2024.01.26
「介護が必要になった」「将来に備えてトイレをリフォームしたい」など、トイレのバリアフリー化をお考えの方は多いでしょう。
今は問題なくトイレを使えていても、10年・20年後を見据えてトイレをバリアフリー化しておくことは大切です。
本記事では、トイレをリフォームでバリアフリーにするときのポイントや費用、施工例などを紹介しています。
利用できる補助金についても解説していますので、リフォームをお考えの方は参考にしてみてください。
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記事の内容
トイレをリフォームでバリアフリーにする具体例
トイレをバリアフリーにするには、どのようにリフォームすればよいのか具体例を紹介します。
ここでは、5つの具体例について説明します。
トイレの床を上げる
廊下からトイレが一段下がった形になっている場合、トイレの床を上げることで段差をなくします。
「床を上げる」と聞くと難しい工事のようですが、床下地を組んで高さを上げるため、比較的簡単にできます。
床の高さが上がるため、頭を上にぶつけないかなど確認しながら作業しなければなりません。
段差がなくなって廊下とトイレがフラットになると、車いすでの移動もスムーズです。
敷居を撤去してフラットにする
廊下とトイレの段差をなくすには、敷居を撤去する方法もあります。
高齢者がつまずきやすい段差は、1~2㎝ともいわれており、足腰が弱くなるとちょっとした段差でもつまずきやすくなります。
つまずきによる転倒を防ぐには、段差をなくして床の高さを合わせることが有効です。床面をフラットにして、転倒によるけがを防ぎます。
床材を張り替える
転倒防止には、床材の張り替えも有効です。
トイレで転倒すると、便器や壁に頭を打って、思わぬけがをする恐れがあります。
床材を選ぶポイントは、以下の3つです。
- 滑りにくい素材
- 汚れに強い素材
- 掃除しやすい素材
不自由な体では、トイレで床を汚してしまうことがあります。汚してしまっても汚れが残りにくく、掃除しやすい素材を選ぶと良いでしょう。
手すりを設置する
簡単なリフォームの一つが、手すりの設置です。
手すりはL字型のものを設置すると、便器に座ったり立ったりするときも、歩くときも安心して使用できます。
手すりを設置する位置は、便座の横から出入り口までの移動時に支えになる場所です。
和式から洋式にリフォームする
トイレが和式の場合は、洋式にリフォームすることもあります。
和式トイレは足腰への負担が大きいため、体が不自由だったり、高齢になると使いにくくなります。洋式なら直接座れるので、足腰への負担を大幅に軽減できるでしょう。
和式から洋式にリフォームするには、大掛かりな工事が必要です。簡単にリフォームしたい場合は、簡易洋式トイレでも対応できます。
トイレのバリアフリー化のリフォーム事例
実際にトイレのバリアフリー化リフォームをした方の事例をまとめました。
作業時間と修理料金をまとめていますので、参考にしてみてください。
トイレセットの交換と手すりの増設
トイレセットを交換して、手すり・カウンター・手洗い器を増設した事例です。
作業時間 | 5時間 |
修理料金 | 258,228円(税込) |
作業にかかった時間は5時間、費用は258,228円でした。
便器本体の価格も込みなので、この金額になっています。
和式から洋式へのリフォーム
和式のトイレから洋式にリフォームした事例です。
作業時間 | 1日 |
修理料金 | 360,288円(税込) |
タイルの床を張り替え、壁紙も張り替えています。新しい便器の設置・床と壁の張り替えで、360,288円、作業は1日がかりでした。
実際に和式からウォシュレット付きトイレへのリフォームを行った方の口コミがありましたので、紹介します。
自宅療養中で和式に便座を置いて洋式トイレとして使う様にしていましたが、どうしてもウォシュレット付きトイレが良いと言うので介護保険を利用しての改修には時間がかかり間に合わなく、ネットで見かけたクラシアンさんに連絡した所、1時間で来て頂き、とりあえず安く、とりあえずウォシュレットを、とりあえず少しでも早く、と無理を伝えましたが、気持ち良く今から出来ますよ!価格もなるべく抑えて出来るようにしましょう!と言って作業をすぐ始めてくれました。作業中思わず時間がかかる作業もありましたが、暑い中 休憩してね!とこちらから声をかけるくらい一生懸命作業をしてくれました。父の為に、とりあえずトイレさえ取り付けて頂けたら後は姉と私でします。と言ったところ、素人の私達だけでは なかなか出来ないだろうと作業をしながら、壁はこんな材料を買って使えばやりやすい!このような道具が必要などと最後まで教えてもらいました。とても助かりました。今回のように その日にでも新しいトイレが必要になる事もなかなか無い事かも知れませんが、どこに問い合わせてもすぐには出来ないし高額でしたのに、介護保険は適応出来なくても その日に工事を始めて頂けてそれほど高額でもなく出来ました事は本当に感謝です。また持ち家でトイレが古く交換したいと思っていたので 近々お願いしようかと思っています。
引用元:クラシアン公式サイト(https://www.qracian.co.jp/reform/voice/)
クラシアンでトイレリフォームを行った事例です。口コミでは「1時間で来てくれて、すぐに作業を始めてくれた」とありました。
対応スピードや作業スピードが早く、早くリフォームしたいときにも助かります。
トイレのバリアフリーリフォームの費用相場
トイレのバリアフリーリフォームについて、作業内容別に費用相場をまとめました。
作業内容 | 料金 |
和式から洋式へのリフォーム | 180,000円~400,000円 |
手すりの設置 | 10,000円~50,000円 |
床の張り替え | 30,000円~ |
段差をなくす | 50,000円~1,000,000円 |
引き戸へのリフォーム | 50,000円~200,000円 |
水道修理やリフォーム工事を行っているクラシアンの公式サイトによると、内装工事の有無によって異なりますが、8~55万円が目安とのことでした。
設置する便器の種類や付帯工事によって、費用には差がありますが、要望や予算に応じた提案をしてくれるそうです。
料金についての口コミも紹介します。
どこよりも割安でした。ありがとうございました。段差のあるトイレリフォームを施工してもらいました、1日で完了し仕上がりもとても良かったです。2階もいずれお願いしようと思っています。
引用元:クラシアン公式サイト(https://www.qracian.co.jp/reform/voice/)
担当の方は誠実で説明も丁寧、価格も良心的で安心できました。トイレリフォームをお願いしましたが、お仕事とはいえ、決してきれいとは言えない場所を、長時間お一人で施工してくださり、頭の下がる思いです。ありがとうございました。また他の部分の不具合がある際はお願いしたいです。
引用元:クラシアン公式サイト(https://www.qracian.co.jp/reform/voice/)
口コミではこのように「割安だった」「価格も良心的」といった声がありました。
スタッフの対応の評価も高く、仕上がりも満足のいくものだったようです。
トイレのバリアフリーリフォームで押さえるべきポイント
トイレのバリアフリーリフォームをする際は、押さえるべきポイントがいくつかあります。
よく考えずにリフォームすると、使いにくかったり後悔したりすることもあるので、以下のポイントを押さえておいてください。
- 同時施工で費用を抑える
- 予算に余裕を持つ
- トイレ全体をバリアフリー化する
- 水回りの修理に対応できる業者を選ぶ
以上の4点を押さえて、満足のいくリフォームを目指しましょう。
同時施工で費用を抑える
トイレをリフォームする際は、複数箇所同時にリフォームしたほうが費用を抑えられます。
手すりをつけるのであれば、トイレスペースを拡張したり、ドアを引き度に変更したりと、使いやすいように全体をフォームするのがおすすめです。
バリアフリー化するときは、今の使いやすさだけでなく、将来のことも考えて、使い勝手の良いトイレにリフォームしましょう。
予算に余裕を持つ
リフォーム工事の打ち合わせをすすめるうちに「スペースの拡張工事が必要なのでは」「床材や壁紙もすべて張り替えたい」など、次々に要望が出てくるかもしれません。
最終的に大規模なリフォームになるケースも多々あります。予算は明確にしておき、余裕をもってリフォームを依頼することが大切です。
予算オーバーにならないように、業者にあらかじめ予算を伝えておくのも良いでしょう。
トイレ全体をバリアフリー化する
トイレのリフォームをするときは一部に目を向けるのではなく、全体をバリアフリー化することが大切です。
段差の解消や手すりの設置といったわかりやすいリフォーム以外にも、バリアフリー化でできることはあります。
- リモコンを使いやすい位置にする
- ワンタッチタイプのトイレットペーパーホルダーに変える
- 全体の広さを広くする
このように、使いやすいトイレにするにはちょっとした工夫が必要です。
施工会社と相談しながら、自分たちの暮らしに合ったリフォーム内容を決めましょう。
水回りの修理に対応できる業者を選ぶ
水回りの修理に対応できる業者であれば、万が一工事中に水回りのトラブルがあってもすぐに対応してもらえます。
業者によっては「保証期間」や「アフターサービス」を設けている場合もあるので、工事が完了した後も安心です。
トイレのリフォームは、水回りについて熟知した業者にお任せしましょう。
トイレのリフォーム業者の選び方
トイレのリフォーム業者は数多くあるため、どのように選べばよいか迷う方は多いでしょう。
そこでここでは、トイレのリフォーム業者の選び方を紹介します。
- 水道局指定工事店か確認する
- 施工例や料金を公式サイトで確認する
- ネット上での評価が高い業者を選ぶ
- リフォームもできる水道修理業者を選ぶ
以上の4つのポイントを押さえておけば、満足のいくサービスを受けられるはずです。
水道局指定工事店か確認する
トイレのリフォームは、水道局指定工事店に相談してください。
水道局指定工事店は、水道局から適切な水道工事ができると認定された業者です。給水管や水栓の新設工事や給水管の種類変更などは、水道局指定工事店でなければ工事できません。
水道局指定工事店なら一定の技術力が期待でき、緊急トラブルにもすぐに駆けつけてもらえます。
高額請求の心配も少ないので、トイレのリフォームは水道局指定工事店に依頼しましょう。
施工例や料金を公式サイトで確認する
トイレリフォームの施工例や料金を、公式サイトで確認することも大切です。
リフォーム事例を写真で確認できれば、自分のトイレリフォームの参考になります。事前にある程度の料金が分かるので、実際にリフォームを依頼する際にも安心です。
信頼できる業者であることを確かめるためにも、施工例や料金がきちんと載っているか確認してください。
ネット上での評価が高い業者を選ぶ
業者を探すときは、ネット上の口コミ・評判も参考にしましょう。どの業者にするか迷ったら、評価が高い業者がおすすめです。
できれば、トイレのバリアフリーリフォームをした方の口コミを探すとより参考になります。実際に利用したユーザーがどのように評価しているのか、料金や対応は問題なかったのかなど、気になる点を確認してください。
良い口コミが多い業者ほど、安心して依頼できます。
バリアフリートイレの工事は、経験豊富な業者に依頼して安全性を確保。
リフォームもできる水道修理業者を選ぶ
トイレのバリアフリーリフォームを依頼できる先は、いくつかあります。
- リフォーム会社
- ハウスメーカー・工務店
- 家電量販店
- 水道修理業者
このなかでおすすめなのは、水回りの修理にも対応できる「水道修理業者」です。トイレのリフォーム後、万が一何かトラブルが起きたときもすぐに駆けつけてくれるため、安心できます。
水道修理業者の中でも、給排水工事に対応できる「水道局指定工事店」に依頼しましょう。
トイレのバリアフリー化には補助金が使える
トイレのバリアフリー化は、条件を満たせば、国や自治体の補助金の対象となるケースもあります。
介護保険の補助金
要介護、または要支援の認定を受けている方を対象としてバリアフリーリフォームを行う際に、費用の一部が介護保険から支給されます。
対象となる改修は、次の通りです。
- 和式から洋式へのリフォーム
- 扉の取り替え
- 手すりの設置など
申請の手順を簡単に説明します。
- ケアマネージャーなどに相談
- 申請書類の提出と確認
- 施工
- 住宅改修費の支給申請・決定
支給限度基準額は、20万円です。
介護保険の補助金の対象になる場合は、まずケアマネージャーなどに相談してみましょう。
※参照元:厚生労働省HP(https://www.mhlw.go.jp/general/seido/toukatsu/suishin/dl/07.pdf)
自治体の補助金
自治体によっては、バリアフリー改修工事に独自の補助金制度を設けているケースもあります。
例えば、東京都港区の場合「高齢者自立支援住宅改修給付」を利用できます。
対象 | 65歳以上で、日常生活動作に困難があり、住宅改修が必要と認められる人 |
予防給付 | 手すりの設置 段差の解消 床材の変更 扉の取り替え 和式から洋式への変更 |
設備給付 | 便器の洋式化と付帯して必要な工事 |
予防給付の助成限度額の合計は、200,000円、設備給付の助成限度限度額合計は、106,000円です。
ただし、予防給付については要支援・要介護認定者を除くなど、いくつかの条件があります。
バリアフリー化の際は、お住まいの自治体で給付できる補助金がないか確認しておきましょう。
参照元:港区_高齢者自立支援住宅改修給付(https://www.city.minato.tokyo.jp/zaitakushien/kenko/fukushi/koresha/sumai/kaishu.html)
トイレのリフォームは水道修理業者に相談を
トイレのリフォームでバリアフリー化するときは、今の使いやすさはもちろん、将来のことも視野に入れて工事内容を決めましょう。
介護保険や自治体の補助金を使えるケースもあるので、工事を依頼する前に調べることが大切です。
『水道修理のセーフリー』では、クラシアンなど、トイレのリフォームに対応している水道修理業者を多数掲載しています。水回りのプロに相談すれば、トイレのリフォームもスムーズです。業者選びは『コンシェルジュ』にご相談ください。
今週のNo.1 おすすめ優良業者!!
クラシアン
あわせて読みたいみんなの相談
セーフリーの『みんなの相談』では、経験豊富な水道業者が、あなたの状況やお悩みに応じて無料でアドバイスを行っています。現在の内容に近い質問もピックアップしていますので、ぜひ参考にしてください。
- 相談内容
ウォシュレット交換
- ウォシュレットの交換
- 相談日時 : 2023年12月16日 02:33
- ニックネーム : めぐみ
高齢の両親が住む家のウォシュレットを交換したいのですが、どのようなモデルがおすすめでしょうか?
トイレのバリアフリーリフォームに関するよくある質問
-
トイレをバリアフリー化したいのですが、具体的に何ができますか?
トイレのバリアフリーリフォームには「トイレの段差をなくす」「手すりをつける」「和式方洋式に変える」といった方法があります。
使いやすさを考えて、必要な工事を行いましょう。
-
トイレのバリアフリーリフォームの費用を教えてください。
リフォームの費用は工事内容によって大きく変わりますが、手すりの設置なら10,000円~50,000円程度でできます。
和式から洋式へのリフォームになると、180,000円~400,000円程度と費用の幅があります。
-
トイレのリフォームはどこに依頼したらよいですか?
リフォーム会社や工務店などでも依頼できますが、おすすめは水道局指定工事店に登録されている水道修理業者です。
水回りの修理にも対応できるため、トラブルが起きてもすぐに駆けつけてくれるので安心です。
-
トイレのバリアフリー化には補助金は使えますか?
条件を満たしていれば、介護保険の補助金を利用できます。20万円までを限度に支給されるので、ケアマネージャーに相談しましょう。
自治体によっては、独自の補助金制度を設けている場所もあります。
-
トイレのリフォーム業者の選び方を教えてください。
リフォーム業者を選ぶときは、施工例や料金を公式サイトで紹介している業者が良いでしょう。事前に事例や料金の目安を確認できるので、安心して相談できます。
実際に利用した方の口コミ評判も参考に、水道局指定工事店に登録されている業者から選びましょう。
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