2022.11.02 2022.12.26
トイレのドアの修理方法や修理費用の相場について解説します。
トイレのドアの修理は、ドアノブ・ドアクローザー・蝶番の不具合であれば、自分で修理を行うことも可能です。
また、トイレのドア自体の交換を自分で行うこともできますが、作業工程が多いので、修理業者に依頼することをおすすめします。
あわせて、トイレのドアを業者に修理依頼した際の費用も解説するので、参考にしてみてください。
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記事の内容
トイレのドア修理は自分でできる?
トイレのドアの修理は自分で行うことも可能ですが、基本的に修理業者に依頼するのをおすすめします。
例えば、トイレのドア自体の修理交換を行う場合、以下のような作業工程をこなさなければなりません。
- トイレのドアサイズの計測
- 蝶板の取り付け
- ドアノブの取り付け など
また、トイレのドアは非常に重く、一人で交換作業を行うのは怪我のリスクも懸念されます。そのため、修理作業に自信がない場合は、修理業者に依頼したほうがよいでしょう。
トイレのドアでよくある不具合と修理方法
トイレのドア自体の交換は難易度が高いですが、以下のような修理であれば比較的簡単に行えます。
- トイレのドアノブ
- トイレのドアクローザー
- トイレのドアの蝶番
上記の部位の不具合は起こりやすいので、自分で修理にチャレンジしてみるのもよいでしょう。
各部位の不具合と修理方法は、以下の通りです。
トイレのドアノブの修理方法
トイレのドアノブの修理方法は、不具合箇所によって以下の通りとなっています。
トイレのドアノブに緩みがある
トイレのドアノブに緩みがある場合、単純にネジの緩みが原因だと考えられます。トイレのドアノブ自体の交換が必要なわけではありませんので、簡単に修理が可能です。
- ドアノブ側面または下部のネジを一旦緩める
- ドアノブをドアの両サイドから押さえつけ、ネジを締め直す
ネジは基本的にプラスドライバーで締め直せますが、トイレのドアノブによっては六角レンチが必要な場合もあります。
トイレのドアラッチが緩んでいる
トイレのドアラッチは開閉の役割を担う部位なので、長期間使用していると緩んでドアの開閉に不具合が起こります。
原因はネジの緩みであることが多いので、比較的簡単に修理が可能です。
- ドアフロントのネジを時計回りに締め直す
- 動作確認をして完了
トイレのドアラッチのネジは、締めすぎると動作が固くなってしまうので、動作確認をして調節しましょう。
トイレのドアノブが下がっている
レバーハンドルタイプのドアノブで起こる不具合で、トイレのドアノブが下がって水平に戻らなくなります。
原因は
- レバー側のバネの破損
- ラッチの破損
が考えられ、放置しているとトイレのドアが開かなくなる場合もある不具合です。ネジの閉め直しで修理できるケースが多いので、早めに修理しましょう。
また、ネジを締め直して直らない場合は、一度ドアノブを外し、水平にしてから固定ネジを締めれば直る場合があります。
ただし、それでも直らない場合は、トイレのドアノブの交換が必要です。
トイレのドアノブの動きが悪い
トイレのドアノブの動きが悪い不具合は、動作部分やラッチに潤滑剤を塗布すれば修理できます。
ただし、使用する潤滑剤は、必ず「鍵穴専用」のものでなければなりません。
なぜならば、一般的な潤滑剤を使用すると、ホコリ・ゴミなどが固まって、トイレのドアノブの動きが悪くなる可能性があるからです。
また、トイレのドアノブに潤滑剤を使用する際には、水気を取り除くのも忘れてはいけません。潤滑剤と水気が混ざるとダマになって、ドアノブ・ラッチの動きが悪くなる場合があります。
トイレのドアノブ交換・修理時の注意点
トイレのドアノブ交換・修理を行う際には、同型のものを購入するのが重要です。
そのため、トイレのドアノブを交換・修理する際には、少なくとも以下の5つの点を確認しましょう。
- ドアノブのメーカー
- トイレのドアの厚み
- フロントサイズ
- ドアフロントのビスピッチ
- バックセット(ドアフロント面からレバーハンドル中心までの寸法)
なお、自分で同型のものを用意できない場合は、修理業者に依頼するほうが無難です。割高になるものの、トータルコストを考えると効率的に修理してもらえます。
トイレのドアクローザーの修理方法
トイレのドアクローザーの不具合でよくあるのは、以下の3点です。
- 閉めるときに勢いよく閉まってしまう
- 閉まるまでの時間が長い
- トイレのドアクローザーからの油漏れ
トイレのドアクローザーの開閉速度は、、ドアクローザーの調整ネジで調整できます。調節ネジはドアクローザー側面にあるので、状況に応じて以下の調節を行いましょう。
- 開閉スピードを遅くしたい→調節ネジを時計回りに回す
- 開閉スピードを早くしたい→調節ネジを反時計回りに回す
なお、ドアクローザー本体から油漏れしている場合は、構造上注油できないので早めに交換するのをおすすめします。
トイレのドアの蝶番の修理方法
トイレのドアの蝶番も自分で修理できます。以下のような不具合がある場合は、ネジの緩み、蝶番変形が起きている可能性があります。
- 開閉時に異音がする
- 開閉時にドア枠にドアが当たってしまう
- 鍵が閉まりにくい
- ドアのきしみ
ネジの緩みであれば、締め直せば修理が可能です。トイレのドアを正しい位置に固定し、ネジを締め直しましょう。なお、ネジが空回りする場合は、以下のように対応するとネジが締まります。
- 長めのネジに交換する
- ネジ穴に爪楊枝を入れて穴を肉盛りする
蝶番変形が起きている場合は交換が必要なので、同型の蝶番を購入しましょう。ただし、蝶番を外すとドアが外れるので、2人以上で修理を行うか、修理業者に依頼する方が無難です。
トイレのドア・ドアノブの種類
トイレのドア・ドアノブにはいくつかの種類があります。修理交換を行う際には、同型のものを購入、または用途にあわせて購入しましょう。
トイレのドア・ドアノブの種類は以下の通りです。
トイレのドアの種類
トイレのドアには、大きく分けて以下の3つの種類があります。
- 開き戸
- 引き戸
- 中折れ戸
それぞれについて詳しく解説します。
開き戸
トイレのドアでポピュラーなもので、以下の特徴があります。
- 気密性が高い
- 音・臭い漏れが起きにくい
- 開閉しやすい
ただし、外開きで使用する場合、半畳程度のスペースが必要になるので、間取りに余裕がないところでは導入できない可能性もあります。
価格は15,000円〜20,000円程度で、デザインのバリエーションが多く、インテリア性が高いため人気です。
引き戸
引き戸タイプのトイレのドアは、介護の必要な家庭で導入されるケースが多いです。体をずらさずとも開閉可能で、開けた後ドア自体が邪魔にならないので、トイレを広く使用できます。
価格は15,000円〜30,000円程度となっており、老後を見据えて引き戸に変える方も多いです。
中折れ戸
中折戸タイプのトイレのドアは、引き戸ほどではないですが、開閉スペースが狭くて済むのが特徴です。
狭い間取りや、引き戸の収納スペースが取れない場合に導入されるケースが多くなっています。
価格は50,000円〜70,000円程度とやや高めですが、間取りが狭くてもバリアフリー化が可能です。
トイレのドアノブの種類
トイレのドアノブに使用されるものは、大きく分けて以下の4つの種類があります。
- 間仕切錠
- 表示錠
- 円筒錠
- プラスチックレバーハンドル
それぞれについて詳しく解説します。
間仕切錠
間仕切錠のトイレのドアノブは、内側に鍵が付き、外側からコインなどで開けられる非常解錠付きのドアノブです。
トイレだけでなく、浴室や書斎など、簡単に開けてほしくない場所で導入されるケースが多くなっています。
価格は5,000円~10,000円程度となっており、主流はレバーハンドルですが、握り玉タイプのものもあります。
表示錠
表示錠のトイレのドアノブは、ロックの状態を示す表示窓と、非常解錠が設けられたドアノブです。
形状はレバーハンドル・握り玉ともにあり、ラッチボルトを固定して施錠するタイプが主流です。デッドボルト付きのドアノブもあります。価格は9,000円~15,000円程度が一般的です。
円筒錠
円筒錠のトイレのドアノブは、丸座にネジがなく、外側からコインなどで開けられる非常解錠付きのドアノブです。
比較的古い住宅で使用されているタイプで、ドアノブ内部にサビが発生して不具合を起こす場合もあります。定期的なメンテナンスが欠かせません。
価格は2,000円~5,000円程度なので、古くなっている場合は交換も検討しましょう。
プラスチックレバーハンドル
プラスチックレバーハンドルのトイレのドアノブは、3点ユニットバスなどで使用されているドアノブです。
鍵は別途付いているので、レバーハンドルだけを交換すれば修理が行えます。
価格は1,000円~3,000円程度です。
トイレのドア修理を業者に依頼した際の費用
トイレのドア修理は自分で行えるものの、作業に自信のない方もいるでしょう。
ここでは、トイレのドア修理を業者に依頼した際の費用について解説します。
トイレのドア交換の費用
トイレのドア交換の費用は以下の通りです。
シンプル | スタンダード | ハイグレード | |
ドアのみ交換 | 4~6万円 | 6~8万円 | 8~10万円 |
ドアと窓枠を交換 | 9~14万円 | 11~16万円 | 13~18万円 |
相場は4~18万円となっており、以下の2つの条件で費用が変わります。
- ドアのみの交換か、枠の交換も行うか
- どの程度のグレードのドアに交換するか
ドアのみの交換ならば、10万円までで済みます。枠の交換まで行うと、ドア枠の造作や壁下の下地処理が必要になるので高額になる傾向があります。
なお、ドア自体の価格は、特別なこだわりがない限り2~3万円で収まるのが一般的です。
シンプル | 1~2万円 |
スタンダード | 3~4万円 |
ハイグレード | 5万円~ |
トイレのドアクローザー修理・交換の費用
トイレのドアクローザー修理・交換の費用は、以下の通りです。
施工内容 | 費用 |
トイレのドアクローザー修理(速度調整など) | 5,500円~8,800円 |
トイレのドアクローザー交換 | 11,000円~16,500円+部品代 |
トイレのドアクローザーの本体価格は、11,000円~22,000円が相場となっています。修理で直るケースもありますが、油漏れを起こしている場合は交換が必要です。
トイレのドアノブ修理・交換の費用
トイレのドアノブ修理・交換の費用は以下の通りです。
施工内容 | 費用 |
トイレのドアノブ修理・調整 | 2万円程度+部品代 |
トイレのドアノブ交換 | 3万円程度+部品代 |
修理費が3万円を超えるような場合は、トイレのドアノブを交換するのをおすすめします。
トイレの蝶番修理・交換の費用
トイレの蝶番修理・交換の費用は以下の通りです。
施工内容 | 費用 |
トイレの蝶番の修理・調整 | 2~4万円 |
トイレの蝶番交換 | 3~5万円 |
やや高めに感じるかもしれませんが、蝶番の不具合を放置しているとドア本体に負荷がかかるので、交換が必要になってしまいます。
交換の場合、10万を超えるような費用が必要になるケースもあるので、トイレの蝶番は早めに修理交換を行いましょう。
トイレのドアを修理する際の注意点
トイレのドアと一口に言っても、さまざまな種類があるので、どれを選んでも同じというわけではりません。
ここでは、トイレのドアを修理する際の注意点に関して解説していきます。
トイレのドアのサイズ
トイレのドアを交換する際には、ドアのサイズに注意が必要です。
特に、以下のドアだと、同等のサイズが販売されていない可能性もあります。
- 特注品のトイレのドア
- 築年数が古いトイレのドア
トイレのドア本体のサイズが変わってくれば、当然ドアの枠組みの大きさも変わるので、同等のサイズを購入しましょう。
密閉性の高いトイレドアを選ぶ
トイレのドアを交換する際には、密閉性の高いトイレドアを選びましょう。
なぜならば、密閉性の低いトイレのドアを選んでしまうと、音や臭い漏れが起きやすくなるからです。
トイレのドアは、片開き戸・引き戸・中折り戸などがありますが、気密性の高さを考えるなら、片開き戸に交換するのをおすすめします。
トイレのドアの開閉スペース
トイレのドアを交換する際には、トイレのドアの開閉スペースを考えるのも重要です。
特に、内開きのトイレのドアの場合は、十分なスペースがないと開閉時に窮屈な思いをしたり、便器の辺りまで開かなかったりする可能性もあります。
そのため、トイレのドアを交換する際には、開閉時の動線も考えて導入しましょう。
トイレのドアを長持ちさせる方法
トイレのドアにも寿命があり、日頃からお手入れを行っておけば、交換時期を先延ばしにできます。
ここでは、トイレのドアを長持ちさせる方法について解説します。
トイレのドアの定期的なメンテナンス
トイレのドアを長持ちさせるためにも、定期的なメンテナンスを行いましょう。
トイレのドアが故障する原因は、部品の摩耗やドアの腐食などが考えられます。どちらも使用し続けていたら避けられない要因です。
しかし、定期的なメンテナンスを行っていれば、これらの要因で故障するのを避けられます。
ドアクローザーや蝶番といった可動する部位であれば、半年に一度程度注油しておけば、過度な摩耗を防止できます。
トイレのドアを清掃
トイレのドアを長持ちさせるため、年に2回程度清掃しましょう。
アルミのドアは一見すると清掃の必要がないように思われますが、汚れを放置すると腐食が進みます。
また、木製のトイレのドアは、湿気の多い日は乾いた布で拭くのも大切です。
さらにトイレのドアを長持ちをさせたいなら、2~3ヶ月程度でワックスがけなども行っておきましょう。使用から5年以上経過しているのであれば、再塗装の検討もおすすめです。
トイレのドア修理にお困りなら
トイレのドアの修理方法や修理費用の相場について解説してきました。
ドアノブ・ドアクローザー・蝶番の不具合であれば、自分で修理を行うことも可能なので、チャレンジしてみると良いでしょう。
『水道修理のセーフリー』では、トイレのドア修理に迅速に対応できる水道修理業者を多数紹介しています。複数の業者を簡単に比較できるので、ぜひ検討してみてください。
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トイレのドアの修理方法と修理費用相場についてよくある質問
-
トイレのドア修理は自分で行えますか?
トイレのドアの修理は自分で行うことも可能ですが、基本的に修理業者に依頼するのをおすすめします。
-
自分で行えるトイレのドアの修理はどのようなものがありますか?
トイレのドア自体の修理交換は難易度が高いですが、以下の様な修理であれば比較的簡単に行えます。
- トイレのドアノブ
- トイレのドアクローザー
- トイレのドアの蝶番
-
トイレのドア修理を業者に依頼した際の費用を教えてください。
トイレのドア修理を業者に依頼した際の費用は以下の通りです。
- トイレのドア交換の費用:4~18万円
- トイレのドアクローザー交換・修理の費用:5千~1万6千円
- トイレのドアノブ交換・修理の費用:2~3万円程度+部品代
- トイレの蝶番交換・修理の費用:2~5万円
-
トイレのドアを修理する際の注意点はありますか?
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