2023.11.17
「ウォシュレットを今住んでる賃貸物件に後付けしたいけど、どうすればいいか分からない」
「そもそも賃貸物件にウォシュレットを後付けしても良いの?」
今回は、このようにお悩みの方に向けて、賃貸物件へウォシュレットを後付けする際、確認すべき注意点などを詳しく解説します。
また、後付けするウォシュレットの選び方や自分で取り付ける方法、業者に依頼した場合の費用相場についても紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
ウォシュレットの賃貸物件への後付けは可能
賃貸物件であっても、大家さん、または物件の管理会社に確認を取り、許可が出れば自宅にウォシュレットを後付けできます。
万が一、大家さんや管理会社へ、事前確認をせずにウォシュレットを取り付けてしまうと、発覚した際に「すぐ元に戻してください」と言われる可能性が高いため、注意してください。
また、後付けの許可が出た場合には、ウォシュレット本体の購入費用や、取り付け工事費などは自己負担となる場合がほとんどです。
ちなみに、ウォシュレットはTOTOが商標登録をした「温水洗浄便座」の名称です。他のメーカーから販売されている温水洗浄便座は、ウォシュレットという名称ではありません。
ウォシュレットを賃貸物件に後付けする際の注意点
賃貸物件へのウォシュレットの後付け許可が出た場合でも、いきなりウォシュレットを購入するのは危険です。
以下の5つの注意点を確認してから購入しましょう。
- ユニットバスはリスクが高い
- トイレにウォシュレット用のコンセントがあるか確認する
- ウォシュレットを設置するスペースがあるか確認する
- 取り外す元の便座の保管スペースがあるか確認する
- 退去するときに原状回復費用がかかる
それぞれの注意点について、詳しく解説します。
ユニットバスはリスクが高い
お住まいの賃貸物件がユニットバスの場合、ウォシュレットをご自身で取り付けるのはリスクが高いため、あまりおすすめできません。
なぜなら、入浴時に水がウォシュレットにかかったり、ユニットバス内の湿気によって、ウォシュレットの故障や感電を引き起こす可能性が高いためです。
どうしてもユニットバスでウォシュレットを後付けしたい場合は、電気を使用しないタイプを購入するといいでしょう。
ただし、電気を使わないタイプのウォシュレットでは、水も便座も温められません。
トイレにウォシュレット用のコンセントがあるか確認する
ウォシュレットを購入する前に、お住まいの賃貸物件のトイレに、ウォシュレット用のコンセントがあるかを確認しましょう。コンセントがない場合、コンセント増設工事を行う必要があります。
賃貸物件なので、増設についても大家さんや管理会社の許可が必要です。当然、許可が下りても、増設工事費は自己負担なのを忘れてはいけません。
ユニットバス向けの、電気を使用しないタイプのウォシュレットもありますが、水も便座も温められず、冬場は特に辛くなるので、あまり勧めません。
ウォシュレットを設置するスペースがあるか確認する
ウォシュレットを設置するには、壁とウォシュレットの間に30㎝以上の隙間が必要です。側面に操作パネルを取り付けるため、一般的な便座よりも幅が必要になります。
トイレのスペースが狭いと、ウォシュレットを取りつけられない可能性があるので、しっかりチェックしてください。
取り外す元の便座の保管スペースがあるか確認する
ウォシュレットを後付けするには、元々付いている便座を取り外してから取り付ける必要があります。
持ち家であれば、取り外した元の便座は、基本的に今後不要になります。
しかし、賃貸物件の場合、退去時にウォシュレットを外して、元の便座に戻さなくてはなりません。
そのため、ウォシュレットを賃貸物件に後付けする場合は、元の便座を保管するスペースがあるかを、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。
退去するときに原状回復費用がかかる
賃貸物件では、退去時に物件を借りる前の状態に戻す義務があり、これを「原状回復」といいます。
つまり、ウォシュレットを後付けした場合は、退去時にウォシュレットを外して設備を元の状態に戻す必要があります。
原状回復にかかる費用は、入居者の自己負担になります。
そのため、もしも元の便座を紛失、もしくは破損してしまった場合は、自己負担で購入・修理をしなくてはなりません。
コンセントを増設している場合は、コンセントも原状回復しなくてはいけないかを、あらかじめ大家さん、または管理会社に確認しておきましょう。
賃貸物件に取り付けるウォシュレットを選ぶポイント
大家さん・管理会社にウォシュレットの後付けの許可をもらったら、購入するウォシュレットを選びましょう。
ウォシュレットを選ぶときのポイントは、以下の5つです。
- サイズ
- ウォシュレットのタイプ
- 操作パネルのタイプ
- 細かい機能
- 値段
購入後に後悔しないために、先にしっかりと確認しておきましょう。
サイズ
ウォシュレットのサイズは、主に以下の2種類から選びます。
- レギュラーサイズ(標準サイズ)
- エロンゲートサイズ(大型サイズ)
お住まいの賃貸物件の便器のサイズを測り、どちらのサイズを購入するか決めましょう。
便器のサイズを測るときは、便座を上げた状態で測ります。
測る必要があるのは、A寸法とB寸法と呼ばれる2つの数値です。
- A寸法:便器の取り付け穴から、便器の先端までの長さ
- B寸法:便器内側のタンク側(奥)から、便器先端(手前)までの長さ
誤ったサイズのウォシュレットを購入すると、無駄になってしまうため、必ずサイズを測ってから購入しましょう。
ウォシュレットのタイプ
ウォシュレットには、「貯湯式」と「瞬間式」の2種類があります。
以下にそれぞれの特徴を解説するので、比較検討してください。
貯湯式の特徴
貯湯式は、便座内のタンクにあらかじめ水を貯め、貯めた水を常に温めておくタイプのウォシュレットです。
水を温めるのに常に電気を使用するため、瞬間式と比べ電気代が高くなる傾向にあります。
また、貯めてある水がなくなると、一定時間ウォシュレットを使用できないため、連続使用の可能性が高い大家族には、あまり向いていません。
しかし、本体代が瞬間式と比べて安いものが多いため、初期投資を抑えられます。
瞬間式の特徴
瞬間式は、ウォシュレットを使用する瞬間に、水を加熱し温水にします。
そのため、貯湯式と比べ本体代が高いものが多いですが、電気代を抑えられます。
また、いくらでも連続使用ができる点が、貯湯式との大きな違いです。
操作パネルのタイプ
ウォシュレットの操作パネルは、次の2種類があります。
- ウォシュレット本体の横に付いているタイプ
- 壁に取り付けるタイプ
ウォシュレットを賃貸物件に後付けする場合は、操作パネルがウォシュレット本体に付いているものを選ぶのがおすすめです。
壁に取り付けるタイプは、壁にビス穴を開ける場合が多く、退去時の原状回復費用が余計にかかるためです。
細かい機能
最近のウォシュレットは、ノズルが出てお尻を洗浄する以外にも、さまざまな機能が付いているものがあります。
機能の例を紹介すると、以下があります。
- ノズル洗浄機能
- 便蓋のオート開閉機能
- 便座・便蓋のリモコン操作開閉機能
- 脱臭機能
- 便器のオート洗浄機能
使ってから後悔しないためにも、家族とも相談し、どの機能が必要かを検討すると良いでしょう。
値段
ウォシュレット本体の値段相場は、1万5千円~10万円程と幅広くなっています。
機能が増えるほど本体の値段も上がるので、まずは「絶対に欲しい機能」と「あったら良い機能」を分けるのがおすすめです。
「予算内でどの機能まで追加できるか」を模索するのは、悩ましいですよね。
賃貸物件へのウォシュレットの後付けの予算を決めるときは、
- ウォシュレット本体の値段
- 取り付け工事費
- 原状回復費用
の3つを含めて考えましょう。
ウォシュレットを賃貸物件へ自分で後付けする手順
賃貸物件へのウォシュレットの後付けを自分でやる手順は、以下の通りです。
- 止水栓を閉め、タンクの水を空にする
- 止水栓から給水ホースを外し、止水栓に分岐金具を取り付ける
- 便座を外し、ウォシュレットを取り付ける
- 分岐金具に給水ホースを取り付け、ウォシュレット本体に繋ぐ
- 止水栓を開けて、ウォシュレットの電源を入れる
リモコン便器洗浄付の場合は、設定を行う必要があります。
下記の記事も参考になります。
しかし、素人によるウォシュレットの後付けは、水漏れ・感電・火災などのリスクが高いため、おすすめはしません。
特に賃貸住宅では、水漏れ被害が他の入居者へ広がる可能性もあります。
そのため、ウォシュレットの取り付け工事は水道修理業者へ依頼した方が安心です。
ウォシュレットの後付けを自分でやる費用相場
ウォシュレットの後付けを、自分でやる場合にかかる費用は以下ぐらいです。
- ウォシュレット本体
- 工具(マイナスドライバー・モンキーレンチなど)
一般的に売られている工具を使い、ご自身で取り付けられます。
ウォシュレットの設置に使う工具は100円均一でも揃えられるので、費用相場としては、1万5千円~10万円程(ウォシュレットの本体価格)となります。
ただし、取り付けが失敗していることに気づかず、水漏れや漏電、漏電による火災などが起こる可能性も忘れてはなりません。
水道修理業者へ支払う、ウォシュレットの取り付け工事費用を節約したいという気持ちは分かります。しかし、万が一トラブルが起きた場合、水道修理業者の工事費用よりも、多額の費用がかかるでしょう。
そのため、ウォシュレットの後付けによるトラブルが心配なときは、水道修理業者へ依頼することを、強くおすすめします。
ウォシュレットの賃貸物件への取付は水道修理業者がおすすめ
ウォシュレットの賃貸物件への後付けを、水道修理業者へ依頼するのは、以下の点からおすすめです。
- 水漏れや漏電が起きる可能性が、格段に低くなるため
- 施工保証で、施工後の万が一のトラブルも、無償で直してくれるため
やはり素人と水道修理業者では、施工品質に大きな差があり、ウォシュレットの後付けによるトラブル発生率は、業者の方が格段に低くなります。
取付方法を間違えると取り返しのつかないことになるため、プロの専門業者に頼むことをおすすめします。
水道トラブル発生率の低さは、賃貸住宅では特に重視すべき点です。
また、施工保証が付いている水道修理業者に依頼すれば、万が一施工後にトラブルが発生してもスムーズに対応してもらえるので安心できます。
水道修理業者を選ぶポイントについては、下記の記事が参考になります。
ウォシュレットの賃貸物件への後付けを水道修理業者に頼む費用相場
ウォシュレットの賃貸物件への後付けを水道修理業者に頼んだ場合の費用相場は、15,000円~20,000円です。
上記は、交換作業のみの費用になるため、別途ウォシュレット本体の費用がかかります。
作業内容 | 作業費用の相場 |
作業費 | 15,000円~20,000円 |
本体 | 10,000円~100,000円 |
処分費 | 0円~10,000円 |
見積もり | 0円~ |
出張費 | 0円~ |
早朝・夜間の割増料金 | 0円~ |
ウォシュレットの販売と取り付け工事を、セットで行ってくれる水道修理業者もいます。セットで依頼すれば、自分でウォシュレットを探す・買いに行くなどの手間を省けますね。
処分費も作業費に含まれる業者と含まれない業者があるので、事前に確認しておきましょう。
作業費がかかる分、自分で取り付けるよりも多少割高に見えますが、自分で取り付けて後々トラブルが起きてしまう可能性を考えると、結果的に価格は安く済むでしょう。
ウォシュレットの賃貸物件への後付けでお困りなら
ウォシュレットの賃貸物件への後付けは自分で判断せず、必ず大家さんまたは管理会社の許可を取って行いましょう。
ウォシュレットは、退去時の原状回復も考慮して選ぶと良いですね。
自分での取り付けは失敗リスクもあるため、水道修理業者へ依頼するのが一般的です。
安心して依頼できる業者が見つからない時は『水道修理のセーフリー』の無料コンシェルジュへご相談ください。年中無休で、電話・メール・LINEの中から好きな方法でご相談いただけます。
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ウォシュレットの賃貸物件への後付けに関するよくある質問
-
ウォシュレットを賃貸物件のトイレに勝手に取り付けても問題ないですか
賃貸物件のトイレに、ウォシュレットを勝手に取り付けるのは止めましょう。
後付けするときは必ず大家さん、または物件の管理会社に確認し、許可を得てから行ってください。
勝手に取り付けてしまうと、大家さん・管理会社から「外してください」と指示される可能性があります。
-
ウォシュレットを賃貸物件のトイレに後付けするときの注意点は何ですか
ウォシュレットを賃貸物件のトイレに後付けするときの注意点は、以下の5つです。
- ユニットバスはリスクが高い
- トイレにウォシュレット用のコンセントがあるか確認する
- ウォシュレットを設置するスペースがあるか確認する
- 取り外す元の便座の保管スペースがあるか確認する
- 退去するときに原状回復費用がかかる
-
賃貸物件のトイレに後付けするウォシュレットを選ぶポイントは何ですか
賃貸物件に後付けするウォシュレットを選ぶときのポイントは、次の5つです。
- サイズ
- ウォシュレットのタイプ
- 操作パネルのタイプ
- 細かい機能
- 値段
特に、サイズは必ず測ってから、ウォシュレットを購入しましょう。
-
ウォシュレットを賃貸物件のトイレへ自分で後付けできますか
ウォシュレットの賃貸物件のトイレへの後付けを、自分でやるのは可能です。
しかし、水漏れや漏電などの発生リスクが高いため、おすすめはできません。
水道修理業者へ依頼するのが一般的です。
-
ウォシュレットの賃貸物件への後付けを業者へ頼むと費用はどのくらいですか
ウォシュレットの後付けを、水道修理業者へ依頼した場合、作業費が15,000円~20,000円程です。
上記には、ウォシュレット本体の費用は含まれていません。
ウォシュレット本体は自分で用意するか、水道修理業者にウォシュレット本体の販売と取り付け作業をセットで依頼しましょう。
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