節水トイレはつまりやすい？理由・原因・対処法・予防策を解説

節水トイレがつまりやすいといわれる理由

節水トイレは、なぜつまりやすいといわれているのでしょうか？原因や対処法などをみていく前に、節水トイレがつまりやすい理由を押さえておきましょう。節水トイレは、以下2つの理由からつまりやすいといわれています。

• 従来型より水量が少ない
• 水圧や排水経路との相性がよくないことがある

従来型より水量が少ない

節水トイレは、従来型が13リットルの水を使用するのに対して4～6リットル程度にまで減らすことが可能です。大幅に水量が減ったことにより、水の力でトイレットペーパーや排泄物を押し流す力が弱まっています。ここから、流し残しやつまりを引き起こす場合があるのです。

トイレの水を流す際「大」と「小」がありますが、「小」で流すと水量がさらに少なくなるため流しきれなくなります。水道代の節約には有効な節水トイレですが、使い方によってはつまりの原因になることがあるので注意が必要です。

水圧や排水経路との相性がよくないことがある

節水トイレは、水圧や排水経路との相性がよくないことからつまりを引き起こす場合もあります。集合住宅や戸建てなどの環境により水圧が不足し、流れる力が弱まることがあるのです。

また、配管に勾配や曲がり角が多い状態も、節水トイレにとっては悪影響となる場合があります。少ない水量では流しきれず、つまりやすいです。

特に、節水トイレを後付けしたケースにおいて不具合が生じやすいため、設置環境をよく調べた上で導入することが大切です。古い住宅に節水トイレを後付けするときは、配管設計と合わずに不具合が起きやすいので注意しましょう。

リクシル・TOTOの節水トイレはつまりやすい？

トイレメーカーの中でも、リクシルやTOTOの節水トイレはつまりやすいといわれることがあります。そこで、それぞれの節水トイレについて、機能や水量、つまりやすさへの影響などをご紹介しましょう。

リクシルの節水トイレ

リクシルの節水トイレの水量は、以下の通りです。

• 大・・・5リットル前後
• 小・・・3.8リットル前後

※機種による

リクシルの節水トイレにはパワーストリーム洗浄という機能が搭載されており、強い水流を便器全体に流すことが可能です。また、アクアセラミックと呼ばれる独自の機能により、汚れが付きにくい特徴があります。

比較的強めの水流で流せるものの、節水により水量が少なくなっているため大量のトイレットペーパーを一度に流すなどするとつまりやすいです。ただし、一般的な使用方法だとつまることは少ないでしょう。

実際にリクシルの節水トイレを使っている人の口コミをみると、こんな声が投稿されています。

• 節水トイレなのにしっかり流れる
• トイレットペーパーを多く流すとつまってしまった

トイレの機能と口コミ、基本的な使い方を押さえると、つまるのを防げるでしょう。

リクシルのトイレはつまりやすいと言われる理由や対策を確認したい方は、こちらもご覧ください。

TOTOの節水トイレ

続いて、TOTOの節水トイレに関してみていきます。主な節水機能については、以下をご覧ください。

• 大：4.8リットル程度
• 小：3.6リットル程度(タンクレストイレを含む)

TOTOの節水トイレにも、少ない水でも汚れをしっかり除去できるトルネード洗浄機能が備わっています。渦を巻くように水が流れていくので、効率よく汚れを落とせるのです。

また、セフィオンテクトと呼ばれる機能により、便器に汚れが付きにくくなっているのも特徴となっています。

トルネード洗浄により少ない水量でもしっかり流してくれますが、大量のトイレットペーパーや異物を流した場合はつまる可能性があります。一方、旧式モデルから改良が進み、以前のものよりもつまりにくくなっているのは事実です。

TOTOの節水トイレを使用している人は、こんな口コミを寄せています。

• 少ない水でもきちんと使える
• 節水になるのはいいけれど流れが弱いと感じることがある

口コミや製品の機能をよく確認し、正しく使用するのを心がけたいです。

実際に節水トイレがつまる原因

水道代を抑えられ水の無駄遣いを減らせるメリットがある節水トイレですが、つまりやすいというデメリットがあるので使用する際には注意したいです。節水トイレでつまりが起きないよう、つまる原因も確認しておきましょう。つまる原因には、次の5点が挙げられます。

• 水量・水圧が足りずに流しきれなかった
• 排水管内の汚れが蓄積していて引っかかった
• トイレットペーパーや排泄物を大量に流した
• 水に溶けないものを流した
• タンク内の水がたまっていなかった

つまる原因について、順にみていきます。

水量・水圧が足りずに流しきれなかった

節水トイレは、水量や水圧が一般的なものよりも抑えられています。その結果、トイレットペーパーや排泄物を流しきれないことがあります。

従来のトイレは縦方向に水が流れるので、水量が多いです。対して節水トイレは渦を巻くようにして水が流れるため水圧や水量が弱めになっています。

実際に節水トイレで水を流すと、水の勢いが緩やかで音が静かです。その分、トイレットペーパーなどを多めに流すとつまりやすくなっています。

排水管内の汚れが蓄積していて引っかかった

節水トイレでつまりが起きる原因には、排水管内の汚れが関係している場合があります。排水管の中に汚れが溜まり、そこにトイレットペーパーなどが引っかかりつまりが起きるという仕組みです。

水流の勢いや水量ではなく、排水管内に汚れが溜まっていることで、流しきれない状況が起こります。

トイレットペーパーや排泄物を大量に流した

節水トイレを使用している人の口コミでもみられるように、トイレットペーパーや排泄物を大量に流すとつまってしまいます。従来のトイレよりも水量と水圧が弱めになっているため、大量に流すと流しきれずにつまるのです。

異物によるつまりは、一度に大量に流さないことが大事です。もう少しトイレットペーパーを使いたいときは、一度流してから再度流すようにしましょう。

水に溶けないものを流した

節水トイレは、水に溶けないものを流したことによりつまる場合もあります。トイレットペーパー以外のティッシュペーパーやおむつなどを流すと、水に溶けないのでつまってしまうのです。

水に溶けないもの、トイレに流さないでと記載されているものを流すのはやめましょう。異物がつまっている場所によって、大掛かりな修理が必要になることがあります。修理費用もかさむ恐れがあるので、水に溶けないものは流さないことが大事です。

タンク内の水がたまっていなかった

節水トイレがつまる原因には、タンク内の水がたまっていなかったという事態も挙げられます。タンク内に水がたまっていないと水流が弱くなるため、トイレットペーパーなどを流しきれずつまるケースがあるのです。

配管内で排泄物などを押し出す力が弱まり、途中でつまってしまうこともあります。タンク内の水がたまっていない状態も故障している可能性があるので、そのまま使い続けるのは避けましょう。

セーフリーWEB担当

節水トイレが詰まりやすいと言われる4つの原因は何ですか？

吉村輝

節水トイレのつまりの原因として主に挙げられるのは、「水量・水圧が足りない」「排水管内の汚れ」「大量に流した」「水に溶けないものを流した」「タンクの水がたまっていなかった」の5つです。

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節水トイレのつまりのサイン

次のようなサインが見られるときは、節水トイレがつまっている可能性があります。

• 悪臭・異音がする
• 便器内に溜まっている水の水位が高い
• 水流が弱い
• トイレットペーパーが流れ切らない

この時点で対処すれば、軽作業ですむ可能性が高いです。しかし、放置すれば状況が悪化し、高額請求につながる恐れがあるため、サインを見逃さないことが重要です。

悪臭・異音がする

排水管内で流れ切らなかった汚れがあると、悪臭を発生させることがあります。今までなかった臭いが感じられるときは、排水管内に汚れが溜まっているからかもしれません。

また、水を流した後、便器の奥から「コポコポ」といった、空気が抜けるような音がする場合は注意が必要です。すでに排水管内でつまりが発生し、水が溜まっている部分で空気が押し上げられている可能性があります。

聞き慣れない音がする場合は、早めの対処が重要です。

便器内に溜まっている水の水位が高い

節水トイレの便器内に溜まっている水の水位が高い場合、詰まりが発生している可能性があります。水位が高いときは、排水管内で詰まりが発生し、下水道へ排出されるはずの水が便器内に押し戻されている状態です。

排水管内が完全に塞がれていなければ、水位は徐々に下がります。しかし、水位が下がっても詰まりが解消したわけではないので、放置するのは大変危険です。

水流が弱い

節水トイレの水流がいつもより弱い場合も、詰まりのサインの1つです。水の勢いが弱いと感じるときは、放置せずにつまりの原因を探りましょう。

また、水流が弱いまま放置すると、勢いが足りず、排水管内に汚れが溜まりやすくなります。状態をさらに悪化させる恐れがあるので、早めの対処が重要です。

トイレットペーパーが流れ切らない

トイレットペーパーが流れ切らず節水トイレの便器内に残る場合、便器付近でつまりが発生している可能性があります。排水管を通って下水道にいくはずのトイレットペーパーが、押し戻された状態です。

無理に流そうとすれば、さらに逆流する恐れがあります。

セーフリーWEB担当

節水トイレの詰まりのサインにはどのようなものがありますか？

吉村輝

詰まりのサインとしては、水の流れが悪くなる、異音が発生する、水位が通常より高くなるなどがあります。これらのサインに早めに気づくことがトラブルを未然に防ぐ鍵です。

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状況が悪化するトイレつまり時の行為

節水トイレは、水流や水圧が弱いことから大量のトイレットペーパーなどを流すとつまりやすいです。つまったかもと感じたとき、次のようなことをするとさらに状況が悪化する可能性があります。状況を悪化させてしまう行為には主に5つあるので、注意してください。

• 節水トイレ非対応のラバーカップを使う
• 強力な薬剤を一度に大量投入する
• ワイヤーブラシを無理に使う
• 熱湯を流す
• 原因不明のまま対処法を試す

節水トイレ非対応のラバーカップを使う

トイレがつまったときのお助けアイテムとして知られるのが、ラバーカップです。しかし、節水トイレに対応していないラバーカップを使用すると、さらに状況を悪化させる恐れがあります。

ラバーカップには、和式用と洋式用に加えて節水トイレ用があるため、節水トイレ用ラバーカップを選ばなければいけません。

強力な薬剤を一度に大量投入する

つまったものを流そうと強力な薬剤を一度に大量投入するのも、つまりを悪化させる要因となります。薬剤による化学反応で泡立ちや膨張が起こり、ますます水の流れを悪化させてしまう場合があるのです。

また、濃度の高い薬剤の使用により、溶け切らなかった分が固まったり結晶化することもあります。薬剤を使う際はトイレに使用できるかどうかに加えて、その濃度や使用量には十分気を付けてください。

ワイヤーブラシを無理に使う

排水管などにつまった物を取り除く役割があるワイヤーブラシですが、無理な使い方によりトイレのつまりを悪化させることがあるので注意しましょう。ワイヤーブラシを無理やり奥の方に押し込むと、つまりの原因となっている異物をさらに奥に押し固めてしまうことになります。

押し込まれた異物がさらに排水管を塞ぐ形になり、結果的につまりが悪化するのです。排水管に蓋をしたような状態になり、完全に水が流れなくなるケースもあるので注意したいです。

熱湯を流す

節水トイレがつまったとき、熱湯を流すのも逆効果となるので避けましょう。便器は陶器でできているので、熱湯をかけると急激な温度変化によりひび割れることがあります。

熱湯を流すと排水管が傷つき、破損や水漏れを引き起こす場合もあるので要注意です。トイレットペーパーが溶けて流れるかもと考え熱湯をトイレに流すのはやめましょう。

原因不明のまま対処法を試す

節水トイレがつまった場合、原因がわからないまま闇雲に対処法を試すのも逆効果となります。トイレのつまりは、原因を追究した上で正しく対処しなければ直りません。

トイレの水の流れが悪くなり、つまったように感じるときは、何が原因でつまっているのかを明らかにしましょう。原因不明のまま思いつく対処法を実践しても、つまりを悪化させるばかりです。いきなり道具を使ったり水を流し続けるのではなく、原因を突き止めることから始めましょう。

節水トイレがつまったときの対処法

トイレがつまったとき、原因を突き止めた上で適切に対処することが求められます。そこでここでは、節水トイレがつまったときの対処法として、以下の2つをご紹介します。

• 二度流しを試みる
• 排水ボタンを長押ししてみる

節水トイレの流れが悪くなりつまっている恐れがある場合は、ぜひ試してみてください。

二度流しを試みる

節水トイレは、一度に流す水の量が少ないです。ここから、大量のトイレットペーパーや排泄物を一度で流しきれないことがあります。

そこで、トイレットペーパーは少しずつ流す、二度に分けて流すといった方法を実践してみましょう。何回かに分けて、一度の大量のものを流さないようにすることで、つまりを解消できる場合があります。

排水ボタンを長押ししてみる

節水トイレのつまりの対処法には、排水ボタンを長押しする方法もあります。タンクレストイレや節水トイレは、排水ボタンを押すことで通常より多めの水を流せるようになっているものが多いです。

排水ボタンを押すと一時的に水量を増やせるので、軽度のつまりなら解消できる場合があります。ボタンを長押ししても状況が改善されないときは、別の対処法や業者への依頼を検討してください。

セーフリーWEB担当

節水トイレのつまり解消法は通常のトイレとの違いがありますか？

吉村輝

節水トイレには排水ボタンがついていることが多く、そのボタンを長押しすることでつまりを解消できることがあります。

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ラバーカップを使用する

節水トイレがつまったときに自身でできる対処法として、ラバーカップを使う方法があります。ラバーカップは、節水トイレ用のものを用意してください。

便器の中にゆっくりと押し込み、パックをへこませてから、勢いよく引き戻します。

便器の穴をしっかり塞ぐような状態で、密着させるのがコツです。隙間があると空気が入り込み、圧力がかけられなくなるためです。

押し込みと引き戻しの作業を繰り返し、つまりが改善されるか試してみましょう。

つまりが改善されたかどうかは、水をゆっくり流して確認してみてください。スムーズに流れるようになったら、つまりが解消された証拠です。

ラバーカップの選び方から使い方の詳細までしっかり確認すれば、失敗する可能性をグンと減らせます。

ぬるま湯を流す

節水トイレのつまりに対処する方法に、ぬるま湯を流すのもあります。このとき、熱湯をかけるのは避けましょう。45℃くらいのぬるま湯を用意してください。

ぬるま湯を便器に注ぐ前に、便器に溜まった水をできるだけ抜いておきましょう。水をできるだけ抜いた状態で、お湯を少し高めの位置からゆっくり注いでください。お湯をかけることで水位が上がるため、事前に水を抜いておく必要があります。

ぬるま湯を使った対処法は、軽度のつまりのときに効果が期待できます。少し時間をおくことで、つまっているものが溶けやすくなり、つまりが改善されるという仕組みです。

ぬるま湯でトイレつまりを解消する方法をより詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。

節水トイレのつまり予防策

節水トイレは、水流や水量からつまりやすい特徴があります。しかし、正しく使用するとつまりを防げます。ここでは、節水トイレのつまり予防策について4つご紹介するので、ぜひご覧ください。

• トイレットペーパーを大量に流さない
• 「大」と「小」を正しく使い分ける
• 水に流せる製品であっても流さず捨てる
• 尿石防止剤や洗浄剤を活用する

トイレットペーパーを大量に流さない

一度に大量のトイレットペーパーを流すと、つまりが起きやすくなります。節水トイレは水量が少なく、水の勢いも弱めです。トイレットペーパーが流れ切らず、排水管内に残る可能性があります。

トイレットペーパーは、大量に使わないようにしてください。目安としては、大洗浄で約５ｍまでです。流す量が多いときは、数回にわけて流しましょう。

また、海外製の安いトイレットペーパーは、溶けにくくつまりの原因になりやすいことも知っておいてください。

「大」と「小」を正しく使い分ける

常に「小」で流していると、水量や水の勢いが足りず、つまりが起きやすくなります。小便を流すときは「小」、大便を流すときは「大」と、使い分けることが重要です。

トイレットペーパーを使い過ぎたときも、「大」で流しましょう。

水に流せる製品であっても流さず捨てる

トイレットペーパーの他、トイレに流せる掃除シートやおしりふきといった製品も登場しています。これらの製品は、トイレに流せると書かれていても実際には溶け切ることがありません。そのため、節水トイレで使用するとつまりやすいです。

節水トイレの中でも排水溝や配管が細いタイプのものは、一般的なトイレよりもつまるリスクが高いので気を付けてください。水に流せると書いてあっても、トイレには流さずゴミ箱に捨てましょう。少し流すくらいなら・・・とトイレに流すと、それが蓄積してつまりの原因にもなります。

尿石防止剤や洗浄剤を活用する

トイレの掃除グッズに、尿石防止剤や洗浄剤があります。これらの洗剤を上手に活用することで、節水トイレのつまりを予防できます。

尿石や水垢が付着しているとつまりの原因になりやすいですが、尿石防止剤を使用するとつまりを防げるのです。洗浄剤も、タンクに入れるタイプや便器に貼り付けておくスタンプ型などが登場していますが、定期的に使用すると汚れを防げるのでつまりの予防につながります。

尿石防止剤などを使用する際は、使用量を守るのを忘れないようにしましょう。強すぎる薬剤を使用すると、トイレの部品を傷める恐れがあります。

節水トイレのつまり修理を業者に依頼すべきケース

節水トイレは、水圧や水量からつまってしまうことがあります。原因や対処法などをご紹介してきましたが、状況によっては業者に依頼すべきケースがあるので、以下の点を確認し慎重に対応してください。

• タンクレストイレのつまりが起きたとき
• 自分で対処しても直らなかったとき
• つまりが原因が不明のとき

タンクレストイレのつまりが起きたとき

節水トイレの中でもタンクレストイレでつまりが起きたときは、無理をせず業者に修理を依頼しましょう。タンクレストイレは、特殊な構造になっているためです。

内部の構造が複雑なので、一般的な工具が使用できないことが多くなっています。内部にはモーターや電子部品なども使われており、無理につまりを直そうとすると配線を破損する恐れがあるのです。

また、節水設計になっていることから、一般的なつまりの対処法が通用しない場合もあります。このような理由から、タンクレストイレのつまりは、速やかに業者に相談するのがおすすめです。

タンクレストイレがつまったときの対処法をより詳しく知りたい方は、ぜひ以下の記事も読んでみてください。

自分で対処しても直らなかったとき

節水トイレがつまり、自分で対処しても改善されないときは業者に修理を依頼すべきです。対処法が間違っている可能性もあるため、早めに業者に問い合わせてみてください。

なんとかして直そうと無理をすると、つまりが悪化するだけでなくトイレの故障を招く場合もあります。いくつかの方法を試したけれどつまりが改善されないときは、トイレのつまりに詳しい専門業者に相談してみましょう。

つまりが原因が不明のとき

なぜつまっているか原因がわからないときも、業者に依頼して直してもらうのがおすすめです。つまりの原因が不明なまま作業すると、誤った方法によりつまりが悪化することがあるためです。

つまりの原因が明らかであるときはできる範囲で対処しても良いですが、わからないときは業者に修理を依頼してください。

セーフリーWEB担当

節水トイレのつまり修理を業者に依頼すべきケースはありますか？

吉村輝

タンクレストイレは自分での解決は難しいでしょう。また自分で直らないつまりや原因不明のつまりも業者に依頼する方がスムーズに解決できるはずです。

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節水トイレのつまり解消にかかる費用相場

節水トイレは、一般的なトイレに比べるとつまりトラブルが起こりやすいです。つまりの状況がひどい場合は、業者に修理を依頼しなければなりません。このとき、修理費用が発生するため、相場を確認しておきましょう。作業料金と諸経費の2つに分けて、費用相場を記載します。

作業料金の相場

トイレのつまりを業者に相談した際、その作業内容によって修理費用が変わります。軽度のつまりであれば5,000円～で直してもらえますが、排水管の高圧洗浄や節水トイレ専用の部品交換となると15,000円～50,000円ほどかかります。

また、つまりがひどい場合は、節水トイレそのものを新しいものに交換しなければなりません。異物や固着したり、ワイヤーなどでは届かないところに溶けない異物がつまっているときなどは、トイレの交換が必要になります。

諸経費の相場

節水トイレがつまり、業者に修理を依頼すると、作業料金以外に諸経費も発生してくるので確認しておきましょう。自宅に来てもらう出張費として2,000円～3,000円ほど、夜間や早朝に依頼することで割増料金がかかるケースがあります。

業者によって諸経費が異なるので、料金プランや見積もり時の内訳を細かく確認しておくことが大切です。

トイレつまり修理の費用については、内訳での相場観も知っておけば安心です。

以下の記事で詳細をチェックしておきましょう。

節水トイレの修理業者の選び方

節水トイレがつまってしまったときは、プロである修理業者に依頼して直してもらうのがおすすめです。しかし、数多くの業者が存在するので、以下に挙げる選び方のポイントを押さえながら1社に絞り込んでみてください。

• 水道局指定工事店を選ぶ
• 節水トイレの施工実績が豊富な業者を選ぶ
• 部品交換・保証に強い業者を選ぶ

水道局指定工事店を選ぶ

節水トイレの修理を業者に依頼するとき、水道局指定工事店であるかを確認しましょう。水道局指定工事店とは、自治体の水道局から認定された事業者のことで、専門的な知識や技術をもったスタッフが在籍しています。

水道局指定工事店かどうかは、各自治体のホームページにリストで記載されているので、ぜひ調べてみてください。

節水トイレの施工実績が豊富な業者を選ぶ

トイレの中でも節水トイレにおいてつまりが発生した際、節水トイレの施工実績が豊富な業者に依頼することもポイントです。節水トイレには、一般的なトイレに比べて扱いに注意が必要なものもあります。

実際に様々な現場で節水トイレの修理などを行なってきた業者であれば、安心して任せられるでしょう。公式サイトを見て、実績数やその内容をチェックしてみてください。

部品交換・保証に強い業者を選ぶ

節水トイレのつまりに対応している業者の中でも、部品交換や保証サービスが手厚いところを選ぶのもポイントです。修理後の保証内容や保証期間、緊急の場合にどのように対応してくれるかを確認してみましょう。

直してもらった後にトラブルが起きた際にも、安心して相談できます。新たに部品交換などで費用が発生するという事態も避けられます。

節水トイレのつまりは早めの対応が大切！困ったら業者に相談を

節水トイレがつまる原因から対処法、避けるべき行動、業者の選び方などまでご紹介しました。トイレのつまりは日常生活に大きな支障をきたすので、おかしいと思ったときに速やかに対処・業者に相談することが大事です。

原因がわかれば自身で対処することも可能ですが、状況が変わらないときはトイレのつまりに詳しい業者に修理してもらいましょう。節水トイレのつまりにお困りの際は、『セーフリー』でもおすすめ業者を多数掲載しているのでご活用ください。

エリアやお悩みのトラブルから業者を絞り込めて、料金や口コミも確認できます。

状況が悪化しないよう、節水トイレのつまりが発生したときは業者に相談してみてください。

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