2025.07.15
本記事では、汲み取り式トイレのつまりを解消する方法を解説します。
つまりを放置するといずれ溢れてしまうことから、早めの対処が必要です。
ただし、汲み取り式トイレはそもそもつまりが起きにくいトイレのため、つまりの原因を明確にしないとトイレ設備の破損や故障につながります。
まずは、原因を明確にして汲み取り式のトイレつまりを適切に対処しましょう。快適な生活環境を維持するためにも、ぜひ最後まで読んでみてください。
記事の内容
汲み取り式トイレの仕組みと種類

汲み取り式トイレのつまりの原因を突き止めるために、仕組みや種類を解説します。
汲み取り式トイレの仕組みや種類を把握すると、つまっている位置を特定しやすく適切な対処法が判別しやすくなります。
それぞれみていきましょう。
汲み取り式トイレの仕組み

汲み取り式トイレは、トイレの下に排泄物を落として、便槽と呼ばれる容器に溜めていく仕組みのトイレです。一般的な水洗トイレとは異なり、下水道に排泄物は流れません。溜まった排泄物は、専門業者に汲み取り回収作業が必要です。
便槽のサイズや利用人数によりさまざまですが、汲み取り頻度は2~3か月に1回程度とされています。定期汲み取り以外にも、個別で依頼すれば回収に来てもらえるので、トイレつまりを防ぐためにも排泄物を溜めすぎないよう意識してみてください。
とくに、人が集まりやすい正月やお盆の時期は、汲み取り式トイレの使用回数が増えるため、あらかじめ汲み取り回収を依頼しましょう。
汲み取り式トイレの種類

汲み取り式トイレにもいくつか種類があり、全体の仕組みは同じですが、異なる点もあります。
【汲み取り式トイレの種類】
- 和式汲み取り式トイレ
- 洋式汲み取り式トイレ
- 簡易水洗トイレ
和式と洋式の違いは形のみですが、簡易水洗トイレはタンクが備え付けられているので、用を足したあとに水を流せます。
便槽から臭いが上がってこないよう、フラッパー弁と呼ばれる蓋が便器内についており、排泄物の重さで開閉する仕組みです。トイレつまりの原因にもなりやすい部分のため、種類ごとの仕組みも把握しておきましょう。
下記の記事では汲み取り式トイレの仕組みについて、詳細まで解説しています。汲み取り式トイレのメリットとデメリットも紹介しているので、あわせて読んでみてください。
汲み取り式トイレのつまりの原因

汲み取り式トイレのつまりの原因には、次のものが考えられます。
- トイレットペーパーや掃除シートなどの紙類
- 汲み取り不足による便の蓄積
- フラッパー弁の故障・不具合
- 落としてしまった異物
つまりの原因の中には、わかりやすいものとわかりにくいものがあるので、それぞれ確認してみてください。
トイレットペーパーや掃除シートなどの紙類
トイレットペーパーや掃除シートなど、使用量が多い場合に汲み取り式トイレはつまることがあります。簡易水洗トイレでは少ないケースですが、水を使用しない汲み取り式トイレにおいて、つまりの原因といえるでしょう。
汲み取り式トイレは、水を使用しないことからトイレットペーパーや掃除シートなどが溶けきらず、便槽に落ちる前に引っかかりやすいトイレです。引っかかった紙類に排泄物が重なると、便槽の手前で蓄積してしまい、フラッパー弁の開閉を妨げることもあります。
紙類を使用する際は最小限に留めるほか、用を足したあとは容器に水を入れて流すことも検討してください。
汲み取り不足による便の蓄積
汲み取り式トイレは、汲み取り不足による便の蓄積が原因でトイレつまりが起きることも少なくありません。
一般的には定期で汲み取る家庭が多いものの、使用頻度や利用人数が少ない場合には定期契約しない場合もあります。また、汲み取り時期が適切でも、掃除を怠ると排泄物が蓄積してつまりを引き起こす場合もあるでしょう。
汲み取り回収業者に依頼すれば、便槽内が空になるので、便槽より上に溜まっている排泄物も流せます。汲み取り時期やトイレの掃除頻度を見直して、排泄物が蓄積しにくい状態を保ちましょう。
フラッパー弁の故障・不具合
便槽に排泄物が落ちないときは、フラッパー弁の故障や不具合が原因です。フラッパー弁は、重さで開くよう設計されていますが、次のような理由で開かなくなることもあります。
- フラッパー弁のヒンジの不具合
- 排泄物の蓄積
便槽から蓄積してきた排泄物により開かなくなることもあれば、フラッパー弁の上に残った便や紙が乾燥して開閉を妨げている可能性もあります。
内部のヒンジに原因がある場合は、修理対応が必要になるので、専門業者への依頼が必要です。
落としてしまった異物

誤ってトイレに物を落としてしまうと、中でつまる可能性があります。物を落としてしまったときは、慌てずに取り出しましょう。トイレに落としやすいものとして、次のものが挙げられるので注意してください。
- 文房具
- アクセサリー
- タオル・ハンカチ
- おもちゃ
通常の水洗トイレと異なり、汲み取り式トイレは排水口が大きいことからつまる確率は低いものの、排泄物や紙類とともに落としてしまうと、引っかかることがあります。
また、簡易水洗トイレでは、直接便槽に落とさずに専用のパイプを通して流す仕組みの場合もあるので、異物を落とすとつまる可能性が高いでしょう。
汲み取り式トイレのつまりを解消する方法

汲み取り式トイレのつまりを解消する方法は、次のとおりです。
- お湯を流す(簡易水洗の場合)
- ラバーカップを使用する(簡易水洗の場合)
- 汲み取り業者に連絡する
- 水道修理業者に相談する
汲み取り式トイレの種類や、つまりの原因により対処法が異なるので、内容を確認して適切に対処してください。
お湯を流す(簡易水洗の場合)

簡易水洗トイレでつまりが起きているときは、お湯を流すことで解消できる場合があります。お湯を流して解消できるトイレつまりの条件は、次のとおりです。
- 紙類や排泄物のつまり
- フラッパー弁が正常に動く状態
お湯を使用して簡易水洗トイレのつまりを解消する際は、次の手順を参考にしてみてください。
- 約45℃のお湯を6Lほど用意する
- 止水栓を時計回りに回して閉める
- 簡易水洗トイレのレバーを開いてフラッパー弁を開ける
- 少し高い位置からお湯をゆっくり注ぐ
- 30分~1時間放置する
- 止水栓を開けて水を流してつまりが解消されたか確認する
簡易水洗トイレの多くは、レバーとフラッパー弁が連動しているため、必ず止水栓を閉めてから実践してみてください。
ラバーカップを使用する(簡易水洗の場合)

便器内に水が溜まり、お湯を入れられない場合にはラバーカップを使用しましょう。ラバーカップを用いた簡易水洗トイレのつまりを解消する手順は、次のとおりです。
- 時計回りに回して止水栓を閉める
- 便器内の水量を調整する
- レバーを開いてフラッパー弁を開ける
- ラバーカップのカップ部分を排水口に密着させる
- ラバーカップを押して引く動作を繰り返す
- 水が流れるか確認する
ラバーカップを使用する際も、フラッパー弁を開けておく必要があります。水洗レバーと連動している場合は、テープでレバーを固定して、常に開いている状態にしましょう。
ラバーカップの使い方や種類について、下記の記事で詳しく解説しています。ラバーカップを正しく使用するためにも、あわせて確認してみてください。
汲み取り業者に連絡する
排泄物の蓄積が原因の場合には、汲み取り業者に連絡しましょう。便槽がつまっているときには、上から押しこもうとしても入りきらないので、汲み取り回収作業が必要です。
便器内で蓄積している排泄物も、便槽が空になれば自然と落ちていくでしょう。原因を突き止めずに水やお湯を流してしまうと、かえって溢れてしまいトイレ室内を汚してしまいます。
気づかずに溜まりすぎているケースもあるため、汲み取り式トイレがつまったときは、まず汲み取り回収業者に連絡して、便槽内を空にしてもらいましょう。
水道修理業者に相談する
汲み取り式トイレのつまりの原因がわからないときや、フラッパー弁の故障が原因のときには、水道修理業者に相談してみましょう。水回りのプロに相談すれば、つまりの原因を突き止められる可能性が高くなります。
自身で対処できないトイレつまりも、水道修理業者なら専門の知識と技術で解消可能です。業者により対応できる範囲は異なりますが、フラッパー弁の修理や交換もおこなえます。
業者が対応できない場合でも、解消するためのアドバイスや問い合わせ先を教えてくれることもあるので、困ったときの相談先として活用してみてください。
汲み取り式トイレがつまる前兆

汲み取り式トイレがつまるときには、次のような前兆があります。
- 水を流すと便器の下から音がする
- 便槽に落ちずに水が溜まる
- 悪臭がする・便器内に異常な泡が出る
前兆を把握しておけば、完全につまる前に対処できます。汲み取り式トイレのつまりを解消する手間を省けるので、該当するものがないか確認しましょう。
水を流すと便器の下から音がする
簡易水洗トイレの場合、水を流したときに「コポコポ」や「ゴボゴボ」といった音が聞こえる際は、注意が必要です。トイレがつまりはじめている状態なので、一時的に使用を中止してください。
紙類を大量に流したり、物を落としたりしたときなど、つまりの原因が明白なときは##それぞれの解消手順##を参考にして、完全につまる前に対処しましょう。
反対に、トイレつまりの原因がわからないときは、お湯を流してみて音がなくなるかどうかを確認してみてください。音がなくならない場合は、汲み取り回収業者に連絡して、汲み取ってもらいましょう。汲み取ったあとも改善されないときは、水道修理業者への相談がおすすめです。
便槽に落ちずに水が溜まる
便槽に落ちずに水が溜まる場合も、トイレつまりの前兆です。簡易水洗トイレの場合は、レバーと連動して開くタイプが多いので水が溜まりますが、ほかの汲み取り式トイレは重さでフラッパー弁が開きます。
本来は尿も流れるよう設計されているので、便槽に落ちずに水が溜まるケースはトイレつまりの前兆といえるでしょう。少しずつ流れる場合でも、放置せずに早めの対処が必要です。
フラッパー弁の劣化やフラッパー弁付近に排泄物や紙類がこびりついている可能性が考えられるため、フラッパー弁の動作を確認したり、掃除したりして対処してみてください。
悪臭がする・便器内に異常な泡が出る
汲み取り式トイレから悪臭がする場合や便器内に異常な泡が出る場合も、つまりの前兆です。
汲み取り式トイレは、悪臭が上がってこないようフラッパー弁が閉じていますが、それでも悪臭がする場合は、便槽まで落ちずに排泄物が停滞している可能性があります。また、簡易水洗トイレでは、フラッパー弁に加えて溜水があることから、通常悪臭はほとんどありません。
加えて、便器内に異常な泡が出るときは、フラッパー弁が閉まりきっていないことを示しているため、故障の前兆といえるでしょう。放置するとトイレつまりを引き起こす原因となるので、フラッパー弁の交換や修理にて対処してください。
汲み取り式トイレのつまりを予防する方法

次の内容を実践すると、汲み取り式トイレのつまりを予防できるので、ぜひ試してみてください。
- こまめに水を流す
- 汲み取りサイクルを見直す
- 大量のトイレットペーパーを流さない
- 定期的に掃除する
単純な内容ですが、実践するのとしないのではつまりやすさが大きく変わります。これまでおこなっていない内容でも、これから習慣づけることで、汲み取り式トイレのつまりを予防できるでしょう。
こまめに水を流す
簡易水洗トイレはもちろんですが、和式や洋式の汲み取り式トイレでも、水を流す習慣をつけるとつまりを予防できます。ペットボトルに水を入れておき、用を足したあとに流してみましょう。
簡易水洗トイレの場合は、用を足したあとにすべて流すのではなく、こまめに水を流して排泄物やトイレットペーパーを便槽に落としてください。
一度にすべて流すとつまる量でも、回数を分けてこまめに流せば少量で済むため、つまりにくくなります。レバーに手が届かないときのことを考慮し、ペットボトルに水を入れて置いておくことも検討してみてください。
汲み取りサイクルを見直す
トイレつまりが起きた原因が便の蓄積によるものの場合は、汲み取りサイクルを見直しましょう。現状の回収サイクルでは便槽の内容量を超える便が蓄積しているので、汲み取りサイクルを2週間~1か月ほど早く設定してみてください。
汲み取り回収業者に連絡して、汲み取りの時期を早めたい旨を伝えましょう。業者の方と相談しながら決めると、適度な頻度で回収してもらえます。
また、お盆や正月前など、人が集まることが予想されるときは、事前に個別で汲み取りに来てもらうこともスケジュールに入れておくと、安心です。
大量のトイレットペーパーを流さない
汲み取り式トイレでは、大量のトイレットペーパーを流さないのみでも、つまりを予防できます。とくに水洗タイプではない場合は、トイレットペーパーがつまりやすいので注意が必要です。簡易水洗トイレ以外の汲み取り式トイレでも、用を足したあとは水を流してつまりの予防に努めましょう。
簡易水洗トイレの場合は、レバーに連動してフラッパー弁が開くことから、大量のトイレットペーパーを一度に流すとつまりやすくなります。こまめに水を流して排出し、つまり予防に徹しましょう。
また、掃除シートやティッシュを流す場合も同様です。水の節約のために1回で流そうとせず、つまらせないことを優先して使用してみてください。
定期的に掃除する
汲み取り式トイレのつまり予防策には、定期的な掃除も挙げられます。とくにフラッパー弁付近は汚れが蓄積しやすく、フラッパー弁の動作を妨げるケースも少なくありません。定期的に掃除すればフラッパー弁の動作もスムーズになるので、トイレつまりを予防できます。
また、トイレつまりの予防だけでなく、悪臭の防止や清潔なトイレを保てるメリットもあるので、3日に1回程度の頻度で掃除しましょう。なかなか掃除する時間が取れない方は、週に1回や月に1回の頻度でよいので、定期的に掃除してみてください。
下記の記事でも、トイレつまりのさまざまな予防策を解説しています。無料で実践できるものを集めて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
汲み取り式トイレのつまりが解消できないときは
汲み取り式トイレでつまりの原因がわからない場合やお湯を流しても改善できない場合には、専門業者に相談しましょう。
業者を選ぶ際は、『水道修理のセーフリー』がおすすめです。解決したい内容を伝えるのみで、最適な業者を探して提案してくれる無料コンシェルジュが在籍しているので、業者を探す手間が省けます。
汲み取り式トイレのつまりに対応できる業者をすぐに見つけられるため、ぜひ活用してみてください。
無料コンシェルジュに相談する

汲み取り式トイレがつまったときによくある質問
-
トイレにうんこがつまったときの対処法は?
汲み取り式トイレの場合は、お湯を流す方法がおすすめです。
しかし、便槽に便が蓄積していることが原因であれば、汲み取り回収業者に連絡して汲み取ってもらう必要があります。また、簡易水洗トイレの場合には、ラバーカップで解消できる場合があるので、試してみてください。
汲み取り式トイレのつまり解消方法を確認する -
トイレがつまったらスッポンなしでどうすればよいですか?
汲み取り式トイレがつまったときに、スッポン(ラバーカップ)がないときは、お湯を使用して解消を試みましょう。45℃前後のお湯を用意して、ゆっくり注ぎこんでください。1時間ほど放置するとつまりが解消できる場合があります。
お湯を用いたトイレつまりの解消方法を見る -
トイレのつまりは自然に直りますか?
自然に直るものと直らないものがあります。トイレつまりの原因により、放置して解消できる場合とできない場合があるので注意しましょう。紙や排泄物など、トイレに流せるものが原因でつまっている場合は放置して解消できますが、異物のつまりやほかの原因がある場合は対処が必要です。
汲み取り式トイレのつまりの原因を確認する

地域からおすすめ業者を探す
| 北海道・東北 | 北海道 | 青森 | 秋田 | 岩手 | 宮城 | 山形 | 福島 |
| 首都圏 | 東京 | 神奈川 | 埼玉 | 千葉 | 茨城 | 栃木 | 群馬 |
| 北陸・甲信越 | 富山 | 石川 | 福井 | 新潟 | 山梨 | 長野 |
| 東海 | 愛知 | 岐阜 | 三重 | 静岡 |
| 近畿 | 大阪 | 兵庫 | 京都 | 滋賀 | 奈良 | 和歌山 |
| 中国・四国 | 広島 | 鳥取 | 島根 | 岡山 | 山口 | 徳島 | 香川 | 愛媛 | 高知 |
| 九州・沖縄 | 福岡 | 佐賀 | 長崎 | 熊本 | 大分 | 宮崎 | 鹿児島 | 沖縄 |
8問の設問に答えるだけ!
簡易水回りトラブル診断
30秒で、診断結果+料金相場がわかる!
シミュレーション結果
コンシェルジュに相談する
お見積りのご依頼ありがとうございます!
お急ぎの方はお電話でご相談ください。






































































































