2023.03.15 2023.03.15
製造から年数を重ねたトイレを使っていると、いつ交換・買い替えればよいのか悩む方も多いでしょう。
経年劣化したトイレを使っていると、ある日突然トイレつまりが起きることがあります。
そこでこの記事では、経年劣化でトイレつまりが起こる理由と、トイレの寿命や交換のタイミングについて詳しく解説しています。
トイレつまりでお困りの方は、参考にしてみてください。
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記事の内容
トイレの寿命はどれくらい?
毎日数回は使用するトイレ。家族が多ければ、その分トイレの使用回数も増えるでしょう。トイレは経年劣化するもので、不具合が生じたら、早めの交換・買い替えが必要です。
便器本体の寿命
便器本体は、およそ100年は使えているともいわれているほど丈夫です。便器は陶器でできているものが多く、薬品にも強いのが特徴です。
ただし、陶器は衝撃に弱く、割れたり破損したりすることがあります。最近は樹脂製の便器も登場し、さらに耐用年数は伸びたといわれています。
どちらの素材にしても、破損したり経年によって変色し始めたりすると、交換のタイミングと考えてよいでしょう。そう考えると、便器本体の寿命は10~15年が相場です。
タンクの寿命
トイレタンクの寿命は、7~10年といわれています。タンクも便器と同じ素材でできており、破損すると交換しなければなりません。
タンク本体は長く使用できるものですが、中にあるパーツは7~10年で劣化します。部品が劣化・破損するとトイレに不具合が生じるため、部品の定期点検や交換は欠かせません。
ウォシュレットの寿命
ウォシュレットの寿命は、一般的な家電製品と同じく約10年です。ただし、ウォシュレットの使い方によって、寿命が10年より短くなることもあります。電源が入らなくなったり、水がうまく出なくなったりしたら交換のタイミングです。
ウォシュレットは数年で生産が終了する製品も多く、10年以上前の製品だと部品が手に入らないケースもあります。その場合は、修理ではなくウォシュレット自体を交換しなければなりません。
配管やパーツの寿命
給水管、排水管、ゴムパッキンなどの配管やパーツ類は、耐用年数が10年ほどといわれています。
配管やパーツが劣化すると水漏れの原因にもなるため、使用年数が長いものは定期的に点検することをおすすめします。万が一水漏れが起きたときは、止水栓を閉めて早急に水道修理業者に連絡してください。
トイレを交換・買い替えるタイミング
トイレには寿命がありますが、使用頻度や使い方によっても交換・買い替えのタイミングは異なります。
便器やタンクの交換は、リフォームのタイミングや故障のタイミングで行うケースが多いでしょう。配管やパーツについては、トラブルが生じた際に交換する方が多いようです。
経年劣化によるトイレつまりは、修理ができるケースもあります。しかし、パーツが生産終了していたり、再びトラブルが起きたりする可能性を考えると、買い替えたほうがお得なこともあります。
トイレのトラブルでトイレを交換・買い替えるときは、必ず見積もりを取って、修理か交換か検討しましょう。
トイレの経年劣化による寿命のサインは?
トイレには寿命があるとわかっていても、交換のタイミングを見極めるのは難しいものです。
そこでここからは、トイレの経年劣化によるトラブルを防ぐために、トイレの寿命のサインを紹介します。
便器がひび割れている
便器がひび割れたときは、トイレの交換のタイミングです。便器がひび割れたまま使用していると、水漏れの原因になります。
便器のひびは、以下のようなケースで起こります。
- 物をぶつけた
- 重いものを置いた
補修グッズを使って補修することもできますが、補修はあくまでも応急処置です。経年劣化による寿命と判断し、新しい便器と交換しましょう。
水が流れにくくなった
長年トイレを使用していると、便器のフチにある洗浄口に汚れが蓄積し、水が流れにくくなることがあります。洗浄水の通り道は掃除ができないため、水垢などで狭くなってしまうと、解決は難しいでしょう。
また、古いトイレの場合、排水管にも汚れが蓄積しています。排水管の内部洗浄は専門の業者に依頼しないと難しく、素人が簡単に掃除することはできません。
さらに、経年劣化によって排水管が変形しているケースもあり、ゆがみによってつまりやすくなるケースも考えられます。
古いトイレで水の流れやつまりが気になるときは、トイレつまり修理業者に調査を依頼しましょう。
水漏れする
経年劣化によってパーツや排水管に不具合が生じ、水漏れするケースがあります。水漏れを発見した際はすぐに止水栓を閉め、水道修理業者に修理を依頼しましょう。
水漏れしてから修理をするとなると、修理に手間もお金もかかります。水漏れの疑いを少しでも感じたら、速やかに修理業者に連絡をしてください。
汚れや変色が目立つ
汚れや変色が目立つようになったときも、経年劣化によるトイレの寿命のサインです。こまめに掃除をしてきれいに保っていても、経年劣化によって便器が変色することはあります。蓄積した汚れは取れないこともあるでしょう。
また、汚れは蓄積するとにおいの原因にもなります。汚れや変色が気になるようになったら、便器の交換・買い替えのタイミングです。これを機に、節水タイプなど、機能性の高いトイレに交換するのもおすすめです。
経年劣化でトイレつまりが起きる原因
トイレつまりは異物を流したときなどに起きるイメージですが、経年劣化でも起きます。ここからは、経年劣化でトイレつまりが起きる原因について、詳しく解説していきます。
洗浄不良によるつまり
長年トイレを使用していると、トイレの洗浄不良が起きやすくなります。便器のフチにある洗浄水の出口が狭くなり、水が流れにくくなることでトイレつまりが起きるのです。
洗浄不良は水質にも影響されるため、都市部では起きにくいとされています。それでも水垢や汚れは蓄積するものなので、長期間使用しているトイレは洗浄不良が起きる可能性はあります。
蓄積した汚れによるつまり
トイレは便器だけでなく、排水管も経年劣化します。排水管には長年の汚れが少しずつ蓄積され、たまった汚れによって排水管の中が狭くなり、トイレつまりが起きやすくなります。
排水管の内部は掃除するのが難しいため、修理業者に洗浄を依頼しなければなりません。あまりに頻繁にトイレつまりを繰り返すようであれば、排水管の交換も検討する必要があるでしょう。
パーツの劣化によるつまり
パーツの経年劣化によっても、トイレつまりが起きます。トイレは1日に何度も使う場所です。使用頻度が多いほど、パーツも経年劣化のスピードが速くなります。
トイレタンクの部品や配管の接続部分など、パーツが劣化しやすい部分は定期的に点検をしましょう。
パーツは消耗品なので、10年程度で交換が必要といわれています。トイレの調子が悪いときは、メンテナンスや点検を行いましょう。
経年劣化によるトイレつまりの対処法
経年劣化によってトイレつまりが起きたときは、慌てず適切に対処しましょう。自分でもできる対処法を紹介しますので、ぜひ試してみてください。
ラバーカップで直す
ラバーカップを使ったトイレつまりの直し方を紹介します。
- ラバーカップをトイレの排水溝に密着させる
- ゆっくりと押し込む
- 思い切り引っ張る
ラバーカップは、ホームセンターなどで購入できます。緊急時にあると便利なので、常備しておくことをおすすめします。
ラバーカップを使ってトイレつまりを直すポイントは、ゆっくり押し込んで勢い良く引っ張り上げることです。一度ではつまりが解消できないこともあるので、何度か繰り返してみてください。
つまりが解消されたら、ごぼごぼと音を立てて水が流れるはずです。
ワイヤーブラシで直す
つづいて、ワイヤーブラシを使ったトイレつまりの直し方を紹介します。
- ワイヤーブラシをつまりの部分に押し込む
- ハンドルをぐるぐる回してつまりを取る
ワイヤーブラシをつまりに引っ掛けたら、ワイヤーを回しながらつまりを取ります。
ブラシはつまりの原因となる部分にしっかり押し当てることで、効果を発揮できます。
薬剤でトイレつまりを直す
トイレつまり用の薬剤を使って、トイレつまりを直す方法もあります。トイレつまり用の薬剤は成分が強いものが多いため、取り扱いには十分注意してください。
ラバーカップやワイヤーブラシとの併用もおすすめです。
トイレを交換・買い替えたほうが安く済むことも
トイレつまりが起きたときは、ラバーカップなどで対処することができます。しかし、経年劣化が原因になっている場合、トイレつまりは繰り返す恐れがあります。
何度も修理をするのであれば、トイレを交換・買い替えたほうが結果的に安くなることもあるでしょう。
長年使用しているトイレの調子が悪いときは、修理業者に見積もりを取って相談しましょう。
経年劣化したトイレの交換・買い替えの料金相場
経年劣化したトイレの交換費用の相場をまとめました。
基本料金 | 0円~5,000円 |
便器の交換 | 100,000円~ |
ウォシュレットの交換 | 30,000円~ |
和式から洋式への交換 | 250,000円~ |
工事費(設置・撤去) | 10,000円~30,000円 |
見積もり料金 | 0円~ |
トイレの交換費用は、新設するトイレの種類によって大きく異なります。高性能タイプの便器やタンクレストイレなど、新しいタイプのトイレは高額です。シンプルなトイレであれば、交換費用を抑えられるでしょう。
トイレの交換費用はトイレの種類や修理業者によって異なるため、必ず見積もりを取って検討してください。
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経年劣化によるトイレつまりは交換を検討しよう
経年劣化によってトイレつまりが起きる原因について、詳しく解説しました。
トイレにも寿命があるので、適切なタイミングで交換・買い替えを検討しましょう。トイレの不具合が増えてきたときには、トイレつまりが起きる前に修理業者に点検を依頼することをおすすめします。
当サイト『水道修理のセーフリー』でも水道修理業者を多数紹介していますので、ぜひご利用ください。
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経年劣化によるトイレつまりに関するよくある質問
-
トイレの寿命はどれくらいですか?
トイレの寿命は、10年程度です。使用年数の長いものは定期点検やメンテナンスを行うことで、トイレつまりなどのトラブルを回避できます。
-
トイレの経年劣化による寿命のサインはありますか?
「トイレがつまりやすい」「水が流れにくい」「便器の汚れが取れない」など、不具合が生じるようになると寿命のサインです。修理やトイレの交換を検討しましょう。
-
経年劣化でトイレつまりが起きる原因は何ですか?
蓄積した汚れや、洗浄不良によってトイレつまりが起きます。
-
経年劣化によるトイレつまりの対処法を教えてください。
-
経年劣化したトイレの交換料金の相場を教えてください。
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