トイレのリフォームは自分でできる?DIYする方法と注意点を徹底解説!
2023.12.13
「トイレを自分好みにリフォームしたい」「使い勝手のよいトイレに変えたい」など、トイレのDIYに興味がある方は多いはずです。
しかし、実際にDIYするとなると、費用や自分でリフォームできる範囲がどれくらいなのか、分からないことは多いでしょう。
そこで今回は、自分でトイレのリフォームが可能な場所や費用相場、DIYする際の注意点などをまとめました。
この記事を参考に、素敵なトイレ空間に変えてみてください。
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記事の内容
トイレを自分でリフォームできる場所と費用相場
トイレを自分でリフォームできる場所は、主に以下の通りです。
- 壁紙
- 床
- トイレットペーパーのホルダー
- 収納棚
それ以外にもトイレでリフォームできる箇所はありますが、ここでは上記の4つについて、リフォームの内容と費用相場をお伝えします。
壁紙
壁紙の張り替えは自分できるうえに、トイレの雰囲気を一新しやすく、おすすめのリフォームです。
大掛かりな工事は必要なく、シールや糊で貼れるので簡単に張り替えられます。
【壁紙をリフォームする手順】
- 便器やタンクにゴミが入らないようにカバーをする
- 巾木との境目にカッターで切れ目を入れて壁紙を剥がす
- 下地を調整する
- 新しい壁紙を貼る
壁紙をはがすときは、天井側から床に向かって剥がすときれいに剝がせます。
トイレの壁は水や汚れがつきやすいので、汚れに強く、耐水性に優れた壁紙を選ぶのがおすすめです。
きれいに仕上げたいときは、複数人で作業しましょう。
費用相場
壁紙の種類にもよりますが、壁紙の張り替えの費用は15,000円~25,000円が相場です。壁紙の他に、道具や下地処理の費用として、5,000円程かかります。
既存の壁紙の上から貼れる壁紙シートなども売られていますので、手軽にリフォームしたい方にはおすすめです。壁紙の上から貼れるシートを使えば、リフォームの手間とコストを抑えられるでしょう。
床
トイレの床にはさまざまな素材が使用されますが、多いのはクッションフロアです。クッションフロアを張り替える場合は、自分で比較的簡単に剥がせます。
【床をリフォームする手順】
- 巾木とクッションフロアの隙間に切り込みを入れる
- 便器の周りに切り込みを入れる
- 端からめくる
- 床に残った裏紙をはがしてきれいに掃除する
- 新しいクッションフロアを貼る
- ジョイントローラーやヘラでしっかりと密着させる
床も水や汚れが気になる部分ですので、耐水性に優れた素材を選びましょう。
フローリングからクッションフロアに変更する場合は、フローリングの上にクッションフロアを直接貼れます。フローリングの汚れをしっかり落としてから貼りましょう。
費用相場
クッションフロアの張り替えの費用は、5,000円~15,000円が相場です。
素材によって費用に差がありますので、予算と相談して決めると良いでしょう。
トイレットペーパーのホルダー
トイレットペーパーのホルダーも、経年劣化による変色が気になる場所です。
ホルダーは簡単に自分で取り外せるので、気になるときは交換しましょう。簡単なのは既製品のホルダーを取り付ける方法ですが、DIYが得意であれば自分で作ることも可能です。
【ホルダーをリフォームする手順】
- ホルダーのネジを外す
- 取り付ける場所を決めて、印をつける
- 印の部分にドリルで軽く穴あけをする
- ねじ止めをする
ホルダーを設置するときは、水平度に注意してください。水平器を使用すると、まっすぐに取り付けられます。
費用相場
ホルダーの設置や交換の費用は、1,000円~5,000円が相場です。
手ごろな価格で簡単に取り付けられ、トイレの雰囲気に合わせて統一感を出せます。
収納棚
収納スペースがないときは、自分で収納棚を作りましょう。比較的簡単に作れ、狭いトイレもスッキリさせられます。
- トイレの横に物を置けるカウンターを設置する
- 突っ張り棒で棚を作る
- 木材で収納箱を作る
材料は100均やホームセンターで手ごろに購入できるので、リーズナブルにリフォームできるのが魅力です。
トイレの雰囲気に合わせた素材を選んだり、デザインシールを使ったりして、楽しくDIYしましょう。
費用相場
収納棚の設置にかかる費用は、2,000円~3,000円が相場です。
100均のアイテムをうまく活用すれば、リフォーム費用を抑えられます。
自分でも簡単にできるトイレのリフォーム4選
ここまで紹介したリフォームは、ある程度の時間と費用がかかるリフォームです。
もっと簡単にリフォームしたい方に、4つの方法を紹介します。
- ウォールステッカーを使う
- タイルを使う
- 照明を変える
- 植物を飾る
簡単にトイレの雰囲気を変えられるので、DIYが自信がない方もお試しください。
ウォールステッカーを使う
ウォールステッカーを使えば、自分で簡単にトイレをリフォームできます。
小さなお子さまがいる家庭なら、子どもが好きなキャラクターのステッカーもおすすめです。トイレを楽しく明るい空間に変えることで、トイレトレーニングも楽しくなるかもしれません。
ウォールステッカーは、ネット通販やインテリアショップ、百均などで売られているので、お気に入りのステッカーを見つけてみてください。
簡単に貼ったり剥がしたりできるので、飽きたら張り替えられるのも嬉しいポイントです。
タイルを使う
手洗い器の周辺や収納棚の一部にタイルを張ると、アクセントになります。
大小さまざまなタイルがありますが、小さなタイルなら専用テープや両面テープで簡単に貼れます。
広範囲にタイルを貼るなら、シートタイプのタイルがおすすめです。広い範囲も短時間でリフォームでき、DIY初心者でも扱いやすいでしょう。
失敗が不安な方は、貼り直しができる種類のタイルを選んでみてください。
照明を変える
トイレの照明を変えるだけでも、雰囲気を一新できます。トイレを快適な空間にするなら、適度に明るい照明がおすすめです。
清潔感を重視するなら、明るく感じる照明を選びましょう。リラックスできる落ち着いた空間を重視する場合は、間接照明を活用したり、照明のワット数を落としましょう。
壁紙の色によっても照明の印象が変わりますので、全体の雰囲気を考慮して選ぶと失敗しにくいです。
植物を飾る
トイレが殺風景で物足りないときは、植物を飾るのがおすすめです。トイレにグリーンが飾ってあると清潔感が増します。
本物の植物もよいですが、世話をする自信がない方はフェイクグリーンを取り入れてみましょう。
- 鉢植え
- リース
- 吊り下げ型
- スワッグ
このようにさまざまなタイプの植物があるので、飾る場所や飾り方、好みのスタイルに合わせて選んでください。
トイレをリフォームする際の注意点
トイレをリフォームする際には、リフォーム中のトイレを確保しておきましょう。
業者にトイレを丸ごとリフォームを頼んだ場合は、半日~1日作業に時間がかかることもあります。
簡単なDIYであれば1時間以内で作業が完了しますが、大掛かりな作業を行うときはトイレが使えなくなる可能性があります。
賃貸のトイレを自分でリフォームする際に注意すべきこと
マイホームなら好きにリフォームできますが、賃貸で勝手にリフォームをすると退去時に費用を請求されることがあります。
賃貸のトイレを自分でリフォームする際の注意点をまとめましたので、賃貸の方は確認しておきましょう。
管理会社や大家に相談する
賃貸でトイレをリフォームするときは、必ず管理会社や大家に相談してください。
契約書にDIYやリフォームについて記載がないか確認し、管理会社や大家に連絡しましょう。
設備を取り外したり新たに取り付けたりするときは、合意を取ってから行ってください。
退去時に原状回復できるようにする
賃貸の場合、退去時に「原状回復の義務」があります。管理会社や大家に許可を得ていても、基本的には原状回復してから退去しなければなりません。
トイレをリフォームする場合は、元の状態に戻せるか確認しておきましょう。
もとからあった部品や設備は保管しておく
退去時には原状回復が義務付けられているため、取り外した部品や設備は必ず保管しておきましょう。
万が一紛失すると、備品や設備の代金を請求される可能性があります。
とくに細かな部品は紛失しやすく、どの部品だったか分からなくなりがちです。しっかり保管して、元の状態に戻せるようにしておきましょう。
トイレのリフォームで業者に頼むべき場所
ここまで自分でできるトイレのリフォームを紹介しましたが、自分ではリフォームできない箇所もあります。
- 便器の交換
- 手洗い場の設置
- 電源工事
以上の3点は、専門業者にリフォームを依頼してください。
便器の交換
便器本体を交換するときは、業者に相談しましょう。
便器の設置は配管との接合がよくないと、水漏れや故障を引きを起こす可能性があります。素人には難易度が高いリフォームですので、必ず業者にリフォームを依頼してください。
費用相場
便器を交換する際には、トイレ本体の代金+工事費+処分費がかかります。
トイレ本体 | 50,000~150,000円 |
工事費用 | 10,000円~ |
処分費 | 5,000円~ |
トイレ本体は、機能によって価格がさまざまです。タンクレストイレは、高額になります。
工事費用や処分費は、業者によってはトイレ本体の価格に含まれることもあります。
手洗い場の設置
独立型の手洗い場を新たに設けるときは、業者に依頼する必要があります。
新しく設置する場合は、給水管・排水管の工事が発生します。給排水管の工事は業者に依頼しなければならないため、リフォームに対応している水道局指定工事店に依頼しましょう。
費用相場
リフォームで手洗い場を設置する費用の相場は、以下の通りです。
カウンタータイプ | 50,000円~ |
壁掛けタイプ | 200,000円~ |
手洗い器を設置する場合は、給排水管工事の有無や壁に穴を開ける必要があるかないかなど、条件によって費用が異なります。
電源工事
トイレに電源を新たに作ったり増やしたりする場合は、工事を業者に依頼します。
トイレは水を使う場所なので、トイレのコンセントにはアースの設置が必要です。
アースの設置を伴う電源工事を行うには、電気工事士の資格が必須です。必ず資格を持つ業者に依頼しましょう。
費用相場
電源工事の費用は、以下のような相場です。
専用回路の増設 | 20,000円~50,000円 |
コンセントの増設 | 20,000円~30,000円 |
コンセントの差込口の増設 | 10,000円~ |
コンセントの差込口を増設するだけなら、10,000円程度でリフォームできます。
必要なコンセントや増設の目的によって費用が変わりますので、業者に相談しましょう。
トイレを自分でリフォームできないときは
トイレは工夫次第で、簡単に好みの空間にリフォームできます。壁紙や床の張替えは難易度が高めですが、小物を飾ったり照明を変えたり、手軽にできるアレンジでも雰囲気は変えられるでしょう。
DIYが難しかったり、大掛かりなリフォームをお考えの場合は、無理せず専門業者に依頼しましょう。
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トイレを自分でリフォームするときのよくある質問
-
トイレのリフォームはDIYでできますか?
-
賃貸ですがトイレをリフォームしてもいいですか?
賃貸の場合は、必ず管理会社と大家にリフォームしても良いか確認してください。
退去時には原状回復の義務があるため、リフォームをした際は部品や設備を紛失しないよう注意してください。
-
便器の交換は自分でリフォームできますか?
-
自分でトイレをリフォームする際にかかる費用の相場が知りたいです。
-
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