トイレの頑固な汚れに効果的な洗剤を、汚れの種類別に紹介します。
洗剤選びを間違えるだけで、何時間かけても汚れが落ちないこともあるので、洗剤選びは非常に重要です。
しかし、洗剤選びさえ間違わなければ、頑固な汚れも10分足らずで落とせるので、汚れの種類に合わせたトイレ掃除洗剤を選びましょう。
本記事で紹介する洗剤を使用すれば、頑固な汚れも落としやすくなり、トイレをピカピカにできます。長時間の掃除の手間も省けるうえ、効果を感じられない洗剤を無駄に購入せずに済むので、ぜひ参考にしてください。
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記事の内容
トイレ掃除で頑固な汚れを落とす洗剤の選び方

トイレ掃除用の洗剤で頑固な汚れを落とすためには、汚れの原因に効果的な洗剤を選ばなければなりません。トイレ掃除用洗剤を選ぶ際は、次の内容を参考に選んでみてください。
- 尿石汚れには酸性タイプがおすすめ
- 黒ずみには塩素系タイプがおすすめ
- 黄ばみ汚れにはこすらないタイプがおすすめ
- 水垢汚れには床にも使えるタイプがおすすめ
酸性と塩素系の洗剤を混ぜると塩素系のガスが発生して非常に危険なため、どちらか一方のみ使用してください。
尿石汚れには酸性タイプがおすすめ

石が原因の頑固な汚れは、酸性の洗剤でなければ落とせません。尿石は、尿に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの成分が変化して、結晶化したものです。便器内だけではなく、尿がはねやすい部分や排水管内にも付着します。
尿石ができる過程で尿素がアンモニアに分解されるとアルカリ性に偏るため、酸性の洗剤がおすすめです。酸性ならアルカリ性を溶解できることから、頑固な尿石汚れも落とせるでしょう。
しかし、長期的に蓄積された尿石は、洗剤のみでは十分に落とせません。ブラシでこする方法もおすすめですが、強くこすりすぎると便器を傷つける可能性もあります。
下記の記事にて、トイレの尿石に効果的な洗剤や掃除方法を解説しているので、尿石汚れを掃除する際の参考にしてみてください。
黒ずみには塩素系タイプがおすすめ

頑固な黒ずみの原因は、カビや水垢であることが多いことから、塩素系の洗剤がおすすめです。とくにカビは酸性であるため、塩素系のアルカリ性洗剤を用いることで、頑固な汚れにもアプローチできます。
ただし、尿石が原因の黒ずみには効果が期待できません。
また、塩素系の洗剤は除菌力が高く、使用するとカビの再発防止を助ける働きもあります。トイレを清潔に保つ際も活用できるので、頑固な黒ずみを落としたあとにも効果的です。
しかし、塩素系の洗剤を使用すると、刺激臭に加えて人体に少なからず影響を及ぼすこともあります。塩素系の洗剤を使用する際は、必ず換気しましょう。
下記の記事では、トイレの黒ずみの除去方法や予防方法について解説しているので、あわせて確認してみてください。
黄ばみ汚れにはこすらないタイプがおすすめ
黄ばみ汚れは、尿の成分が乾いてこびりついたものであり、便器のフチ裏に発生する場合が多くあります。ブラシでこすっても汚れが落ちているかどうかわかりにくい部分なので、こすらなくても汚れを落とせる泡タイプや密着ジェルタイプがおすすめです。
時間が経ち、変色したりこびりつきが強くなったりする黄ばみ汚れでも、強くこすらずに済むので、便器を傷つけにくいメリットがあります。便器を長持ちさせることにつながるため、こすらないタイプの洗剤を選びましょう。
また、スプレータイプなら広範囲に吹きかけやすく、手軽に使用できます。除菌・消臭効果のある製品も多いことから、日常使いにも便利です。毎日の掃除に取り入れやすい洗剤を選び、汚れの蓄積を防ぎましょう。
水垢汚れには床にも使えるタイプがおすすめ
水垢汚れは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどのミネラルが固まった汚れです。トイレの床や便器の外側、タンク周辺などにも発生しやすい汚れなので、床にも使えるタイプの洗剤を使用しましょう。
基本的に酸性洗剤が効果的ですが、床材を傷める可能性があるので、中性~弱酸性の洗剤のほうが安心して使用できます。また、便器と床の両方に使える洗剤なら一本で済むため、効率的です。
洗剤を選ぶ際は、広範囲に洗剤を塗布できるスプレータイプを使用し、床全体の掃除に活用してみてください。二度拭き不要の洗剤であれば、日常的な掃除にも取り入れやすくなります。
さらに、香り付きや除菌機能付きの洗剤を選ぶことで、急な来客の予定ができたときも、清潔感を演出可能です。
頑固な尿石汚れに効果的な酸性洗剤
尿石はアルカリ性の汚れであり、酸性洗剤でなければ分解できません。とくに長年放置された尿石は、通常の中性洗剤ではまったく効果がないこともあります。
ここでは、尿石の原因となる成分をしっかり分解し、短時間で落とせるおすすめの酸性洗剤を紹介します。
- トイレのルック(ライオン)
- サンポール(金鳥)
- デオライトL(和協産業)
酸性洗剤は効果が高い一方で、使用時に注意が必要な洗剤でもあるため、安全な使い方や使用上の注意点もあわせて確認しておきましょう。
トイレのルック(ライオン)
トイレのルックは、頑固な尿石汚れにも強い酸性の洗剤です。相場が200~400円と、手軽に購入できます。
トイレのルックの特徴は洗浄液の粘度が高く、汚れに密着して洗浄するため、黄ばみやニオイの原因になりやすい尿石まで溶かして落とす点です。また、ノズルが横向きであることから、便器のふち裏にも洗浄液が行き届いて隅々まで洗浄できます。
使い方も以下のように簡単なため、購入後すぐに使用可能です。
- 原液を便器の内側やふち裏にかける
- 2、3分置く
- ブラシでこする
- 水を流して完了
また、タンクや便座などの外部にも使用可能ですが、原液ではなく薄めて使用してください。使用後は入念に水拭き、または水で流して洗剤が残らないよう注意しましょう。
ほかにも、使用する際は必ずゴム手袋を使用したり、目や口に入ったりしないよう注意してください。
サンポール(金鳥)

サンポールは、酸の力で頑固な汚れを落とす酸性の洗剤です。500mlタイプの相場は200~400円ですが、5Lのお徳用タイプでは1,500~3,000円でお得に購入できます。
横向きノズルでトイレのふち裏の奥まで届きやすく、隅々まで洗浄できる点や短時間で頑固な汚れを落としやすくする点が特徴です。サンポールを使用する際は、次の使い方を参考にしてみてください。
- 約20ml(1回2押し)を目安に便器内やふち裏にかける
- 2、3分置く
- ブラシでこする
- 水洗いして完了
注意点としては洗浄液をかけたまま便器を放置しない点や、ほかの用途に使用しない点が挙げられます。
サンポールの適切な使い方や汚れの落とし方などを下記の記事にて詳しく解説しているので、参考にしてみてください。
デオライトL(和協産業)

デオライトLは、頑固な尿石汚れを落とす際におすすめの酸性洗剤です。相場は1,000~2,000円ですが、1Lのためほかの洗剤と大差はありません。
デオライトLは洗浄力が高い点が特徴ですが、尿石に特化した洗剤である点も挙げられます。強い洗浄力を維持し、尿石に素早く反応するよう開発された業務用尿石除去剤のため、使い方が家庭用洗剤と異なります。
- デオライトLを250ml便器に投入する
- 15分程度置いて反応させる
- 水を流せば完了
尿石が多量に付着している場合は、上記手順を繰り返してください。また、浄化槽を使用するトイレの場合は、中和するためにもピーピースカットをデオライトLと同量流しましょう。
デオライトLは家庭用トイレ洗剤とは異なるため、使用する際は注意が必要です。下記の記事にてデオライトLの詳細な使用方法や注意点を解説しているので、あわせて読んでみてください。
頑固な黒ずみに効果的な塩素系洗剤
黒ずみの主な原因は、カビや水垢などの微生物汚れであり、放置すると便器のふち裏や水たまり部分に頑固にこびりついてしまいます。 こうした黒ずみに効果的なのが除菌力と漂白力に優れた塩素系洗剤です。
- ドメスト(ユニリーバ・ジャパン)
- 除菌洗浄トイレハイター(花王)
- 除菌トイレクリーナー(ミツエイ)
安心して使うためのポイントも解説しますので、黒ずみ掃除にお困りの方はぜひ参考にしてください。
ドメスト(ユニリーバ・ジャパン)
ドメストは、頑固な黒ずみや黄ばみ、ピンク汚れに適した塩素系のアルカリ性洗剤です。ただし、アルカリ性の汚れとなる尿石には効果が期待できないため、注意しましょう。200~500円が相場で、手軽に購入できます。
ドメストの特徴は、こすらずに頑固な汚れを落とす点です。洗剤をかけて放置して水を流すのみで便器内の汚れを落とし、除菌して清潔に保ちます。
ドメストの使い方は、次のとおりです。
- 便器内に、原液のまま2~4回押してかける
- 2、3分放置する(5分が限度)
- こすらずに水を流して完了
薄めて使えば、まな板やふきんなどのつけおき除菌もでき、活用方法は多岐にわたります。ただし、トイレつまりを解消できるものではないため、注意が必要です。
下記の記事にてドメストがトイレつまりを解消できない理由、トイレつまりの解消方法を解説しているので、あわせて読んでみてください。
除菌洗浄トイレハイター(花王)

除菌洗浄トイレハイターは、塩素系のアルカリ性洗剤です。200~300円で購入でき、トイレの頑固な黒ずみ汚れや黄ばみの改善に期待できます。
高粘度の密着ジェルが届きにくい便器のふち裏に吸着し、こすらずに頑固な汚れを落とせる点が特徴です。また、さかさノズル仕様で、ふち裏に塗布する際の使いやすさからもおすすめできます。
除菌洗浄トイレハイターの使い方は、次のとおりです。
- 便器内に原液を約20ml(2押し)を目安にかける
- 2、3分置く
- こすらずに水を流して完了
アルカリ性のため、黒ずみや黄ばみ、ピンク汚れには効果的ですが、尿石を溶かすことはできないため注意しましょう。
また、掃除方法の詳細や掃除する際の注意点などを下記の記事にて解説しているので、確認してみてください。
除菌トイレクリーナー(ミツエイ)
除菌トイレクリーナーは、頑固な黒ずみや黄ばみを落とす際におすすめのアルカリ性洗剤です。相場は130~170円のため、ほかのトイレ用掃除洗剤よりも安価に購入できます。
除菌トイレクリーナーの特徴は、頑固な汚れを落とすのみではなく、洗浄と除菌効果から汚れがつきにくくなる点です。
除菌トイレクリーナーの使い方は、次の手順を参考にしてみてください。
- 約20mlの原液を便器内にかける
- 2、3分置く
- こすらず水に流して完了
トイレ掃除用洗剤にはさまざまな種類があるため、選ぶ際は頑固な汚れを落とせるのかどうかや、落としたい汚れの種類に合わせて選びましょう。
また、下記の記事では、トイレ掃除用の洗剤をまとめて解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
頑固な黄ばみ汚れに効果的なこすらない洗剤
頑固な黄ばみ汚れに効果的なこすらない洗剤は、次のものがおすすめです。
- トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パック
- ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー
- スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー
こすらず落とせるタイプを選べば、頑固な汚れも洗剤をかけておくだけで落としやすくなります。掃除の負担を軽くして、日常的に掃除できる環境を整えましょう。
トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パック(花王)
トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パックは、スプレーすると便器内にムース状の吸着泡が発生し、汚れを吸着させるトイレ用洗剤です。相場は400~700円で、ドラッグストアやホームセンターなどで購入できます。
使用する際は、次の手順を参考にしてみましょう。
- スプレーを便器内にムラなく噴射する
- 泡で便器全体が覆われるまで待つ
- そのまま5分ほど放置する
- 水を流して完了
使用する際は、便器のフチ裏まで泡が届くよう全体的にスプレーしてください。トイレマジックリン こすらずスッキリ泡パックは単なる洗浄効果のみではなく、除菌効果や流したあとのツヤツヤコーティングにより、汚れ予防効果にも期待できます。
ルックプラス 泡ピタ トイレ洗浄スプレー(ライオン)
汚れた部分に“ピタッと密着する泡”が特徴の、こすらずに使える洗浄スプレーです。
便器のフチ裏や内側など、黄ばみがたまりやすい場所にも泡がしっかり留まり、除菌・消臭もしながら汚れを浮かせて落とします。
弱酸性タイプで、刺激臭が少なく日常使いにも適しています。
使う手順は以下の通りです。
- 汚れにスプレーする
- 1分ほど待つ
- 軽くブラシでこする
- 水を流す
価格も400円程度のため手に取りやすく、ドラッグストアやホームセンターなど身近な店舗で購入できます。洗浄以外にも、除菌や抗菌、消臭、ウイルス除去までできるので、衛生面を重視したい方にもおすすめです。
スクラビングバブル 超強力トイレクリーナー(SC Johnson)
スクラビングバブル 超強力トイレクリーナーは、粘度の高いジェル状の洗浄液が、便器のフチ裏など届きにくい場所にもしっかりと密着し、こびりついた汚れを強力に分解するアルカリ性洗剤です。
便器のフチ裏にも届きやすいノズルを採用しており、隅々まできれいにできます。使用する際は、下記の手順を参考にすると、効果的です。
- 便器のフチ裏にジェルをかける
- 2~3分放置する
- 水を流して完了
便器のフチ裏にかけることで、ジェルが垂れて便器全体を覆いやすくなるので、試してみてください。ドラッグストアやホームセンター、通販サイトなどで購入できます。
1本あたり400~800円なので、複数購入してストックしておきましょう。
頑固な水垢汚れに効果的な床にも使える洗剤
頑固な水垢汚れに効果的な洗剤の中から、床に使用できる次の3つの洗剤を紹介します。
- ウタマロクリーナー
- ルックプラス まめピカ 抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー
- クエン酸の激落ちくん トイレクリーナー(レック)
床にも使用できる点が大きな特徴といえ、トイレ用洗剤の種類を最低限にしたい方におすすめの洗剤です。洗浄力と汎用性を重視したものなので、トイレ掃除の負担を軽減できます。
ウタマロクリーナー(東邦)
頑固な水垢汚れには、ウタマロクリーナーが効果的です。主洗浄成分が肌に優しいアミノ酸系洗浄成分なため、素手でも使用できます。400円~600円で販売されており、ドラッグストアや通販サイトで取り扱いがあるので、ぜひ購入してみましょう。
使用方法は、スプレーして拭き取るのみですが、頑固な汚れの場合は、次の手順で使用してみてください。
- 汚れに直接スプレーする
- スプレーした箇所にトイレットペーパーを貼り付ける
- 5分ほど放置する
- 布やスポンジで拭き取る
- 水を流す
床に使用する場合は、トイレットペーパーではなくティッシュを使用してください。トイレットペーパーは水に溶けやすいことから、洗剤を塗布した状態で床に貼り付けると、こびりついてしまう恐れがあります。
ルックプラス まめピカ 抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー(ライオン)
ルックプラス まめピカ 抗菌プラス トイレのふき取りクリーナーは、スプレーしてトイレットペーパーで拭き取るだけで、便器や床などの水垢汚れを落とせる中性洗剤です。
トイレットペーパーがくずれにくい仕様なので、掃除用品を少なくできるほか、トイレに流せば後片付けも必要ありません。次の手順で使用すると、頑固な汚れも落としやすくなるので、試してみてください。
- 汚れに直接スプレーする
- トイレットペーパーで拭き取る
- トイレットペーパーごと水に流す
頑固な汚れから日常の掃除まで活躍する洗剤なので、汚れが気になったときに掃除できるよう、トイレに置いておきましょう。
価格は、200円〜400円が相場です。スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで手軽に購入できます。
クエン酸の激落ちくん トイレクリーナー(レック)
水垢や尿石などのアルカリ性汚れに強い、クエン酸配合のトイレ用クリーナーです。
スプレータイプで、床や便器の外側にも使えるため、トイレ全体の掃除に活躍します。ツンとしたニオイが少なく、手軽に使えるのもポイントです。
- 汚れが気になる箇所に直接スプレーする
- 2〜3分ほど放置する
- トイレットペーパーや布などで拭き取る
※しつこい汚れには軽くこすりながら拭くのが効果的です。
頑固な汚れから日常の掃除まで活躍する洗剤なので、汚れが気になったときに掃除できるよう、トイレに置いておきましょう。
価格は200円〜400円が相場です。スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどで手軽に購入できます。
トイレの頑固な汚れの落とし方

トイレの頑固な汚れは、単に洗剤をかけるのみでは落ちない場合があります。ここでは頑固な汚れの落とし方を解説するので、参考にしてみてください。
頑固な汚れを落とすためには、洗剤をかけるタイミングや汚れに合ったこすり方が重要です。適切な洗剤を使用するとともに汚れの落とし方を把握して、トイレの頑固な汚れを的確に対処してみてください。
洗剤をかけるタイミング
洗剤をかけるタイミングは、便器内の水気が乾いているときがおすすめです。
強力な洗剤を使用したとしても、水分が残った状態では洗剤が薄まってしまい、本来の洗浄効果を発揮できない場合があります。
とくに、密着型のジェルや泡タイプの洗剤を使用する際に便器内が濡れていると、洗剤が汚れを吸着できません。泡やジェルがすぐに流れてしまうこともあるので、乾いているタイミングで使用してください。
トイレを使用する人数が多く、乾いているタイミングが判断できない場合には、便器を乾拭きしてからの使用がおすすめです。
洗剤の放置時間の目安
洗剤の放置時間の目安は、商品ごとに異なるものの次の時間を参考にしてみてください。
- 一般的なトイレ用洗剤:5~10分
- ジェルや泡タイプの洗剤:2~3分
- 業務用洗剤:15~30分
洗剤ごとに推奨される放置時間が定められているため、洗剤に記載されている時間を目安にしましょう。決められている時間以上に洗剤を残したままにすると、便器を傷めたり変色させたりする可能性があります。
放置時間が記載されていない洗剤の場合は、上記の目安時間を参考にし、長くても30分以内としてください。また、酸性やアルカリ性洗剤を長時間放置すると、トイレ室内にニオイが充満して呼吸器にもよくないため、必ず換気をおこないながら使用しましょう。
汚れに合ったこすり方
頑固な汚れは、力任せにこすれば落ちるものではないため、汚れの種類に合ったこすり方を把握しましょう。大きな力を加えずとも、最適なこすり方で掃除すれば、頑固な汚れも落としやすくなります。
【汚れ別の最適なこすり方】
- 黄ばみ・尿石:洗剤が十分浸透したあとに円を描きながら優しくこする
- 黒ずみ・カビ:表面のみこすり洗いして浸透している汚れは洗剤をよく浸透させて分解を待つ
- 水垢:なるべく強い力で一定方向にこする
いずれのこすり方も、洗剤が浸透してからこすることがポイントです。また、水垢を落とすためにはある程度の力が必要ですが、便器を傷つける可能性があります。便器内に傷がつくと、汚れが溜まりやすくなるので、注意しましょう。
汚れに適した掃除道具
洗剤と同じく掃除道具も汚れに適したものを選ぶと、頑固な汚れを落としやすくなります。トイレ掃除に用いられる道具別に紹介するので、実践してみてください。
- トイレブラシ:便器全体
- メラミンスポンジ:便器の表面や水垢
- 耐水サンドペーパー:こびりついた頑固な尿石
トイレブラシは問題ありませんが、メラミンスポンジや耐水サンドペーパーは、便器を傷つける恐れがあります。使用すれば汚れを落としやすくなるものの、力加減が難しいので極力弱い力でこすりましょう。
また、耐水サンドペーパーを使用する際は、#1000台の目が細かいものを使用してください。#400や#800だと目が粗すぎて便器も削ってしまいかねません。
トイレ洗剤を安全に使うための注意点

トイレ洗剤を安全に使うためには、次の注意点を守りましょう。
- 洗剤を混ぜて使わない
- 換気しながら作業する
- 洗剤の使用方法を守る
間違った使い方や洗剤を混ぜる行為は、洗浄力を低下させるだけでなく、人体に悪影響を及ぼすこともあります。注意点を把握すれば、洗剤のリスクを回避できるので、ぜひ参考にしてみてください。
洗剤を混ぜて使わない
酸性洗剤と塩素系漂白剤をはじめ、洗剤は絶対に混ぜて使用しないでください。有毒なガスが発生して、呼吸器や目、鼻の粘膜が炎症を起こす恐れがあります。
また、有毒なガスが発生しない組み合わせでも、基本的に混ぜる行為は避けましょう。たとえ危険がなくとも、洗剤そのものの効果が薄れるほか、便器や床などが変色する可能性があります。
複数の汚れを落とす際は、洗剤を使用するたびにトイレの水を流して、混ざらないよう工夫してみてください。ただし、1回流す程度では混ざるリスクを完全に回避できないので、半日~1日置いてから異なる洗剤を使用しましょう。
換気しながら作業する
トイレ室内はこもりやすいことから、洗剤を用いる際は必ず換気してください。とくに酸性洗剤や塩素系漂白剤を使用すると、刺激臭により鼻が利かなくなることがあります。また、目や呼吸器にも悪影響を及ぼすこともあるので、窓を開けたり換気扇を回したりしましょう。
トイレに換気システムがない場合や故障していて使用できない場合には、ドアを開けて扇風機を外に向け、トイレ内の空気を逃がしてください。
また、換気していても目や鼻に気化した洗剤が影響を与えるリスクは完全になくせないので、マスクやゴーグルといった防護アイテムの使用がおすすめです。
洗剤の使用方法を守る
トイレ洗剤を安全に使うためには、洗剤の使用方法を守ることも大切です。洗剤同士を混ぜないことをはじめ、洗剤ごとに使い方や禁止事項が記載されています。
たとえば、スプレータイプの洗剤の多くは、空気中に散布させないよう注意書きが記載されており、塩素系漂白剤や酸性洗剤には、素手で触らない旨が記載されているでしょう。
明確な使用方法を確認せず、不確かな知識で使用するとケガや事故につながりやすくなるので、必ず使用方法を守って適切に使用してください。
トイレで頑固な汚れが付きやすい部分

トイレで頑固な汚れが付きやすい部分は、次のとおりです。
- 便器のかえしやふち裏などの内側部分
- 水が溜まる部分
- 便器と床の隙間部分
掃除する際は忘れずにチェックして、汚れが付着していないか確認しましょう。
便器のかえしやふち裏などの内側部分
便器のかえしやふち裏などの内側は、飛散した尿や水が付着しやすい部分です。意図的にのぞき込まないと見えない部分でもあるため、汚れを放置しやすく、頑固な汚れになりやすい部分でもあります。
また、水を流しても影響されないことから、掃除しないと汚れが蓄積する一方です。ブラシが奥まで届かないため、日々の掃除も行き届かない場合が多いでしょう。
汚れを放置すると、簡単には落とせない頑固な汚れとなります。ブラシのみで掃除せずに、定期的に湿布法を実施すると頑固な汚れになりにくいため、おすすめです。
【湿布法のやり方】
-
汚れに洗剤をスプレーまたは塗布する
-
トイレットペーパーやキッチンペーパーを上から貼り付ける
-
さらにその上から洗剤を追加で吹きかける
-
15〜30分ほど放置する
-
ペーパーをはがし、ブラシやスポンジでやさしくこする
-
水でしっかり洗い流す
※湿布法には、ジェル状や粘度の高い酸性洗剤(例:トイレのルック・サンポールなど)が特におすすめです。
水が溜まる部分
便器内の水が溜まる部分も汚れが付きやすく、頑固な汚れになりやすい部分です。「さぼったリング」と呼ばれることもあり、掃除していないと発生しやすい汚れといえます。
さぼったリングの原因はカビのみではなく、水垢や尿石、ホコリといったさまざまなものが混じった混合物です。そのため、塩素系や酸性の洗剤を使用しても1回では落とせないことがあります。しかし、塩素系と酸性を併用すると有毒ガスが発生する可能性があるため、絶対に併用しないでください。
適切な対処方法は、中性洗剤でホコリ汚れを落とし、翌日に酸性洗剤で尿石を落とします。さらに翌日、塩素系の洗剤にてカビを落としましょう。混交物の頑固な汚れでも、適切な手順で掃除すれば落とせるので、実践してみてください。
便器と床の隙間部分
便器と床の隙間部分も、頑固な汚れになりやすい部分です。トイレ掃除は便器内のみではなく、床や壁にも着目しなければなりません。とくに便器の設置部分である床との隙間には、ゴミが溜まりやすいため、注意が必要です。
床を掃除する際は、掃除機やトイレ用の掃除シートなどが一般的ですが、クエン酸スプレーがおすすめです。除菌や消臭効果に期待できるほか、尿の飛散による黄ばみにも効果を発揮します。
便器と床の隙間部分にクエン酸スプレーを吹きかけ、歯ブラシでこするときれいに落とせるので、試してみてください。ただし、床がフローリングの場合は、クエン酸で床材を傷める可能性があります。フローリングの際は、中性洗剤を用いて実践してみましょう。
トイレに頑固な汚れを付けないための予防策

そもそも、トイレに頑固な汚れを付けないことが望ましいため、次の予防策を試してみましょう。
- 定期的に掃除する
- トイレスタンプを活用する
- トイレタンク内も掃除する
頑固な汚れを落とす方法に加えて、予防策を知ることで今後のトイレ掃除が簡単になるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
定期的に掃除する
トイレに頑固な汚れを付けないためには、定期的な掃除がおすすめです。簡易的でも汚れが付きやすい部分を中心に定期的に掃除すれば、頑固な汚れは付きにくくなります。
定期的な掃除の目安は、週に1回です。しかし、家族が多く3人以上でトイレを使用する場合は、2日に1回の掃除がおすすめされます。また、人数にかかわず、毎日こまめに掃除する方法もおすすめです。
次の掃除頻度の中から、実践できそうなものに挑戦してみてください。
- 週に1回、15分程度かけて全体を掃除する
- 毎日1分、さっと拭き取り掃除する
トイレの場所ごとに適切な掃除方法や掃除に必要なものなどは、下記の記事で紹介しています。定期的に掃除する際の参考にし、トイレをきれいな状態に保ちましょう。
トイレスタンプを活用する
市販のトイレスタンプを活用すると、頑固な汚れが付きにくくなります。
トイレスタンプとは、便器内に直接貼り付けられる洗剤の一つで、水を流すたびに便器内を洗浄できるアイテムです。置き型の洗剤を使用できないタンクレスの洋式トイレでも活躍するので、使用してみてください。
トイレスタンプは1本で複数回使えるタイプがおすすめで、持続日数が長いものを選びましょう。また、含まれている成分にも注目し、漂白成分や消臭成分を含むトイレスタンプが望ましいです。
ただし、トイレスタンプは水が流れる便器の面部分のみを洗浄できるもののため、ふち裏や便器の蓋などは洗浄できません。定期的な掃除をしなくてよいものではなく、掃除の負担を軽減させるものとして活用しましょう。
トイレタンク内も掃除する

頑固な汚れを付けないためには、便器内のみではなくトイレタンク内も掃除しましょう。トイレタンク内にカビが発生している場合、水を流すたびにカビが便器内に流れ込みます。
掃除方法はトイレタンク内の状態にもよりますが、カビが少ないまたは発生していない状態であれば、酸素系漂白剤やトイレタンク用洗剤を用いて次の手順でつけ置き洗いしてみてください。
- トイレの水を一度流す
- トイレタンク内に酸素系漂白剤またはトイレタンク用洗剤を入れる
- 2~6時間置く
- 水を流す
すでにカビが発生していたり、水垢がこびりついていたりする場合は、中を全体的に掃除する必要があります。下記の記事ではトイレタンクの掃除方法をわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ|それでも落とせない場合はプロも検討しよう
トイレの頑固な汚れを落とせる洗剤や落とし方を用いても、完全に落としきれない汚れは存在します。市販の洗剤や家庭向けの掃除道具には限界があるので、プロへの依頼も検討してみてください。
プロに依頼すれば、便器のフチ裏やタンク内部の清掃、床や壁まで含めた徹底洗浄を依頼できます。価格は5,000円〜15,000円前後が目安です。
『セーフリー』では、ハウスクリーニングのプロを比較して、トイレ清掃におすすめの業者を選定できます。料金や口コミが明瞭なので、最適な業者をすぐに選べるでしょう。
エリアや詳細条件を設定して絞り込むこともできるので、忙しくて業者選びに時間をかけたくない方にもおすすめです。
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トイレ掃除用洗剤で頑固な汚れを落とす際によくある質問
-
トイレのしつこい黄ばみを落とす方法はなんですか?
トイレのしつこい黄ばみを落とすには、酸性洗剤を使用します。黄ばみの原因は尿石であるため、酸性の洗剤が効果的です。
おすすめの酸性洗剤を見る -
トイレの頑固な汚れはどうやって落としますか?
トイレの頑固な汚れは、汚れの種類ごとに効果的なトイレ掃除用洗剤を使用し、湿布法での掃除がおすすめです。頑固な汚れを落とすためには、汚れの原因を特定し、適切な洗剤と方法で実践してみてください。
トイレの頑固な汚れの原因を確認する -
トイレの頑固な黒ずみの落とし方は?
トイレの頑固な黒ずみには、アルカリ性である塩素系の洗剤が効果的です。黒ずみの原因はさまざまですが、一般的にはカビであることが多いため、塩素系の洗剤を使用してみましょう。改善できない場合は、尿石が原因である可能性があるので、酸性洗剤を使用してみてください。
頑固な黒ずみにおすすめの洗剤を見る -
トイレの黄ばみはカビキラーで落とせますか?
カビキラーは塩素系のアルカリ性洗剤のため、尿石が原因であるトイレの黄ばみ落としには不向きです。黄ばみを落とす際は、サンポールのような酸性洗剤がおすすめのため、使用してみてください。
サンポールの使い方を確認する -
トイレにこびりついた便を落とす洗剤は?
便や尿はアルカリ性のため、酸性洗剤がおすすめです。頑固な汚れやこびりついた便を落とすには、洗浄力の高い酸性洗剤を選びましょう。プロ仕様のデオライトLなら、こびりついた便はもとより、頑固な尿石汚れにも効果的です。
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