2019.11.13
トイレの臭いを今すぐ消す方法を解説します。
トイレの臭いを消すためには、臭いの原因となる汚れを特定し、適切な洗剤で掃除しましょう。
しかし、汚れは便器だけでなくさまざまな場所に付着しており、正しい方法で的確に掃除しなければなりません。臭いの原因が特定できれば、効率よく的確に除去できます。
また、今後のトイレの臭いを防ぐための予防方法や、消臭剤と芳香剤の効果的な使い方も解説するので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
トイレの臭いの原因と種類

トイレの臭いには複数の原因があり、種類により対処法が異なります。
主に下記の汚れが臭いの原因である場合が多くあるので、それぞれ確認しましょう。
- 尿・便の成分の変化:アンモニア臭・有機臭
- カビや湿気が雑菌を増殖:カビ臭・酸っぱい臭い
- 排水管の異常による下水臭の逆流:下水臭・硫黄臭
- 掃除不足で汚れが蓄積:雑菌臭
- 芳香剤の使い過ぎ:混合臭
とくにアンモニア臭やカビ臭は、日常的な掃除では取りきれないこともあるため、原因となる物質を把握しましょう。
尿・便の成分の変化:アンモニア臭・有機臭
トイレで発生しやすいツンとした刺激臭や生臭さは、尿や便の成分が微生物の分解作用により変化した物質が原因です。
尿に含まれる尿素は、放置すると細菌により分解され、アンモニアガスを発生させます。便に含まれるたんぱく質や脂肪分も同様に分解が進み、生臭さや発酵臭といった有機臭を放つでしょう。
とくに発生源となる部分は、便器のフチ裏や便座の隙間に飛び散った尿です。目に見えにくい箇所に付着した汚れが蓄積し、時間が経つにつれて強い臭いを生み出します。
カビや湿気が雑菌を増殖:カビ臭・酸っぱい臭い
トイレは閉鎖的な空間なので湿度が高くなりやすく、換気が不十分だとカビや雑菌が繁殖しやすい環境です。
カビや雑菌が発生すると酸っぱい臭いや湿った臭いが充満し、不快感につながります。
とくに黒カビやピンク汚れは目立たない箇所に発生しやすいことから、気づかないうちに広がっているケースも少なくありません。
換気扇が備わっていてもカビ臭や酸っぱい臭いがする場合は、フィルターに汚れが付着している可能性があります。
汚れの付着により空気の循環を妨げてしまうと、カビや雑菌の繁殖をさらに加速させるため、注意が必要です。
排水管の異常による下水臭の逆流:下水臭・硫黄臭
トイレから卵が腐ったような強烈な臭いや、下水のような悪臭がする場合は、排水管の異常が考えられます。
本来、排水管は下水ガスの逆流を防ぐため、排水トラップに水が溜まる構造です。
さらに、洋式便器では封水と呼ばれる下水からの臭いや害虫の侵入を防ぐための水溜まりがあるため、臭いは上がってきません。
しかし、長期間使用していないトイレや乾燥しやすい環境、季節では封水が蒸発して下水ガス(硫化水素など)が室内へ逆流するケースがあります。
下水臭や硫黄臭は健康被害を引き起こす恐れもあるので、早めの対処が必要です。
掃除不足で汚れが蓄積:雑菌臭
トイレがなんとなく臭う、消臭剤を使用しても臭いが残っているような場合は、複合的な汚れの蓄積による雑菌臭が原因として考えられます。
日常的に掃除していても、見えにくい箇所に汚れが残っていると、臭いの原因になるでしょう。
とくに便器のフチ裏やウォシュレットのノズルなどは、隠れているので見逃しがちです。
たとえば、尿石が落としきれていないと固着して表面がザラザラになるので、新たな汚れが溜まりやすくなり、臭いの発生につながります。
芳香剤の使い過ぎ:混合臭
芳香剤はトイレの臭い改善に期待できる商品ですが、使い過ぎるとかえって不快な臭いを生み出すことがあります。
とくに強い香料は、トイレに漂う臭いの原因物質と混ざり合って不快な混合臭を作り出すため、臭いの防止にはなりません。
また、種類が異なる芳香剤の同時使用も、香りがぶつかり合って状況を悪化させてしまいます。
根本的な臭いの原因を取り除かない限りは、芳香剤を使用しても悪臭を上書きするのみで効果に期待できません。
根本的な臭いの原因を取り除いたうえで、補助的な手段として使用しましょう。
トイレの臭いを今すぐ消す応急処置

来客前や急いでいるときなど、すぐに臭いを消したい場面で活躍する、今すぐトイレの臭いを消す応急的な手段を紹介します。
- クエン酸スプレーでアンモニア臭を中和する
- 換気+除菌シートで拭く
- 外出先なら携帯消臭剤も活用する
根本的な解決にはならないものの、一時的に臭いを抑える効果に期待できるので、実践してみましょう。
クエン酸スプレーでアンモニア臭を中和する
トイレのツンとした刺激臭を放つアンモニア臭は、クエン酸で中和しましょう。
アンモニアはアルカリ性のため、酸性のクエン酸で中和すると効果的です。
クエン酸は食品添加物としても使用される安全な成分で、アンモニアと化学反応を起こして無臭の物質に変える働きがあります。
次の手順でクエン酸スプレーを作って使用してみましょう。
- 水200mlにクエン酸小さじ1を溶かす
- スプレーボトルに入れる
- 便器や床、壁などに直接スプレーする
- 1、2分置いてから乾いた布で拭き取る
クエン酸スプレーは即効性があるので、放置時間は1、2分でも臭いの軽減を実感できるでしょう。
また、酸性はサビの原因となることから、金属部分には吹きかけないよう注意しましょう。
一時的にアンモニア臭を消したいときは、クエン酸スプレーを使用してみてください。
換気+除菌シートで拭く
トイレを十分換気しつつ、除菌シートで気になるところを拭くのみでも一時的な臭いの軽減に期待できます。
除菌シートは、下記の部分を重点的に拭き取りましょう。
- 便座と便器のフチ
- 床や壁の下部
- ドアノブやレバー
- 手洗い器周り
雑菌臭や湿気によるこもった臭いは、換気と拭き取りでリセットできることが多いので、試してみましょう。
また、強力な洗剤がないときでも最低限の応急処置として機能するので、来客前の短い時間内でもすぐに実践できます。
外出先なら携帯消臭剤も活用する
外出先や職場のトイレでは、掃除道具を使った対処が難しいので、携帯用の消臭剤が活躍します。
携帯用スプレータイプやトイレ専用の瞬間消臭ミストなど、トイレの使用前と使用後に1、2回吹きかけるのみでも臭いの軽減に期待できるでしょう。
携帯用のものが販売されていなくとも、小さなボトルやアトマイザーなどに入れておけばいつでも取り出して使用できます。
自宅以外の場所で臭いが気になったときのためにも、常にバッグに1本入れておくことがおすすめです。
原因別トイレの臭いを消す掃除方法

トイレの臭いの原因となる箇所を確認したら、適切な掃除方法で根本的に解決しましょう。
ここでは、トイレの各箇所に応じた具体的な掃除方法を解説します。
- 便器のフチ裏・内側の臭い
- 床・壁・マットの臭い
- タンク・手洗い器の臭い
- ウォシュレット・ノズルの臭い
- 換気扇・天井・フィルター
- 排水管・下水の臭い
それぞれの特性に合った洗剤と手順を把握し、効率的に臭いを取り除きましょう。
便器のフチ裏・内側の臭い

便器のフチ裏や内側の臭いは、トイレの臭いが最も発生しやすい箇所です。
フチ裏には尿石や黒ずみが溜まりやすく、放置すると尿石が分解されてアンモニア臭や雑菌臭を発生させます。効果的掃除手順は、次のとおりです。
- 酸性洗剤(サンポールなど)を便器のフチ裏と全体にかける
- 頑固な汚れにはトイレットペーパーを貼り付けて洗剤をかける
- 10分程度放置する
- ブラシでこする
- 水を流す
- 乾拭きして再付着を防ぐ
酸性洗剤は尿石を溶かす効果があるので、まわしかけてから放置すれば軽い力でもこすり落とせます。
下記の記事では、トイレにこびりついた頑固な尿石の落とし方や広範囲の尿石汚れの除去方法を紹介しているので、あわせて読んでみてください。
床・壁・マットの臭い
便器だけでなく、床や壁にも尿跳ねや湿気によるカビなどが原因で臭いが染みついている場合は、クエン酸水やアルコール除菌などが効果的です。
とくに男性が立って用を足す場合は、尿跳ねが著しく、予測できない場所まで飛んでいる可能性があるので、全体的に掃除しましょう。
床と壁の効果的な掃除方法は、次のとおりです。
- クエン酸水またはアルコール除菌スプレーを雑巾に吹きかける
- 床全体を隅々まで拭く
- 壁は下から30cm程度まで重点的に拭く
- 水気を残さないよう乾拭きで仕上げる
壁紙が紙製の場合は、強くこすらないでください。
また、トイレマットや便座カバーなどの布製品は週に1回は洗濯または交換してください。
下記の記事でもトイレの壁の掃除方法や注意点を解説しているので、確認してみましょう。
タンク・手洗い器の臭い
トイレタンクや手洗い器は掃除を見落としがちですが、雑菌やカビの温床となり臭いを発生させます。
とくにタンク内は常に水が溜まっているため、雑菌やカビが繁殖しやすい環境です。
下記の手順で掃除して黒ずみやぬめりを取りましょう。
- タンクのフタを慎重に外す
- トイレタンク選用洗浄剤を入れる
- 数時間放置する
- 水を数回流して中をしっかりすすぐ
- 手洗い器の排水口は歯ブラシで掃除する
トイレタンクが臭いの原因のときに、芳香剤を直接入れる行為は避けましょう。
タンク内の部品が劣化する原因となります。また、タンクと手洗い器は月に1回程度は掃除し、臭いの発生を抑えましょう。
下記の記事では、タンクを開けずに掃除する方法を解説しているので、フタを開けるのが不安な方は参考にしてください。
ウォシュレット・ノズルの臭い

ウォシュレットのノズルは水を噴射する部分のため、汚れや水垢が蓄積しやすく、放置すると雑菌が繁殖して臭いの原因となります。
自動洗浄機能が付いているものもありますが、完全に落とせるわけではないので、定期的に掃除しましょう。掃除方法は、次のとおりです。
- ノズル洗浄ボタンを押してノズルを出す
- 綿棒や歯ブラシでノズル先端を優しくこする
- 除菌スプレーを吹きかけて拭き取る
取り外せるタイプは、ぬるま湯に中性洗剤を入れて洗浄すると、汚れを落とせます。
ただし、元に戻す際はしっかりと乾かしましょう。また、分解が必要な掃除は無理におこなうと故障の原因になるため、外し方がわからないときはメーカーに問い合わせてください。
下記の記事では、ウォシュレットのノズル以外の部分を掃除する方法について解説しているので、あわせて読んでみましょう。
換気扇・天井・フィルター

ホコリや油汚れ、カビが蓄積した換気扇は空気の循環を妨げるだけでなく、悪臭の発生源となります。
天井や換気口周辺にも汚れは付着しやすいので、下記の手順で掃除しましょう。
- 換気扇の電源を切る
- カバーとフィルターを外してぬるま湯で洗浄する
- 天井や換気口付近のホコリやカビを拭き取る
- 乾燥させてから元に戻す
フィルターの掃除は、2~3か月に1回の目安がおすすめです。
乾燥が不十分なまま取り付けるとカビの発生につながるので、完全に水気をなくした状態で取り付けてください。
下記の記事では、トイレの換気扇の掃除方法に加えて、カバーやファンの外し方も紹介しているので、参考にしてみましょう。
排水管・下水の臭い
排水管から下水の臭いが上がってくる場合は、封水切れが起きている可能性が高いため、下記の手順で封水を復活させましょう。
- 便器や手洗い器の排水口にコップ1~2杯の水を流す
- 数分待って臭いが軽減されたか確認する
上記の方法で改善されない場合は、封水切れが原因ではなく、パッキンの劣化や排水詰まりが考えられます。
配管にトラブルが起きている可能性もあるので、専門業者に相談しましょう。
下記の記事では、トイレが急に下水臭いときの原因や確認する際のポイントを解説しているので、あわせて読んでみてください。
トイレの臭い対策に使えるおすすめ洗剤・薬剤

トイレの臭い対策に使えるおすすめの洗剤や薬剤は、次のとおりです。
- サンポール
- クエン酸
- カビキラー
- 重曹+クエン酸
- ルックプラス トイレクレンジング
臭いの原因に応じて適切な洗剤を選んで除去しましょう。
アルカリ性の汚れには酸性洗剤、カビには塩素系漂白剤のような形で使い分けてみてください。
サンポール
サンポールは、尿石によるアンモニア臭や黄ばみに高い効果を発揮する酸性洗剤です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | サンポール |
| 分類 | 酸性トイレ用洗剤 |
| 主な成分 | 塩酸(約9.5%)、界面活性剤など |
| 参考価格 | 約250〜350円(税込・500mL) |
| 購入可能場所 | ドラッグストア、ホームセンター、スーパー Amazon・楽天市場などの通販サイト |
| 主な用途 | 便器内の尿石・黄ばみ・水垢除去 |
| 特徴 | 強力な酸の力でアルカリ性汚れを分解 尿石臭やアンモニア臭の元を根本から除去 |
主成分の塩酸がアルカリ性の尿石を化学的に溶かすため、便器のフチ裏や水たまり部分に蓄積した頑固な尿石を除去できます。
使用時は換気を徹底し、塩素系漂白剤と絶対に混ぜないよう注意してください。
週に1回程度の使用で尿石の蓄積を防ぎ、臭いの再発を抑えられます。
クエン酸(ナチュラルクリーナー)
クエン酸は、アンモニア臭の中和と軽度の尿石除去に効果的な成分で、ナチュラル暮らしのクエン酸クリーナーがおすすめです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ナチュラル暮らし クエン酸クリーナー |
| 分類 | 酸性クリーナー |
| 主な成分 | クエン酸(10%) |
| 参考価格 | 約300~550円(税込・450mL) |
| 購入可能場所 | ドラッグストア、ホームセンター、Amazon、楽天市場 |
| 主な用途 | 水垢・クエン酸で中和が必要な汚れ除去、除菌・床、壁の拭き掃除 |
| 特徴 | 安全で環境にやさしい成分 抗菌効果あり |
サンポールほどの強力な酸性ではないため、日常的な掃除や臭いの予防目的での使用がおすすめです。
環境に優しく、排水後の影響も少ないため、頻繁に使用しても問題ありません。
カビキラー(塩素系漂白剤)
カビキラーは、カビ臭や酸っぱい臭いなどの原因である黒カビやピンク汚れの除去に高い効果を発揮する塩素系漂白剤です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | カビキラー |
| 分類 | 塩素系漂白剤 |
| 主な成分 | 次亜塩素酸ナトリウム(0.5%)、水酸化ナトリウム、界面活性剤 |
| 参考価格 | 約400〜600円(税込・400mL) |
| 購入可能場所 | ドラッグストア、ホームセンター、スーパー、Amazon、楽天市場 |
| 主な用途 | 天井、換気扇、フィルターのカビ・黒カビ除去、黒ずみ対策 |
| 特徴 | 塩素系漂白剤の代表例 カビの細胞壁を破壊して除菌 |
次亜塩素酸ナトリウムが主成分のため、カビの根まで浸透して殺菌、漂白する働きがあります。
トイレは湿度が高くなりやすい場所のため、月に1~2回カビキラーで掃除するとカビの繁殖を防げるでしょう。
また、使用時は必ず換気をおこない、酸性洗剤と混ざらないよう注意してください。
混合すると有毒な塩素ガスが発生して非常に危険です。
重曹+クエン酸の併用(発泡洗浄)
重曹とクエン酸を併用すると、化学反応による発砲作用で便器の黒ずみや排水口のぬめりが落としやすくなる効果に期待できます。
ただし、洗浄力については、それぞれ単体で使用したほうが効果が高いので、使用の際は注意しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | 重曹 クエン酸 |
| 分類 | 掃除用成分 |
| 主な成分 | 炭酸水素ナトリウム クエン酸 |
| 参考価格 | 重曹:約100〜300円 クエン酸:約300〜500円 |
| 購入可能場所 | ドラッグストア、ホームセンター、100円均一、Amazon、楽天市場 |
| 主な用途 | 便器全体・トイレ床の汚れ浮き出し、広範囲の汚れ対策 |
| 特徴 | 発泡による汚れの浮き出し 単体で使えば酸性汚れとアルカリ性汚れにそれぞれ対応可 |
アルカリ性の重曹と酸性のクエン酸が水と反応すると、二酸化炭素が発生します。
このとき、泡が汚れに密着して浮き上がらせるので、ブラシが届きにくい場所の汚れが浮いてきて落としやすくなるでしょう。
強力な洗剤を使用したくないときに便利な方法なので、ぜひ試してみてください。
ルックプラス トイレクレンジング(簡単掃除)
ルックプラス トイレクレンジングは、日常的なトイレ掃除を手軽におこなえる中性洗剤です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 商品名 | ルックプラス トイレクレンジング |
| 分類 | トイレ用液体洗剤 |
| 主な成分 | 界面活性剤(4%アルキルグリコシド)、溶剤、金属封鎖剤 |
| 参考価格 | 約400〜500円(税込・300mL) |
| 購入可能場所 | ドラッグストア、ホームセンター、スーパー、Amazon、楽天市場 |
| 主な用途 | 便器内、便座、床の洗浄・黒ずみ・黄ばみ・尿石予防・除菌、消臭 |
| 特徴 | 密着泡で60秒後に流すだけ ウイルス除去対応 |
スプレーするだけで汚れと臭いを同時にケアできるため、週に数回の定期掃除に適しています。
強力な酸性洗剤やアルカリ性洗剤と異なり、素材を傷めにくく、毎日使っても安心な点が特徴です。
下記の記事では、トイレ掃除でなかなか落ちない頑固な汚れを落とすための洗剤を解説しているので、あわせて読んでみてください。
効果的な芳香剤・消臭剤の使い方

芳香剤と消臭剤は似ているようで役割が異なり、正しく使い分けることで臭いを効果的に抑えられます。
誤った使い方をすると、かえって混合臭を生み出したり、効果が半減したりする恐れがあるので、注意が必要です。
製品の特性を理解し、目的に合わせて選択すれば、快適なトイレ環境を実現できます。
芳香剤と消臭剤の違い
芳香剤と消臭剤は混同されやすい製品ですが、臭いへのアプローチ方法が根本的に異なります。
芳香剤は香りで臭いを上書きしてごまかすタイプで、臭いの発生源を除去するわけではありません。
気分をリフレッシュさせたり、好みの香りで空間を演出したりする目的におすすめです。
一方、消臭剤は臭い成分を化学的に分解または中和して取り除くタイプになります。
まとめると両者の違いは、次のとおりです。
- 芳香剤:香りでマスキングする、気分転換向け、掃除後の仕上げに適する
- 消臭剤:臭い成分を無臭化する、根本対策向け、臭いが強いときに効果的
理想的な使い方は、まず消臭剤で臭いを取り除いてから、芳香剤で好みの香りをプラスする方法です。
消臭せずに芳香剤だけを使うと、悪臭と香料が混ざって不快な混合臭になるので、必ず順番を守りましょう。
消臭剤の効果的な使い方
消臭剤は臭い成分を分解・中和する製品のため、設置場所とメンテナンスが効果を左右します。
臭いの発生源に近い位置へ配置すると、悪臭を効率的に取り除けるでしょう。
消臭剤を最大限活用するためのポイントは次のとおりです。
- 便器のすぐ近くや床に置き型消臭剤を設置する
- 壁掛けタイプやスプレータイプを併用して空間全体をカバーする
- 置き型は製品によるが2週間〜1か月ごとに交換し、成分を切らさない
- 炭・ゼリー・酸化触媒タイプなど、用途に合わせて選ぶ
炭タイプは臭いを吸着し、ゼリータイプは液体の揮発で消臭、酸化触媒タイプは化学反応で臭い成分を分解します。
トイレの広さや臭いの強さに応じて、複数の種類を組み合わせると効果的です。
芳香剤の効果的な使い方
芳香剤は香りで気分をリフレッシュさせる製品のため、設置場所と香りの強さを適切に選びましょう。
消臭剤で臭いを取り除いたあとに使用すれば、香りが長持ちし、混合臭を防げます。芳香剤を効果的に活用するポイントは次のとおりです。
- トイレの広さに合わせて香りの強さを選ぶ(小空間に強香タイプは不快感を与える)
- 入口や棚の上など空気の流れがある位置に設置する
- 季節や時間帯に応じて香りを変えるとリフレッシュ効果が高まる
- 必ず掃除を済ませてから芳香剤を配置する
夏は爽やかなシトラス系、冬は温かみのあるフローラル系といった使い分けも効果的です。
芳香剤は臭いを消す機能を持たないので、あくまで清潔な空間を維持したうえでの補助的な役割として活用しましょう。
やってはいけない使い方
芳香剤や消臭剤の誤った使い方は、かえって悪臭を悪化させたり、トイレ設備を傷めたりする原因となります。
そのため、注意すべき行為を理解し、正しい使い方を身につける必要があるでしょう。
避けるべき使い方は次のとおりです。
- 消臭せずに芳香剤だけを使う(悪臭と香料が混ざり不快な混合臭になる)
- 複数の種類の芳香剤を同時に使う(香りが喧嘩して化学反応や香り疲れを引き起こす)
- 便器やタンクの中に液体芳香剤を直接入れる(部品の故障や変色リスクがある)
- 換気を止めて香りを閉じ込める(湿気やカビ臭を悪化させる)
とくにタンク内への芳香剤投入は、ゴムパッキンの劣化や金属部品の腐食を招くため、メーカーからも推奨されていません。
芳香剤はあくまで補助的な役割と理解し、まず清潔を保つことを最優先にしましょう。
効果を高める組み合わせ
消臭剤と芳香剤を状況に応じて組み合わせることで、より効果的にトイレの臭いを対策できます。
単独で使うよりも、複数のアイテムを適切に組み合わせたほうが、持続性と即効性の両面で優れた結果が得られるでしょう。
具体的なおすすめの組み合わせは、次のとおりです。
| シーン | おすすめの組み合わせ |
|---|---|
| 普段の使用時 | 掃除後に炭系消臭剤+微香性芳香剤 |
| 来客時 | 瞬間スプレー+リードディフューザー |
| 臭いが強いとき | 酸化触媒タイプ消臭剤+換気強化 |
| 掃除後の仕上げ | クエン酸拭き取り+無香料タイプ消臭剤 |
掃除で汚れを除去してから消臭剤を使い、最後に芳香剤で香りをプラスする順番がおすすめです。
順番を守れば、混合臭を防ぎながら清潔で快適なトイレ空間を実現できるでしょう。
トイレの臭い消しはプロに相談も可能

自力で掃除を繰り返しても臭いが改善しない場合、プロのクリーニング業者へ依頼する選択肢もあります。
専門的な道具と技術を持つプロであれば、素人では対処できない箇所まで徹底的に清掃してもらえるでしょう。自力での対処に限界を感じた時は、専門業者の利用も視野に入れてみてください。
自分で掃除しても臭いが取れないケース
何度掃除しても臭いが改善しない場合、家庭用洗剤や道具では対処できない箇所が原因の可能性があります。市販の洗剤で届く範囲は限られているので、徹底的な清掃には至らないでしょう。
プロへの依頼を検討すべき具体的なケースは、次のとおりです。
- 排水管や床下から臭いが上がっている(配管内の汚れやトラップ不良)
- 便器の隙間やフランジ部分に尿石がこびりついている
- 配管の奥やウォシュレット内部など洗剤が届かない場所が汚れている
- 長期間放置で床材や壁紙に臭いが染みついている
- 掃除しても数日で臭いが戻る(根本原因が取り除けていない)
とくに、掃除直後は臭いが消えてもすぐに再発する場合は、表面的な汚れではなく構造的な問題が隠れている証拠です。
自力での限界を感じたら、早めに専門家へ相談しましょう。
プロのトイレクリーニングに依頼するメリット
プロのクリーニング業者は、専用の機材と技術を持ち、家庭では不可能なレベルの徹底清掃を実現可能です。高圧洗浄機やスチーム機器、業務用の専用薬剤を使用するため、一般家庭では手が届かない箇所まで対応できます。
プロに依頼する主なメリットは次のとおりです。
- 専用薬剤と高圧洗浄機で臭いの根源を徹底除去できる
- 配管内部や便器裏など家庭で清掃困難な部分に対応できる
- 陶器・プラスチック・床材など素材に合わせた洗浄方法を選定してもらえる
- 作業後の除菌・消臭処理で臭いの再発を防止できる
- 女性スタッフ対応や早朝・夜間予約など柔軟に対応してもらえる
プロの作業後は清潔な状態が長く続くので、結果的にコストパフォーマンスも高くなります。
生活スタイルに合わせた予約が可能な点も、忙しい方にとって大きなメリットといえるでしょう。
費用相場と作業内容の目安
プロのトイレクリーニングを依頼する際、費用は作業範囲により変動します。基本的なクリーニングから消臭コーティングまで、業者ごとに提供するメニューはさまざまです。
そのため、予算と悩みの深刻度に応じて、適切なプランを選びましょう。
主なサービスの費用相場と作業内容は、次のとおりです。
| 内容 | 相場料金(税込) | 作業時間 | 主な作業内容 |
|---|---|---|---|
| トイレ全体クリーニング | 8,000〜15,000円 | 約1〜2時間 | 便器・タンク・床・壁・換気扇などの清掃・除菌・消臭 |
| 便器・配管の部分クリーニング | 5,000〜8,000円 | 約30〜60分 | 便器内・排水口・配管の高圧洗浄 |
| 壁紙・床材の消臭コート施工 | 10,000〜20,000円 | 約1〜2時間 | 壁・床の臭い染み込み防止コーティングや除菌剤散布 |
初めて依頼する場合は、トイレ全体クリーニングがおすすめです。
複数の業者から見積もりを取り、作業内容と保証の有無を確認してから依頼しましょう。
長年放置した頑固な臭いほど、プロの技術が効果を発揮します。
トイレの臭いを防ぐための基本習慣
トイレの臭いは、毎日の習慣を見直すことで効果的に予防できます。
掃除だけでなく、日常的な行動を意識すれば、臭いの発生自体を抑えられるでしょう。
今日から実践できる基本習慣は、次のとおりです。
- 使用後に換気扇を15分以上回す
- 定期的な床・壁の拭き掃除をする
- 尿跳ね・水滴を放置しない
- 排水トラップの水切れを起こさない
- トイレ室内の結露対策をする
それぞれを習慣づけて継続すれば、大掛かりな掃除の頻度を減らせます。
とくに、換気と尿跳ねの即座の拭き取りは、臭い予防に大きな効果があるため、家族全員で意識して取り組みましょう。
まとめ|トイレの臭いは原因を見極めて早めに対策を!
トイレの臭いは、がむしゃらに掃除したり消臭スプレーをまいたりするのではなく、原因を見極めることが解決につながります。
アンモニア臭なら尿石、カビ臭なら黒ずみといった形で、臭いと汚れがリンクしていることから、適切な洗剤を選んでください。
しかし、すべて家庭用洗剤で解決できるわけではないので、掃除を繰り返してもトイレの臭いが再発する場合は、専門のプロに依頼しましょう。
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- 相談内容
トイレ便器からの異臭について
- トイレの異臭修理
- 相談日時 : 2024年5月20日 10:10
- ニックネーム : あ
下水管から臭いが上がってきているのか、常時トイレ便器から異臭がします。
トイレ掃除や、パイプウォッシュ、男子便器の尿石取りなどしても改善されません。
業者の方に依頼するとしたら、どこを見てもらったら良いでしょうか?また、費用は大体どれくらいになるでしょうか?
あ 様、現在おトイレは何年ご利用になられてますでしょうか?
もし、対応年数が浅いようでありましたら便器と床の設置部分の施工に原因があるのか。
使用年数が経っているようでしたら、尿石かトイレ内の壁や床のクロスやクッションフロア等に
アンモニア臭などが付いてしまっているかなどのいくつかの原因があるかと思います。
費用に関しましては、作業内容に応じての概算となりますので
便器の脱着作業+部品代 4万~ 位かと思われます。
クロスやCF の貼り替えなどは専門業者にお問合せをお願いいたします。
また、通常は便器の内側には常に水が溜まっていますが、排水管詰まりなどによって水がなくなると、排水管からの臭いをせき止めるものがなくなるため、下水などの臭いがダイレクトに上がってきてしまうことがあります。
この場合は、排水管の詰まりを取り除き、便器の水位を正常に戻す必要があります。
原因によって修理箇所も変わってまいりますが、便器の様子や排水管の状態を確認して修理のご提案をさせていただきます。
金額も薬品で洗浄を行う場合は5,000円~になりますが、やはり状態によって作業内容も金額も変わってまいりますので、まずは点検お見積もりをおすすめいたします。
水道職人ではお見積もりは無料で行わせていただいておりますので、ぜひ一度ご検討ください!
まずは異臭の場所の特定が必要かと思います。
費用に関してですが3,000円前後ではないでしょうか。
トイレ内部での異臭であればもう少しかかるかもしれません。

トイレが臭い原因に関する質問
-
トイレの臭いが掃除してもすぐ戻るのはなぜですか?
掃除後に数日で臭いが戻る場合、表面の汚れではなく配管や床下など構造部分に原因がある可能性があります。
便器の隙間やフランジ部分、排水トラップの不具合が関係していることも多いです。
家庭用洗剤では届かない箇所に汚れが残っていると再発しやすくなります。
根本的な改善を目指すなら、プロのクリーニングを検討するのが効果的です。 -
トイレのアンモニア臭をすぐに消したいときはどうすればいいですか?
急な来客前などでは、クエン酸スプレーを使って中和するのがおすすめです。
アンモニアはアルカリ性のため、酸性のクエン酸で化学的に無臭化できます。
壁や床にもスプレーして拭き取れば、一時的に臭いを軽減できます。
ただし、金属部分に使用するとサビるおそれがあるため注意しましょう。 -
トイレのカビ臭や酸っぱい臭いを防ぐ方法はありますか?
カビ臭や酸っぱい臭いは、湿気と換気不足によって雑菌が増殖することで発生します。
定期的に換気扇を掃除し、フィルターや天井付近のホコリを取り除くことが重要です。
湿度が高いときは除湿剤や送風機を活用すると効果が上がります。
換気と清掃を習慣化することで、カビの再発も防ぎやすくなります。 -
芳香剤や消臭剤を置いても臭いが取れないのはなぜですか?
芳香剤は臭いを香りで上書きするだけで、原因物質を除去する効果はありません。
まず消臭剤で臭い成分を分解・中和してから芳香剤を使うのが正しい順番です。
複数の芳香剤を同時に使うと、香りが混ざって不快な臭いを生むこともあります。
掃除と消臭を済ませたうえで、香りをプラスするようにしましょう。 -
トイレの臭いを完全に除去するにはどの程度の費用がかかりますか?
プロのクリーニングを依頼する場合、トイレ全体で8,000〜15,000円ほどが目安です。
便器や配管の部分清掃なら5,000円前後、壁や床の消臭施工は1万円台が相場です。
高圧洗浄やコーティングなどを組み合わせると、臭いの再発を長期間防げます。
複数の業者に見積もりを取り、作業範囲と料金を比較して選ぶと安心です。

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