2022.04.09
止水栓の役割や、設置されている箇所ごとの場所について解説します。
水漏れが起きた際に、すぐに水を止めたいときは、止水栓を閉めることがおすすめです。止水栓の場所や閉め方がわからないとパニックに陥ることもあるので、事前に把握しましょう。
止水栓の場所や閉め方を把握すれば、水漏れが起きた際でも被害を最小限に抑えられます。また、元栓との明確な違いも解説するので、知識を整理して柔軟に対象できるよう、本記事を活用してください。
この記事を監修した専門家

創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
創業21年、全国約300以上の都道府県・市区町村で水道局指定工事店に認定されている株式会社クリーンライフ 関西本社にて、日々お客様の水道トラブルを解決中。業界7年の経験があり、作業実績は1500件以上。小さなトラブルから大きい施工まで幅広く対応しています。
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記事の内容
止水栓とは?

はじめに、止水栓とはどのようなものなのかを説明します。止水栓について、以下の2つに分けてご紹介します。
- 止水栓の役割と使う目的
- 止水栓の仕組み・構造タイプ
- 止水栓と元栓の違い
止水栓の役割や元栓との違いを把握し、トラブル時に正しく操作できるよう備えましょう。
止水栓の役割と使う目的
止水栓とは、水回りの給水器具の水道管の途中に取り付けられている栓のことを指します。水道メーターや、洗面所の収納キャビネットの中などに設置されていることが多いです。
この止水栓は、水回りのトラブルが発生した際にピンポイントで水を止めることができるという役割をもちます。家全体の水を止めずに、必要な箇所の水だけを止めることができるのです。
水漏れやパーツの交換などを行なう際、特定の箇所だけ水を止めて作業を進められます。
また、止水栓は水の出る量を調整して水圧のコントロールを行なうという役割ももっています。止水栓は、私たちが生活する上で大事な役割を担っているのです。
また、止水栓には大きく分けて2つの種類があり、それぞれ役割が異なります。
- 第一止水栓(元栓)
敷地内への給水全体を管理する栓で、道路境界や玄関近くの水道メーター付近に設置されています。これを閉めると家中の水が止まります。 - 副止水栓(局所止水栓)
トイレやキッチン、洗面台など、個別の設備ごとに設置されている栓です。特定の器具の水だけを止めたり、水勢を調整したりする際に使用します。
止水栓による水の管理は、「家全体」と「個別の設備」の2段階です。それぞれの止水栓の場所と役割を理解しておくことで、急なトラブルにも落ち着いて対処できます。
止水栓の仕組み・構造タイプ
止水栓は、ハンドルやネジを回すことで内部のバルブが動き、水の通路を開閉する仕組みです。マイナスドライバーでネジを回すと、スピンドルと呼ばれる部品が上下に動きます。
スピンドルの先端には、ゴムパッキンや穴の開いたボール状の弁が取り付けられており、給水口を塞いだり開いたりして水量を調整可能です。
代表的な構造タイプには、ゴムパッキンで開閉するコマ式と、ボールを回転させるボールバルブ式があり、それぞれの特性に応じて使い分けられています。
止水栓と元栓の違い
止水栓は、キッチンや洗面所など水回りのスポットごとに設置されているものです。
対して元栓は、家全体の給水を調整するためのものとなっています。元栓を閉めることで家の中の水の供給を止めることが可能です。
また、止水栓にもいくつか種類があるので、その役割や設置場所について以下をご覧ください。
| 種類 | 役割 | 設置場所 |
|---|---|---|
| 第一止水栓 | 宅内全体の水を止める元栓 | 敷地入口・水道メーター付近 |
| 副止水栓 | 建物単位や一部系統の水を止める | 屋外壁際・床下など |
| 局部止水栓 | 設備単位で水を止める | トイレ・洗面台・シンク下など |
第一止水栓
第一止水栓は、水道の配水管から住宅に水を引く給水管の最初に設置されています。道路と宅地の境界線から近い場所に設置されていることが多いです。
副止水栓
副止水栓は、建物ごとや一部系統の水を止めるときに役立つものです。水栓とは独立して、止水や給水のコントロールができます。
局部止水栓
局部止水栓は、キッチンや洗面所など設備ごとに設置されています。修理などを行なう際、局部止水栓を閉めると、その箇所だけ水を止めた状態にできます。
止水栓と元栓の決定的な違いは、水を止める範囲です。特定の設備のみ水を止める止水栓と敷地内すべての給水を止める元栓の違いを理解して、適切に使用しましょう。
また、元栓の構造には2種類あり、蛇口のようなハンドルで操作できるバルブ式と、90度に回して開閉できるレバー式です。
元栓は水漏れ箇所が不明な場合や、地震などの災害時に漏水を防ぐ際にも操作が必要になります。止水栓と併せて役割や操作すべき状況を把握し、適切に使い分けましょう。

セーフリーWEB担当
セーフリーWEB担当: 「止水栓について事前に知っている人はどれくらいいるのでしょうか?
浜木さん:実際には多くの方が止水栓の存在や役割を知らないことが多いです。緊急時に備えて、止水栓の位置や使い方を予め知っておくと、トラブル時に迅速かつ冷静に対処できます。家庭内での情報共有も大切ですよ。
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止水栓の操作が必要になるケース

止水栓には種類があり、それぞれ役割や特徴が異なります。
そこで次に、どのようなシーンで止水栓が必要になるのかについて考えてみましょう。以下に挙げるようなケースにおいて、止水栓が必要となります。
- 水漏れが発生したとき
- 旅行や出張などの長期不在になるとき
- 蛇口や配管の交換工事のとき
それぞれのシーンについて、順に解説します。
水漏れが発生したとき
水漏れが発生した際に止水栓を操作する場合があります。
水漏れが起きたとき、止水栓を閉めるとそこで水の供給を止められるので、それ以上被害が拡大するのを防げるのです。
水漏れ被害が広がり、自宅の壁や床、下の階などに影響が及ぶのを防げます。
水の供給量を調整するとき
止水栓は、メンテナンス時だけでなく、日々の使い勝手を良くするための水量調整の際にも操作が必要です。蛇口から出る水の勢いが強すぎて水はねしたり、弱すぎて使いづらかったりする場合、止水栓を操作すれば快適な水量に変更できます。
また、キッチンや洗面台、お風呂などでお湯と水が出る混合水栓の場合、それぞれの止水栓をバランスよく調整すると、温度や水圧のムラを解消し、より快適に使用可能です。
さらに、必要以上の水が出ないように調整しておけば、無意識のうちに節水効果も得られ、環境と家計に優しい使い方ができます。
旅行や出張などの長期不在になるとき
旅行や出張で家を長期間空ける際も、止水栓を閉めておくと安心です。
留守中に水漏れが起きると、誰も気づかないまま被害が広がり、戻ったときには大きなトラブルに発展していることもあります。
あらかじめ止水栓を閉めておけば、万が一の水回りトラブルでも被害を最小限に抑えられます。室内への浸水を防げるだけでなく、余計な水道料金が発生する心配もありません。
蛇口や配管の交換工事のとき
水回りの設備において蛇口や配管の交換工事を行なう際にも、止水栓の操作が必要です。
実際に止水栓を閉めて作業するのは工事を担当する業者ですが、設備ごとの局部止水栓や元栓の場所を知っておくと、案内がスムーズに進みます。
工事のときは必要な箇所だけ水を止められるため、他の場所の水が使えないという事態を避けられます。しばらく時間がかかる工事であっても、生活への影響は最小限に抑えられます。
水回りの設備は経年劣化や急なトラブルで工事が必要になることもあるため、そのようなとき止水栓の場所を把握しておけば安心して工事を依頼できるでしょう。
設備別|止水栓の場所

家の中の水道設備には多くの場合、止水栓が設置されています。
そこで、設備ごとにどこに止水栓が設置されているのか詳しくみていきましょう。
住宅の水回り設備として以下の6つを挙げ、それぞれ止水栓の場所を解説します。
- トイレ
- キッチン
- お風呂
- 洗面台
- 給湯器
- 屋外水栓
トイレ

トイレの止水栓は、給水管の接続口の近くに設置されています。
タンク式トイレの場合は、便器の後ろ側にある給水管の接続部分や床などから伸びている給水管との接続部分に設置されているのが一般的です。
タンクレストイレに関しては、便器の側面にあるカバーパネルの内側に設置されている場合があります。
設置されている止水栓にも種類があり、ハンドルタイプやマイナス溝タイプなどが挙げられます。
トイレの止水栓を探す際は、給水管を目で追っていき、ハンドルやマイナスドライバーで回せる溝が付いた金属部品を探しましょう。
多くのトイレでは、タンクの向かって左側、もしくは便器の後ろの床付近に設置されています。
タンクレストイレの場合は、便器本体の背面や側面にあるカバーパネルの内部に収納されていることが一般的です。
キッチン

キッチンの止水栓
キッチンの止水栓は、シンクの下にある扉を開けたところに設置されています。シンク下の収納スペースにある物を退かすと、すぐに見つけられるでしょう。
キッチンで水漏れが発生したり部品の交換などを行なう際は、この止水栓を止めることから始めます。
キッチンの止水栓を探す際は、収納スペースの奥にある壁や床から蛇口につながる2本の給水管(お湯と水)の根元に、それぞれ付いているハンドルや溝が付いた金属部分を探してください。
また、システムキッチンの中には、足元にある蹴込み板(巾木)をスライドして外すと、中に止水栓が設置されているタイプもあります。
お風呂

お風呂の止水栓は、蛇口本体の下あたりに設置されていることが多いです。水用とお湯用とで、止水栓が2つ設置されています。
蛇口本体の下に見当たらない場合は、浴槽や鏡の下にあるパネルの中に隠れていることがあります。
お風呂の止水栓を探す際は、水栓本体が壁に接続されている左右の脚部(クランク管)の側面を確認しましょう。マイナスドライバーで回せる溝のあるネジが止水栓です。また、カウンターが付いているタイプの浴室では、カウンターの下や側面のカバー内に隠されている場合もあります。
お風呂のリフォームや部品の交換、トラブルなどの際には、このあたりを調べて止水栓の場所を確認してみてください。
洗面台

洗面台の止水栓は、洗面ボウルの下にある収納スペースの中に設置されています。蛇口から伸びている給水管と給湯管に接続されている2本の止水栓が見つかるはずです。収納スペースのない洗面台の場合は、壁や背面パネルのあたりに止水栓が設置されていることがあります。
洗面台の止水栓を探す際は、収納棚の扉を開け、壁や床から蛇口につながる2本の給水管(お湯と水)の途中を確認してみてください。ハンドル式またはマイナスドライバー式の止水栓が見つかります。
洗面台のタイプに応じてどこに止水栓があるのかを押さえ、緊急時でも操作できるよう備えましょう。
給湯器

給湯器の止水栓は、給湯器本体の下部分や側面、本体に給水する管の途中にあることが多いです。屋外に設置されている給湯器については、本体の下部に止水栓が付いているのが一般的です。
室内に設置されている給湯器の場合は、化粧カバーの中や側面に止水栓が付けられていることがあります。複数の配管から止水栓を探す際は、「給水」と書かれた札が付いている配管か、青いラインで示された配管にあるバルブまたはレバーを確認しましょう。
また、給水管は一番右側にあることが多いので、参考にしてください。給水管の止水栓がわからないときは、適当に操作せず、給湯器の説明書を確認するかメーカーに問い合わせましょう。
屋外水栓

屋外に備え付けられている散水栓や蛇口には止水機能が備わっていないので、元栓を閉めて水を止める必要があります。
元栓は玄関横や量水器ボックスなどに設置されているので、そちらを閉めて水を止めることになるのです。
屋外水栓の止水栓は、元栓のことであると理解しておきましょう。そのため、散水栓や外の水道の水を止めたいときは、元栓を閉める形になります。
屋外水栓の止水栓は、敷地内の地面に埋められた小さなメーターボックスを探しましょう。「止水栓」や「量水器」と書かれた鉄やプラスチック製の蓋を開けると、中にハンドル式のバルブがあります。
また、水栓柱自体に止水用のハンドルが付いているタイプや、元栓と兼用になっている場合もあるので、併せて確認してみてください。
止水栓の種類と開閉時の回し方

止水栓は、設置されている場所やタイプによって特徴が異なります。開閉時の操作の仕方も変わってくるので、以下を参考にご自宅の止水栓についても調べてみてください。
外ネジ・内ネジ・ハンドルと、3つのタイプの止水栓について表にまとめました。
| タイプ | 特徴 | 回す量 |
|---|---|---|
| 外ネジ | 溝が広く平ら、ドライバーで回す | 約2〜3回転 |
| 内ネジ | 溝が細く奥まっている、細いドライバーで回す | 約2〜3回転 |
| ハンドル | レバーや丸ハンドル付き、手で回せる | 約1/4〜1回転 |
外ネジタイプ

外ネジタイプは、配管から突出したタイプの止水栓でマイナスドライバーを利用して開閉します。
特に、トイレの止水栓でよく利用されるタイプです。溝にマイナスドライバーが入りにくくなっているなら、ゴムハンマーを利用しましょう。溝の上にドライバーをセットした状態で、ドライバーの柄を軽くゴムハンマーで叩きます。
外ネジタイプの止水栓は、内部のコマを押し付けて水を止める構造になっているため、全開から全閉までにはある程度の回転数が必要です。一般的に、マイナスドライバーで時計回りに回し始め、5〜6回転ほどさせると全閉状態になります。
調整時の目安として、全閉状態から半時計回りに回して開けていく際、2回転半から3回転ほど戻した位置が、おおよその適正水量となることが多いです。ただし、製品や設置状況により異なるため、実際の出水量を確認しながら微調整してください。
内ネジタイプ

内ネジタイプは外ネジタイプと異なり、止水栓部分が突き出していないタイプですが、外ネジタイプ同様、マイナスドライバーで開閉します。
マイナスドライバーを差し込む溝が突き出ていないため、ドライバーを差し込みにくいものもあります。その場合は、マイナスドライバーではなく、水栓ドライバーを用意しておくと開閉しやすいです。
内ネジタイプも外ネジタイプと同様に、回転によってコマを動かすスピンドル式の構造が主流です。こちらも全閉にするためには、マイナスドライバーで5回以上しっかりと回す必要があります。
全開状態から水量を調整する場合は、一度全閉にしてから、3回転から4回転ほど開いたあたりを目安にしましょう。古い内ネジ式は固着している場合も多いため、無理に90度などで止めようとせず、ゆっくりと手応えを感じながら回転させることが大切です。
ハンドルタイプ

ハンドルタイプは蛇口のハンドルと同じで、開閉にドライバーなどの器具が不要なタイプです。開閉がしやすいため、ハンドルタイプに変更する方も増えています。
開閉しやすいのですが、まれに掃除をしているときに誤って閉めてしまって、水が出なくなるというトラブルが発生しやすいことがデメリットです。掃除をしたあとは、必ず止水栓の位置を確認しましょう。
ハンドルタイプには、大きく分けて「コマ式(スピンドル式)」と「ボールバルブ式」の2種類があります。コマ式の場合は、蛇口と同じように回す回数で水量を調整し、全閉までには数回転が必要です。
一方、ボールバルブ式(レバーに近い形状のものや、開閉方向の矢印があるもの)は、90度回すだけで全開・全閉が切り替わります。ボール式は微調整よりも「出す・止める」の操作に適しており、ハンドルが配管と平行なら開、垂直なら閉となっているのが一般的です。
また、トイレの止水栓で特にお困りの方は以下の記事を参考にしてください。
止水栓を操作するときの注意点

止水栓を操作するとき、特徴を押さえて回し方を守るだけでなく、次に記載する注意点についても意識してみてください。
- 固いときは無理に回さない
- 開けすぎない・閉めすぎない
- 開閉後は水の出る量を確認する
固いときは無理に回さない
止水栓は、普段回す機会が少ないので、サビや劣化で固着してしまっていることがあります。
この状態で力任せに回すと、内部の部品が損傷することがあり、止水栓の部分から水漏れを引き起こす原因になることがあります。
また、トイレなどに使われている外ネジ・内ネジタイプの止水栓では、ドライバーを差し込む溝がつぶれて余計に回せなくなり、止水が難しくなることも。
止水栓が固くて回らない時は、元栓を閉めるようにし、本格的な対応は業者に相談するようにしましょう。
開けすぎない・閉めすぎない
止水栓はタイプによってドライバーやハンドルで開閉ができる仕組みになっていますが、開けすぎや閉めすぎには注意が必要です。
開けすぎると水の勢いが強くなり、少しの操作でも水が大量に出やすくなり、無駄な水道代につながる可能性があります。
一方で、固く締め込みすぎると内部のパッキンなどが損傷し、止水栓の部分から水漏れを引き起こす場合があります。
止水栓は開けすぎず、閉めすぎず。適度な位置で調整することが大切です。
開閉後は水の出る量を確認する
止水栓を操作した後は、水の出る量や勢いを必ず確認しましょう。
閉めすぎれば水の出が弱くなり、開けすぎれば勢いが強くなりすぎます。普段の使い心地が変われば、日常生活に不便が出るだけでなく、水道代がかさむ原因にもつながります。
止水栓を開閉した後は、蛇口をひねって実際の水量を確かめておくと安心です。
止水栓が回らないときの原因

止水栓は、いざ開閉しようとしても回らないことがあります。その原因には、以下の3つが考えられます。
- 固着による動作不良を起こしている
- ネジ頭の溝が変形している
- 回し方が間違っている
固着による動作不良を起こしている
止水栓が回らないとき、固着による動作不良を起こしている可能性があります。
長期間使っているなかでサビや汚れが付着していたり、パッキンが劣化しているなどによって固着することがあるのです。
水道水に含まれるミネラルなどが結晶化して付着し、回らなくなるケースもあります。
固着してうまく動かないときは、汚れの除去や潤滑油をさすなどで操作してみてください。
ただし、無理に回そうとすると破損に繋がるので、固くて回せないときは専門業者に相談しましょう。
ネジ頭の溝が変形している
トイレに使われることが多い、外ネジ・内ネジタイプの止水栓は、固着以外にもネジ頭の溝の変形や溝がつぶれて回しにくくなっているのかもしれません。
その場合はネジすべり止め液を使用することで、回せるようになることがあります。
マイナスドライバーとの摩擦力が高まることで、グリップが効くようになり、止水栓を回しやすくなります。
ただし、変形やつぶれの状態によっては効果が薄いこともあるので、専門業者に相談して対応してもらうようにしましょう。
回し方が間違っている
止水栓を回す方向が間違っているために、回らないということがあります。
回らないときは一旦中止して、方向を確認してください。
止水栓は、右に回すと閉まり、左に回すと開くようになっており、蛇口と同じ要領で操作できます。
回す方向は、ハンドルタイプ・外ネジ・内ネジも共通です。
ただし、開けすぎや閉めすぎには注意しましょう。
どうしても止水栓が回らないときの対処法

いろいろな方法を試してみたけれどどうしても止水栓が回らない、そのようなときは次に挙げる2つの対処法を実践してみてください。
- 元栓を閉める
- 水道修理業者に相談する
対処法について、1つずつ解説します。
元栓を閉める
止水栓が回らないときは、元栓を閉めるようにしましょう。
元栓を閉めることで、家に供給されている水が止まってしまいますが、どうしても止水栓が動かない場合には元栓を閉めるのがベストです。
元栓は、戸建て住宅かマンション・アパートかで設置場所が異なるので確認しておきましょう。
戸建て住宅
戸建て住宅の元栓は、敷地内に埋め込まれている水道メーターのところに設置してあります。メーターの横にハンドル式の元栓があるため、それを時計回り(右方向)に回すと閉めることが可能です。
マンション・ アパート
マンションやアパートなどの集合住宅の場合、元栓は通常玄関横のパイプシャフトの中に設置されています。
水道の元栓を開閉するハンドルが見つかるはずです。扉に鍵がかかっているときは、管理人や管理会社に問い合わせてみてください。
水道修理業者に相談する
止水栓を操作したいけれど回らない、元栓もうまく操作できないというときは、水道修理業者に相談してみてください。
止水栓や元栓がうまく回せないときをはじめ、様々な水回りのトラブルに駆け付けてくれます。
無理に動かそうとするのは避け、速やかに業者に相談すると良いでしょう。

セーフリーWEB担当
セーフリーWEB担当:災害時に備え、元栓の位置を確認することは重要ですか?
浜木さん:実際には多くの方が止水栓の存在や役割を知らないことが多いです。緊急時に備えて、止水栓の位置や使い方を予め知っておくと、トラブル時に迅速かつ冷静に対処できます。家庭内での情報共有も大切ですよ。
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止水栓の固着を防ぐメンテナンス方法

止水栓は、普段使用しなくても内部のパッキンやネジが錆び付き、いざという時に「固くて回らない」「水が止まらない」といったトラブルを起こしやすい箇所です。
ここでは、止水栓の固着を防ぐためのメンテナンス方法について紹介します。
- 開閉動作をまめに行なう
- 汚れを定期的に除去する
- 固着防止のため潤滑剤を使用する
定期的な点検とメンテナンスを行い、いつでもスムーズに動作する状態を維持しましょう。
開閉動作をまめに行う
止水栓をスムーズに動かすためには、日ごろから開閉動作をまめに行なっておくのがよいでしょう。固着して回らなくなるのを予防できます。
目安として、年に1〜2回は止水栓を「全閉→全開」と動かして、スムーズに回転するか確認しましょう。開閉動作を行うだけで、内部のサビ付きやパッキンの固着を予防でき、緊急時に回らない事態を防げます。
もし動きが渋い場合は、無理に回さず、何度か少しずつ往復させることで改善する場合もあるので、試してみてください。ただし、開閉動作をして確認を行なう際、勢いよく開けたり閉めたりするのはやめましょう。
止水栓に負担がかかってしまうので、無理のない範囲で開閉動作を行ない、止水栓をいつでも操作できる状態にしておきましょう。
汚れを定期的に除去する
止水栓の開閉動作をまめに行なうのと合わせて、汚れを定期的に除去しておくことも大切です。
サビや水道水に含まれるミネラル分などによる汚れが付着しやすいので、その汚れをこまめに掃除しておくと止水栓が回らないなどのトラブルを予防できます。
メンテナンスの頻度は、半年に1回程度が理想的です。止水栓の周辺は湿気が多く、ホコリや水アカが溜まりやすい場所のため、半年に1回は掃除しましょう。
汚れを放置すると、サビの原因となるだけでなく、ハンドルやネジの溝に入り込んで動作不良を引き起こすため、歯ブラシや乾いた布の使用がおすすめです。止水栓の開閉動作を確認する際は、汚れも掃除しておくと良いでしょう。
固着防止のため潤滑剤を使用する
止水栓は、固着により開閉できなくなる場合があります。いざ回そうとしたときにうまく動かないという事態を避けるため、潤滑剤を使用しておく方法もあります。
動きが悪くなり始めたと感じたら、早めに水回り専用の潤滑剤をネジ部分に塗布してください。一般的な機械油(KURE 5-56など)ではなく、ゴムや樹脂を傷めないシリコングリスや水栓用潤滑スプレーを使用するのがポイントです。
使い方としては、止水栓に付着している汚れをきれいに拭き取り、潤滑剤をハンドルや外ネジ・内ネジ接続部の隙間に吹きかけて使用します。
この際、すぐに回すのではなく2,3分待って、浸透してから操作するようにしましょう。金属同士の摩擦が減り、スムーズな操作性を長く保つことができます。ただし、止水栓内部の部品の劣化に繋がるので、使い過ぎには注意してください。
止水栓と元栓の場所・使い方を知っていれば水回りトラブルも安心
止水栓とは何なのか、特徴や役割、動かし方や注意点などを詳しく解説しました。
元栓の場所や使い方も知っておくと、水回りのトラブルが発生したときに冷静に対処できます。
止水栓や元栓の場所がわからない、開閉ができないなどでお困りの際は水道修理業者に相談する方法もあります。
『水道修理のセーフリー』では、水道修理業者の口コミやサービス内容、料金などを多数掲載中です。
エリアやトラブル内容からも絞り込めるので、効率よく優良業者に出会えます。止水栓や元栓のことでお困りなら、ぜひ一度ご相談ください。
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止水栓についてのよくある質問
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止水栓とは何ですか?元栓とはどう違うのでしょうか?
止水栓とは、特定の設備や場所の水を止めるためのバルブです。例えばトイレや洗面台の下にある小さなハンドルやネジ式の部品がそれにあたります。
一方で元栓(第一止水栓)は、宅内全体の水をまとめて止めるためのもので、敷地の入口や水道メーター付近に設置されています。
元栓は「家全体」、止水栓は「個別の設備」という違いを理解しておくと、トラブル時にどちらを操作すればよいか迷わず対応できるでしょう。
-
止水栓はどこにありますか?見つからないときはどうしたらいいですか?
多くの住宅では、止水栓は水回り設備の近くに設けられています。
トイレなら便器横、キッチンや洗面台はシンク下の収納内部に、浴室なら給湯器の近くにあることが一般的です。
ない場合や見つけにくい場合もあるので、その場合は、水道メーター付近の元栓を操作することで止水できます。
止水栓が見当たらない、もしくは動かない場合は、無理に探さず専門業者に相談するとスムーズです。
-
止水栓を開ける・閉めるとき、どのくらい回すのが正しいのですか?
止水栓の回す量はタイプによって異なります。
トイレの止水栓に使われることが多い、外ネジタイプや内ネジタイプは、ドライバーを差し込んで2〜3回転程度が目安。
ハンドル型の場合は1/4〜1回転程度が適切です。
開けすぎると水の勢いが強すぎて使いづらくなり、逆に閉めすぎると水量が足りず使いづらくなります。
止水栓を調整したあとは蛇口を開けて、水の出方を確認しておきましょう。
-
止水栓が固くて回らないときはどうすればいいですか?
長期間使っていないと固着して回せなくなることがあります。このとき無理に力を加えるとネジ頭の溝がつぶれたり、内部のパッキンやスピンドルを壊してしまう恐れがあります。
対応としては、家全体の元栓を閉める方法や、少量の潤滑剤を使ってみる方法があります。
ただし改善しない場合はそれ以上触らず、水道業者に依頼するようにしましょう。自己判断で強引に回すよりも、早めに専門家に任せる方が安全です。
-
止水栓はメンテナンスが必要ですか?普段の生活で気をつけることはありますか?
止水栓は普段はあまり意識されませんが、長く放置すると固着や部品の劣化が進みやすくなります。
ときどき軽く開閉して動作確認をしておくと、いざというときスムーズに操作できます。
表面にほこりや汚れがたまっている場合は拭き取り、必要に応じて潤滑剤を少量使うのも有効です。
また、水漏れや操作のしづらさを感じたら早めに点検を依頼すると安心です。日常的に状態を把握しておくことが、トラブル防止につながります。
-
止水栓が固くて回らないとき、業者を呼ぶ前にどこまで自分で対応しても大丈夫ですか?
止水栓が固着している場合は、サビや汚れをブラシで落とし、必要に応じて潤滑油を少量さしてから少しずつ回してみる程度であれば試しても問題ありません。
水道水中のミネラル成分が結晶化して固着しているケースもあるため、周囲をきれいにしてから慎重に動かしてみてください。それでも回らず、ネジ頭の溝がつぶれている・変形していると感じたら、これ以上は無理に力をかけないほうが無難です。
破損すると水漏れや部品交換が必要になるリスクが高まるため、その段階で水道修理業者に任せる判断をしておくと安心です。
-
賃貸住宅で止水栓や元栓を操作するとき、管理会社や大家さんへの連絡はどう考えればいいですか?
賃貸の場合、玄関脇のパイプスペース内などに元栓があり、扉に鍵がかかっていることもあるため、場所が分からない・開錠できないときはまず管理会社に連絡するのが基本です。
軽い水漏れで一時的に止水栓を閉めるだけなら自分で対応してもよいケースが多いものの、長時間元栓を閉める場合や器具交換が必要になりそうな場合は事前相談しておくとトラブルを防げます。
修理を業者に依頼するときは、比較サイトで候補を絞りつつ「管理会社の了承を取ってから工事してほしい」などの条件もあわせて伝えておくとやり取りがスムーズになります。
-
旅行や出張の前に止水栓・元栓まわりでやっておくと安心なことはありますか?
長期不在にする場合、万一の水漏れリスクを減らすために、トイレや洗面台など心配な系統の止水栓を閉めておくと被害を最小限に抑えやすくなります。
とくに不在中にトラブルが起きると発見が遅れ、床や壁、下の階への漏水など大きな損害につながるおそれがあるため、事前の止水は有効な対策です。
不安な場合や長期の海外出張などでは、思い切って元栓を閉めておく選択も検討できますが、その際は冷蔵庫の製氷機や給湯器などへの影響も事前に確認しておくと良いでしょう。
出発前に気になる水漏れ兆候があれば、比較サイトで24時間対応の水道修理業者を探し、旅行前に一度点検してもらうとさらに安心感が高まります。
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止水栓や元栓そのものの交換・位置の変更を業者に頼むメリットは何ですか?
古い止水栓はサビやパッキン劣化で固着しやすく、水漏れリスクも高くなるため、回りが悪い・にじむなどの症状が出ている場合は交換しておくことで将来のトラブル予防につながります。
また、操作しづらい場所にある局部止水栓を、メンテナンスしやすい位置へ移設してもらうと、緊急時に家族がすぐ触れる「使える設備」になりやすいです。
元栓についても、古いバルブ式からレバー式への変更で、力の弱い人でも簡単に開閉できるようになり、災害時などに迅速に対応しやすくなります。
こうした工事は自分での施工が難しいため、比較サイトで「配管工事・バルブ交換の実績が多い業者」を条件に探し、見積もり内容と保証期間を確認しながら依頼するのが得策です。
-
比較サイトで、水道修理業者の「止水栓トラブル対応力」を見極めるポイントはありますか?
止水栓や元栓が回らない・場所が分からないといったケースに対応しているかどうか、サービス内容の説明に「止水栓」や「元栓」の記載がある業者かをまず確認すると、絞り込みやすくなります。
事例紹介や口コミの中に、「固着して回らない止水栓を修理してもらった」「集合住宅の元栓の場所を案内してもらえた」などの具体的なエピソードがあると、現場の対応力も確認可能です。
料金面では、出張費・作業費・部品代が分かりやすく明示されているか、夜間・早朝などの割増条件が明確かどうかもチェックしましょう。複数社を比較し、説明の丁寧さや問い合わせ時の対応スピードも含めて総合的に判断することで、自分の状況に合った水道修理業者を選びやすくなります。

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