トイレつまりの解消グッズおすすめ4つ！今すぐ実践できる直し方や注意点

トイレのつまり解消グッズ4選！

ここでお伝えするトイレつまりの解消グッズは、ホームセンターやネットで簡単に購入できるものです。記事を読み終わったら、すぐにトイレのつまり解消を実践できるはず！

ここで使い方などを解説する解消グッズは、次の4つです。

1. ラバーカップ（スッポン）
2. 真空式パイプクリーナー
3. ワイヤーブラシ
4. ローポンプスーパープラス

前半2つはどこのホームセンターでも簡単に手に入る、トイレつまりの解消グッズです。

では、実際に解消グッズを使う手順や注意点をお伝えしていきます！

ラバーカップ（スッポン）

通称「スッポン」と呼ばれているラバーカップは、学校のトイレの掃除道具入れなどに置いてあった黒いカップが付いた道具です。トイレつまりを解消する定番グッズで、ホームセンターなら400円〜1,000円で購入できます。

ラバーカップの使い方は、以下の通りです。

1. 便器内のくぼみにラバーカップを押し付ける
2. 押し付けたラバーカップを引く・押すを繰り返す

便器の水が溜まっているくぼみ部分にラバーカップのカップをしっかりと押し付け、グッと引きます。

ラバーカップが有効なのは、トイレットペーパーや排泄物、嘔吐物など「トイレに流してよいもの」がつまったときです。

おもちゃやスマホなど、トイレに流してはいけないものがつまったときには、ラバーカップは使用できないので注意してください。

真空式パイプクリーナー

真空式パイプクリーナーは、ラバーカップと同じ原理でトイレつまりを解消するグッズです。真空式パイプクリーナーの方が、より強力な吸引と押出ができます。

真空式パイプクリーナーを使ったトイレつまりの解消手順は、以下の通りです。

1. ハンドルを押したまま便器に押し付ける
2. ハンドルを引く

ハンドルを押した状態のままでカップを便器の水溜り部分に押し付け、シリンダー部分をしっかりと握ってハンドルだけをグッと引きます。

吸引と加圧を交互に繰り返すのであれば、カップを押し付けたままハンドルだけを押したり引いたりしましょう。

後はラバーカップと同じ手順で水が流れることを確認して、通常通り水を流せれば修理完了です！

詰まりの原因が分からないときや、トイレに流してはいけないものがつまっている場合は、業者に修理を依頼しましょう。

ワイヤーブラシ

一般家庭用のワイヤーブラシを使って、トイレつまりを解消する方法です。

1. 便器にワイヤーブラシを伸ばして入れる
2. ワイヤーをつまりに引っ掛ける
3. ワイヤーを前後させてつまりを取る

家庭用のワイヤーブラシでは、トイレットペーパーやティッシュペーパー、排泄物・嘔吐物などのつまりを解消できます。

スマホなどの固形物のつまりにワイヤーブラシを使うと、かえって奥につまってしまう可能性があるので注意してください。

ローポンプスーパープラス

つづいて、吸引力が超強力なローポンプスーパープラスでトイレつまりを直す方法です。

ローポンプスーパープラスを使うときは、以下の手順で行ってください。

1. 便器の水量を調整する
2. ローポンプスーパープラスのハンドルを押しながら便器に押し付ける
3. ローポンプスーパープラスのハンドルを引いて押す
4. 水を流してつまりが解消されたか確認する

可動ハンドルを調整して作業しやすい位置に固定したら、ローポンプスーパープラスを少し傾けて、便器の水が溜まっている部分に入れてください。

D形ハンドルを引いて押す作業を繰り返せば、つまりを解消できます。

固形物がつまった場合は取り出すのが困難ですので、修理業者に相談したほうが良いでしょう。

トイレつまりの解消グッズを用意できない際の代用品

トイレつまりの解消グッズが手元にないときは、自宅にあるもので代用できます。

ここからは、多くの人が持っているであろう「ラップ」と「針金ハンガー」を使ったトイレつまりの解消法を紹介します。

ラップ

多くの家庭にあるラップを使って、以下の手順でトイレつまりを解消しましょう。

1. トイレの蓋・便座を上げる
2. 便器にラップを何重にも巻きつける
3. ラップの中心をゆっくり押す・離すを繰り返す

便器にラップを巻き付けるときは、便器をきれいにしてから巻いてください。便器のフチが汚れていると、途中でラップがはがれる可能性があります。

ラップを巻く時のポイントが、3つあります。

1. ラップを惜しみなく使うこと
2. 空気が漏れないように密閉すること
3. ラップがたゆまないようにピタッと貼り付けること

この3つのポイントを押さえて、ラップを貼り付けてみてください。

ラップを押す・離すを繰り返すことで便器内の空気圧が変わり、トイレにつまった物が動いてつまりを解消します。

針金ハンガー

ラバーカップや真空式パイプクリーナーがないときは、針金ハンガーを使ってつまりを解消します。

針金ハンガーは形を自由に変えられて強度が高いので、トイレつまりの解消にピッタリです。

針金の加工方法は3つあります。

1. 針金ハンガーの先端を輪っかにする
2. 針金ハンガーの先端を螺旋状にする
3. 針金ハンガーの先端を釣り針の形にする

異物の種類によって、加工方法を変えると良いでしょう。

手やペンチで簡単に加工できるので、いろいろな方法を試してみてください。

その他の解決方法は、トイレ詰まりのトラブルをまとめた次の記事をご参考ください。

トイレつまりの解消グッズを使えるケース

トイレつまりには、解消グッズを使って直せるケースと直せないケースがあります。

トイレに流せるものなら解消できる

基本的に、トイレに流せるものがつまったときは、解消グッズを使ってトイレつまりを直せます。

• トイレットペーパー
• 排せつ物
• 吐しゃ物
• トイレに流せるお掃除シート

これらは水に溶ける物なので、ラバーカップやワイヤーブラシで直る可能性が高いです。

ただし、つまりの原因が大量な場合は、解消グッズを使っても直らないケースもあります。

トイレに流せない異物は解消できない

本来トイレに流してはいけないものがつまったときは、解消グッズを使ってもトイレつまりを直すのは難しいでしょう。

• スマホやおもちゃなどの固形物
• ティッシュペーパー
• 紙おむつ
• 生理用品

これらのものを無理に取ろうとすると、排水管の奥に行ってしまい、かえってつまりが悪化する恐れがあります。

便器の見えている場所にあるなら、ビニール手袋を使って取り出せる可能性があります。

トイレつまりが解消グッズで直らないときは業者へ相談

今回お伝えしたトイレつまりの解消グッズを使ってもつまりが直らないのであれば、至急業者に連絡してください。

トイレつまりを長引かせると、つまりの原因が排水管の奥に侵入して事態が悪化してしまいます。

また、トイレのつまり解消グッズで直せないということは、業者でしか直すことができないつまりの原因である可能性が高いんですね。

つまりが悪化すると修理までに長い時間がかかってしまいますし、それに伴って修理費用も高額になってしまいます。

自宅のトイレが長時間使えない不便な状況をいち早く脱するためにも、一度業者に連絡して相談してみてくださいね。

トイレつまりの修理業者選びでお悩みのときは

トイレつまりの解消グッズを紹介しました。

トイレつまりには解消グッズで直せるケースと直せないケースがあるので、つまりの原因を見極めて適切に対処しましょう。

自分で直せないときは、つまりが悪化する前に修理業者に相談してください。

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