ウォシュレットのノズルの掃除方法を分かりやすく解説します。
ウォシュレットのノズルを掃除しないと、ノズルが詰まって水が出なくなったり、ノズルに付着した雑菌が水に混入し、衛生的にも良くないため、定期的に掃除をしましょう。
本記事では、ウォシュレットのノズルの黒ずみや黄ばみ・水垢を落とすのに適した薬剤や、掃除方法をご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
また、ウォシュレットのノズルを掃除する際の注意点や、理想的な掃除の頻度もお伝えします。
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記事の内容
ウォシュレットのノズルの掃除方法
まずは、ウォシュレットのノズルの基本的な掃除方法を解説します。ウォシュレットのノズルの掃除をする際は、下記を用意しましょう。
- 歯ブラシ
- スポンジ
- 柔らかい布またはお掃除シート
- 台所用の中性洗剤
ウォシュレットのノズル掃除に必要な道具を用意したら、下記の5ステップで掃除します。
- 止水栓を閉める
- ウォシュレットのノズルを出す
- 柔らかい布やお掃除シートで汚れを落とす
- 頑固な汚れは中性洗剤で落とす
- ノズルや止水栓を元に戻す
各ステップについて、以下に詳しく解説するので参考にしてください。
1.止水栓を閉める
ウォシュレットのノズルの掃除は、作業中にノズルから水が出ないよう、必ずトイレの止水栓を閉めてから行いましょう。トイレの止水栓は、便器の後ろの床または壁に設置されています。
また、トイレの止水栓には以下の3種類があります。
ハンドル型は、手で時計回りに回すと閉まります。ドライバー型と内ネジ型は、くぼみにマイナスドライバーを差し込んで時計回りに回しましょう。
以下の記事では、止水栓の閉め方や、調節方法をイラストを用いながら分かりやすく解説しているので、あわせて参考にしてください。
2.ウォシュレットのノズルを出す
止水栓を閉めたら、ウォシュレットのノズルを出しましょう。ノズルの出し方は、ウォシュレットによって異なります。
「ノズル掃除ボタン」がある場合は便器横のボタン、またはリモコンでボタンを押してノズルを出してください。
「ノズル掃除ボタン」がない場合は手で引き出すか、リモコンのボタン操作で出します。「ノズル掃除ボタン」がない場合のボタン操作方法については、説明書で詳細を確認してください。
ノズルが掃除中に戻らないよう、ノズルを出した後はウォシュレットの電源プラグを抜きましょう。
以下の記事では、ウォシュレットのノズルが出ないときのよくある原因や対処法も解説しているので、参考にしてください。
3.柔らかい布やお掃除シートで汚れを落とす
ウォシュレットのノズルを出したら、柔らかい布やお掃除シートなどでこすり、汚れを落とします。ノズルを折らないよう、優しくこすって汚れを落としましょう。
水垢や尿など、柔らかい布やお掃除シートなどでは落ちにくい汚れには、歯ブラシを使うのがおすすめです。
4.頑固な汚れは中性洗剤で落とす
お掃除シートや歯ブラシでこすっただけでウォシュレットのノズルの汚れが落ちないときは、中性洗剤を使います。ノズルに中性洗剤をつけ、再度こすりましょう。
中性洗剤を使った後は、水を多めに含ませたスポンジで泡を落とし、乾いた布で水を拭き取ってください。
5.ノズルや止水栓を元に戻す
ノズルの掃除が終わったら、ウォシュレットの電源プラグを差し込み、ノズルを戻します。
「ノズル掃除ボタン」でノズルを出している場合は、ウォシュレットの電源プラグを差した後に再度「ノズル掃除ボタン」を押すと、ノズルを戻せる仕様が多いです。
最後に、止水栓を反時計回りに回して開けましょう。
【汚れ別】ウォシュレットのノズルの掃除方法
中性洗剤でも落としにくい、ウォシュレットのノズルのよくある汚れには以下があります。
- 黒ずみ
- 黄ばみ
- 水垢
それぞれの汚れに有効な掃除方法を、以下に解説するので参考にしてください。
黒ずみはキッチンハイターで掃除する
ノズルの黒ずみはカビや水垢、尿が原因です。トイレは湿度が高いためカビが生えて黒ずみになりやすく、尿や水垢は、黒ずみだけでなくカビの原因にもなります。
黒ずみにはアルカリ性(塩素系)洗剤が効果的なので、キッチンハイター(塩素系漂白剤)を使いましょう。キッチンハイターでノズルの黒ずみを落とす手順は、下記の通りです。
- キッチンハイターの希釈液をノズルにかける
- 歯ブラシでこすり洗いする
- キッチンハイターをよく洗い流す
- 乾いた柔らかい布で水気を拭き取る
ノズル掃除にカビキラーを使うのはNGです。カビキラーの成分がノズルに残ると、ウォシュレット使用時に肌荒れや炎症を起こす危険性があります。
以下の記事で黒ずみの原因別の除去方法を解説しているので、あわせてチェックしてください。
黄ばみ・水垢はクエン酸スプレーで掃除する
尿がはねてノズルに付着し、黄ばみや尿石ができる場合があります。また、ノズルの穴周辺には、水垢がたまりやすいです。
放置すると悪臭や黄ばみの原因になるため、定期的に掃除しましょう。黄ばみや尿石、水垢を落とすには、酸性洗剤が効果的なため、酸性のクエン酸スプレーで掃除するのが簡単でおすすめです。
クエン酸スプレーでのノズル掃除は、下記の手順で行います。
- ノズルにクエン酸スプレーをかける
- 上からキッチンペーパーを貼る
- キッチンペーパーの上からもスプレーする
- 5分ほど放置し、水を含んだスポンジでこする
- 乾いた布やお掃除シートで水気を拭き取る
下記の記事で、トイレの黄ばみを簡単に落とす方法をまとめています。
また、下記の記事で、トイレの尿石を落とす方法もご紹介しています。
ウォシュレットのノズルの収納口を掃除する方法
続いて、ウォシュレットのノズルの収納口を掃除する方法を解説します。ノズルの収納口を掃除する際は、下記を用意しましょう。
- セロハンテープ
- 歯ブラシ
- スポンジ
- 乾いた柔らかい布
- 中性洗剤
ノズルの収納口の掃除を始める前には、ノズルを掃除するときと同様、止水栓を閉めてノズルを出し、ウォシュレットの電源プラグを抜いてください。
止水栓は、時計回りに回すと閉まります。ハンドルが付いていない止水栓の場合は、マイナスドライバーをくぼみにさしこみ、時計回りに回して閉めてください。
ノズルの出し方は、ウォシュレットによって異なるため、説明書を確認して行いましょう。
1.ウォシュレットのノズルを外す
ウォシュレットのノズルの収納口を掃除するために、ノズルを外しましょう。
ノズルを引き出したら、ノズルは左に回すと外せます。
2.ノズルの収納口のフタを固定する
ウォシュレットのノズルの収納口を掃除中、フタが邪魔にならないよう、外せるタイプであれば外してしまいましょう。
フタが外せないタイプの場合は、セロハンテープなどで固定すると作業がしやすくなります。
3.スポンジや歯ブラシで汚れを落とす
フタを固定したら、ノズルの収納口を水で濡らしたスポンジや歯ブラシで掃除します。歯ブラシは、ブラシ部分が細いものが掃除しやすいのでおすすめです。
収納口の黒ずみ・黄ばみが落ちにくいときは、ノズル同様、キッチンハイターやクエン酸スプレーをかけて掃除すると良いでしょう。
スポンジや歯ブラシでノズルの収納口を掃除した後は、乾いた柔らかい布で水を拭き取ってください。
4.ノズルや収納口を元に戻す
収納口の掃除が終わったら、ウォシュレットのノズルを右に回しながら取り付け、フタを閉めましょう。
ノズルを取り付け、フタを閉めたら、ウォシュレットの電源プラグを差し込み、止水栓を反時計回りに回して開けてください。
以下の記事では、ノズルや収納口以外のウォシュレットの掃除方法も分かりやすく解説しているので、ぜひあわせてチェックしてください。
ウォシュレットの掃除に不安がある方は、専門家に相談してみてはいかがでしょうか。
ウォシュレットのノズルを掃除するときの注意点
ウォシュレットのノズルを掃除するときの注意点は、以下の2つです。
- こする際に力を入れ過ぎない
- 酸性と塩素系の洗剤を混ぜない
ノズルをこする際に力を入れ過ぎると、ノズルが折れる可能性があるので注意しましょう。
また、酸性と塩素系の洗剤が混ざると、有毒の塩素ガスが発生するため、絶対に一緒に使用しないでください。
キッチンハイターは塩素系で、クエン酸スプレーは酸性のため、黒ずみと黄ばみ・水垢は別日に掃除するのが安全です。
ウォシュレットのノズルを掃除する頻度
ウォシュレットのノズル掃除は、月に1回を目安に行いましょう。
以下の記事では、トイレの場所別の掃除の頻度を解説しているので、あわせて参考にしてください。
ウォシュレットのノズルを掃除しても汚れが落ちないなら
掃除してもウォシュレットのノズルの汚れが落ちない場合は、水回りの掃除のプロである専門業者へ相談してみましょう。
また、掃除してもノズルから水の出が悪い場合は、ウォシュレットに繋がる給水管のフィルターが詰まっているなど、他の原因の可能性があります。
以下の記事では、ウォシュレットのノズルのつまりや水の出が悪いときの、原因別の対処法を分かりやすく解説しているので、あわせてチェックしてみてください。
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ウォシュレットのノズル掃除に関するよくある質問
-
ウォシュレットのノズル掃除に必要な道具は何ですか?
ウォシュレットのノズルの日常的な掃除には、以下を使いましょう。
- 古い歯ブラシ
- スポンジ
- 乾いた柔らかい布
- 台所用の中性洗剤
台所用中性洗剤では落ちない頑固な汚れには、汚れの原因にあわせて、酸性洗剤・アルカリ性洗剤を使い分けて落としましょう。
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ウォシュレットのノズル汚れの原因には何がありますか?
ウォシュレットのノズルの汚れの主な原因は、以下です。
- 尿石
- 水垢
- 黒カビ
尿石・水垢はカルシウムが固まったものなので、酸性洗剤が有効です。黒カビは酸性の性質を持つため、アルカリ性洗剤が有効です。
-
ノズル掃除ボタンがない場合はどうすればいいですか?
「ノズル掃除ボタン」がない場合は、ノズルを手で引き出しましょう。ノズルの突起部分を持って、ゆっくり引っ張れば出てきます。
ノズルの収納口を掃除するときは、引き出したノズルを反時計回りに回して取り外しましょう。
-
ウォシュレットのノズルはどのくらいの頻度で掃除すればいいですか?
ウォシュレットのノズルは、月に一度は掃除するのが理想です。
月に一度の頻度で掃除をすれば、水と台所用中性洗剤でほとんどの汚れが落ちるので、掃除の手間は最小限といえます。
長期間掃除をしないと、ノズルにこびりついた汚れが詰まり、ノズルが出ない原因にもなるので、定期的な掃除を心がけましょう。
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掃除をしてもノズルが出ないときはどうすればいいですか?
ノズルを掃除しても出ない場合は、ウォシュレットの故障が考えられます。
ウォシュレットの修理を素人が行うのはリスクが高いため、水道修理業者に相談しましょう。
どんな水道修理業者に相談すればいいか分からない方は、『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。
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