2019.10.21
トイレつまりの原因にはさまざまなものがありますが、特に厄介なケースが固形物によるつまりです。そこで本記事では、固形物によるトイレつまりに安全に対処するための方法を分かりやすく解説します。
固形物によるトイレつまりを悪化させるNG行動や、業者に修理を依頼する際の費用相場なども記載していますので、ぜひ参考にしてみてください。
この記事を監修した専門家
中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
中部から九州まで幅広い地域に対応し、水道局指定工事店として信頼を築き、累計30万件以上の作業実績のあるみんなの町の水道職人にて、勤続10年以上・作業実績は2,500件以上。確かな技術と卓越した知識により、どんな難しい水道の問題でも迅速に解決します。
この記事へのコメント
皆様、こんにちは!みんなの町の水道職人、佐々木善伸です。今回は、固形物が原因で起こるトイレのつまりについてお話しします。このようなつまりは家庭でよくあるトラブルの1つで、正しい対処法を知ることで快適な生活を送ることが可能です。
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記事の内容
固形物が原因のトイレつまりの対処法
詳細は後述しますが、固形物によるトイレつまりは、薬剤やラバーカップなどを使った方法で対処できません。
安全につまりを解消させる方法としては、以下の2通りが挙げられます。
- ゴム手袋やマジックハンドで固形物を取り出す
- 業者に固形物を取り出してもらう
それぞれどのような対処法なのか、注意点とあわせて解説します。
ゴム手袋やマジックハンドで固形物を取り出す
固形物が排水口の付近に留まっている場合や奥まで流れていない場合は、直接取り出せば解決できる可能性があります。
手で取り出すのであれば衛生面を考慮し、素手ではなくゴム手袋を着用しましょう。保護しても手で取り出すことに抵抗があるなら、マジックハンドなどのピックアップツールを使う手もあります。
なお、手やピックアップツールを排水口に入れてみて、以下の場合は作業を中断しましょう。
- 固形物に届かない
- うまく除去できない
無理に取り出そうとすると、固形物が奥に押し込まれてさらに除去が難しくなります。
業者に固形物を取り出してもらう
固形物によるトイレつまりの場合、業者に除去を依頼するケースが一般的です。自分で解消を試みた結果、上手く取り出せなかった場合も業者へ依頼しましょう。
トイレの構造やつまりに関して知識が豊富な業者なら、専用の器具などを用いてつまりを悪化させず解決してくれます。
以下の記事では、トイレつまりの修理におすすめな業者や、依頼先選びに失敗しないコツなども詳しく解説しています。業者へ依頼を検討したい方は、ぜひご覧ください。

セーフリーWEB担当
固形物が原因のトイレつまりにはどのように対処すれば良いですか?
固形物によるトイレのつまりには、ゴム手袋やマジックハンドで固形物を取り出す方法が一般的です。それでも解消されない場合は、業者に固形物を取り出してもらいましょう。無理に自分で対処しようとすると、状態を悪化させる可能性があります。
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固形物によるトイレつまりの修理料金の相場
トイレつまりの修理を依頼できる水道修理業者の一般的な料金体系は、「基本料金+作業料金」です。各種料金の設定は業者ごとに異なりますが、ある程度の相場は決まっています。
なお、業者によっては他にも、以下のような料金が追加される場合もあります。
- 部品代
- 出張料金
- 見積もり料金
- キャンセル料
- 深夜・早朝料金
依頼前に見積もりを取り、どのような費用が発生するのかをよく確認することが大切です。
以下より、トイレつまりにおける基本料金と作業料金の相場をご紹介します。
基本料金の相場
水道修理業者における基本料金は、作業内容によらず一律でかかります。
有料の場合、作業員が状況を確認のうえ修理が必要ないと判断しても、基本料金だけは発生します。また、広告などで基本料金の金額だけを費用総額のように強調している業者もあるため、注意が必要です。
基本料金や、場合によっては基本料金に加算される費用項目ごとの相場は以下の通りです。
費用項目 | 料金相場 |
---|---|
基本料金 | 0円~5,000円程度 |
出張料金 | 0円~3,000円程度 |
深夜・早朝料金 | 0円~8,000円程度 |
なお、多くの業者は見積もり料金を無料としていますが、見積もりや調査に時間がかかる場合は料金が発生する可能性があります。
作業料金の相場
トイレつまりの修理で行われる作業はつまりの度合いによって異なり、どんな作業を依頼するかによって作業料金も変わります。
トイレのつまり修理における主な作業別の料金相場は、以下の通りです。
作業内容 | 料金相場 |
---|---|
薬剤の使用 | 3,000円程度 |
ローポンプの使用 | 7,000円〜20,000円程度 |
トーラーの使用 | 7,000円〜30,000円程度 |
高圧洗浄機の使用 | 8,000円~50,000円程度 |
便器の脱着 | 10,000円~50,000円程度 |
トイレつまり修理の料金に関しては以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。
固形物によるトイレつまりでのNG行動
トイレに固形物がつまった際、誤った行動により状態が悪化する恐れがあります。本来は安く依頼できる作業で解消できるはずが、高額な費用を伴う作業を要する事態となりかねません。
費用面でも損をしないため、トイレに固形物がつまったら以下3つの行動は避けるように意識しましょう。
ラバーカップを使う
自力でトイレつまりを解消する手段としては「ラバーカップの使用」がありますが、固形物によるつまりでは使用を避けましょう。
ラバーカップは排水口に当てて押したり引いたりすることで、水圧を生み出し、異物が奥へ流れるようにするアイテムです。そのため、トイレットペーパーや排泄物など、水に溶けやすいものがつまった際に役立ちます。
固形物は水に溶けないため、ラバーカップを使うと、そのまま便器の奥や排水管の内部へ移動して留まってしまいます。固形物が奥に移動すると最悪の場合、便器本体を取り外して除去するという大掛かりな作業が必要です。
トイレに水を流す
ペンのような小物や捨ててしまっても構わないような固形物をトイレに落とした際、そのまま水に流してしまおうと考えてしまいがちです。小さな固形物なら、「水の勢いで問題なく流れるだろう」とイメージする方もいるでしょう。
しかし、固形物を水に流すとそのときは問題なく流れても、トイレを使用し続けるうちに奥の方へ移動して留まります。留まった固形物の周囲に汚れが蓄積されていき、トイレつまりが発生する可能性が高まります。
固形物によるつまりが発生した状態でさらに水を流すと、逆流して流した汚物が便器からあふれる恐れもあります。大きなトラブルへ発展しかねないため、どんな固形物でも落としたら速やかに取り出すべきです。
落とした固形物を放置する
トイレットペーパーや排泄物などはしばらく放置すると水に溶けますが、固形物はしばらく水に浸かっていても形状が変わることはありません。そのため、固形物によるつまりは放置で改善されません。
固形物がつまってからも問題なくトイレを使える状態であっても、放置により悪化する可能性が高まります。トイレを使って何度か水を流すうちに固形物が奥へ流され、より深刻なつまりを引き起こすからです。
自分で固形物を取り出せない場合はあきらめて放置せず、業者に修理を依頼しましょう。

セーフリーWEB担当
固形物によるトイレつまりでしてはいけない行動はありますか?
はい、トイレに流れない物を無理やり流そうとする行為は絶対に避けてください。例えば、化学薬品を使用して溶かそうとする方法は、管に損傷を与えるリスクがあります。また、ラバーカップを使用すると固形物が奥に流れる可能性があり、非常に危険です。
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固形物をトイレに落とさないための対策
固形物は一度トイレに落とすと対処に手間がかかるため、最初から落ちないように対策を講じておくことをおすすめします。固形物をトイレに落とさないための対策としては、以下の2つを意識すると良いでしょう。
トイレに物を置かない
インテリアとして、トイレの室内に小物を飾っている場合は注意が必要です。特にタンクの上に置いてあるものは、トイレの使用時に体が当たって小物を落としてしまう可能性があります。
また、小物は子供のおもちゃにもなりかねません。子供が小物を使ってトイレで遊び、便器に落としてしまうケースもよく見られます。つまりの発生リスクだけでなく、衛生面や安全面のリスクも高まるため、トイレで子供を遊ばせないようにしましょう。
トイレに物を持ち込まない
トイレで用を足すのではなく、スマホやゲーム機をトイレに持ち込んで遊んでしまう人は若者を中心に少なからず見受けられます。トイレの室内でスマホをいじったりゲーム機で遊んだりすると、手から滑り落ちて便器に落ちるリスクを伴います。
また、ハンカチや鍵など携帯する必要があるものであっても、ポケットに入れた状態でトイレを使用すると落とす恐れがあります。どうしても持ち込みが避けられない場合は、脱いだ際に落ちてしまわないように、ヒップポケット以外に入れることを心がけましょう。
固形物をはじめ、あらゆる原因によるトイレつまりを予防する方法は他にもあります。以下の記事では、トイレつまりを簡単に防げる対策を紹介しています。

セーフリーWEB担当
固形物をトイレに落とさないための対策はどのようなものがありますか?
トイレに物を落とさないための最も簡単な対策は、トイレのフタを閉めることです。特に小さな子供がいる家庭では、トイレに物を入れないよう指導することも大切です。また、トイレ周りに小物を置かないようにするなど、環境を整えることも予防につながります。
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固形物をトイレに落として業者に相談したいときは
トイレに固形物を落とすと、自分で取り出すのは難しいケースも多いです。しかし、水に流したり無理に取り出したりといった行為は、余計につまりを悪化させます。そのため、業者につまりの修理を依頼した方が安心です。
『水道修理のセーフリー』では全国の水道修理業者の中からお客様に最適な業者を、プロのコンシェルジュが無料でご紹介しています。
修理を依頼したくても業者をじっくりと選ぶ余裕がない方、業者選びに失敗したくない方は、ぜひご活用ください。
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固形物のトイレつまりに関する質問
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固形物のトイレつまりを自力で解決できますか?
まずはゴム手袋やビニール袋を使って取り出してみてください。バリュー・PONTA/ローポンプスーパープラスなど、強い吸引力で異物を引き戻すグッズを持っていれば、さらに奥にあるつまりにも対応できるはずです。
トイレの固形物を取り出す方法を見る -
ラバーカップは固形物によるトイレつまりの解消に使えますか?
固形物によるトイレつまりでは、ラバーカップの使用を避けましょう。ラバーカップはすべてのトイレつまりに有効なアイテムではありません。
ラバーカップを使うことで、つまっている固形物が奥へ押し流されて状態が悪化する恐れがあります。
固形物によるトイレつまりでラバーカップが使えない理由を見る -
専門業者に依頼した場合の相場料金を教えてください。
つまりの原因にもよりますが、軽度なつまりであれば、5,000円~8,000円ほどで修理できます。重度のつまりでは、便器交換などで30,000円以上かかるケースもあります。
固形物によるトイレつまりの修理料金の相場を見る -
修理料金を安く抑える方法を教えてください。
キャンペーンや割引を利用できる専門業者を探すか、複数の専門業者で見積もりを取ることで、修理料金を安く抑えられる可能性が高いです。『水道修理のセーフリー』では、「今すぐ」安心して依頼できる専門業者をご紹介しています。
-
固形物によるトイレつまりは一晩放置したら直りますか?
固形物によるトイレつまりは、放置しても直りません。放置すると、状態が悪化する恐れがあります。トイレに固形物を落としたら、放置せず速やかな対処が必要です。
固形物によるトイレつまりを放置できない理由を見る
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