2024.06.30
今回は、ウォシュレットの交換費用の相場について分かりやすく解説します。
自分でウォシュレットを交換する場合と、賃貸で管理人に交換を依頼する場合では、対応や発生する費用が異なります。ウォシュレット交換の依頼先別の費用相場についても紹介します。
費用が高くなるケースや、安くするコツもあわせて解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
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記事の内容
ウォシュレット交換の費用相場
ウォシュレットを交換する際に発生する費用は、下記の2種類に分かれます。
本体代と作業代によって、ウォシュレットの交換費用が決まるのが大きな特徴です。新しく導入するウォシュレットのグレードや、交換作業を依頼する業者の見積もりによって、大きく費用が変わります。
ウォシュレット交換にかかる費用相場を確認して、交換作業を依頼する際の参考にしてください。
ウォシュレット本体の費用相場
ウォシュレット本体の費用相場は、次のとおりです。
ウォシュレットのタイプ | 費用相場 |
---|---|
袖リモコン | 10,000円~35,000円ほど |
壁リモコン | 25,000円~75,000円ほど |
貯湯式 | 30,000円~60,000円ほど |
瞬間式 | 50,000円~80,000円ほど |
ウォシュレットを作動させるリモコンが本体横にある「袖リモコン」は、本体費用が安く、壁に備え付ける「壁リモコン」は高い傾向があります。
また、タンクに貯めた水を温めて使用する「貯湯式」より、すぐにお湯を出す「瞬間式」のほうが、費用相場が高いです。
それぞれの機能性と費用相場を考慮して、自分に合ったウォシュレットを導入しましょう。
ウォシュレット交換作業の費用相場
ウォシュレット本体を購入しても、自分で設置できない場合は、業者に依頼する必要があります。専門業者にウォシュレット交換を依頼した際の、作業費用の相場は次のとおりです。
作業内容・費用内訳 | 費用相場 |
---|---|
袖リモコンの取り付け工事 | 4,000円~14,000円 |
壁リモコンの取り付け工事 | 4,000円~18,000円 |
貯湯式の取り付け工事 | 4,000円~15,000円 |
瞬間式の取り付け工事 | 5,000円~20,000円 |
古いウォシュレットの取り外し工事 | 5,000円~7,000円 |
上記は、出張費や養生費を含む作業費用の相場です。業者によっては、別途追加費用を請求されるケースもあります。
古いウォシュレットの取り外し工事にも別途費用がかかるケースもあるので、業者選びの際は、見積もりの項目をチェックして、追加請求の有無を確認しておきましょう。
ウォシュレット交換の依頼先別の費用相場
ウォシュレット交換を依頼する先で、費用相場が大きく変わります。
依頼先 | 特徴 | 作業費用相場 |
---|---|---|
自分で対応する | 本体費用以外かからない | 工具代のみ |
電気工事事業者 | 電気工事をあわせて依頼できる | 5,000円~10,000円 |
水道修理業者 | 水漏れなどのトラブルに対応できる | 4,000円~10,000円 |
引越し事業者 | 新居に引っ越す際にあわせて依頼できる | 16,000円~18,000円 |
トイレメーカー
リフォーム事業者 |
ウォシュレットの知識が豊富 | 10,000円~20,000円 |
自分でウォシュレットを交換すると安く済みますが、誤った方法で取り付けてしまい、水漏れを招く恐れがあります。自分で対応するよりも、水道修理業者などの業者に頼むほうが、スムーズにウォシュレットを取り付けられるため、おすすめです。
下記の記事では、ウォシュレットの工事を依頼する業者選びのコツを解説しているので、あわせてチェックしておきましょう。
自分でウォシュレットを交換するのは難易度が高い
DIYが得意な方であれば、セルフでウォシュレットを交換できますが、知識や技術に自信がない場合は業者への依頼がおすすめです。
ウォシュレット交換の知識・技術が豊富な業者に依頼すれば、スムーズに交換作業を実施できます。
自分で交換する場合は、下記のようなリスクに注意しなければなりません。
- 止水栓を開けられない
- 排水ホースの長さが足りない
- アース線をつなげられない
- 漏電
- 水漏れ
下記の記事では、ウォシュレットを自分で交換する手順や、業者に依頼するメリットを解説しているので、あわせて読んでおきましょう。
賃貸のウォシュレット交換は管理者に確認
賃貸のウォシュレット交換は、必ず大家さんや管理会社に相談しましょう。賃貸物件の場合は、ウォシュレットを含む設備を、退去時に原状回復させる必要があるため、管理者の許可なくリフォームを行ってはいけません。
ウォシュレットの取り付けに関しては、許可を出してくれる管理者が多いものの、「袖リモコンは問題ないが、壁リモコンはNG」など、条件を提示されるケースもあるので、事前確認が必要です。
なお、賃貸のウォシュレット交換は、原則自己負担となるため、事前に見積もりを確認しておくことが大切です。
下記の記事では、ウォシュレットを賃貸に取り付ける方法や費用相場を解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ウォシュレットの交換費用が高くなるケース
下記のようなケースでは、ウォシュレットの交換費用が高くなります。
それぞれのケースを確認して、予算内でウォシュレット交換ができるよう、対策しましょう。
ウォシュレット以外の交換・工事も必要な場合
ウォシュレット以外の交換や工事も必要な場合は、施工費用が高くなります。
交換・工事内容 | 費用相場 |
---|---|
特殊なトイレにウォシュレットを取り付ける | 10,000円~ |
給水管などパーツを交換する | 5,000円~50,000円 |
止水栓を交換する | 20,000円~40,000円 |
電源コンセントを増設する | 15,000円~50,000円 |
古いウォシュレットを撤去・交換する | 5,000円~7,000円 |
パーツ交換や電源コンセントの増設など、ウォシュレット交換以外の作業が発生する場合は、費用相場が高くなります。
また、隅付ロータンク式やフラッシュバルブ式などの特殊なトイレの場合は、追加料金が発生するので注意しましょう。
特殊な形状のウォシュレットに付け替える場合
特殊な形状のウォシュレットに付け替える場合も、費用相場が高くなります。具体的には、次のようなケースです。
- タンクレストイレにウォシュレットを取り付ける場合
- 三角タンク式のウォシュレットを導入する場合
- ウォシュレット一体型便器に取り替える場合
- 給水ホースをカプラー式からナット式へ変更する場合
- フラッシュバルブ式トイレにウォシュレットを取り付ける場合
特殊な形状のウォシュレットに付け替える場合は、別途工事費用がかかるため、一般的な費用相場より高い費用が必要です。
ウォシュレットの交換費用を安くするコツ
ウォシュレットの交換費用を安くするコツは、次のとおりです。
ウォシュレットの交換費用を安く抑えたい方は、それぞれのコツを実践してみてください。
ウォシュレットのグレードを抑える
ウォシュレットのグレードを抑えると、交換費用を安く抑えられます。最新式や高機能のウォシュレットに交換する際は、費用が高くつくので、型落ちや機能が限られているものを選びましょう。
ウォシュレットを選ぶ際に、瞬間式より貯湯式のほうが安いので、予算を抑えたい場合は貯湯式がおすすめです。
貯湯式と瞬間式の違いは、次のとおりです。
貯湯式 | ・タンクに水を貯めて沸かす方式
・必要な量のお湯を貯めておける |
瞬間式 | ・給湯栓を開くと同時にすぐ加熱する方式
・温水を常に保温しておく必要がない |
下記の記事では、ウォシュレットの瞬間式と貯湯式の違いを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
安く依頼できる業者を選ぶ
ウォシュレットの交換費用を抑えたい場合は、安く依頼できる業者を選びましょう。安く依頼できる業者を選ぶコツは、次のとおりです。
- 複数社から相見積もりを取る
- 割引やキャンペーンを利用する
- 口コミを確認する
相見積もりを取ると料金を比較できるので、安い業者を簡単に選べます。少なくとも3社で相見積もりを取るのがおすすめです。ウォシュレット交換に関する割引やキャンペーンがないかも、確認しておきましょう。
また、「高額請求された」「見積もりよりも高くなった」などの口コミがないか、確認しておくことも大切です。
3つのコツを押さえて、信頼できる業者にウォシュレットを依頼しましょう。
ウォシュレットを購入する前に確認すべきポイント
ウォシュレットを購入する前に、下記のポイントを確認しておきましょう。
それぞれのポイントを押さえておけば、トイレに合ったウォシュレットを購入できます。各ポイントを確認して、自分に合ったウォシュレットを選びましょう。
使っている便器のタイプ
使っている便器のタイプによって、ウォシュレットを設置できるか変わります。下記の便器タイプであれば、ウォシュレットを設置できます。
- 一般洋式便器
- ワンピース型便器
- 隅付タンク式腰掛便器
下記のような便器タイプでは、ウォシュレットを設置できません。
- タンクレストイレ
- 汲み取り式のトイレ(ぼっとん便所)
- 古すぎるトイレ(40年前など)
- 海外製のトイレ
ウォシュレットを購入する前に、使っているトイレのタイプを確認して、施工できるかチェックしておきましょう。
コンセントの有無・場所
ウォシュレットを購入する前に、コンセントの有無・場所を確認しておくことが大切です。ウォシュレットは電気を使って起動する電化製品なので、コンセントがなければ使用できません。
なお、コンセントがないトイレ室内にウォシュレットを設置する場合は、別途電気工事が必要です。
また、コンセントの電源コードが短い場合は、コンセントまで届きません。電源コードの長さとコンセントの位置を確認して、長さが足りない場合は延長コードを使用しましょう。
便座とトイレ室内の長さ
また、一般的な便器のサイズは、主にエロンゲートサイズ(大型サイズ)とレギュラーサイズ(標準サイズ)の2種類です。
ウォシュレットの品番や取扱説明書からサイズを確認できるので、自宅の便器に対応している商品を選びましょう。
下記の記事で、ウォシュレットを後付けできる条件を解説しているので、自宅に必要なスペースを確保できるか確認してください。
ウォシュレットをお得に交換できる業者をお探しなら
ウォシュレットの交換費用を抑えるには、ウォシュレットのグレードを抑えて、安い業者を選ぶ必要があります。しかし、信頼できる業者を見極めるのは簡単ではありません。
『水道修理のセーフリー』では、水道修理業者の口コミや料金を比較して、自分に合った業者を探せます。
業者選びに悩んだ際は、希望に沿ったおすすめ業者を紹介するコンシェルジュサービスをぜひご活用ください。
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ウォシュレットの交換費用についてよくある質問
-
ウォシュレットの交換費用は工事費込みでいくらですか?
ウォシュレットの交換費用は、本体価格・工事費の相場を含めると25,000円~110,000円程度します。どんなウォシュレットに交換するか、どの業者へ依頼するかによって費用総額は変わります。
-
ウォシュレットは何年くらいで交換すべきですか?
ウォシュレットのメーカーや使い方によっても変わりますが、一般的な寿命は10年程度とされています。温水が出ない・ノズルが出ない・水漏れといった症状が現れたら寿命が近づいている可能性があるため、交換を検討しましょう。
-
ウォシュレットのノズル交換費用はいくらですか?
ウォシュレットノズルの交換費用は、メーカーによって異なります。例えば、TOTOの場合、公式の修理サービスでは税込20,000円〜、水道修理業者に依頼した場合は15,000円~が相場です。
-
ウォシュレット交換はどこに頼むと良いですか?
ウォシュレット交換は、リフォーム業者・水道修理業者などに依頼できます。それぞれサービスや価格の傾向は異なるため、それぞれの特徴を理解のうえ比較検討しましょう。
短期間で交換したい方には、水道修理業者がおすすめです。
-
ウォシュレットの交換は自分でできますか?
必要な工具を用意し、正しい手順を踏めば、自分でウォシュレットを交換できます。ただし、誤ったやり方で作業すると水漏れする恐れがあるため、おすすめはできません。
確実にウォシュレットを交換するなら、業者へ依頼しましょう。
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