2022.12.02 2022.12.02
トイレつまり修理をエサにする悪徳業者の特徴を解説します。
トイレつまり修理業者のなかには、高額請求や不適切な対応をする悪徳業者が潜んでいる場合があります。悪徳業者に見られる特徴が分からないと、トラブルにつながる可能性が高くなるので注意が必要です。
さらに、トラブルに遭ったときの対処法や、事前に回避する予防策も紹介するので、参考にしてみてください。
また、こちらから条件に合わせてトイレつまり修理業者を探すことができます。お急ぎの方は、ぜひ活用してみてください。
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記事の内容
【注意喚起】トイレつまりの悪徳業者の特徴5つ
トイレつまり修理で被害に遭わないためには、悪徳業者につかまらない努力をすることが大切です。そこで、トイレつまりの悪徳業者に見られる特徴を押さえておきましょう。次のような特徴がある場合は、避けるのが無難です。
- 他社と比較して安すぎる
- 公式サイト・チラシに法人名や所在地の記載がない
- 見積書を作成しない
- 不安をあおり契約を急かす
- 詳しい説明をせずに追加工事を提案する
それぞれ詳しく解説します。トラブルを回避するためにも、チェックしてみてください。
1.他社と比較して安すぎる
広告やチラシなどに「トイレつまり修理数百円~」と記載し、低価格を強調する業者には注意しましょう。
そもそも、トイレつまり修理が数百円ですむはずがありません。基本料金や出張代、作業費などの合計金額が請求されるため、安くても3,000円はかかります。
低価格で修理してくれる業者は魅力的です。しかし、必要のない追加工事を提案したり、異常に高額な金額を請求したりする可能性が高いので、安くても避けるのが無難です。
トイレつまり修理の料金相場
料金相場を把握しておくことで、安すぎるのかどうか判断しやすくなります。トイレつまり修理の料金相場をチェックしておきましょう。
作業内容 | 料金相場 |
パッキン交換 | 3,000円~ |
軽度のトイレつまり除去 | 5,000円~ |
トイレつまり除去
(専用器具使用) |
8,000円~ |
トイレつまり除去
(トーラー使用) |
12,000円~ |
便器の取り外し | 15,000円~ |
高圧洗浄 | 30,000円~ |
トイレつまり修理では、「上記の作業料金+基本料金+部品代」の合計金額が請求されます。業者や時間帯によっては、出張費や深夜割増料金などが加わる場合もあります。
作業内容にもよりますが、トイレつまりの修理には3,000~10,000円はかかると思っておくとよいでしょう。
2.公式サイト・チラシに法人名や所在地の記載がない
公式サイトやチラシなどに、トイレつまり修理業者の「法人名」や「所在地」が記載されていない場合は、避けるのが無難です。記載されていないと、業者との間でトラブルが発生したときに連絡する手段がなくなります。最悪、泣き寝入りするしかない状況に陥る可能性もあります。
トイレつまりが起こると焦ってしまいがちですが、業者を選ぶときは法人名や所在地に関する情報の有無は必ず確認しておきましょう。加えて、住所はGoogleマップで検索するなどして正確かどうかも確認しておくと、より安心して依頼できます。
3.見積書を作成しない
トイレつまりを修理する際、業者は見積書を作成するのが基本です。これは優良業者であれば当たり前なことであり、お客様に見積書を提出し、了承を得てからでないと作業しません。
また、追加工事が必要になり金額が変わる場合は、その都度作成し直して、お客様に提示します。
一方、悪徳業者は見積書を作成せず、作業を終えてから高額請求するというのが手口の一つです。業者が見積書を作成する素振りを見せないときは、「見積書を作成してください。作成していただけない場合は、他の業者に依頼します。」とはっきり伝えましょう。たとえ急を要する場合でも、必ず見積書は作成してもらってください。
4.不安をあおり契約を急かす
不安をあおいで契約を急かそうとするところも、悪徳業者に見られる特徴の一つです。
- 「高圧洗浄しなければ、またすぐにつまる」
- 「今直さないと水が溢れてくる」
などと不安をあおぐ業者には気を付けましょう。
また、実際に起こったトラブルには、「今契約したら〇〇円引きにする」とお得感を出して、契約を急かしたケースも報告されています。
普段ならおかしいと気付くところですが、トイレがつまると冷静さを失うものです。一旦落ち着くためにも、不安をあおられたり契約を急かされたりしたときは、断るのがベストです。
5.詳しい説明をせずに追加工事を提案する
状況が思っている以上に悪いと、便器の取り外しや高圧洗浄など追加工事が必要になるケースもあります。追加工事が必要になる場合、作業員はお客様に対して詳しい説明と共に、見積書を作成し直さなければいけません。
しかし、悪徳業者の場合は、必要のない工事を追加しようとするため、説明を省こうとします。
- 「便器を外さなければいけません」
- 「高圧洗浄が必要です」
といわれたときは、「なぜ?」と質問してみましょう。納得できる回答が得られないときは、それ以上の作業は断るべきです。
トイレつまり修理で悪徳業者につかまったときの対処法
万が一、悪徳業者につかまったときは適切に対処することで、被害を最小限に抑えられます。今回は、以下3つの場面を想定した対処法を紹介します。
- 高額請求されたときの対処法
- 作業を中断したのに請求されたときの対処法
- 支払ってしまった後の対処法
基本的に、業者の言いなりになる必要はありません。少しでも納得できないことがあれば、反論することが大切です。強い意志をもって対処しましょう。
高額請求されたときの対処法
トイレつまり修理が終了した後に高額請求されたときは、次のように対処しましょう。
- 支払う意思を示し、その場での支払いは断る
- 身の危険を感じたときは警察に連絡する
- 後日、消費者生活センターに相談する
金額に納得できない場合は、たとえ作業が終了していても支払いを拒否することが可能です。ただし、「後日、納得した金額で支払う意思を示すこと」が必須条件です。
作業によりトイレつまりが解消しているのであれば、その分の作業費は支払わなければいけません。支払う意思を示さなければ、逆に訴えられる可能性があります。その場での支払いは拒否し、後日消費者生活センターに連絡し、具体的な対処法を教えてもらいましょう。
また、脅しや暴行などに発展しそうなときは、速やかに警察に連絡してください。相手が悪徳業者である以上は、まともな対応が通用しない可能性が高いです。
作業を中断したのに請求されたときの対処法
「トイレのつまりが解消していないのに料金を請求された」という事例は度々報告されています。この場合、修理できなくても料金が発生することを承諾していないのであれば、料金を支払う必要はありません。
また、キャンセル料については、事前に知らされていない場合は、支払う義務はないので請求されても断れます。
このようなトラブルに発展しないためにも、作業に入る前に
- トイレつまりが解消できなかったときの対応
- キャンセル料の有無
は必ず確認しておきましょう。
支払ってしまった後の対処法
料金を支払ってしまった後は、クーリングオフを検討しましょう。クーリングオフが適用すれば、返金される可能性が高くなります。
ただし、どんなケースでもクーリングオフが適用されるとは限らないので、まずは条件をチェックしておきましょう。
・修理ではなく、点検や見積もりのために呼んだ業者とその場で契約した場合
・契約日から8日以内
・契約書などの法定書類がある
トイレ修理後に高額請求されたときの対応をもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみてください。
トイレつまり修理はどこに依頼するのが安心?
トイレつまり修理業者を選ぶときは、以下4つのポイントを押さえておきましょう。
- 水道局指定工事店である
- 運営会社の情報が明記されている
- 明朗会計で分かりやすい
- 口コミ評価が高い
トイレつまりが起こると焦ってしまい、業者のことを詳しく調べずに依頼してしまう方は多いものです。しかし、それは悪徳業者と出くわす確率を高めてしまうので、急いでいたとしても上記のポイントは必ず確認しておきましょう。
トイレつまりの悪徳業者によるトラブル事例
トイレつまり修理での悪徳業者によるトラブル事例を紹介します。実際に起こったトラブルを知っておくことで、予防につながるケースもあります。
今回は「高額請求された事例」と「作業が不適切だった事例」の2つを紹介するので、チェックしてみてください。
高額請求された事例
不安をあおり契約を急かせた事例です。
夜に自宅マンションのトイレが詰まった。インターネット広告に「料金390円から」と記載さ
れた事業者に修理をお願いしたいと電話した。作業員から連絡があり「勝手に自分で直そうとすると逆に詰まるのでしないように」と言われた。男性2人の作業員が到着し、高圧ポンプで10分程作業した。解消されないので「便器を外して排水管を確認する。3万円かかる」と言われ了承した。「長年の汚れが蓄積して詰まった。こんなにひどいのは初めてだ。通貫作業が必要で20万円前後かかる」と言われた。他の部屋の住民に迷惑をかけてはいけないと思い、了承した。さらに「詰まり再発防止のため、薬剤と特殊な機械による清掃で15万円かかる」と言われ応じた。全ての作業は30分程度で完了し、詰まりも解消したが最終的に約55万円の契約書を渡された。「現金で支払えば50万円に値引く」と言われ、少しでも安くなればという思いからATMで現金を引き出しその場で支払った。よく考えてみるとあまりに高額で納得できない。(2021年4月受付 40歳代 女性)
※引用元:独立行政法人国民生活センター
料金をしっかり確認しなかったことが原因で起きた事例です。
トイレが詰まり、電話帳で見つけた業者に電話をして来てもらった。急いでいたので料金等は電話で確認しなかった。修理をしてもらったが、結局新しい便器に交換することになり、作業が終わった時点で「20万円」と言われた。すでに作業も終わっていたので仕方なく支払ったが、高額だと思う。
(70歳代 男性)
※引用元:独立行政法人国民生活センター
どちらの事例も、後から「高額だと思う」「納得できない」と思う時点で、当時は冷静でなかったことが予測されます。冷静に対応できていれば防げたトラブルだったかもしれません。
作業が不適切だった事例
高額な料金を支払ったのに直っていなかったという事例です。
トイレの給水ホースから水が漏れているのに気づき、インターネットで修理業者を探した。
「950円~」と広告していた事業者に電話し状況を伝え、修理代が高額にならないか確認したところ「3万円を超えることはない」と言われたので、自宅に来てもらうことにした。電話に対応した事業者とは別業者の作業員が2人で来訪し、状況をみてもらったところ「給水管にひどい錆びがついている。このままにすると数百万円の修理が必要になり大変なことになる。修理代は錆び落としに10万円、部品交換に5万円」と言われた。高額だと思ったが不安になったのでその場で契約した。作業時間は10分程度で、作業料15万円はクレジットカードで支払った。作業員が帰った後、状況を確認すると床が水浸しになっていて、水漏れは直っていなかった。電話で直っていないと苦情を言うと「作業は適切だった。これ以上の修理は便器交換しかない」と新しい便器を購入するよう言われた。漏水は直っていないし、これ以上支払いたくない。
(2021年4月受付 50歳代 女性)
※引用元:独立行政法人国民生活センター
「作業員が言うなら間違いないだろう…」と疑わなかったことが、トラブルを防げなかった原因だと思われます。
また、「このままにすると数百万円の修理が必要になる」と不安をあおいでいるところも、悪徳業者に見られる典型的な手口といえます。
高額請求トラブルについてさらに詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
【被害額150万円も!?】 トイレつまり修理で蔓延るぼったくり水道修理業者の実情を見てみる
高額請求トラブルに関する情報をお寄せください
『水道修理のセーフリー』では、高額請求トラブルに関する情報を集めています。
あなた自身もしくは家族や友人などに、高額請求トラブルの被害に遭われた方がいたら、ぜひお話をお聞かせください。さまざまな体験談を紹介することで、多くの人に高額請求トラブルの実態を知ってもらい、予防につなげたいと思います。
情報をお寄せていただいた方には、謝礼として50,000円を差し上げています。年々増加する高額請求トラブルをこれ以上増やさないためにも、ぜひご協力ください。
ご協力をいただける方は、『あなたのぼったくり体験をお聞かせください』より、申込みをお願いいたします。
悪徳業者を回避!トイレつまり修理を頼む前にできること
悪徳業者とのトラブルを避けるためには、出会わないことが一番の予防策です。そこで、トイレつまり修理を頼む前に、次のような行動を取りましょう。
- 自分で直せないか試してみる
- 口コミや評判をチェックする
- 複数の業者に見積もり依頼をする
それぞれ解説するので、ぜひ試してみてください。
自分で直せないか試してみる
軽度のトイレつまりであれば、業者に頼まずとも自分で直せます。つまり解消の方法としては、以下のやり方があります。
- トイレクリーナーを使う
- 重曹+お酢+お湯を使う
- ラバーカップを使う
- ワイヤーブラシを使う
- 針金ハンガーをカットして使う
自分で直せれば業者に依頼せずにすむので、出費を抑えられます。無理のない範囲で試してみるとよいでしょう。
口コミや評判をチェックする
トイレつまり修理業者を選ぶときは口コミや評判をチェックしましょう。利用者たちのリアルな意見は、ときに公式サイトよりも役立つことがあります。
悪徳業者の場合は、悪い内容の口コミや低評価が目立つので、優良業者との見分けるポイントにもなります。
また、口コミをチェックするときは、「最近のものか?」「具体性のある内容か?」を確認してみてください。より信ぴょう性の高い口コミを見つけられます。
複数の業者に見積もり依頼をする
見積もりは1社だけでなく、2~3社を目安に複数社から出してもらいましょう。1社だけの見積もりでは、適正価格なのかどうか判断するのは困難です。複数社から見積もりを出してもらうことで、適正価格なのかどうか判断しやすくなります。
特に、今まで一度もトイレつまり修理を依頼したことのない方は、いくらぐらいかかるのか予測すらできないでしょう。多少面倒でも、相場をしっかり把握するために相見積もりはしておくべきです。
トイレつまり修理で悪徳業者か見極めるのが難しいときは
悪徳業者に見られる特徴について解説しました。
トイレつまりが発生すると焦ってしまい、業者のことを詳しく調べもせずに依頼する方は少なくないはずです。それでは悪徳業者につかまるリスクを高めてしまいます。
今回紹介した悪徳業者の特徴に当てはまる項目がないか確認してから、依頼しましょう。
『水道修理のセーフリー』では、トイレつまり修理に対応する優良業者を多数紹介しているので、ぜひ活用してみてください。
今週のNo.1 おすすめ優良業者!!
水コンシェルジュ
トイレつまり修理の悪徳業者に関するよくある質問
-
トイレつまりの悪徳業者には、どのような特徴がありますか?
トイレつまりの悪徳業者には、次のような特徴が見られます。
・他社と比較して安すぎる
・公式サイト・チラシに法人名や所在地の記載がない
・見積書を作成しない
・不安をあおり契約を急かす
・詳しい説明をせずに追加工事を提案する
トイレつまり修理を依頼するときは、上記の特徴に該当しない業者を選びましょう。
-
悪徳業者につかまったとき、どう対処すべきですか?
もし、高額請求されたときは支払う意思を示せば、その場での支払いは拒否できます。作業が終了したからといって、業者の言いなりになる必要はありません。正しく対処することで、被害を最小限に抑えられます。
-
悪徳業者によるトラブルを予防する方法はありますか?
悪徳業者に出会わないことが一番の予防策です。そのためにできることは、主に以下の3つです。
・自分で直せないか試してみる
・口コミや評判をチェックする
・複数の業者に見積り依頼をする
トイレつまりが起きたときは、不要に水を流さなければ溢れることはありません。まずは冷静に対処しましょう。
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