2019.10.26
トイレの水が流れない・溢れそうになるのは、トイレつまりが起きているためだと考えられます。そのまま放置すると被害が拡大するので、まずは、止水栓を閉めて給水を止めましょう。
本記事では、トイレの水が流れない・溢れそうになったときの対処法や原因を解説します。
また、自分で対処できるケースと、業者に修理を依頼した方が良いケースもお伝えしますので、判断が難しいときに参考にしてください。
この記事を監修した専門家

創業21年、全国約518以上の市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
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記事の内容
トイレの水が流れない・溢れそうなときに最初にやること

トイレの水が流れない・溢れそうなときに、最初にすべきことは以下の2つです。
- ウォシュレットの電源プラグを抜く
- 止水栓を時計回りで閉める
それぞれ順に解説します。
1.電源プラグを抜く
ウォシュレット付きのトイレ(温水洗浄便座)の場合、最初に電源プラグを抜きましょう。
万が一トイレから水が溢れ、コンセントなどにかかると、漏電や火災の原因になります。大変危険ですので、必ず電源を抜いてください。
もし、すでに電源プラグが濡れているときは、ブレーカーを落としてから電源を抜くと、感電のリスクが減って安全です。
2.止水栓を時計回りで閉める

水が流れない・溢れそうだと気づいた時点で、止水栓を閉めて水が流れないようにしてください。
止水栓は床や壁に設置されており、時計回りに回すと閉められます。止水栓の種類によっては、マイナスドライバーが必要ですが、止水栓を閉めておけば、意図せず水を流してしまうトラブルを防げるでしょう。
トイレの水が流れないときに、さらに水を流すのをやめましょう!「もう一度流してみたら流れるかも」と思い、水を流した結果、便器から水が溢れてくるケースがあります。

セーフリーWEB担当
トイレが溢れそうで水を止めることができない場合、他の対処法はありますか?
トイレが溢れそうで水が止まらない時、トイレタンクのフロートバルブを手で持ち上げて水の流入を止めることができます。これは一時的な対策ですが、緊急時に役立ちます。ただし、専門の業者に相談するのが最も確実です。
>クリーンライフを見てみる
トイレの水が流れない・溢れそうになる原因
トイレの水が流れない、もしくは溢れそうになる主な原因は、以下の5つです。
それぞれの原因ごとに対処する必要があるため、順番に見ていきましょう。
便器内に固形物を落とした

トイレの水が流れなかったり溢れそうになったりする原因で多いのが、排泄物や固形物によるつまりです。
スマホやおもちゃ、オムツ・生理用品など水に溶けない固形物は、つまりの原因に直結します。また、本来水に流せるトイレットペーパーでも、一度に大量に流すとつまる恐れがあります。
つまりの原因によって対処法は異なるので、以下の方法をそれぞれ参考にしてください。
>>固形物を流してしまったときの対処法はこちら
>>排泄物やトイレットペーパーがつまったときの対処法はこちら
トイレタンクの部品が故障している

タンクの部品は経年劣化するので、水の流れが良くないときは、レバーやタンク内の部品を確認してみましょう。
トイレタンクの部品が故障していると、便器から水が溢れるほど流れたり、水が出なかったりするトラブルが発生します。
使用頻度の高いレバーも劣化しますので、不具合が生じたときは交換が必要です。
汚水桝が正常に機能していない
屋外に設置されている汚水桝が正常に機能していないと、トイレの水が流れにくくなる原因になります。
汚水桝は家の敷地内にある設備で、家庭内で出た排水に混じったゴミが下水管に流れないようにするためのもの。汚水桝にゴミが溜まると、つまりで水の流れが悪くなってくるのです。
汚水桝の異常には、以下の原因が考えられます。
- 大雨で土が流れ込んだ
- 排泄物や固形物、ゴミなどがつまった
- 長年の汚れが蓄積している
- 汚水桝に入ったヒビから木の根が生えた
軽度のつまりであれば、自分で掃除するなど対処が可能です。下記の記事では、自分でできる汚水桝のつまり解消方法を図解付きで解説しています。汚水桝のつまり予防法もあわせてご確認ください。
大雨で排水が追いつかない
大雨も、トイレの水が流れない原因の一つです。
大雨によって大量の雨水が排水設備に流れ込むと、通常の排水を妨げる場合があります。その結果、水が流れづらくなったり、配管の空気が押し上げられてゴボゴボと水が溢れたりします。
大雨でトイレの水位が高いときには、トイレの使用を控え、携帯トイレを準備しておくなどの対策をしておくのをおすすめします。
雨でトイレが流れないときは、以下の記事で紹介している対処法も参考にしてみてください。
経年劣化や地震などで排水管が傾いている
建物の経年劣化や地震などによって、排水管が傾き、水が溢れそうになるケースも考えられます。
排水管が傾いている場合は、自分では対処できないので、業者に相談し、調査と修理を依頼してください。トイレが古い場合には、定期的に点検やメンテナンスを依頼すると安心です。
トイレの水が流れない原因をもっと知りたい方は、以下の記事も参考にしてください。対処法も分かりやすく解説しています。
トイレの水が流れない・溢れそうなときの対処法
トイレの水が溢れそうなときの、自分でできる対処法を紹介します。
状況に応じて、参考にしてください。
固形物を落としたときはすぐに拾う
固形物をトイレに落としたときは、水を流さず、できるだけ早く取り出す必要があります。便器内に固形物が見えている場合は、ゴム手袋などを着用して手で取り出してください。
もし、見えない場所まで入り込んでしまった場合は、無理に押し込むのは絶対にやめましょう。ラバーカップを使ったり水を流したりする行為も、固形物が排水管の奥へ移動するおそれがあります。自分で対処せずに、専門業者へ相談してください。
一方、排泄物やトイレットペーパーが原因で水が流れない場合には、ラバーカップが有効です。
>>ラバーカップを使用する方法はこちらから
放置して様子を見る

トイレットペーパーや水に流せる製品など、水溶性のものが原因のトイレつまりは、放置して様子を見れば自然に改善する場合があります。特に、大雨時の一時的な排水不良の場合は、雨が収まって排水状況が改善すると、自然に解消するケースが多いでしょう。
トイレつまりの原因と、つまりが直るまでの時間は、以下の表を目安にしてください。
| 種類 | 時間 |
|---|---|
| トイレットペーパー | 30分~1時間 |
| 排泄物 | 30分~1時間 |
| 水に流せる製品 | 2~3時間 |
水溶性のものが原因であれば、長くて3時間ほど様子を見てみましょう。
ただし、軽度のつまりが必ずしも自然に直るとは限りません。時間が経っても直らないときには、別の対処法を試すか、業者に相談してください。
下記の記事では、トイレつまりが自然に直る条件や収まらないときの対処法を解説しています。
水を汲み出した後にお湯を流す

水に溶けるものが原因のつまりには、お湯を流す方法も有効です。
以下の手順を参考にしてください。
- 便器に溜まった水をできるだけ汲み出し、トイレの水位を下げる
- 45℃くらいのお湯を腰の高さからゆっくり注ぐ
- 1時間ほど放置する
- 水をゆっくり注いで流れるか確認する
便器内の水は、給油ポンプや紙コップを使うと汲み出しやすくなります。熱湯を注ぐと便器がヒビ割れたり破損する恐れがあるため、必ずぬるま湯を使ってください。
バケツとお湯を使ったトイレつまりの直し方については、以下の記事で詳しい手順を紹介しています。
ラバーカップ(すっぽん)を使う

排泄物やトイレットペーパーのつまりには、定番アイテムのラバーカップも便利に活用できます。ホームセンターやドラッグストアなどで購入でき、1,000円程度が相場です。
ラバーカップを使った直し方は、以下の通りです。
- ラバーカップのゴムの部分が浸かる程度まで、便器の水を調整する
- カップを排水口に密着させる
- ラバーカップをゆっくり押し込む
- カップがへこんだら、勢いよく引く
- ゴボゴボと音がするまで押し引きを繰り返す
- レバーの小で流れるか確認する
ラバーカップは、勢いよく引くのがつまりを直すポイントです。ゴボゴボと音がするまで、押して引く作業を何度か繰り返しましょう。
以下の記事でも、ラバーカップの詳しい手順や注意点をまとめていますので、ぜひご覧ください。

セーフリーWEB担当
トイレがトイレットペーパーや排泄物で溢れそうなとき、ラップを使うと聞きましたが、その原理は何ですか?
ラップを使う方法は、便器の開口部を覆って空気の密閉状態を作り出し、中心部を押すことで便器内の圧力を変化させます。この圧力変化が、つまりを引き起こしている物質を動かし、排水路を開くことに役立ちます。ただし、この方法は一時的な解決策であり、つまりがひどい場合は専門業者に相談することをお勧めします。
>クリーンライフを見てみる
汚水桝を掃除する
屋外に設置されている汚水桝がつまっている場合は、自分で取り除ける程度の汚れなら掃除でつまりを解消できます。
汚水桝の掃除方法は、以下の手順です。
- 汚水桝のフタを開ける
- 汚水桝に溜まったゴミや汚れをひしゃくで出し、ゴミ袋に捨てる
- パイプ(エルボ)を外し、ホースやブラシ、高圧洗浄で掃除する
- パイプを元に戻し、フタを閉める
ただし、つまりがひどいときには、業者に見てもらうのが安全です。再発を防ぐためにも、早い段階で業者に点検・メンテナンスを依頼してください。
トイレが溢れそうな時の注意点
トイレが溢れそうなときに自力で対処する場合には、以下の2点に注意してください。
それぞれ解説していきます。
汚水の飛び散りや逆流を防ぐ
トイレが溢れそうなときは、汚水の飛び散りや逆流を防ぎましょう。
つまりが解消していない状態でレバーを回すと、水位が上昇して便器から汚水があふれるおそれがあります。便器内の水を追加で流すのはリスクが高いので、まず止水栓を閉めて給水を止めてください。
また、便器周辺にはビニールシートなどを敷いて汚水が広がらないようにしましょう。ラバーカップを使う場合は、水位が高い状態で勢いよく押すと汚水が飛び散る可能性があるため、中の水をあらかじめ汲み取ってください。
異物を排水管の奥に押し込まない
トイレに異物が流れた場合、無理に水を流して排水管の奥へ押し込むのは厳禁です。
紙おむつや生理用品、おもちゃなどの水に溶けないものは、便器や排水管のつまりを引き起こし、汚水があふれる原因になります。
異物が見えている場合は、流して解決しようとせず、無理なく取り出せる状態か確認しましょう。すでに見えない位置に入り込んでいる場合は、早急に専門業者に連絡してください。
トイレの水が流れない・溢れそうなときの修理料金の相場
ここまで紹介した対処法でもトイレが直らないときは、水道修理業者に修理を依頼しましょう。トイレのつまりトラブルにかかる修理料金の相場を紹介しますので、参考にしてください。
| 作業内容 | 料金相場 |
|---|---|
| 薬剤を使ったつまり除去 | 5,000円~ |
| 専用器具を使ったつまり除去 | 8,000円〜15,000円 |
| トーラーを使ったつまり除去 | 7,000円~30,000円 |
| 高圧洗浄機を使ったつまり除去 | 15,000円~35,000円 |
| 便器の脱着を伴うつまり除去 | 20,000円~40,000円 |
上記の作業料金に加えて、出張費や部品代、時間外の割増料金などの諸経費が追加される場合もあります。業者によって料金体系は異なるので、複数の業者から見積もりを取り、料金や作業内容を比較しましょう。
業者をよく確認せずに修理を依頼すると、高額請求などのトラブルにつながるおそれもあります。業者選びが不安な方は、実績のある以下の業者に相談してみてください。
上記の3社はいずれも水道修理に対応している業者です。サービス内容や料金などを比較し、ニーズに合った業者を選びましょう。
トイレの水が流れない・溢れそうな状況をすぐに解決したいなら
トイレの水が流れない・溢れそうな状況を自分で解消できるのは、軽度のつまりや簡単な対処で直るケースです。
固形物が原因の場合や排水管に問題がある場合は、業者に修理を依頼してください。原因が分からないときも放置せず、業者に修理を頼んで早急に直しましょう。
『水道修理のセーフリー』では、トイレの水が流れない、溢れそう、などの状況をすぐに解決してくれる業者を多数掲載しています。ニーズに合った業者を絞り込み検索できるので、気軽に活用してください。
















































































