2020.03.03
トイレつまりが自然に直る条件と、放置時間の目安を解説します。
トイレがつまったときは、すぐに対処するか放置して改善するかの二択です。
原因がわからないまま放置すると、悪化したり完全に流れなくなったりするので、注意しなければなりません。
放置すれば直る条件や適切な放置時間を把握すれば、トイレつまりによる二次被害を防ぎ、トラブルを最小限に抑えられるので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を監修した専門家

「くらしに安心を提供する」という企業理念のため、スタッフの研修制度に力を入れている。ホームページでは有資格者の数を掲示し、技術品質の向上を目指す。高い技術と丁寧な対応で年間対応件数100万件の実績をもつ。
「くらしに安心を提供する」という企業理念のため、スタッフの研修制度に力を入れている。ホームページでは有資格者の数を掲示し、技術品質の向上を目指す。高い技術と丁寧な対応で年間対応件数100万件の実績をもつ。
この記事へのコメント
ご覧いただきありがとうございます。クラシアンの小林義和です。 今回は「トイレつまりは自然に直るのか?」という疑問について丁寧に解説します。 正しい判断と対処の参考になれば幸いです。
今週のNo.1 おすすめ優良業者!!
クラシアン

記事の内容
トイレつまりが自然に直る条件

トイレつまりが自然に直る条件は、主に以下2つです。
- つまりの原因が「水に溶けるもの」であること
- 軽度のつまりであること
それぞれの条件について詳しく解説します。
つまりの原因が「水に溶けるもの」であること
つまりが自然に直るのは、原因が「水に溶けるもの」であることが重要です。
時間をかけて水の中でゆっくり溶けていくことで、つまりの解消につながります。
たとえば、以下のような原因は水溶性のため、時間経過で解決するケースもあります。
- 排泄物
- トイレットペーパー
- 流せるタイプのおしりふき・ウェットシート等
水に溶けないものはどれだけ放置しても状態が変わらないため、自然に直ることはありません。
軽度のつまりであること
つまりの原因が水溶性なこと加えて、症状が軽度であることも自然に直るためには必要な条件です。
大量のトイレットペーパーがつまっている重度のケースでは、放置で解消しようにも水に溶け切りません。
軽度のつまりであるかどうかを判断するには、どんな症状がでているか確認してみましょう。
以下のような症状なら、軽度のつまりである可能性が高いです。
■軽度のつまりの症状
- 水が少しずつ流れる・水位が上がって徐々に下がる
- 異臭が発生していない
- 便器内の水面があふれるほど増えない
つまりが悪化した場合は、以下のような症状があらわれます。
■重度のつまりの症状
- 水位が上がりっぱなしで流れない
- 汚水が逆流してくる
- 便器があふれそうになる・あふれる
重度のつまりまで進行している場合は、自分で直すことは極めて困難です。放置せずに速やかに水道修理業者に連絡してください。

セーフリーWEB担当
自然に直ることもあるって知って少し安心しました。
どんなときに自然解消が期待できるのでしょうか?
トイレつまりが自然に直る放置時間の目安

トイレつまりが自然に直るまでの時間を、原因別に紹介します。
つまりの程度や状況に応じても詳細な時間は異なりますが、自然解消を試みる場合の目安として把握しておきましょう。
自然に直るケースがある、以下3つの原因について目安時間をまとめました。
- トイレットペーパー
- 排泄物
- 水に流せる製品
トイレットペーパー:30分~1時間
トイレットペーパーは水溶性のため、しばらく放置することで解消するケースがあります。
同じ紙製品であるティッシュと比べても、トイレットペーパーは水に触れると溶けるスピードは早く、少量であれば30分〜1時間程度で溶けてつまりが解消します。
ただし、海外製の安価なトイレットペーパーは一部水に溶けにくいものもあるので要注意です。
排泄物:30分~1時間
排泄物は、水分を吸収するとやわらかくなります。
そのため、便器内の水に浸かっている場合は、しばらく放置することで徐々にほぐれていきつまりが解消されます。
時間の目安はトイレットペーパーと同様に、30分~1時間程度です。ただし、トイレットペーパーや他の製品と一緒につまっている場合は、さらに時間がかかるため注意してください。
水に流せる製品:2~3時間
おしりふきやトイレ掃除用のウェットシート・ブラシなどは、使用後にそのまま水に流せる製品もあります。
これらの多くは「水解性パルプ不織布」という素材が使用されており、水に溶ける性質を持つためトイレに流して処分できるのです。
そのため、少量つまっている場合はある程度放置することで解消できる可能性があります。
トイレットペーパーや排泄物ほどすぐに溶けてはくれませんが、2~3時間程度様子を見ていると溶けてつまりが解消されます。
製品によっても溶けやすさは変わるため、あくまで目安として把握しておきましょう。
トイレつまりが自然に直るまでの時間を短くする方法を確認したい方はこちら!

セーフリーWEB担当
どれくらいの時間なら様子を見ても大丈夫ですか?
待ちすぎると不安になってしまって…。
放置しても自然に直らないつまりの原因

つまりの原因が「水に溶けるもの」と「軽度」の、両方の条件を満たしていないトイレつまりは、自然には直りません。
そのため、以下の条件のいずれかに該当するトイレつまりは、つまり解消のための対処が必要です。
- 固形物を便器に落とした
- 吸水性が高いものを便器に落とした
- 尿石が溜まっている
固形物や、吸水性が高いおむつや生理用品を落とした場合、手の届く範囲であれば、ゴム手袋などを付けて取り出しましょう。
奥に入ってしまい、手では届かない場合は自分で対処せず、業者へ対応を依頼してください。
固形物(スマートフォン・アクセサリーなど)

固形物を便器に落としてトイレがつまった場合は、いくら放置しても溶けないため、自然には直りません。
トイレに落としやすいものの例は、以下の通りです。
- スマートフォン
- アクセサリー
- おもちゃ
- タオル・ハンカチ
固形物が便器の奥に入ってしまった際に、棒やハンガーなどで自分で取ろうとするのは、止めてください。
固形物がさらに奥に押し込まれ、排水管を傷つけたり、破損して水漏れなどを引き起こす可能性があります。
被害を拡大させないためにも、手が届かない位置まで入ってしまった場合は、すぐに業者へ相談しましょう。
以下の記事では、固形物が原因のトイレつまりの修理を、業者に依頼した場合の料金相場を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
吸水性が高いもの(おむつ・生理用品など)
おむつや生理用品などの、吸水性が高いものを便器に落とした場合も、自然には直りません。
むしろ、時間が経つほど、水を吸って膨張するため、放置するのは逆効果です。
膨張を防ぐため、できるだけ早く取り除くことを推奨します。しかし、固形物と同じく、奥に入った場合はすぐに業者へ相談しましょう。
下記の記事では、届く範囲のおむつを、安全に取り出す方法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
尿石
長期間トイレ掃除や、高圧洗浄などをしていない場合、排水管などに尿石が溜まっていきます。
尿石が原因でトイレつまりが起きた場合は、自然には直りません。自分で対処するか、業者へ依頼して、尿石を除去する必要があります。
尿石が原因のトイレつまり解消法を確認したい方はこちら!

セーフリーWEB担当
自然に流れないときって、どんなものが原因になっているのでしょうか?
トイレつまりが起きたときにやってはいけない対処法

トイレつまりが起きたとき、やってはいけない対処法がいくつかあります。
たとえば、以下のような対処法はつまりを悪化させるおそれがあるため要注意です。
- 水で押し流そうとする
- 熱湯を流す
- 洗剤を混ぜて使う
それぞれの理由を紹介します。
水で押し流そうとする
トイレつまりを、水で無理に押し流そうとしてはいけません。
水の勢いで流し切ろうと考える方もいますが、これはつまりを悪化させるケースが多いです。
たとえば大量のトイレットペーパー等をつまらせている場合、無理に押し流そうとすると排水管の奥深くで引っかかり、自身で対処不可な状況になります。
これでは業者を呼ばなければ事態を解決できず、つまりの程度によっては排水管の調査や便器取り外しが必要で、修理費用も高額になります。
無理やり押し流そうとは考えず、取り除く方向で対処を進めてください。
熱湯を流す
トイレットペーパーなどのつまりは、お湯をかけることでほぐれて解消されやすくなります。
しかし、陶器製の便器に熱湯をかけてしまうと、ひび割れなどの破損リスクが高まるため危険です。
お湯を流す場合は、40℃~50℃程度に調節したぬるま湯を使用してください。
洗剤を混ぜて使う
つまりの原因を溶かす・ほぐすために洗剤を混ぜて使うのはNGです。
洗剤は水溶性の物質をほぐしたり、便器の汚れ除去には効果的ですが、混ぜ合わせると人体にとって有毒なガスが発生するおそれがあります。
たとえば、塩素系の漂白剤が酸性洗剤と混ざることで発生する塩素ガスは、吸入すると最悪の場合死に至る危険な気体です。
これらの組み合わせ以外でも、洗剤は混ぜて使うことを避けて、単体での使用時も十分に換気をしてから作業してください。

セーフリーWEB担当
焦るとついやってしまいそうですが、やってはいけないことってありますか?
自然解消を待てないときはラバーカップを使う
トイレつまりが自然に解消されるまで待てないときは、ラバーカップを使うことがおすすめです。ラバーカップとは、トイレのつまりを解消するための道具で、水圧を利用してつまりの原因を取り除きます。
ここでは、ラバーカップの使い方や注意点を解説するので、トイレつまりが自然に解消するまで待てないときに実践してみてください。
ラバーカップの使い方

ラバーカップでトイレつまりを解消するためにも、正しい使い方を確認しましょう。誤った使い方では十分に圧力をかけられずに、解消するまでに時間と労力がかかります。正しい使い方は、次のとおりです。
- 便器内の水位を排水口が浸かる程度にする
- ラバーカップのカップを排水口に密着させる
- ゆっくりとカップがへこむまで押し込む
- 勢いよく引き上げる
- 押し込みと引き上げを繰り返す
- 水が流れるか確認する
使用する際は、引き上げる動作に力を入れることがコツです。押し込むときに力を入れると、つまりの要因を奥へと押し込んでしまい、排水管内で再びつまる可能性があります。つまっているものを引き出すことを意識して使用しましょう。
ラバーカップ使用の注意点
ラバーカップを使用する際は、次の点に注意しましょう。
- 強すぎる力で押し込まない
- 固形物(トイレに流せない物)が原因の場合は使用しない
- 10回程度繰り返しても効果がなければ中止する
- 和式用と洋式用のラバーカップを使い分ける
- 作業中は便器周辺に汚水が飛散する
誤った使用方法では、便器に負荷がかかり破損や怪我につながるリスクがあります。また、固形物がつまりの原因のときに使用すると奥へ押し込んでしまい、取り出せなくなるので使用しないでください。
安全かつ効果的に使用するためには、適切な判断基準と力加減が重要といえるでしょう。加えて、ラバーカップの選び方から使い方まで詳細を確認したい方は、以下の記事をチェックしてみてください。

セーフリーWEB担当
ラバーカップを使うときに気をつけたいポイントはありますか?
ラバーカップがないときのトイレつまり解消法

ラバーカップがないときは、次の方法を試してみてください。
- お湯を流す
- 中性洗剤を使う
- 重曹とクエン酸を使う
身近なもので実践できるので、ラバーカップを買いに行く時間や手間を省きたい方におすすめです。ラバーカップのときと同様に、トイレに流せるものや水に溶けるものに対して効果的な方法なので、原因がわかっているときに活用してみてください。
お湯を流す

少量の水に流れるものが原因のトイレつまりは、自然に直る場合でも、直るまでに時間がかかります。
ここではお金をかけず、自然に直るまでの時間を短くするためのお湯を使った方法を試してみましょう。
45℃~60℃程度のお湯を用意し、以下の手順で行います。
- 便器の水を紙コップなどでできるだけ減らす
- お湯を少し高い位置からゆっくり注ぐ
- 1時間ほど放置する
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
熱湯を注ぐと、陶器製の便器がヒビ割れたり、破損するため、必ずぬるま湯を使用してください。
以下の記事では、自然に直るまでの時間をさらに短縮するための、食器用洗剤を使用した方法なども解説しています。
中性洗剤を使う

中性洗剤は、ラバーカップがないときに役立つアイテムです。トイレットペーパーや排泄物などの有機物を分解してふやかせるので、水に溶けやすくなります。お湯と組み合わせるとさらなる効果に期待できるので、次の手順で実践してみましょう。
- 便器内の水を可能な限り汲み出す
- 食器用洗剤を100ml程度便器に注ぐ
- 40~60℃のお湯をコップ1杯分ゆっくり注ぐ
- 30分程度放置する
- 水を流してつまりが解消したか確認する
お湯の量が多いと洗剤が薄まってしまいつまりを解消しにくくなるため、入れすぎに注意しましょう。また、放置しても改善されない場合には、バケツで押し流す方法も併用してみてください。
重曹とクエン酸を使う

重曹とクエン酸の化学反応を利用すれば、ラバーカップがないときでもトイレつまりを解消可能です。アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸を混ぜると、反応して炭酸ガスが発生するので、つまりの原因を分解する効果に期待できます。
下記の手順を参考にして、ぜひ試してみてください。
- 便器内の水位をできるだけ低くする
- 重曹を150g程度便器に入れる
- クエン酸を100g程度追加で入れる
- 炭酸ガスの泡立ちを確認したら30分ほど放置する
- 40~60℃のお湯をゆっくりと注ぐ
- さらに30分程度待つ
- 水を流してつまりが取れたか確認する
重曹とクエン酸を用いる方法では、炭酸ガスが発生するので必ず十分な換気をおこないましょう。また、重曹とクエン酸の量は便器のサイズに応じて調整できます。

セーフリーWEB担当
すっぽんが家にないときは、どう対処すればいいでしょうか?
トイレつまり解消を業者依頼するメリット

トイレつまりが自然に直らないときは、水道修理業者に相談しましょう。
トイレつまりなど頻繁に起こる水まわりトラブルへの対応実績が多く、自身で対処できないものも解決してくれます。
業者への依頼には以下のようなメリットもあるため、自然に直らない場合は早めの相談をおすすめします。
根本原因を突き止めて対処できる
専門業者に依頼すると、トイレつまりの表面的な解決のみではなく、根本的な原因を突き止めて対処できます。
たとえば、トイレットペーパーがつまりやすい場合では、つまりを解消したあとにトイレの水量や水勢に不足がないか確認し、不足していることが発覚すれば、適切に対処して根本的なつまりやすいトイレを改善できるでしょう。
素人では判断できない配管の劣化や設備不良まで、本質的な問題を専門機器と豊富な経験で診断し、再発防止も視野に入れた修理ができます。
短時間でつまりを解消できる
水道修理業者への依頼は、短時間でつまりを解消できる点もメリットです。
自身での応急処置は慣れていなければ手間がかかり、放置して直るのを待つ場合は時間も定かではありません。
業者の場合、対応エリアには最短30分程度で駆けつけてくれるケースもあり、つまりの原因次第では1時間〜2時間程度のスピード解決も可能です。
家族がいるためトイレを早く復旧したい、深夜に起きたトラブルを朝までに解決したい場合などは、短時間で解消できる業者依頼がおすすめです。
水漏れ・逆流などの二次被害を防げる
トイレつまりが起きたあとに発生しやすい水漏れや、逆流などの二次被害も業者に依頼すれば防止可能です。
プロの作業員は、作業前に設備全体の状態も確認し、潜在的なリスクを視野に入れたうえで最適な方法を選択します。
そのため、状況に応じた修理方法でトイレつまりを改善し、二次被害を起こさずに作業を完了可能です。
豊富な経験と専門知識があれば、想定外の事態に陥ることが少なく済み、危険な兆候があればすぐに察知して被害が発生する前に処理できます。
二次被害を防げる点は、業者に依頼する十分なメリットといえるので、自力での修理が不安な方はぜひ専門業者に依頼してみましょう。
トイレつまりの解消・修理にかかる費用

相場は安く見積もっても7,000円程度とされており、高圧洗浄や便器の取り外し作業などが加わると2万円以上かかることもあります。
依頼を検討するなら、費用相場を把握して適切な料金設定の業者を選びましょう。
つまり解消の作業料金
トイレつまりの修理にかかる料金の大部分は、作業料金です。トイレットペーパーや排泄物が原因の軽度なつまり除去であれば、5,000円程度で済みます。
しかし、専用の道具や作業量により2万円を超える場合もあるので、下記の費用相場を参考にして業者に依頼するか検討してみてください。
| 作業内容 | 料金相場 |
|---|---|
| 軽度のトイレのつまり除去 (紙つまりなど) |
5,000円〜 |
| トイレのつまり除去 (専門道具使用) |
7,000円〜 |
| 排水管の高圧洗浄 | 15,000円〜 |
| ワイヤーによる排水管の清掃 | 5,000円〜 |
| 薬剤による排水管の清掃 | 10,000円〜 |
| ファイバースコープによる排水管の調査 | 20,000円〜 |
| 便器着脱作業 | 10,000円〜 |
| 敷地内の排水桝清掃 | 1箇所2,000円〜 |
このように、作業内容に応じて費用は変わります。
つまりが重度なほど作業内容も複雑で費用は高くなるため、被害の悪化前にすぐ対処することが費用を抑えるポイントです。
見積もり費用や出張費などの諸経費
トイレつまりの修理費用を確認する際、漏れやすいのが諸経費です。作業料金のみを大々的に提示している業者も多く、あとから金額が違うと感じてしまうトラブルを避けるためにも、諸経費の種類と費用相場を確認しましょう。
| 内容 | 費用相場 |
|---|---|
| 基本料金 | 2,000円~5,000円 |
| 見積り料金 | 0円 |
| 予約のキャンセル料 | 見積り料金の0%〜100% (キャンセルの時期に応じて変動) |
| 出張費 | 0円~4,000円 |
| 早朝・深夜などの割増料金 | 0円〜10,000円 |
作業料金とは別に、基本料金として最低でも2,000円程度は加算されます。
また、業者により対応エリアを定めており、エリア外の修理となる場合は出張費がかかるので、なるべくエリア内の業者を選ぶことがおすすめです。
加えて、緊急事態で早朝や深夜に修理を依頼すると、割増料金が発生します。
緊急ではない場合は、日中に連絡して諸経費による費用を抑えましょう。
つまりを予防するトイレの正しい使い方

トイレつまりに悩まされないためには、正しくトイレを使って日々予防することも重要です。
以下の点を意識すれば、十分にトイレつまりの予防につながります。
- 流すときは「大」のレバーで流す
- 流せる製品は少量ずつ流す
- ペットボトルなど誤った節水をしない
- 定期的に掃除する
それぞれの予防方法について解説します。
流すときは「大」のレバーで流す
トイレットペーパーや排泄物は、水の勢いが弱いと排水管を流れ切らずに止まってしまい、つまるリスクがあります。とくにトイレットペーパーを使用している場合、「小」のレバーの水量では十分に流れきれない可能性が高いです。
参考までに、レバーの大・小に応じたトイレットペーパー・排泄物等を流せる距離の長さは以下の通りです。
| レバーの種類 | 流せる長さ |
|---|---|
| レバーの大 | 約5m |
| レバーの小 | 約2m |
つまりのリスクを軽減するために、トイレ使用後は「大」のレバーを引いて水を流してください。
流せる製品は少量ずつ流す
おしりふきやウェットシートはトイレに流せる製品もありますが、これらを流すときは少量ずつを心がけましょう。流せる製品だからといって、一度に大量に流してしまうと排水管を流れ切らずにつまりが起こります。
つまりを修理する手間を考えると、多少面倒に感じても少量ずつ流していくほうが結果的には得をします。
ペットボトルなど誤った節水をしない
節水方法として認知度の高い「タンク内にペットボトルを入れる」行為は、トイレの排水システムを妨げるので、実践している方はすぐにやめましょう。
トイレは大小のレバーでそれぞれ流水量が決まっており、「小」は4~6Lで「大」は6~8Lです。
しかし、タンク内にペットボトルが入っていると、タンク内の水量が規定量に満たなくなるため、流したときの水量も少なくなります。
とくに「大」で流したときに水量が少なくなりやすく、トイレがつまる原因となるでしょう。
節水は大切ですが、正しくレバーを使い分けるだけでも十分節水できるので、誤った方法では実践しないことがおすすめです。
定期的に掃除する
トイレは日々の汚れによるぬめりや、蓄積した尿石が原因で起こるケースもあります。
そのため、定期的に排水口を掃除したり、排水管まで届く薬剤等でメンテナンスを実施しましょう。
便器や便座は毎日軽く拭き掃除、そして週に1回程度は洗剤やブラシを使って隅々まで掃除するのがおすすめです。

セーフリーWEB担当
つまりを防ぐには、普段からどんなことに気をつけるといいでしょうか?
トイレつまりを早く解決したいときは専門業者へ相談!
トイレつまりの中には、放置すれば解消できるものもありますが、すぐにトイレを使えない点がデメリットです。
すぐにトイレを使いたいときは、迷わず専門業者に依頼しましょう。
トイレの専門業者を選ぶ際は、『水道修理のセーフリー』がおすすめです。業者ごとに口コミや料金を確認できるほか、比較する時間がない緊急事態のときも無料で相談できるコンシェルジュが在籍しています。
自宅のエリアや希望条件を加味して、最適な業者を提案してくれるので、トイレつまりを早く解決したいときに利用してみてください。
無料コンシェルジュに相談する
今週のNo.1 おすすめ優良業者!!
クラシアン


トイレつまりが自然に直らないときに関するよくある質問
-
トイレつまりはどんな条件なら自然に直りますか?
自然に直るのは、「水に溶けるものが原因」かつ「軽度のつまり」である場合です。
トイレットペーパーや排泄物などは時間とともに水に溶けていくため、しばらく待つと流れることがあります。
一方で、異臭が出ている・水位が上がりっぱなしといった症状がある場合は、自然解消は難しいでしょう。 -
自然に直るまでどのくらい放置すれば良いですか?
原因によって異なりますが、トイレットペーパーや排泄物なら30分〜1時間ほどが目安です。
「流せるおしりふき」など水に溶けにくい製品は、2〜3時間程度かかる場合もあります。
ただし、半日以上経っても改善がない場合は、他の原因(固形物や尿石など)を疑いましょう。 -
自然に直らないトイレつまりの原因は何ですか?
水に溶けないものが原因のつまりは、放置しても直りません。
代表的なのは、スマートフォン・おもちゃなどの固形物、吸水性の高いおむつや生理用品、尿石の蓄積です。
これらは時間が経つほど悪化しやすいため、自力での除去が難しいときはすぐに業者へ相談しましょう。 -
ラバーカップがない場合はどうすればいいですか?
ラバーカップがないときは、お湯・中性洗剤・重曹とクエン酸を使う方法があります。
45〜60℃のぬるま湯を注いで放置したり、洗剤でトイレットペーパーを柔らかくして流れやすくするのが効果的です。
ただし、熱湯を使うと便器が割れる恐れがあるため、温度には注意してください。 -
自然に直らない場合は、どんな業者に依頼すれば良いですか?
トイレつまりに特化した「水道修理業者」へ依頼するのが安心です。
配管内部まで点検し、原因を特定したうえで最短1〜2時間ほどで解消してくれるケースもあります。
『水道修理のセーフリー』などの比較サービスを使えば、口コミや料金を見ながら信頼できる業者を選べます。

地域からおすすめ業者を探す
| 北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島 |
| 首都圏 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 |
| 北陸・甲信越 | 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野 |
| 東海 | 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡 |
| 近畿 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
| 中国・四国 | 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
8問の設問に答えるだけ!
簡易水回りトラブル診断
30秒で、診断結果+料金相場がわかる!
シミュレーション結果
コンシェルジュに相談する
お見積りのご依頼ありがとうございます!
お急ぎの方はお電話でご相談ください。










































































































