水が始まります。 タンク内の水位が下がると、浮き球も下がり、ボールタップの便が開閉され給水が開始されます。 一定量の水が便器に流れると、フロートバルブが閉じて便器への給水が止まり、タンク内の水位が上昇します。 そして水位が一定量に達すると、浮き球が上がり、ボールタップからの給水が止まります。これがトイレタンクの基本的な仕組みです。
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業者に依頼したときの修理費用の目安
業者に依頼したときの修理費用の目安は、5,000~30,000円です。交換作業費のみではなく、基本料金や出張費などがかかる場合もあるので、総額を意識したうえで修理を依頼しましょう。
タンク内部品の交換作業にかかる費用の目安は、次のとおりです。
| 作業内容 | 料金 |
|---|---|
| ボールタップ(浮き球)の交換 | 7,000円~15,000円程度 |
| フロートバルブの交換 | 8,000円~20,000円程度 |
| パッキンの交換 | 2,000円~9,000円程度 |
| 給水管の交換 | 5,000円~10,000円程度 |
| レバーの交換 | 10,000円〜20,000円程度 |
| オーバーフロー管の交換 | 15,000円~25,000円程度 |
原因が判断できれば修理にかかる予算の目安がわかるので、自分で修理する場合と業者に依頼する場合で比較してみましょう。業者に依頼するほうが費用はかかるものの、自分で修理する手間と部品を購入する手間を省けます。
また、部品を購入する際、仕様に合わないものを購入してしまうリスクもあるので、費用をかけることで得られるメリットを把握したうえで判断してみてください。
別途で出張費や基本料金がかかるケースもあるので、まずは見積もりを出してもらうのがおすすめです。

セーフリーWEB担当
トイレの水が流れ続けてしまう原因として、どの部品が関係ありますか?
原因となる部品は、水位調整機構、ボールタップ、ゴムフロート、トイレレバーと玉鎖、ナットとパッキン、オーバーフロー管があります。 これらの部品に問題があると、給水が止まらずにトイレの水が流れ続ける状況が生じます。したがって、これらの部品を順にチェックし、原因を特定することが重要です。
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トイレの水が流れっぱなしになったときの水道代

トイレの水が流れっぱなしになったときにかかる水道代は、30分であれば70円程度で済むものの、12時間放置すると1,700円程度まで膨らみます。
トイレの水が流れっぱなしになったときにかかる水道代の目安は、次のとおりです。
| 時間 | 水道代の目安 |
|---|---|
| 30分 | 70円 |
| 1時間 | 140円 |
| 12時間 | 1,700円 |
| 24時間 | 3,450円 |
| 1週間(7日間) | 24,000円 |
| 1ヶ月(30日間) | 103,000円 |
経過時間に応じて水道代は高くなり、1日放置しただけでも3,000円を超える水道代が発生します。仮に旅行中などで発生し、1週間放置した場合は約24,000円もかかるので、注意が必要です。
トイレの故障で水を無駄に消費してしまった場合も、水道代は使用者の負担となります。ただし、減免制度を利用すれば、水道代の負担を抑えられることがあります。

セーフリーWEB担当
トイレの水が流れっぱなしの際の水道代はいくらくらいになりますか?
大まかな目安としては、次のような額になります。 30分:約72円 1時間:約144円 24時間:約3,456円 1週間:約24,192円 ただし、これらの金額は一例であり、具体的な金額は異なる場合があります。 また、トイレの水が流れ続けた結果、水道料金が異常に高額になった場合は、地域によりますが水道料金の減額措置が適用されることがあります。対象となるケースは地域によりますのでご確認ください。
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トイレの水が流れっぱなしで自分で解決できないときは
トイレの水が流れっぱなしになったら放置せず、すぐに対処しましょう。トイレの水が止まらない場合は、止水栓を閉めてから原因を確認し、自力修理か業者依頼かを判断するのが鉄則です。
浮き球の引っ掛かりや鎖の絡まりだけなら、自力で解決できる可能性があります。一方、タンクレストイレの故障やオーバーフロー管の破損は自力での解決が難しいため、業者への相談がおすすめです。
『水道修理のセーフリー』には、トイレのトラブルを解決できる業者が多数掲載されています。見積もり無料の業者も多いので、まずは気軽に相談してみましょう。






























































































