2019.08.30
自分でできるトイレつまりの直し方ついて、以下の分類でそれぞれ分かりやすく解説します。
- 注いで放置するだけでOKな方法
- 道具を使った方法
また、トイレつまりの症状や原因によって直し方が異なるため、主な症状・原因と対応する直し方もお伝えします。
つまりでお困りの方は、現在の症状と照らし合わせてから対処しましょう。
トイレつまりを解消してもすぐに再発しては意味がないため、記事後半ではトイレつまりの予防方法までご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
この記事を監修した専門家
全国対応(一部地域を除く)で、100万件以上の修理対応実績がある水のトラブルサポートセンターにて、メンテナンススタッフとして活躍中。 暮らしの中で、誰かの役に立てる仕事に就きたいと考え、水道業界を志しました。 累計1,000件を超える修理対応を行っており、これからもお客様に喜んでいただけるようなサービスを目指し、日々技術を磨いています。
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この記事へのコメント
皆様、こんにちは!水のトラブルサポートセンターの吉村輝です。今回は、家庭で起こりがちなトイレのつまりに対処する方法をご紹介します。家にある道具を活用して問題を解決する方法や、いつ専門家に依頼すべきかについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
トイレつまりの症状
トイレつまりの主な症状には、下記があります。
トイレつまりと一言でいっても、その症状はさまざまです。症状に応じた適切な対処法を行わないと、つまりの症状が悪化する可能性があるため注意しましょう。
以下に、各つまり症状を引き起こす原因ついて解説するので、参考にしてください。
水を流した後に水位が高くなる
トイレの水を流した後に水位が高くなる場合は、排水口や排水管でつまりが発生している可能性が高いです。
水位が高くなった後、時間経過で通常の水位に戻る場合も注意してください。排水口や排水管の通り道が狭くなっていると予想されるため、放置すると遅かれ早かれ完全につまる可能性があります。
水位が高くなっても少しずつ低くなる場合は、つまりの症状としてはまだ軽度です。自分で直せる可能性があるので、早急に対処しましょう。
ただし、トイレのレバーを回して水を何度も流し、つまりの原因を押し流そうとするのはNGです。排水量が追い付かず、水が溢れる危険があります。
下記に自分でできるつまりの対処法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
水が流れにくい・流れが弱い
トイレの水を流したときに「水が流れにくい・流れが弱い」と感じる場合は、以下の原因が考えられます。
- 排水口または排水管のつまり
- トイレタンクの不具合
排水口または排水管のつまりの場合、スムーズに排水されないため流れが弱いと感じる場合があります。
タンクの不具合によって十分な水が溜まっていない場合、洗浄時の水の流れが弱いと感じるかもしれません。水量不足だと水の勢いが弱くなるので、必然的に排水も流れにくいと感じるでしょう。
問題がいずれにあるのかを判別するには、タンク内の水量を確認してみてください。水が水位線まで溜まっている場合、原因は排水口または排水管のつまりの可能性が高いです。水位線よりも水が少なければ、水量不足と考えられます。
下記では、トイレの流れが悪いときの対処法を解説しているので、あわせて参考にしてください。
異臭がする
トイレから異臭がするのも、つまりの症状の1つといえます。本来流されるべき排泄物が、排水口や排水管で詰まったまま、時間経過とともに腐敗したのが原因で発生した異臭であると考えられるためです。
また、汚れや尿石が排水口・排水管に蓄積しているかもしれません。汚れや尿石が蓄積すると、水の通り道をふさいでつまりを引き起こすだけでなく、雑菌が繁殖して異臭が発生する場合があります。
特に、トイレ特有のアンモニア臭が強い場合は、尿石の蓄積によるつまりの前兆なので注意しましょう。
ただし、トイレの異臭の原因はつまりとは限りません。下記の記事では、トイレの臭いの原因と対処法をイラスト付きで解説しているので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
便器内の水が減っている
実は、トイレつまりが原因で便器内の「封水」と呼ばれる水たまりが減る現象に、以下の2つがあります。
- 毛細管現象
- サイフォン現象
毛細管現象は、下記のイラストのように排水口と排水管の境でトイレットペーパーなどがつまり、封水を吸い上げてしまう現象です。
また、完全につまってはいなくても、排水管の通気が悪いと、水位が一時的に排水管よりも高くなるときがあります。
水位が排水管よりも高くなると、下記イラストのように排水時に本来留まるはずの封水も引き込まれ、便器内の水が減る場合があり、これを「サイフォン現象」と呼びます。
ただし、便器内の水が減るのはつまりが原因とは限りません。下記の記事では、トイレの水が減る原因と対処法を、動画でも解説しているのでぜひあわせてご覧ください。
ゴボゴボと異音がする
トイレの水を流した際、ちゃんと流れてはいても「ゴボゴボ」と異音がした場合は、排水管のつまりの予兆である場合があるので注意が必要です。
「ゴボゴボ」という異音は、つまりが原因で溜まっていた空気が移動するために発生している可能性があります。ただし、空気を取り込みながら流れているため、完全につまってはいません。
トイレを使用し続けていて異音がしなくなれば大きな問題はありませんが、流れが悪くなったり、水位が上がることがあれば、排水管のつまりが酷くなっている可能性が高いため、早めに対処しましょう。
トイレでは、「ゴボゴボ」以外にも異音がするケースがあります。下記の記事では、トイレで発生しやすい異音の種類や原因、対処法まで解説しているので、あわせてチェックしましょう。
他の水回りでも水が流れない
トイレ以外の水回りでも水が流れない場合は、「排水桝(汚水桝)」がつまっている可能性が高いです。
下記のイラストを見ると分かる通り、「排水桝(汚水桝)」はトイレやお風呂、キッチンなどの生活排水が集積する場所です。
各水回りの排水管は「排水桝(汚水桝)」に繋がっているため、「排水桝(汚水桝)」が詰まると、全ての水回りで水が流れなくなります。
「排水桝(汚水桝)」が詰まる主な原因は、以下の通りです。
- 汚れが溜まっている
- 土砂やゴミが流れ込んだ
- 木の根が入り込んだ
- 大量の雨水が入り込んだ
以下の記事では、「排水桝(汚水桝)」のつまりを自分で直せるケースと、業者に依頼すべきケースを紹介しています。トイレ以外の水回りでもつまりが起きている場合は、下記を参考に対処しましょう。
トイレつまりの原因
トイレつまりの主な原因と、自分で直せるかどうかを下記の表にまとめたので、参考にしてください。
トイレつまりの原因 | 自分で直せるか |
---|---|
トイレに流せるもの (排泄物・トイレットペーパー・水に流せる製品) |
○ ※ただし、重度だと直せない |
トイレに流してはいけないもの (スマホ・タオル・アクセサリーなど) |
× |
水量不足 | △ ※水量不足の原因による |
汚れや尿石 | ○ ※ただし、重度だと直せない |
トイレつまりの各原因について、下記に詳しく解説するので参考にしてください。
トイレに流して良いものを大量に流した
トイレに流して良いものは、以下の通りです。
- トイレットペーパー
- 排泄物
- 水に流せる製品
ただし、上記のトイレに流して良いものであっても、一度に大量に流すと、便器内の排水路のカーブ部分でつまる場合があるので注意してください。
トイレは下記イラストの通り、構造上いくつかあるカーブが特につまりやすくなっていて、特につまりやすいのが排水口から上り坂になっている「せき」と呼ばれる箇所です。
トイレに流しても良いものが原因で起きたつまりは、自分で直せる可能性が高いです。いくつか方法はありますが、例えば「ぬるま湯を注いで30分ほど放置」するだけで直る場合もあります。
排泄物・トイレットペーパー
トイレに流しても良いのは、基本的にトイレットペーパーと排泄物のみです。ただし、一度に大量に流すとつまる可能性が高いため、下記表を目安にしましょう。
レバーの大 | 約10mのシングルのトイレットペーパーと約250gの大便 |
レバーの小 | 約3mのシングルのトイレットペーパーと小便 |
上記の数値は、TOTOが公表している想定量です。ダブルのトイレットペーパーの場合は、上記表の半分の長さを目安にしてください。
お腹の調子が悪く、流す量が多くなりそうな場合は、複数回に分けて流しましょう。トイレットペーパーが原因のつまりは、下記記事で解説している対処法で直せる可能性が高いのでぜひご覧ください。
また、以下では大便が原因のトイレつまりを、家にあるもので直す方法をご紹介しています。
トイレに流せる製品
下記の「トイレに流せる」と謳われている製品であっても、一度に大量に流すとつまりやすいので注意してください。
- トイレに流せるティッシュペーパー
- トイレに流せるお掃除シート
- トイレに流せる猫砂
特に猫砂は、猫の毛や排泄物が付着して、砂が溶けるのを阻害してつまりやすいので要注意です。
つまり予防の観点からは、「トイレに流せる製品」であってもトイレには流さずに、燃えるごみとして処分されるのをおすすめします。
なお、猫砂でトイレつまりが起きたときは、トイレに塩を入れるとつまりが解消される場合があります。
下記の記事で、猫砂が原因のトイレつまりを解消するための塩の量や、なぜ塩でつまりが解消されるのかなどを分かりやすく解説しています。猫を飼われている方はぜひ一度ご覧ください。
トイレに流してはいけないものを流した
- ティッシュペーパー
- おむつ・生理用品
- 嘔吐物・食べ残し
- 固形物
上記を流してしまいトイレつまりが起きた場合、自分で直すのは困難です。時間が経つほど事態が悪化するので、深夜・早朝であっても、24時間対応のトイレつまり修理業者へすぐに相談しましょう。
下記の記事で、口コミでも評判の「24時間対応の安心して依頼できるトイレつまり修理業者」と、業者を選ぶときのポイントを紹介しているので、業者選びの参考にしてください。
ティッシュペーパーや嘔吐物は、トイレに流しても良いものだと勘違いされている方もいるでしょう。上記のものをなぜトイレに流してはいけないのかなど、以下で詳しく解説します。
ティッシュペーパー
トイレットペーパーを切らしたときなどに、代替品としてティッシュペーパーを使われる人もいるでしょう。
しかし、ティッシュペーパーはトイレットペーパーと異なり、水に溶けないため、トイレに流すとつまりの原因になります。
どうしてもティッシュペーパーを使わざるをえない場合は、トイレに流さず、燃えるごみとして処分するのが安全です。
ティッシュペーパーをトイレにつまらせてしまった際は、下記の記事を参考にしてください。自分でできる対処法を、イラスト付きで解説しています。
おむつ・生理用品
おむつや生理用品をトイレに流すのは絶対にやめましょう。おむつや生理用品は吸水性が高く、排水管の中で水を吸って膨張し、高確率でつまります。
おむつや生理用品をトイレに落としてしまった場合は、目に見えて手の届く範囲に留まっているのであれば、ゴム手袋などを付けてすぐに取り出しましょう。目の届かないところまで流れてしまったときは、業者に相談してください。
以下の記事では、トイレにおむつを流してしまったときのNG行動も紹介しているので、事前に目を通しておきましょう。
同様に、以下の記事では生理用品を流したときのNG行動を紹介しています。業者に修理を依頼した場合の費用相場も解説しているので、ぜひチェックしてみてください。
嘔吐物や食べ残し
食べ残しをトイレに流す人はそれほどいないと思いますが、子どもが嫌いな食べ物を隠れてトイレに流すケースがあるので気をつけましょう。
下記の記事では、トイレに食べ物を流してしまったときの対処法を解説しているので、小さいお子さまがいる方などは、念のため目を通しておくと良いかもしれません。
固形物
- スマホ
- タオル・ハンカチ
- マスク
- 文房具
- アクセサリー
固形物は水に溶けないため、トイレに流してしまうと高確率でつまります。落としたことに気づき、手やマジックハンドなどで届く範囲にある場合は、すぐに取り出しましょう。
落としたのに気づかずに流してしまい、つまりが起きた場合は業者に相談しましょう。便器を取り外さなくてはいけないケースもあり、自分で対処するのは困難です。
下記の記事では、固形物を落とさないための予防策や、流してしまったときのNG行動を解説しているので、目を通しておきましょう。
便器に流れる水が不足している
洗浄時の便器に流れる水が不足していると、トイレットペーパーや排泄物であっても、流しきれずにつまる可能性があります。便器に流れる水が不足する主な原因は、以下の通りです。
- 節水対策をしている
- タンク内の部品に不具合が起きている
- 大便をレバーの小で流している
節水対策やタンク内の部品の不具合で、タンク内の水量が不足していると、洗浄時の水が不足し詰まりやすいので注意しましょう。
下記の記事では、トイレの流れが弱いときに、タンク内のどこをチェックすればよいかなども解説しているので、参考にしてください。
なお、水量不足でトイレットペーパーや排泄物がつまった場合、自分で水を便器に注ぐと流せる場合があります。
尿石や汚れが溜まっている
掃除不足で便器の排水口や、トイレの排水管に尿石や汚れが溜まっていると通り道が狭くなり、つまりやすいので要注意です。
常にアンモニア臭がする場合は、尿石が蓄積している可能性が高いです。下記の記事で、市販の薬剤を使って尿石を除去する方法を解説しているので、試してみてください。
なお、尿石や汚れが原因で起きた軽度のトイレつまりは、ラバーカップ(スッポン)を使って自分で直せる可能性が高いです。
トイレつまりを直す前の準備
トイレつまりを自分で直す前の準備についてお伝えするので、参考にしてください。まず、全ての直し方で共通して使用する、以下のものを用意しましょう。
- ゴム手袋
- 雑巾
- バケツ
- 大きめのビニールシート
- ガムテープまたは養生テープ
上記を用意したら、つまり解消の作業をする前に、以下の順で事前準備を行ってください。
それぞれについて、下記に分かりやすく解説するので、目を通してから行いましょう。
電源プラグを抜く
温水洗浄便座(ウォシュレット)を取り付けていてトイレつまりが起きた際は、できるだけ早く電源プラグを抜いてください。
つまり解消の作業中に濡れた手で誤ってコンセントに触れてしまうと、感電する恐れがあります。また、つまりで溢れた水が差さったままのコンセントにかかると、火災の恐れもあり大変危険です。
止水栓を時計回りで閉める
つまり解消の作業中に誤って水を流さないよう、作業前にトイレの止水栓を閉めておきましょう。止水栓は下記イラストの通り、トイレの床または壁に設置されています。
また、止水栓には下記の3種類があり、いずれも時計回りに回すと閉まります。
ハンドルタイプは、手で回して閉めます。内ネジタイプと外ネジタイプ(ドライバー型)は、くぼみにマイナスドライバーまたは開閉工具を差し込んで回しましょう。
トイレの止水栓が固くて回らないときは、以下の記事で解説している対処法をお試しください。
養生する
トイレつまりで汚水や排泄物が溢れたり、つまりを直す作業中に飛び散る可能性があるため、トイレの床を新聞紙やビニール袋で養生しておきましょう。
新聞紙やビニール袋を床に敷きつめたら、ズレないようガムテープまたは養生テープでとめておきます。また、便器と壁が近い場合は床だけでなく、壁にも新聞紙やビニール袋を貼って養生しておくと安心です。
水をくみ出す
便器内の水位が高いままつまり解消の作業を行うと、水が溢れたり、つまりを直す効果が薄れる場合があります。作業前に水をくみ出して、水位を通常時程度まで減らしておきましょう。
便器内の水をくみ出すには、以下の道具がおすすめです。
- 紙コップ
- 給油ポンプ
ゴム手袋を着けて紙コップを便器に入れ、水をすくってバケツなどに移せば水位を減らせます。
給油ポンプは灯油を移す際に使う道具で、以下の通り使用すると簡単に水をくみ出せます。
- 2つある管の片方を便器に入れる
- もう片方の管をバケツに入れる
- ポンプを手で押す
給油ポンプは100円ショップでも売っているので、使い捨てと割り切って使うと良いでしょう。
トイレつまりの直し方【注げばOK】
便器に注いで待つだけでトイレつまりを直せる方法について、紹介します。便器に注ぐものには、下記があります。
それぞれ具体的なやり方を以下に解説するので、参考にしてください。
水を便器の中心に向かって流す
- バケツ一杯に水を用意する
- 腰くらいの高さから便器の排水口へ水を注ぐ
- レバーを回して水を流す
水量と水の勢いでつまりの原因を押し流すのが目的のため、水は少し高い位置から一気に注ぎます。便器内の汚水が飛び散る可能性があるため、汚れてもよい格好で行うのと安心です。
水が溢れそうになったら、水位が下がるのを待ちましょう。自然に水位が下がらない場合は、事前準備の際と同じように水をくみ出してから再度水を注ぎます。
水を注ぐと一時的に水位は上がりますが、すぐに下がればつまりは解消されています。最後にレバーを回して、問題なく水が流れるかを確認しましょう。
45℃程度のお湯を便器に注ぐ
水よりもお湯の方が、つまりの原因が溶けてトイレつまりが解消されやすいのでおすすめです。以下の手順で、便器にお湯を注いでください。
- バケツに45℃前後のお湯を溜める
- 腰ほどの高さから便器にお湯をゆっくり注ぐ
- 30分ほど放置する
- バケツなどで水を注いで流れるか確認する
- レバーを回して水を流す
トイレつまりが直ったかを確認する際、いきなりレバーを回して水を流すのはやめましょう。つまりが解消されていない場合に、水が溢れる可能性があるためです。
また、便器がヒビ割れたり破損する恐れがあるので、熱湯を注ぐのはNGです。45℃前後のぬるま湯を用意しましょう。
以下の記事で、トイレつまりを直すための45℃前後のぬるま湯を簡単に作る方法も紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
食器用洗剤を便器に流す
お湯と食器用洗剤でつまりの原因が溶け、トイレつまりが解消される場合があります。以下の手順で、便器にお湯と食器用洗剤を注ぎましょう。
- バケツに50℃~60℃のお湯を溜める
- 食器用洗剤を約100ml便器に注ぐ
- お湯をゆっくり注ぎ、20分~30分放置する
- バケツで水をゆっくり注ぎ流れるか確認する
- レバーを回して水を流す
便器内の水位が高いと洗剤の効果が薄れるため、通常時程度の水位まで水をくみ出してから投入しましょう。
また、洗剤の成分には複数の種類があり、それぞれ効果的なつまりの原因が異なります。食器用洗剤は中性のものが多く、トイレットペーパーや排泄物が原因の、軽度のつまりに有効です。
以下の記事では、成分別に有効なトイレつまりを紹介しているので、ぜひあわせてご覧ください。
ハイターを便器に流す
トイレつまりの原因が排泄物の場合は、アルカリ性のハイターを便器に注ぐのが有効です。ハイターでトイレつまりを直す際は、下記の手順で行いましょう。
- キャップ2杯分のハイターを便器に注ぐ
- 10分~30分放置する
- バケツで水をゆっくり注いで流す
- レバーを回して水を流す
ハイターを使用する際は、肌荒れを防ぐためにゴム手袋を着用すると良いでしょう。また、ハイターは酸性の洗剤と混ざると有毒な塩素ガスが発生するため、絶対に一緒に使用しないでください。
以下の記事では、トイレつまりをハイターで直す方法を実演している動画も掲載しているので、一度ご覧いただいてから行うのがおすすめです。
重曹・クエン酸(お酢)を入れる
重曹とクエン酸(お酢)を入れると化学反応で発泡し、泡と熱でつまりの原因が溶けて、」トイレつまりが直る場合があります。必要な分量は下記の通りです。
- 重曹:カップ1/4(50ml)
- クエン酸(お酢):カップ1/2(100ml)
下記の手順で便器に入れます。
- トイレの窓を開けて換気扇を回し、換気する
- 重曹とクエン酸(お酢)を便器に入れる
- 便器の半分ほどまで45℃前後のお湯を注ぐ
- 20分~30分放置する
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
泡が発生するため、投入前に便器内の水を減らしておかないと、溢れる恐れがあるので注意してください。
下記の記事では、重曹がないときの代用品などもご紹介しています。
以下で、重曹とクエン酸(お酢)を便器に入れるとどうなるかを、動画でも確認いただけます。
サンポールを入れる
サンポールは尿石除去に特化した薬剤のため、便器に入れると尿石が原因のトイレつまりを解消できる可能性が高いです。以下の手順で便器に入れましょう。
- 便器に50ml~100mlほど入れる
- 約15分放置する
- 水をゆっくり注ぎ、流れるか確認する
サンポールはワンプッシュで約10ml出るので、5~10回押してください。
サンポールは酸性のため、塩素系の洗剤と混ざると、有毒の塩素ガスが発生するので注意しましょう。また、便座など、便器以外にかかった際はすぐに拭き取り、よく水拭きしてください。
下記では、男性用小便器のつまりをサンポールで解消する方法も紹介しています。
以下では、取り扱いに注意は必要ですが、サンポールより強力なデオライトLなどでトイレつまりを直す方法も解説しています。

セーフリーWEB担当
家にある道具を使ってトイレのつまりを直す方法はどういったものがありますか?
家庭でよくある食器用洗剤やハイター、重曹とお酢を使うことでトイレつまりを解決できる可能性があります。また、45℃前後のお湯を流したり、水を勢いよく流したりする方法も有効です。
>水のトラブルサポートセンターを見てみる
トイレつまりの直し方【道具を使用】
トイレつまりの解消に効果がある道具は、以下の3つです。
それぞれを使った直し方を、下記に分かりやすく解説するのでぜひご覧ください。
ラバーカップ(スッポン)を使う
ラバーカップ(スッポン)は、柄の先端にゴム製のカップが付いた道具です。上のように3種類があるため、つまりを直したいトイレに合ったものを使用しましょう。
ラバーカップは500円~2,500円でホームセンターなどで購入できます。
ラバーカップでトイレつまりを直す手順は、下記の通りです。
- 便器の水位を調整する
- 便器の排水口に隙間がないようカップをあてる
- カップを押し込み、勢いよく引く
- ゴボゴボと音がするまで押し引きを繰り返す
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
水位は、カップが浸る程度になるよう調整しておきます。
また、ラバーカップを引くときに汚水が飛び散る可能性があるので、養生しておくと良いでしょう。以下の記事では、ラバーカップを使うときの養生のやり方も詳しく解説しています。
真空式パイプクリーナーを使う
真空式パイプクリーナーは、ラバーカップよりも強い圧力を簡単に加えられる道具です。価格は1,000円~2,000円で、ネット通販などで売られています。
真空式パイプクリーナーでトイレつまり直す方法は、下記を参考にしてください。
- 便器の水位を調整する
- 便器の水たまりにカップを密着させる
- ハンドルを引いて押す
- ゴボゴボと音がするまで押し引きを繰り返す
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
カップが浸る程度に水位を調整したうえで、ハンドルを押し込んだままカップを便器の水たまりに密着させてください。
カップのサイズは複数あり、便器の排水口に合うものでないと、つまりが解消できないので要注意です。
下記で、ハンドルを押し引きするコツをイラスト付きで解説しているので、あわせてご覧ください。
ペットボトルを代用する
ラバーカップも真空式パイプクリーナーも持っていない場合は、500mlのペットボトルで代用できます。トイレつまりを直すには、底が丸いタイプのペットボトルがおすすめです。
事前準備として、ペットボトルを底から4cm程の位置でカットしてください。底側は使用しないため、捨てて構いません。カットしたら、以下の手順でトイレつまりを直します。
- 便器の水量を調整する
- ペットボトルの下側を便器の排水口に入れる
- ペットボトルを上下に動かす
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
便器の水量を、通常時と同じくらいに調整してから行ってください。
ただし、ペットボトルを使う方法は便器を傷つける恐れがあるため、「道具がないが、どうしてもすぐにトイレつまりを直したい」など、よほどの事情がない限りおすすめはしません。
高圧洗浄機を使う
高圧洗浄機は、つまりの原因を押し流して高確率でつまりを解消します。高圧洗浄機はホームセンターやネット通販で、1万円~3万円ほどでも購入できます。
高圧洗浄機は水の跳ね返りが激しいため、必ず便器をビニール袋で養生してから下記の手順で使用しましょう。
- ビニール袋に高圧洗浄機のホースを差し込む
- ホースから水を放出する
- 水を少しずつ流して流れるか確認する
ホースは便器の曲がり角まで差し込む必要があるので、先端が曲がるタイプを選ぶのがおすすめです。下記では、高圧洗浄機を使用する際の便器の養生の仕方や、ホースの差し込み方なども詳しく解説しています。
また以下では、トイレつまり解消に有効な道具の使い方や注意点を、分かりやすい動画でもご覧いただけます。
トイレつまりにはおすすめしない道具
下記の道具でトイレつまりを直そうとするのは、おすすめしません。
- ラップ
- ビニール袋
- ワイヤーブラシ
- 針金ハンガー
- ペットボトル
ラップとビニール袋は、作業中に誤ってトイレに流してしまい、余計につまりを悪化させてしまうリスクがあります。他の3つは、便器や排水管を傷つける恐れがあるため、おすすめしません。
下記の記事では、上記のおすすめしない道具でトイレつまりを直す方法も解説しています。どうしても他に道具がなく、早急につまりを直したい場合は、参考にしてください。

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どんな道具を用意すれば良いですか?
トイレのつまりを解消するためには、スッポン(ラバーカップ)や真空式パイプクリーナー、高圧洗浄機などが有効です。これらは市販されており、特にスッポンはほとんどの家庭に1つはある道具です。準備しておくと、突然のトイレのトラブルにも対応できます。
>水のトラブルサポートセンターを見てみる
トイレつまりを直すときの注意点
トイレつまりが起きたときの注意点は、下記の通りです。
各注意点の詳細について、下記に解説するので必ずチェックしてください。
放置はしない
つまりで水位が一時的に上がっても、しばらく経つと自然に下がるからといって、放置するのはやめましょう。
水位が自然に下がるのは、完全にはつまっていないためですが、放置すれば悪化して完全につまる可能性が高いです。
特に、以下のものが原因のつまりの場合、時間経過とともに膨張するため、放置すると事態は確実に悪化します。
- おむつ
- 生理用品
- 猫砂
上記以外のものであっても、固形物をつまらせた場合、放置して状況が改善するケースはほぼありません。放置して症状が悪くなるほど、修理費は高くなるため、できるだけ早く業者へ相談しましょう。
また、水溶性のものでも、放置して重度なつまりになった場合、自分で解消するのは非常に困難になります。自分ですぐに対処するか、業者へ相談するのが安全です。
水に流せるものが原因なら放置で直る場合もある
以下の水に流せるものが原因なら、放置で直る場合もあります。
- トイレットペーパー
- 排泄物
- 水に流せる製品
放置時間の目安は、トイレットペーパー・排泄物が30分から1時間ほど、水に流せるペット砂やお掃除シートが2〜3時間程度です。
ただし、水に流せるものが原因でも、大量につまらせた場合は放置で直る可能性が低いので注意しましょう。
下記の記事では、水に流せるものが原因のトイレつまりが自然に直る時間を短縮する方法なども紹介しているので、放置で直るか試したい方は参考にしてください。
トイレつまりの原因が何か特定する
トイレつまりは、原因によって直し方が異なるため、まずは原因の特定をしましょう。原因が何かを特定せずに対処すると、つまりが悪化する可能性があり危険です。
具体例を挙げると、トイレつまりを直そうとラバーカップを使用した際、つまりの原因が固形物だった場合、さらに奥につまって症状が酷くなります。
つまりを悪化させてから業者に相談すると、修理時間が通常よりも長くかかったり、費用も高額になりがちです。トイレつまりの原因が何か分からない場合は、無理に自分で対処せずに、業者へ相談しましょう。
下記の記事で、トイレつまりの主な原因や、自分で直すか業者へ依頼すべきかの判断する基準を解説しているので、こちらもチェックしてみてください。
洗剤・薬剤は正しく使う
洗剤や薬剤を使用する際は、大前提として用法・用量を必ず守りましょう。用法・用量を守らず使用すると、下記の恐れがあります。
- つまりが直らない
- トイレが変形・変色する
- 人体や環境に悪影響を与える
中には「混ぜるな危険」の表記がある洗剤や薬剤もあります。その洗剤・薬剤と一緒に使うと有毒ガスが発生する組み合わせが載っているので、必ずチェックし、絶対に混ぜないよう注意しましょう。
強引に直そうとしない
正しいやり方をしてもトイレつまりが直らないからといって、強引に直そうとするのはやめましょう。強引な直し方とは、下記を指します。
- 道具を便器の奥に突っ込む
- 洗剤・薬剤を用量以上に使う
- トイレつまり解消に適していない道具を使う
上記のように強引に直そうとすると、下記のトラブルが発生する恐れがあります。
- 便器の破損・変色・変形
- 人体・環境への悪影響
- 排水管の破損による水漏れ
強引に直そうとした結果、より酷い状態になるケースはよくあります。つまりを直そうとした結果、水漏れも併発してしまっては本末転倒です。
自分で対処してみてもトイレつまりが直らなかったときは、業者へ相談しましょう。
トイレつまりを防ぐ方法
トイレつまりを予防するにはまず、以下を守りましょう。
- トイレットペーパーと排泄物以外は流さない
- 一度に大量に流さない
上記を守ったうえで、さらに万全を期すために、下記を行いましょう。
それぞれのポイントなどについて、以下に解説するのでぜひチェックしてください。
「大」「小」を使い分ける
トイレの洗浄時の水量は、レバーの大と小で異なります。当然、それぞれで流せる想定量が異なり、レバーの小で大便を流すのは想定されていません。
大便をレバーの小で流すと、水量不足で流しきれずつまりの原因となります。大便を流す際は、必ずレバーの大を使いましょう。
節水対策はしない
レバーの大小を適切に使い分けていても、トイレタンク内に十分な水がたまっていなければ、本来の水量で流せず、つまりの原因となります。
節水のためにトイレタンク内にペットボトルを入れてかさ増しするケースがありますが、絶対にやめましょう。
洗浄時に適切な水量で流せないため、つまりを引き起こしやすくなります。また、タンク内のパーツの動きを阻害し、故障の原因にもなります。
節水トイレは、通常のトイレよりもつまりやすいといわれるため、使用されている場合はさらに気をつけてつまり予防に取り組みましょう。
以下の記事で、節水トイレがつまりやすいといわれる理由や、日頃から注意すべきポイントを紹介しています。節水トイレを使用されている方は、ぜひご一読ください。
余分なものをトイレに持ち込まない
便器に落ちる可能性があるため、トイレ内に置物や漫画などを置かないようにしましょう。
また、スマホや文房具など、余分なものをトイレに持ち込むと便器に落とす可能性があります。できるだけ持ち込まないようにしましょう。
どうしても持ち込まざるをえないときは、バッグやファスナー付きのポケットにしまうなど、落とさないための対策を行ってください。
トイレはこまめに掃除する
トイレ掃除の頻度が少ないと、汚れや尿石が便器の排水口・排水管に蓄積し、トイレットペーパーや排泄物の通れる幅が狭くなり、つまりの原因になります。
できれば、1週間に一度程度はトイレ掃除をするのが理想です。掃除の頻度が上がれば、つまりの予防効果が高まるだけでなく、1回の掃除時間も短く済みます。
下記の記事で、トイレ掃除のやり方の基本や、毎日できる簡単なトイレ掃除のやり方も紹介しているので、ぜひ真似してみてください。
トイレつまりの修理を業者に頼む基準
以下に該当するトイレつまりが起きたときは、トイレつまり修理業者へ修理を依頼しましょう。
- つまったものが見えない
- 自分で対処しても直らない
- つまりの原因が分からない
自分で対処しても直らないトイレつまりは、重度なつまり、または外にある排水桝が原因の可能性があります。自分で直すのは困難なため、業者に任せましょう。
業者に依頼したことがなく、不安な場合は、下記の記事を参考にしてください。業者に依頼する際の流れや手続きを、詳しく解説しています。

セーフリーWEB担当
トイレのつまり解消を業者に依頼する基準は何ですか?
トイレのつまりが頻繁に起こる場合や、自力で解決できない深刻なつまりがある時は業者に依頼するべきです。また、配管自体が古く、破損している可能性がある場合もプロの技術が必要になります。固形物が奥につまているときも、業者への依頼を検討しましょう。
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トイレつまりの修理業者を迷わず選ぶコツ
トイレつまり修理業者は数多くいますが、下記を押さえて選ぶと迷わずに済みます。
- 水道局指定業者から選ぶ
- 口コミで評価の高い業者から選ぶ
- 上記2点を満たす業者で相見積もりを取る
水道局指定業者は、水道法に定められた基準を満たし、地域の水道局に認定された水道修理業者です。一定水準以上の知識と技術があるので、安心してトイレつまりの修理を任せられます。
下記の記事では、水道局指定工事店につまり修理を頼むべき理由について、さらに詳しく解説しています。
水道局指定業者かつ、口コミで評判の業者も複数いるので、最終的には3社ほど相見積もりを取って決めるのがおすすめです。
また、アフターサービスの有無を確認するなど、さらに絞り込むポイントについても下記の記事で紹介しています。
トイレつまりが直らずお困りなら
自分で対処してもトイレつまりが直らずお困りの場合は、業者に相談しましょう。つまりの症状が軽度なうちに依頼すれば、1万円未満で済む場合もあります。
時間が経つほどつまりが酷くなり、修理費用は高くなる傾向が強いため、自分では直せないと判断したら、早めに業者へ相談しましょう。
下記の記事では、トイレつまりの症状別の修理料金の相場を掲載しているので、あわせてチェックしてください。
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トイレつまりを直す方法に関する質問
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どの道具を用意すれば簡単にトイレつまりを直せますか?
ラバーカップ(トイレのすっぽん)が一般的で、効果的にトイレつまりを解消できます。いろいろな店舗で販売されており、安易に用意できます。
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流せないものがつまっている場合はどうすればいいですか?
おむつや生理用品、スマホやペンなどの固形物がつまりの原因の場合は、ゴム手袋やビニール袋などを使用して手で取り出してください。トイレの奥につまっていなければ、すぐ取り出すことでつまりを早期に解消できます。
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どうしてもトイレつまりが直らない場合はどうすればいいですか?
自分で対処しても、トイレつまりが直らない場合は、すぐに水道修理業者へ相談してください。
それ以上、無理に自分で何とかしようとすると、さらに被害が酷くなる危険性があります。
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トイレつまりの予防方法を教えてください。
すぐにできるトイレつまりの予防方法は、以下の5つです。
- 「大」「小」を使い分ける
- 節水対策はしない
- 余分なものをトイレに持ち込まない
- トイレはこまめに掃除する
スマートフォンもトイレに落としやすいものの代表なので、トイレに入るときはできるだけ持ち込まないようにしましょう。
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専門業者に依頼した場合の修理費用の相場について教えてください。
トイレつまりの原因にもよりますが、軽度なつまりであれば、相場は5,000円~8,000円ほどです。重度の場合は、便器交換で30,000円以上かかるケースもあります。
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トイレつまりを直す道具がないときはどうすればよいですか?
水やお湯を流し、トイレつまりが直る場合もあるので、試してみましょう。また、もし食器用洗剤やハイターがあれば、トイレつまり解消に役立ちます。
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